ソードアート・オンライン〜白鷺の剣聖と剛腕の紅戦鬼〜   作:yoru07#青薔薇

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今回も同じくオリジナル展開です。やっぱ難しーなw
今回なんとUAが550を超えました!!感想も1件、お気に入り登録6件です。本当にありがとうございます!


6章 後悔

1週間後

昂樹「ようキリト!」

キリト「昂樹、おはよう」

ミト「アスナ、行きましょ」

アスナ「そうね!」

 

この1週間ボスの情報収集のためクエストを進めていた昂樹一行

だが度々キリト、アスナペアと会うことが多かった。そのためかなり仲良くなった。特にキリトとはお互いゲーム好きだったので話が合った。

5人は2層の中央区に向かいあるき始める

 

2層中央区につき、ディアベルに手に入れたボスの情報を伝えて、近くに座る

ディアベル「今全ての情報を把握した。今からそれを話す」

ディアベルは情報を事細かく話す

要約すると

HPは1層のボスの約2倍。けど防御力が低いため1,5倍と考える。武器はHPが半分になると、槍に持ち変える。そして、HPがラスト1本になるとなにか特殊SSを使ってくるという。内容はわからないが、警戒に越したことはない

ディアベルは1層と同じくABCDのチームに区別した

昂樹達はA、キリト達はDとなった

 

ディアベル「では3日後ボス攻略を行う、それまでに武器や、ポーションなど、準備しておくように。解散!!」

 

その言葉とともに集まっていたプレイヤーは散っていく

昂樹「じゃあ、キリト3日後な」

キリト「おう」

アスナ「じゃあねミト。2層頑張ろう」

ミト「もちろんよ」

 

 

その日の夕方

昂樹達はある鍛冶屋を訪れていた

ガンジ「きたか3人共」

昂樹が店に入ると出迎えてくれたのは、エギルと親しい仲であり1層でミトが助けた人物であるガンジさん。見た目は頭にバンダナをし、エギルと同じ肌の色、身長はエギルと対極的に小さめである。ひげは胸の辺りまであるため、いかにも鍛冶師って感じがする

ついでに店の雰囲気だが皆が思っている通りの外観、内装と考えてくれればいい

 

弘輝「こさせてもらったぜ」

ミト「ガンジさん以外にこんなに速く鍛冶屋を開くプレイヤーは居ないし」

昂樹「だな」

3人は苦笑しながら武器を預ける

ガンジ「まあ、俺は現実世界でも鍛冶屋だからな」

ガンジは笑いながら武器を見つめる

昂樹「どうだ?」

ガンジ「昂樹と、弘輝は大丈夫そうだが、ミトのは少し不安だな、、、2層のボス戦で持つかわからん」

ミト「そうね、かなり使ってたからね」

昂樹「まじかよ、どんだけ使ってんのよ」

弘輝「でも俺らはボス戦前に変えただろ?それじゃね?」

ミト「そうね、多分その差かも」

ミトは口に手を置き考える

ガンジ「今から作り直すこともできるがどうする」

ミト「お願いしようかしら」

ガンジ「多分だが、柄の部分は今ある素材でこれ以上の耐久値をもたせられる。だか刃の部分だな。現状、鎌の素材はかなりレアだ」

ミト「今から探してくるわ」

昂樹「俺もついていく、夜はモンスターが活性化するしミト一人だとかなり危険。」

昂樹はミトを呼び止める

ミト「いいえ、そこまで深くは潜らないわ、そうでしょガンジさん?」

ミトはガンジを見る

ガンジ「ああ、2層だけならばそんなに潜らなくとも素材の回収はできる」

ミトは昂樹を見つめる

ミト「ガンジさんもこう言ってるし。」

昂樹「わかった。ただ、身の危険を感じたらすぐに逃げること、これは約束してくれ」

ミト「わかったわ」

そう言いながらミトは鍛冶屋を出る

昂樹「弘輝、俺らはポーションとかの素材を探すか」

弘輝「おけ」

2人もミトに続き店を出る

ガンジ「2人とも気をつけろよ」

昂樹「おう」

 

1時間後

昂樹と弘輝はイグの森に来ていた、あまり深く潜らずに薬草を探した

昂樹「そろそろいい感じじゃないか?」

昂樹は近くに居る弘輝に声をかける

弘輝「そうだな、とりあえずガンジのとこに戻るか」

昂樹「そうするか」

 

2層 ガンジの鍛冶屋

昂樹「帰ってきたぞ」

昂樹がそう言うと奥からガンジが出てくる

ガンジ「きたか、素材はどうだ?」あつまったか?」

弘輝「もう完璧なほど」

ガンジ「あとはミトだけか」

昂樹「そうだな」

 

 

一方で、ミトもイグの森にいたが昂樹よりも少し深くまで来ていた。辺りは木々に囲まれている

ミト「(だいぶ素材も集まったわね、、、そろそろ帰ろうかしら)」

ミトは素材を回収しながらそんなことを考えていた

この時ミトは気づかなかった後ろから迫る黒い影に

バキッ

木の枝が折れる音がした

ミト「なに?っ!」

振り向いた瞬間、なにかの衝撃により飛ばされる

ミトはなんとか体勢を立て直しその影を見る

見た先には片手の爪が異常に大きく伸びた、巨大な鼠が居たのだ

ミト「(攻撃が全く見えなかった、、、しかもこのモンスター見たことがない)」

その瞬間、鼠がミトの目の前に現れる

ミト「くっ!」

ミトは反射的に攻撃を受け止める

だがその力はミトが想定していた以上であった

ミト「(重いっ弾き返せない、、、)」

ミトは後ろに飛び攻撃をずらしながら反撃に移る

予想通りモンスターはバランスを崩す

ミト「ここ!SS」

ミトのSSは完璧なタイミングでモンスターにダメージを与える

が、その瞬間ミトの大鎌が弾け飛ぶ

そう、これがガンジの心配していた事態

格上のモンスターと戦闘時の武器損失

ミト「(もうここまで武器にダメージがっ、、、このモンスター、そうとう格上!)」

鼠は体勢を立て直し一気にミトに接近する

その攻撃はミトのHPを削る

HPはイエローでギリギリ止まる

ミト「次食らったら、、、」

モンスターは立て続けに攻撃を繰り出す

ミト「(ごめん、、アスナ、、、2層攻略一緒に行けないかも、、、)」

モンスターの爪が迫る

ミトは目を閉じる

ガキンッ

金属と金属が当たる鈍い音が響く

ミトは咄嗟に目を開ける

そこには刀を持った昂樹が立っていた

昂樹「ぐっ、、、、はっ!」

昂樹はモンスターの攻撃を弾く

モンスターは下がる

昂樹「(こいつHPが減ってるな、ミトが攻撃を入れたのか、、、)」

昂樹はそのまま攻撃態勢に移る

昂樹「SS2」

昂樹の2連撃

モンスターのHPをかなり削る

昂樹「(HPがかなり少ない、、、)」

だがモンスターは昂樹ではなくミトを狙おうとする

昂樹「しまっ!」

昂樹は咄嗟にミトをかばおうとするが、

モンスターがこちらを向く

昂樹「(ブラフ!)」

だが考えついた時にはもうすでに遅かった

モンスターの尻尾が昂樹を吹き飛ばす

昂樹「がはっ、、、」

吹き飛ばされ、地面に転がった昂樹に向かい、モンスターは攻撃する

昂樹「(いい作戦だな、、、だがHPが少ないときにすべきことではない!)」

昂樹は反射神経で攻撃の軌道見極め攻撃を躱しモンスターの心臓に攻撃を入れる

モンスターのHPが0になり四散する

昂樹「ふーーーーう」

昂樹は安堵したように息を吐く

するとミトが走ってきて昂樹にポーションを渡す

ミト「昂樹大丈夫?」

ミトは凄い心配そうな顔で見つめる

昂樹「大丈夫、ミトが無事で良かった」

昂樹はポーションを飲みHPを回復させる

ミト「ごめんなさい、、、」

昂樹「いいよいいよ、気にしないで」

ミト「でも、、、」

すると昂樹は前を指差す

それにつられミトは後ろを見る

昂樹「2層にこんなきれいな場所があったなんてな」

ミト「綺麗、、、」

そこには、朱を含んだ紫陽花色の夕空が目の前に広がっていた

するとミトが口を開く

ミト「ねえ、昂樹、、、すこし話してもいいかしら」

昂樹「え?」

昂樹はミトを見る。するとミトは今までにないぐらい真剣な顔をしていた。まるで覚悟を決めたように

昂樹はそれを押しのけることはできなかった

昂樹「いいよ、聞くよ」

そういうとミトは静かに話し始める

ミト「私は、人を見捨てたことがあるの」

その言葉を話すと少しの沈黙

ミトは昂樹が何も言わないことを確認すると再度話し始める

ミト「私は中学生の頃、なかなか学校に馴染めなかったの、、、自慢になっちゃうけど、、、私ずっとテストが学年1位だったの、それで中学校の人もどう関わっていいかわからなかったんだと思う。でもね、ある日私がゲームセンターでバトルしてるのを同じ中学の人に見られてしまって、それをきっかけにその子と関わるようになった。そして私はその子をこのゲームSAOに誘ってしまった」

ミトはうつむきながら話す

彼女とは誰なのか昂樹にはわからなかった。けどそのことがミトにとってどれほどの後悔だったのかは痛いほどわかっていた

それでもミトは話すのはやめなかった

ミト「昂樹は1層のイベント〈森の秘薬〉っていうイベント知ってる?」

突然投げかけられた質問に昂樹は驚きながら返答する

昂樹「ああ、植物型Mobの≪リトルネペント≫っていう奴から落ちる胚珠を一つ集めるやつだろ?この刀もそのイベントの報酬だな」

ミト「そう、、、私はその子をおいて、レアモンスターを優先したの。そしてその子は誤ってSSで実付きのリトルネペントを倒してしまった。昂樹はこの意味わかるでしょ?」

昂樹「実付きは倒されると特殊な粉を撒き散らす。それに触れるとモンスターを集める」

ミト「そのとおりよ、なんとか応戦したけど私は崖から落ちてしまった。そして、その子のHPバーがレッドゾーンに入った時私はパーティーから抜けてしまった。そして、私はその子を、、、絶対に守るといったのに、、、見捨ててしまった。私は、私は、、その子よりも自分を優先したの、、、、」

ミトは話しを止める

昂樹「(これがミトの後悔、後悔か、、、おそらくミトが話しているその子はアスナだろう。彼女と話す時。時よりとても暗い顔をしているときがあった、なりほど、そういう事があったのか。)」

昂樹は俯くミトに向かい声をかける

昂樹「ミト、多分だがその子は生きていたんだろ?だから見殺したじゃなくて見捨てたって言い方をした」

ミト「っ、、」

その言葉にミトは少し反応をした

昂樹「ミトはその子にどう謝ればいいのか、これからどう接すればいいのか。それに迷ってるんだろ?」

ミトはそれに静かに頷く

昂樹「俺はさ、いつも思うことがある。生きていれば、、、生きていればどうにでもなる。ミトがその子を見捨てたことは変わらないし、その子が味わった恐怖も、痛みもわからない。けどさ、けど生きていてくれればどうとでもなるよ大丈夫」 

昂樹はミトの背中を優しく擦る

ミト「けど、、、けど、、、」

ミトの瞳から無数の涙が溢れる

昂樹「1層で、その子はミトのことを攻めたか?怒ったか?多分怒らなかっただろ?その子はミトが何を思って、何を考えたのかわかっていたからじゃないのか?」

ミト「私が何を、、、考えたのか?」

昂樹「でも、忘れちゃ駄目だ。そのことで悩んで、苦労して、それでその子と楽しく話せたらハッピーだろ?」

昂樹はミトに笑いかける

ミト「うん、、、、うん、、、」

ミトは何度も頷く

すると昂樹は立ち上がる

そして、ミトに手を差し出す

昂樹「ミト!一緒にこのゲームをクリアしようぜ、その子に面と向かって現実世界で謝るためにも」

ミト「うん!」

夕日に向かい昂樹と共に歩くミトの後ろ姿に一点の曇もなかった




読んでいただきありがとうございます!先日テスト2週間前になりました。そのため投稿頻度がかなり落ちます。3日に1章ぐらいでの頻度で投稿予定です。5層にかなり力を入れたいと思っているので、これから読んでいただければ嬉しいです。
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