運命に見放された少女   作:哀上

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13話 おんざすてーじ

13話 おんざすてーじ

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 ~~♪(少女ギター演奏中)

 ーーーーー

 

 決まった。

 

 ……

 

 あれ?

 反応、なし?

 ほら、終わったよ。

 拍手とか……

 無いみたいですね。

 

 わたしのギターの余韻のみが残る不自然な空間。

 突き刺さるお客さんの視線に気まずく立ち尽くすわたし。

 ……キッツ。

 

 集まってるお客さん完全に固まっちゃってる。

 冷え冷えってやつ?

 やっば、

 先輩の時はめっちゃ反応良かったのに、ちょっと調子に乗っちゃったかもしれない。

 

 そもそもここに集まってるのは先輩のお客さんな訳で、突然知りもしない女のしかも素人の歌なしのギターソロとか聞かされてもそらそういう反応になるよなっていう。

 最近ネット上で褒められ続けてたせいで、封印してたはずの私の悪い癖が勝手に……

 あれはひまわりの姉っていう属性ありきでチヤホヤされていたにすぎないっていうのに、持ち上げられてすぐ調子に乗るとこ本当治ってないな。

 

 すみれ先輩ちょっと助けて……

 

 ダメだ、先輩も固まってる。

 そうだよね、せっかくこれまで集めてきた先輩のお客さんが冷え冷えなんだから……

 やらかしちゃったよ。

 これでもし先輩のお客さん離れちゃったりしたらどうしよう。

 

 ……ごめんなさい。

 

「これが……なるほどね」

 

「せ、先輩? その……」

 

「凄い!」

 

「……え?」

 

 どこかを見つめて固まっていたすみれ先輩が突然再起動したと思ったら、わたしの手を引っ張って一言。

 そんな真っ直ぐ見つめられるとちょっと……

 でも、これは大丈夫そうかな?

 お客さんのことはあんまり気にしてなさそう、っていうか目にも入ってなさそう。

 

 先輩がそう言ったからかお客さんもパラパラと拍手をし始めてくれた。

 一度拍手が起これば後は日本人の性質通り、とりあえずみんな拍手してくれる。

 うん、

 これは……

 

「ゆりって本当にギター初めてなの? めっちゃ上手かったよ」

 

「そ、そう?」

 

「本当だよ、そんな嘘つかないって」

 

 本当に上手かった?

 お世辞じゃなくて?

 

 だって、反応良くなかったから。

 最初はノリノリで声上げてくれたり手拍子してくれたりしてたのに、途中からぴたりと止まってわたしのギターの音しかしなくなっちゃったし。

 曲終わってもみんなシーンとしてわたしのこと見つめてたし。

 

 ……先輩こう見てて結構気を使ったりするから。

 

 でもまぁ、良かったのかな?

 褒められるのはやっぱり悪い気分じゃないしね。

 

 ただ、こういうアウェーでやるにはやっぱり実力が足りてないよね。

 心の古傷、トラウマが……

 かつての私の黒歴史、勘違いして歌ってみた動画をアップするというデジタルタトゥーをやらかした記憶が疼く。

 

「ゆり、どうしたの?」

 

「へ? いや、なんでも」

 

「ねぇ、せっかくだしさ。もう一回お願いしてもいいかな?」

 

「え?」

 

 もう一回?

 ……え?

 

 この地獄の雰囲気でアンコールですか……

 先輩、さてはドSでは?

 それとも日頃の復讐か?

 

「ゆりのギター凄い良かった。だからこそ歌がないの寂しいなって、その曲ってさ元々歌があること前提の曲だから」

 

「歌? ……でも、」

 

「違う違う、私も一緒に歌ってもいいかなってこと」

 

 それなら、まぁ……

 

 私が歌う訳じゃない、それにすみれ先輩が一緒に歌ってくれるならさっきみたいな悲惨な目には会わないはず。

 むしろここで断る方が非難轟々だよね?

 ここにいるの先輩のファンばっかりなんだから、先輩の歌を聞ける機会が多いに越したことはないはずだし。

 

 それにこれはきっとわたしへの助け舟、ソロギターで滑ったわたしを助けようとしてくれてるんだ。

 なんてイケメン……こんなことされて相手がすみれ先輩じゃなかったら危うくコロッと堕ちるところだった。

 

「迷惑はかけないからさ」

 

「迷惑なんて……」

 

「それに、ゆりって私のこと甘く見てるみたいだし。せっかくだから、見せてあげようと思ってね」

 

「見せてくれるって、なにを?」

 

「そりゃ、先輩って凄いんだぞってとこを」

 

 さっきのよりってこと?

 というか、甘く見てるってそういうところじゃないからね。

 むしろ先輩はすごいとこもあるっていうのはちゃんと知ってるっていうか、一部尊敬してる部分はあるっていうか。

 ただ単に、それ以上に悪い部分が目立ってるだけで。

 

 でも、そこまでいうならちょっと気になるかも。

 これまですみれ先輩に歌のイメージとか全くなかったけど、さっきのも上手いと思ったのにそれ以上があるって本人が言うんだから。

 

 もう一回弾くぐらいなら別に問題ないしね。

 今更これ以上場が冷えることもないだろうし、せっかくの助け舟断るのは野暮ってやつだよね。

 

「そこまで言うなら、見てみたいかも」

 

「よしきた! みんなー、アンコール行っちゃうよー。今の子ギターで私ボーカルで」

 

 おぉ、盛り上がってる。

 ……わたしの演奏で冷えてたくせに。

 ちょっと複雑。

 

 やっぱ先輩って魅力あるんだろうな。

 夢に向かってる人だから、いや魅力ある人だけが真っ直ぐ夢を見てられるのかな?

 

 ……って、

 

「すみれ先輩、カメラ……」

 

「ん~? みんなーじゃんじゃん撮って拡散よろしくね」

 

「え、」

 

「あれ? ダメだった? それなら私だけ写るように」

 

「……まぁ、それなら」

 

 そうだよね。

 こうやって活動してる以上、広めてほしいよね。

 夢の邪魔をするようなことはあんまりしたくないし、わたし映さないでくれるならそれでいっか。

 

 喋らなきゃ大丈夫、だよね?

 わたしがリアバレして妹に迷惑とかかけたくないし。

 ギターを弾くだけなら問題ない。

 そもそも、ただの中学生2人の路上ライブがそんなリアバレするほど拡散されることなんてあり得ないし。

 

 でも、そうやってスマホ構えてくれるってことは実はさっきのわたしのギターそれほど酷くなかったのかな?

 もちろんすみれ先輩を撮りたくて構えてるのは知ってるけど、それでも取るに値する映像にはなると思ってくれてるんだってことがわかるだけで十分嬉しい。

 

「いくよー」

 

「うん」

 

 ふぅ、大丈夫。

 別に誰も真面目にみてなんていない、気楽に行こう。

 

 ~~♪

 

 イントロはソロだ。

 でもさっき一度弾いた曲、多少は慣れたから初めより多少はマシな出来でしょ?

 この子、音楽を奏でる専用のものだから簡単だと思ってたけどだからこそ力加減一つで音が微妙に変わってくる。

 ただ弦を弾けばいいってものじゃない。

 

 角度も、力加減も、ちょっとも妥協できない。

 ひまわりの時と違って、本人が自分の意思で調整してくれることもないしね。

 でも、そこがちょっとだけ面白いかなって。

 

「~~♪」

 

 ……へぇ、言うだけのことはある。

 

 正直ちょっとびっくりした。

 さっきまでも十分上手いと思ってたけど、ちょっとレベルが違うかも。

 中学生にしてはとか、始めたばかりにしてはとかそんなレベルじゃない。

 

 もしかしてこれ、昔カラオケで聞いてたさくらちゃんの歌声と並ぶんじゃ?

 もちろん今の方が上手いだろうけど、でも当時だってデビューしてすぐに……

 

 凄い、

 

 それにさっきまでとは雰囲気がガラリと変わった。

 比喩表現じゃない。

 表情が真剣でギャップがとかそう言うのじゃなくて、似ても似つかないっていうか。

 見た目は一緒でも、中身が別人に入れ替わってるんじゃないのかってぐらい。

 

 ……それって、

 

 いや、今は余計なこと気にしてる場合じゃない。

 いまはライブ中なんだから、それに集中しないと。

 こんな道端だけど、お客さんがいて先輩がこんなにも真剣に歌ってて。

 

 なら応えないとだよね?

 

 この曲の主役はあくまで歌。

 ギターは歌の引き立て役だ。

 だとしたら、弾き方はもっと……

 

 目があった。

 頷いてくれた。

 伝わったんだ。

 

 ……ギターってちょっと楽しいかもしれない。

 

 ーーーーー

 ~~♪

 ーーーーー

 

 ピッピー!!

 

 え?

 ここからって時に、誰が笛なんて……

 

「ちょっと、あなた達許可取ってるの?」

 

「やば!」

 

 警察?

 これまずいんじゃ……

 先輩許可って、

 

 顔を見るにやっぱり取ってなさそう。

 

「逃げるよ」

 

「ちょっと……」

 

 手を引かれる。

 急に引っ張らないで。

 というか、この機材達どうするんだろう。

 

 こうやって腕引っ張られるの、なんか懐かしいな。

 あぁ、むかしこんなことあったっけ?

 そういえばわたし、さっき振り払って……

 

「うん、逃げよう」

 

 先輩の手を握り返す。

 すみれ先輩、変な人だし信用ならないけどちょっと頼りになるのかも。

 

「あ、そうだ。私たち文化祭出るから、みんな見にきてね!」

 

「え?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「はぁ、はぁ」

 

 腕を引っ張られるまま逃げてきた。

 すみれ先輩は体力を使い果たしたのか、道端に転がっている。

 隣に犬のフンがあるのに、よくそんなところに寝れるものだ。

 

 そんなことよりも、

 

「あの、さっきのこと」

 

「ん? ゆり、どうしたの?」

 

「いや、文化祭に出るからみんな見にきてって」

 

 わたし、そんな話聞いてないよ?

 そもそもそんなステージがあること自体初耳だし、さっきちょっと一緒にやっただけで別に先輩と一緒にこれからバンドをやってこうなんて気はないし学園祭なんて当然出ないよ?

 

「? いや、さっきのとこ警察に見つかっちゃったからもうあそこは無理かなって思って」

 

「え?」

 

「いや、せっかくのお客さんだったしちゃんと宣伝しておかないとと思って」

 

「……」

 

 いや、そう言うことじゃないんだけど。

 

「その、確かにギターはちょっと楽しかったけど。でも、わたし学園祭に出るつもりなんてないから」

 

「? 私は学園祭でバンドやるから」

 

「?? もしかして、わたしは関係ない?」

 

「? うん」

 

 ……?

 

「先輩ってバンドなんてやってたっけ? 聞いたことないんだけど」

 

「今はいないけど、学園祭までにはメンバー集めるから。バンドなんだからたちでしょ? 私たちって言ったら何かおかしい?」

 

 なるほど?

 わたしは関係なかったのか。

 自意識過剰、そう言うにはちょっと言い方が……

 それに、バンドしかもまだメンバーも集まってないバンドのライブの告知って……

 

「お客さん勘違いするんじゃ」

 

「しーらない」

 

「えー、それは……。ほら、わたし目当てで来ちゃう人もいるかもだし?」

 

 まぁ、多分来ないんだけどね。

 きっとわたしのことなんて誰も覚えてなくて、新しいギターが前よりめっちゃ上手いとかそう言うので話題になって……

 先輩の歌に比べて不釣り合いじゃなくなったとか、好き放題言われて……

 そしてすみれ先輩も満足げな顔で……

 

 いや、悲しくなるからそう言う妄想は辞めよう。

 

「そうだ、それならさ学園祭も一緒にやろうよ。ギターめっちゃ上手かったし、それにゆりちゃんが出るってなったら学校のみんなも集まってくれるでしょ?」

 

「?」

 

「どうしたの? 頭にハテナなんて浮かべて。……天使様だっけ?」

 

「ちょっと、それは」

 

 知ってたの?

 

 ……そりゃ知ってるか。

 初対面の時、わたしのこと探したって言ってたもんね。

 

 天使、か。

 昔のわたしのあだ名? みたいなものだ。

 二大天使なんて恥ずかしい呼ばれ方して、でもそれほど嫌ではなかった。

 それはきっと彼女と一緒に呼ばれていたから。

 

 二大なんて、並べられてはいたけどその差は歴然だ。

 馬鹿みたいだよね。

 完全に黒歴史でしかない。

 

 でも……

 そう呼ばれてたことは、もしかしたらちょっとしたわたしの自慢なのかな?

 

「それにさ、今日のゆりとっても楽しそうだったよ」

 

「え?」

 

「いつもの作り笑いじゃなくて、心から笑ってた」

 

「……」

 

 そう、かな?

 そんなことは……

 

 ギターは確かにちょっと楽しかったけど。

 でも、そんな顔に出るほど……

 

「だからさ、一緒にやろ?」

 

「でも……」

 

「じゃあさ、お願い」

 

「え?」

 

 何が違うっていうの?

 そんなもの、別に聞く必要なんて、

 

「私の夢に必要なの、だから私からのお願い。ゆりのためじゃなくて、先輩からのお願い」

 

「……」

 

「後輩はさ、先輩のお願いって名前の命令に逆らえないものでしょ?」

 

 そっか、

 後輩は先輩の命令には逆らえない、か。

 

「……ほんと先輩ってクズだよね」

 

「それほどでも」

 

 私のために、

 やっぱ先輩ってこういうとこあるんだよね。

 だから、嫌いになれない。

 

 でも、このドヤ顔はちょっとムカつく

 何か、この中和するエピソード……

 

「クズ、くず……」

 

「ちょ、そんなに繰り返し言わなくても」

 

「なんか先輩にいい顔されてるみたいで腹たつ」

 

「何を」

 

 あ、そうだ。

 アレが……

 

「わたし知ってるんだからね、そのギターのお金どこから来てるのか」

 

「え?」

 

「先輩って初対面の時、わたしにFX進めてきたよね?」

 

「そ、そうだけど。現に今稼げてるし問題ないでしょ?」

 

 それは感謝してるけど。

 それとこれとは別問題だから。

 

 というか、ただそのドヤ顔が気に食わないだけだし……

 

「その中でもデイトレがおすすめだって」

 

「短期で稼ぐならやっぱりそれしかないかなって」

 

「わたし先輩のすすめたサイトで、先輩の紹介って形で初めて……」

 

「お互いに一万ポイント入ったじゃん。win-winだったでしょ?」

 

 初めはこれが目的だと思ってたんだけどね。

 でも、違ったんだよ。

 調べればすぐ出てくることなのに、なぜバレないと思ったのか。

 というかいまだにバレてないと思ってるのか。

 

「たしか、IB報酬って言うんだっけ?」

 

「あ、それは……」

 

「取引回数に応じて報酬、だからデイトレってことだよね?」

 

「そ、その……」

 

 うん、やっぱり先輩にはその顔が似合う。

 真っ当な先輩になられても困るしね。

 すみれ先輩はこうでないと。

 

「まぁ、別にいいんだけどね」

 

「え……、いいの?」

 

「ただ先輩にいい顔されてちょっとイラッときたので、元のクズな先輩に戻しておこうかと思って」

 

「……ゆりって結構Sだよね」

 

 だって、

 

 今更そんなの、ちょっと距離が空くみたいで寂しいじゃん。

 さっきのアレもあったし。

 そう、アレだ。

 

「先輩のお願いは聞いてあげます。でも、わたしからも少し聞きたいことあるんですよね」

 

「な、なんなりと?」

 

「さっきの歌、誰に教わったの?」

 

 まるで別人が中に入ってるかのような変わりようだった。

 そもそも、初めのライブの時。

 自分のことを見にきてくれているお客さんを前に手を抜くなんて、そんなのらしくない。

 

 だから、まるで別人なんじゃなくて本当に……

 

「……独学だよ」

 

「初めのとさっきのとで歌い方ガラって変わったけど、それは」

 

「……勘、かな?」

 

「……そっか、」

 

 気のせい、だよね?

 でも……

 

「……今はそう言うことにしておいてあげる」

 

「……」

 

 いや、いつまでもありもしない影を求めて。

 そんなの間違ってるよね。

 ただ先輩がすごかった、それだけのことなんだから。

 そんなのすみれ先輩にも失礼だよね。

 

 うん、考えても仕方ない。

 

 ……

 

「心配しなくても、学園祭にはちゃんと出るよ」

 

「ほんと?」

 

「先輩のお願いを後輩は断れないので。まぁ、絶対歌は歌わないけどね」

 

「それはいいの、わたしが歌うから。学園祭でライブ、中学三年間の集大成……」

 

「三年間って、最近始めたばっかでしょ?」

 

 まるで3年頑張ってきたみたいな言い方。

 でもまぁ、ちょっとは頑張ってたみたいだし。

 わたしもできる限り協力したい、かな?

 

「ゆり……、もし笑わないって約束してくれるなら……」

 

「?」

 

「いや、なんでもない」

 

「何それ。変な先輩」

 

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 いつまでも神様のことに縛られてるのってきっと間違ってる。

 ことあるごとに影を探して、ありもしないそれにがっかりして。

 ひまわりにはずっと迷惑かけて、さくらちゃんとの関係も、今日はすみれ先輩とのそれだって……

 

 いつかは前に進まなきゃいけない。

 そんなことわかってた。

 でも、わたしには忘れるなんてことは出来なくて。

 過去になんてしたくなくて。

 停滞を選んだ。

 

 でも、それって……

 

 きっとこんなわたしだから、神様に見放されてしまったんだろうね。

 神様がいなくなってもう何年も経っているのに、ずっとウジウジと。

 気持ちの整理……はつきそうにないけど、でも思い出に触れることからすら逃げ続けるなんてことはもう……

 

 忘れることも、同じ夢を見ることも出来ないけど。

 せめて顔を上げるぐらいしないと。

 みんな夢に向かって懸命に、ならわたしもそれぐらい……

 

 そう、だよね。

 ひまわりや、すみれ先輩、さくらちゃんのようには無理だけど。

 せめて、足を引っ張るようなことはしないように。

 

 ……

 

 これは忘れる行為でも捨てる行為でもない。

 ただ、面と向かって謝って、

 それぐらい、わたしにも……

 

ーーーーー

ゆり:

 ひまわり、わたしさくらちゃんと話しがしたい。

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