東方鉄道競技禄   作:ケミカル08

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頭文字で言うと第2期のハチロクとエヴォ4です。


VSフラン 快特同士のダウンヒル

 

~中央林間~

 

「そろそろ来るはず。来なかったらあいつらに怒られちゃうからね。」

 

フランが飲み終わったペットボトルを捨て、乗務員室に行こうとしたとき、1編成の列車が入って来た

 

紅い車体に快特特有の太く白い線、3ダァ車両

 

それは京急2000形だった

 

「なんで2000形がここに居るの!?」

 

フランが驚きながら近寄ると、乗務員室から一人の青年が降りてきた

 

「君が華仙の言ってた子だな。」

 

「ええ、多分そう。早くバトルしようよ。」

 

「別に良いがカウントはどうするんだ?」

 

「私たちのルールでは主電動機出力が低い方が好きなタイミングで先行できるわ。私はそれに合わせるからいつでも出発していいわよ。」

 

「ふーん。ま、いいか。」

 

ガシャン

 

海翔の運転する2000形が中央林間を出た後にドレミファインバータを鳴らしながら発車したらしい

 

「見せてあげるよ。2100形の速さじゃなくて私の熟成させたテクニックをねェ。」

 

~南町田~

 

海翔は南町田通過後のコーナーでドリフトをしたが、2100形の性能には歯が立たなかった

 

「いくらドリフトをしたところでポンコツはポンコツだよ。」

 

「人の列車をポンコツポンコツ言うやつなんかに俺は負けないからな。」

 

~つくし野~

 

フランはレミリアにバトルするときはいつも後ろで走ってから抜けと言われているが、その言葉に怒りを覚えていた

 

「なんでこんなポンコツの後ろをゆっくり走らなくちゃいけないのよ。普通列車の後ろを走っているWING号みたいな感じで怒りたくなってきたわ。クソッタレがァ、我慢できないわ。勝てばいいんでしょお姉さまァ!!」

 

~長津田~

 

いきなり2100形が本気を出したかのごとく2000形を追い抜いた

 

これを見た海翔は「ごぼう抜きかよ」と叫んだらしく、

 

フランが本気を出したことを確認した

 

~藤が丘~

 

ギャギャギャン

 

「これが首都圏を走る京急快特のドライブよ。何とか制御の快特では見えない速さなのよ。じっくりとみてなさい。もっとも、見える距離に居ればね。」

 

フランが後ろを向くと、2000形が2100形の後ろから2番目辺りに食いついていた

 

流石にフランも焦った

 

追い抜いてからは、食いつかれないのが日常だったが、今回のバトルではいつも通りにはいかないとわかったが、今それを気にしていては勝てないと思ったのかノッチを力行に入れた

 

~江田~

 

「さてと、とりあえず出発しようかしら。」

 

アリスが4番線停車中の東急1000系を動かそうとしたとき、放送が流れた

 

{間もなく1番線と3番線を競技列車が通過します}

 

「競技列車なんてあったかしら。幽々子さんからは何も聞いてないし。」

 

ぶつぶつ言っても仕方ないので、アリスは妖夢の新5000系に連絡を入れた

 

~無線~

 

「妖夢さん妖夢さん。」

 

「どうしたんですかアリスさん。」

 

「今日って競技列車は無いはずよね。」

 

「ええ、そうですよ。後、2100形33編成が居なくなっているので探してください。」

 

「わかったわ。」

 

Prrr Prrr……

 

「列車が通過するわ。後で情報を伝えるわ。」

 

「わかりました。」

 

ガチャ

 

~無線終了~

 

無線を一旦切って3番線を見ると、京急の編成が2編成通過していった

 

アリスはそれを確認すると、すぐに妖夢に連絡した

 

~無線開始(2回目)~

 

「妖夢、聞いてちょうだい。競技列車は京急車両が2編成よ。」

 

「え?それってもしかして2100形33編成ですか?」

 

「40だったから間違いないわね。」

 

「もう1編成は誰ですかねえ。」

 

「もう1編成は京急2000形なのよ。」

 

「わかりました。とりあえず幽々子様たちに伝えておきます。」

 

「お願いね。」

 

ガチャッ

 

~無線終了~

 

~二子玉川~

 

「幽々子様。アリスさんの連絡で2100形33編成が京急2000形とバトルをしているようです。」

 

「そうなのー。2000形の運転手は二子新地の左最終コーナーでわかるわよ。」

 

「え?そうなんですか幽々子様?」

 

「うふ、そうよ。」

 

「一体誰なんでしょうかね。」

 

「レミリアー、2番線のあなたの車両をどかしなさい。競技列車が来るわよ。」

 

「わかったわー(あれ?今日は競技列車は走らないはず…)。」

 

~鷺沼~

 

「離そうと速度を上げてるのに離せないってことは、私のコーナリングが甘いのね。」

 

「クソ、なんでノッチが3段までしか下がらねえんだよ。」

 

ストッパーがついているのに…

 

「とりあえず、3段で164km出せるこの車両は何なんだよ。」

 

~溝の口~

 

「この先は二子新地の最終左コーナーでフィニッシュさせるわ。」

 

「この先の左コーナーで仕掛けてやる。」

 

~二子玉川~

 

{間もなく競技列車が参ります。2番線と4番線を開けておいてください}

 

「来るわよ。」

 

「列車は何が来るのかしら。」

 

レミリアが二子新地の方向を見ると、2100形と同じ位置の前照灯を確認した

 

それを根拠に2100形だとわかった

 

ただ、もう1編成の方は後ろの台車の方でドリフトしていたためレミリアは何の列車かわからなかった

 

~二子新地~

 

「ブレーキしてから力行に入れるわ。」

 

「直ドリで、後輪ドリフトォ!」

 

海翔が立ち上がり重視のドリフト(以下後輪ドリフトとする)を行い戻した際の立ち上がりでフランを追い抜いて、二子玉川に近づいた

 

「な、どうして!?だけど、力行に入れればすぐに追い抜け…!?」

 

もうすでに2100形の台車は無理をされ続けていたために、言うことが効かなくなっていた

 

「く、クソッタレーー!」

 

~二子玉川~

 

「幽々子様まさか!?」

 

「そう、私の連戦連勝記録を止めた海翔君よ。」

 

「あれが、海翔の運転(ドライブ)か…。」

 

海翔はそのまま二子玉川2番線に滑り込んだ

 

つづく

 





次回は日常にしようかな

お楽しみ!
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