東方鉄道競技禄   作:ケミカル08

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妖夢とのリベンジマッチと、輝夜の東武50050系について。
(ついに永夜抄組)


進化した妖夢と蓬莱山輝夜

妖夢とのリベンジマッチの日。

 

2番線に妖夢の5000系、1番線に海翔の223系が止まっていた。

 

なぜ、201系じゃなく、223系で勝負するのかというと、京葉車両センターで201系のモーターを取り換えるからである。6両編成の方からやっているためどうしても4両編成になってしまうのだ。そのため、前日に妖夢と話し合って、223系とのバトルになった。

 

「またヒルクライムか。」

 

「正々堂々とバトルをしましょう。」

 

お互いに握手を交わした後、互いに運転席へ向かった。

 

そして、幽々子がカウントをするために、駅弁を持っていつもの場所に着いた。

 

「もぐもぐ、それじゃあ…もぐもぐ、始めるわよ…もぐもぐ。」

 

「幽々子様、ちゃんと食べてから喋ってください。」

 

まったくだ。

 

「カウントを始めるわ。5秒前、4、3、2、1…すみませーん、おにぎり4個くださーい。」

 

「真面目にやってください。」

 

もはや幽々子と妖夢の漫才になっている。

 

これではなかなか始まらないと思ったので、同じチームのアリスがカウントすることになった。

 

「カウント行くわよ。5秒前、4、3、2、1、GO!」

 

妖夢はいつものように飛び出していったが、後ろに着いたのだ。

 

頭◯字Dで説明されているように、後追いで行くことは相手から来るプレッシャーに耐えながら、相手の走りを観察し、後半でぶち抜くという戦法が一般的だが、自分のノッチをフルに使わず、相手のフル加速を観察する方法の2択あるのだ。

 

今回前者だが、もう海翔はフルにノッチ操作をしてしまっていた。

 

「くっ、前回よりも走りが変わったのか!?」

 

だが、妖夢も海翔の223系をなめていた。

 

ノーマルの223系の起動加速度は2、5kmだが、

 

海翔の223系の起動加速度は2、9kmなのだ。

 

最高速度も、180kmに上がっている。

 

まるで、化け物。

 

起動加速度の影響もあってか、溝の口駅辺りで妖夢との差が出てきた。

 

妖夢は、頑張ってドリフトの練習をしたらしく、そう簡単には離れなかった。

 

「あの運転手、前回よりも早いペースだな。もうちょっと遅く走らないとそのうち車輪が熱だれを起こすだろ。」

 

海翔の所為である。

 

「もうすぐ、たまプラーザ駅。って、あれ!?」

 

妖夢が気づいたときには遅かった。

 

熱だれの影響でドリフトができなかったのだ。

 

急いで妖夢はマスコンを前後に動かした。

 

これは、D仕業をやっているやつが使っているテクニックで、この操作をすると、脱線する確率を何割か減らしてくれるのだ。

 

何とか、たまプラーザのコーナーは抜けられた。

 

そして、妖夢は非常ブレーキを入れて、あざみ野駅で緊急停車をした。

 

原因は不明だが、パンタグラフが1基下がったのだ。海翔は長津田駅に着くまでわからなかったらしい。

 

妖夢とのリベンジマッチは海翔が勝ったことで終わった。

 

その日の夕方…

 

町田駅にて霊夢たちと海翔が話していた。

 

「海翔の新快速は化け物ねぇ。」

 

「そういわれてもうれしくないんだが。」

 

「まあまあそう言うなぜ。」ヒック

 

「魔理沙は魔理沙で何酒飲んでるんだよ!」

 

「華仙が居ぬ間の休憩だぜ。」

 

それを言うなら鬼の居ぬ間に洗濯だろ。

 

突然、ドアをノックする者が現れた。

 

「はいハーイ。どなたかしら?」

 

「こんにちは。ここに濱倉海翔がいると聞いたんだけど。」

 

現れたのは、かぐや姫だ!と名乗った蓬莱山輝夜だった。

 

「私のチームに入らないかしら?」

 

「却下。」

 

「そういうと思って、バトルを挑むわ。東急田園都市線で、ダウンヒルバトルを。」

 

長津田を出て、二子玉川に行くのをダウンヒルという…らしい。

 

「勝負は明日よ。」

 

「で、車両は?」

 

「私は東武50050系よ。そっちは自分で早いと思うやつできなさい。」

 

「じゃあ、223系で。」

 

明日の夜2時らしいが、あと数時間しか時間がなかった。

 

この勝負はいったいどちらが勝つのか。

 

次回へ続く。




永夜抄チームのメンバーは、鈴仙、永琳、輝夜、てゐ、である。

妹紅と慧音は、妖精やいろいろな妖怪で作ったチームに射属しています。

そして、吸血鬼姉妹は、まだでてきません。

次回は、輝夜と海翔のダウンヒル。

次回もお楽しみに。

(実はこの作品の特別篇は子の話だったりする。)
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