タイトル通りです。
海翔は何も言い返せずただ立っていた
「何か言いなよ。」
「じゃあ、横に乗れよ。俺の町田からのダウンヒルを見て行けよ。」
「そういうのなら良いわよ。」
海翔は乗務員室のドアを開けて萃香と一緒に中に入った
「ふーん。普通だな。」
「当たり前だ。」
プシュー、シュシュシュ
海翔はブレーキを入れたり、緩めたりしてから、発車した
萃香は海翔のマスコン操作をよく観察して、嘘かどうかを見極めた
海翔が言ってることは本当だった
メーターを見ると、155kmまでは普通に上がったが、170kmまで来ると突然、150kmまで下がった
そして、持ち前のパワーを使いこなせてなかった
だが、海翔は使いこなせてないパワーを補うかの如く走った
「うーん。海翔は理解できてないな。私は理由がはっきりわかった。」
海翔は東神奈川で折り返すため、東神奈川に停車した
「で、どうだったんだ?俺の201系についてわかったことはあったのか?」
「収穫はあった。マスコン数が足りて無い。」
「え、マスコン数!?」
「ああ、そうだよ。こいつに搭載されているのは新幹線の500系が使っていたものをデチューンしたものらしい。どんな方法で入手したかは知らないが、こいつを操作するならノッチ12段くらいのが必要だぞ。」
「そうなのか。」
「そうだよ。」
「まあ、言われてみれば500系のパンタグラフに見えなくもないな。」
「いや、どう見ても500系だろ。」
海翔は萃香と一緒に町田駅まで戻った
~町田駅~
「で、パワーの出ない原因はわかったのかしら?」
「ああ、ってなわけで明日は臨時快速ムーンライトの運用をすることになったので、自分で乗務をやってくれよ。」
「え?なんで急に。」
「JR本社にも言ってあるので。」
「そういえば海翔とJR本社ってどんな関わりがあるんだぜ?」
「海翔の親父がJR本社のお偉いさんが友人でな、海翔に授業をして、運転手にさせたらしいんだよ。」
「え、それは本当なのか?」
「噂らしいが…(ゴン)イテッ。」
「変なことを言うなっての。」
「聞こえてたのか。」
「当たり前だっつの。」
「結局、何が原因だったんでしょうか。」
「ノッチだよ。5段ノッチから12段ノッチにしに行くんだよ。」
「こいつの201系は12段ノッチにしたら最高速度がどうなるんだろうね。わくわくしてきたよ。」
「一応今回の改造で全M車にしてあるし、500系の主電動機が64基で5万2000馬力だから…。」
「どんだけ馬力があるのよ。」
「1基で約360馬力、デチューンさせてると思うから、290馬力ぐらい?」
「多いわね。在来線の軌道が破壊されそうね。」
「ん?修斗、そろそろ帰るぞ。」
「あ、明日の乗務は夜からだろ。メンテナンスするから寝るぞ。」
「え、ちょっと待って、俺はまだ話していたいんですけど。」
「婚活風に言うと、嫌われるぞ修斗。今日はもう2時30分だから帰るぞ。」
「それなら帰らないとな。キットの塗装が渇いてる頃だし。」
「そんな理由かよ。」
海翔と修斗は201系が止まっているホームへと向かい、八王子方面に転線して折り返して帰った
霊夢たちもそろそろ就寝時間なので帰った
萃香は横浜線の車庫にとりあえず入れてもらった
つづく
最近、もう一作品に手を入れ過ぎているので、遅くなってしまいました。
まあ、次回も早めに出します。
次回もお楽しみに!