東方鉄道競技禄   作:ケミカル08

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引退はどっちだ!?

BGMは幽々子様の戦闘BGMをお勧めします。


VS幽々子 引退試合!?

~当日 1:55 八王子 ~

 

「妖夢よく聞きなさい。私が、軌道で負けたときは私は引退するわ。」

 

「ゆ、幽々子様。何を言っているのですか。」

 

「良いから最後まで聞いてちょうだい。引退と言ってもバトルを引退するわけじゃない。違う形でチームには接していくわ。私は今までのバトルの中で負けると思った人は2人いる。そのうちの1人が妖夢、あなたよ。」

 

「ゆ、幽々子様。」

 

「情けない顔をしないで、世代交代は必ずあるのよ。強い私でも。けど、今日は本気の前回バトルよ。」

 

「来たわ、201系よ!」

 

201系が普通に223系のミュージックホーンを鳴らしながら停車した。

 

6番線に停車した。

 

「来たぞ。」

 

「始めましょうか。妖夢、カウントを。」

 

「はい。」

 

「それでは行きます!5秒前、4,3,2,1,GO!」

 

先に飛び出したのは201系だった。

 

「201系が先行なのか。」

 

「以外ダァ。」

 

「(あれは、幽々子様のいつもの戦い方よ。ここ一番のバトルの時、前半先行させて後半にぶち抜く、いつもの戦い方よ。)」

 

「なるほど、そう来るか。ノッチを4段にしといたが、5段にして離してみるか。」

 

~東神奈川~

 

「なんでそこにあなたが居るのよ。てゐ!」

 

「当たり前じゃない。どちらが勝つのか気になるんだよ。なんであんたもいるんだ?輝夜。」

 

「いいじゃない。彼らは手前のコーナーで仕掛けると思っているからね。てゐ、どこかへ行きなさい。」

 

「ふん、嫌だね。手前のS字コーナーは線形がよく、ドリフトしやすい感じになっているからね。」

 

「素人はいかにもってところに集まるのよね。」

 

「そうそう、菊名の右コーナーとかね。あんな所じゃ勝負なんてつかないわよ。」

 

「てゐもそう読んだのね。さすがよ。」

 

「それにしても、ほかに誰もいないのが気に食わないわね。」

 

「知らないやつが見たらまるで、「仲がいい奴みたいに思われてしまうわね。」」

 

「「ケッ、迷惑だぜ!」」

 

~相原~

 

「クソ、離れないか。それはそうだよな。なら、何でもやってやる。」

 

ギャがガガギャギャギャ

 

海翔は複線ドリフトをしたが、その後ろのラインで幽々子も同じように複線ドリフトをしてコーナーをクリアした。

 

「なんで、ドリフトができるんだよ。」

 

「(私をなめないほうがいいわよ。201系の走りを完全にコピーしている私を倒せるかしら。)」

 

~町田~

 

海翔は幽々子を引き離そうとして、いつも走っている路線のコーナーの場所を忘れてしまっていた

 

町田通過後の左コーナーで非常ブレーキを使ってしまう。

 

「!?しまった。」

 

シュン

 

~八王子駅~

 

「抜きましたよ。幽々子さんがパッシングポイントは町田場内と思いますが詳しいことはわかりません。」

 

「あんなところでか。一体なにがあったんだ?」

 

~8500F乗務員室~

 

「不思議ね。すごいテクニックを持っていてもバトルになると慣れていないのか。意外なほどのもろさを持っているのね。もう少し後ろについて手の内を見せない作戦だったが…前に出たからにはヘタに食いつかれたら厄介ね!向こうが立ち直る前に一気に突き放して…勝負を決めてあげる。」

 

~東神奈川~

 

「依姫はどちらが勝つと思うかしら。」

 

「うーん…昔にあこがれていた幽々子が勝つと思うけど…海翔さんも。」

 

「もしかして、惚れた?」

 

「そ、そんなことは…ないわよ。」

 

「ま、そうだよね。」

 

「(でも、海翔にくっついているあの人なら…。)」

 

~長津田駅~

 

「抜かれたら一気に離されると思ったが、離さない、いや……離したくても離せないんだ。向こうの加速とこっちの加速は大体同じなんだ。今俺がやるべきことは…1閉塞でも2閉塞でも奴に近づくことだ。」

 

キュキュキュキュィィィィィィン

 

ギャギャギャギャリギャリ

 

~十日市場駅~

 

「加減速が急にしづらくなったか、台車(アシ)に来たか…前半に201系の走りをコピーするためにかなり無茶をさていたからかしら。いくら私でもこのような状況でペースを上げることはできないわ…それにしてもなぜ、彼は何ともならないのかしら、同じペースで走っているのになぜ彼は…はっきりとはわからないが、何かある。鉄道路線で彼にできて私にできないことが。」

 

~大口駅~

 

「速度の差はないが、向こうの走りに追いつくような加速力は無い。そういえば…昔に親父に教えられたことがあったな。」

 

海翔は思い出そうとしていた…

 

~回想~

 

「なあ、親父…実はな。」

 

「ん?なんだ。」

 

「俺、乗務員室側にある台車を隣のレールに乗っけて走ったんだよ…カーブでもスイスイ走っていくんだよ。」

 

「それは俺でもよく仕事で使っているよ。(横浜以南は山岳路線だからな。)」

 

「使っちゃダメでしょ。」

 

「お前がやったのは突っ込み重視の複線ドリフトだ。」

 

「なんだ知ってたのか。言って損した。」

 

「実はな…もう一つ、立ち上がり重視の複線ドリフトがある。立ち上がり重視は突っ込み重視とは違い、リアを出すタイミングと飛び出すタイミングが微妙に違うんだ。自分で研究してみな。」

 

~回想終了~

 

「まだ1回も試したことないけど、やってみよう。」

 

海翔は後ろの1号車と2号車の連結部分にある台車2つを隣のレールに乗っけた

 

「ここだ!行っけェェェ。」

 

海翔は台車を戻して立ち上がり加速を利用して、幽々子の8500系を抜いた。

 

海翔の201系はカタパルトから射出したような加速力を持ったまま、最短距離で東神奈川へゴールインした。

 

8500系の駆動音が悲しげな雰囲気を漂わせながら、ダウンヒルバトルは終了した

 

つづく

 




章の管理ができないけど、次からは短いけど2期に入らせてもらいます。

次の話は…スカーレット京急

ついに動き出したスカーレット姉妹、咲夜は京成です。

次回もお楽しみに!
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