英雄サノス   作:マグネシウム

1 / 1
狼煙

 英雄といえば皆は誰を思い浮かべるだろうか?

人類の歴史だとアインシュタイン、始皇帝、リンカーン、アメリゴ、アレクサンダー大王など様々である。

 

 ならばヒーローだったらどうだろう。アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルク、ブラックウィドウ、アローマン(ホークアイ) 

 他にもたくさんのヒーローがいる。彼らは我々のために地球外の生命体や地球にいる悪党どもを蹴散らしてくれる平和の象徴のような存在だ。

 

 ところが今回の''敵''であるサノスは宇宙からの視点で見るとどのような存在だったか。ただの石集めて指スナップの金玉顎野郎だったのか。

 君の目で見てほしい。時代や場所や立場によって正義とはいつも変化してくのである。

 

 

 「そろそろ、着くか。」

 「はい、サノス様。」

 

 真っ暗闇の中、光すら入ることの許されない宇宙で、一つの大きな軍艦が浮かんでいた。それはまるで見ただけで終わりを想像する、本能的な恐怖を想起させるような造形だった。

 そんなサノスにいち早く反応した者の名前は、エボニー・マウ。

死の魔術師。サノスの配下であるブラックオーダーの一員。

 「貴方様の願い、全惑星の人口を均衡に保つという願いはもうすぐ成就します。貴方の子として誇り高く思います。」

 「まだだ。残りのストーン、パワー、タイム、ソウル、マインド

これらを揃える事で我が願いは成就する。ガモーラの居場所はどこだ。」

 

 サノスが聞くと、背の少し高い男が反応した。顔色の悪いこの男の名は、コーヴァース・グレイヴ。彼の持っている闇は彼とは非対称に黄金に輝いている。

 

「我々の向かっている惑星ザンダーにいると思われます。どうやら妙な連中と行動してるようです。あとラベジャーズもあると思われますが如何致しましょうか?」

「ザンダーにはパワーストーンがある。今我が手にはスペース、空間移動できる石がある。元々は惑星モラグにあったものの、どっかのアウトローに奪われた。取り返しに行くだけだ。先程ロナンとの戦いで連中は力尽きてる。ノヴァ軍であろうとも、もうストーンなしで戦っても造作もないことだろう。あくまでも今回はストーンだけだ。必要のない戦いは避けたい。どうせ全てのストーンが揃えば何もかも終わる。」

 「では軍は今回出さなくても我々だけで宜しいでしょうか?」

 

そう聞いた彼女の名前は、プロキシマ・ミドナイト。横にいるでかい男はブラックドワーフ。デカさはハルクバスターくらい。

 

「あぁ。どうせ大した戦力は残ってないだろう。我が軍艦で、乱射した後にスペースストーンでパワーストーンの元へ行き回収する。ついでにガモーラにも他のストーンについてのありかを聞き出すために船に乗せる。」

 

「わかりました。父上」

 

4人の''ブラックオーダー''はそう呼び各々の持ち場に着いた。

 

 「あと少しだ。残りのストーンを集め、ガントレットにはめて指で弾く。我が戦いにも終戦が見えてきたようだな。」

 

   サノスは不敵な笑みを浮かべて言い放った。

 

目の前には青くて綺麗な星が見えた。地球とはまた違った景色だ。

そこを見つめてこう言った。

           

            「一斉射撃!」

 

 

先程まで綺麗だったものがどんどん黒い煙を立てて悲鳴を上げている。

それを合図にサノスたちは、自分達の野望を叶えに行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。