なんか微妙にいつもより長い気がするし、シービーが毒されてる気もする(手遅れ)けど気にするな。
こんな作品でも投稿するとお気に入りが微増(&微減)するの読む人いるんだウマ娘ってすげーって思ってる。だから書かないか?きっと作者よりいい物が書けるはずだ。タキモルかタキカフェで頼む。甘さマシマシでな。
夏! それは暑すぎてエアコンの効いた家から一歩も出たくない季節……ではなく。そう、夏合宿の季節!
トレセン学園の夏合宿に参加出来るのはクラシック、シニアのウマ娘達だけで、基本的にデビュー前やジュニア期のウマ娘は参加出来ません。見学兼雑用係として連れてくる事もありますが、トレーニングに参加することはほとんどありません。
それは主に、夏合宿での本格的なトレーニングに耐え切れる身体が出来上がっておらず、効果的な練習が出来ないことにあります。しかし、負荷が高い程トレーニング効果の高い傾向にある(きつければいいという訳ではない)以上、砂浜という高負荷を低リスクで行いやすい環境の恩恵は受けます。それでも全生徒が参加することが出来ないのは、トレセン学園の予算も無限ではないことの証明でしょう。
とはいえ、一部のチームではある程度の金額を負担してデビュー前の子達を連れてくることもあります。あるいは個人の付き合いで違う地域、違う宿に宿泊することも。一定の条件を満たせばある程度の融通は利きます。
さて、ここでとあるアホを見てみましょう。
電車に揺られること数時間。向かった先には。
「ただいまー」
「「「「お邪魔します」」」」
「おかえり城ちゃん! それに随分可愛い子達ね、いらっしゃい」
じょwうwちゃwんw。実質嬢ちゃん、つまりこいつは女の子だった……??
冗談はさておき、なんで夏合宿の時期に実家に帰るんですかね。両親にご挨拶でもするんですか? 割とここのシービーはしそうだな……。
「会いたかったわー! 寂しくなかった? ご飯は食べてる? あら、少し成長したかしら?」
突撃し、抱きしめ、胸に埋め、撫で回す。年齢的には高校生の息子に対する態度か、これが……?
「苦しい恥ずかしい離れて。正月にも帰ったし変わらないでしょ」
「あらやだ、反抗期? 昔はこーんなにちっちゃくて可愛かったのに。今でもとっても可愛いわよ!」
「聞き飽きたって。というかそういうのは離れてから言ってくれない?」
「この母の愛を受け取れないの? 熱烈なハグで城ちゃんの大好きなおっぱいを感じられるでしょう? あんなに一生懸命吸ってたのに」
「いつの話してんの。もういいから、お腹すいたしご飯食べたい。早く移動しよ」
「そうだったわ、大事なお客様なのに立ちっぱなしでごめんなさいね。移動で疲れたでしょう? 遠慮しないで寛いでね。料理も気合入れて作ったからたくさん食べてちょうだい」
「あ、はい」
(((この親にしてこの子ありだ……)))
余りにもマイペース、自分の道を突っ走ってる……いくらアホでも親には強くでれないのもあってか、ほとんどされるがまま。というかCの抱きつきにすぐ慣れたの完全にこの母親のせいでは……?
母親の胸で前が見えねぇ状態かつ後ろ向きになってる中、特に意思疎通もなく平然とリビングに歩き出す。これが親子の絆か(違う)。
解放されたのに合わせて人類どころか生命をダメにするクッションにダイブ。そしてその上にBがダイブ「ぐえっ」。そしてさらに上からCBもダイブ「ぐおっ」「うっ」。背中の感触からその驚異の格差に落ち込むBであった……。
「あら、仲良しねぇ」
「重い、どけ」
「城ちゃん?」
「重くないけどキツいからどいて」
「シービー先輩一旦どいてくれます……?」
「え〜、どーしよっかな〜」
「速やかにどかなければ今ここでBを擽る」
「そんな事していいんですか? 今トレーナーの生殺与奪の権を握っているのは私ですよ? うっかり手が滑るかもしれません」
「それにミケちゃんの上にはアタシがいるから、間違えてアタシの胸を触っちゃうかもね? 責任取ってくれる?」
「いや別に服の上からじゃ感触分からんしどうでもいいだろ「今ブラ外したよ」お前体張りすぎだろそこまでして俺を苦しめたいのか」
「ちょっとシービー先輩? 私に感触伝わってるの分かってます?」
なんだあのサンドイッチやべぇやつしかいねぇ(巻き込まれるB)。
「人の家で何やってるのよ……」
「抱きしめた時の感触とサイズ感がちょうどいいのよね。しかも良い香りするの!」
「分かります〜その状態でも自然体なのにこっそりこっちを気遣ってくれてて〜それに小さいのにどこか安心感があって〜」
「分かるわ〜! 可愛いんだけど頼りない訳じゃないのよね〜。そういえば、うんと幼い頃はあの子からくっついてくれたのよ〜もー目に入れても痛くないわ」
「!!?? あのー、写真とかってありますか〜?」
「もちろん!」
「……あっちはあっちで意気投合してるし……驚いてるカナなんて久しぶり、というか初めて見たわ……。これ食べてもいいのかしら、いいわよね。……やば、おいしすぎる。トレーナーの癖に料理上手いの親の影響なのね。とりあえず味噌汁、いや煮物……うん、一旦サラダからいきましょ。流石ににんじんハンバーグはみんなと食べるとして、ローストビーフと煮付け、刺身に唐揚げくらいは食べてもいいわよね。グラタンにシチューまで……あそこに置いてあるのはうどん……? 手作りでここまで作るの色々とすごいわね。流石トレーナーのお母さん」
常識人の振りをしても無駄だ。一人で手持ち無沙汰とはいえ、遠慮なく炊き込みご飯のおにぎりを頬張りながら食べる順番を考えるやつはいない。いや、この場合は我慢出来ない程美味しそうに作っているのがすごいのか? Aも普段はそこまで食い意地張ってないし、きっと移動で疲れてたんだろう。そっとしておこう。
何故かトレーナーの服が脱がされシービーが着ている(当然胸元が((ry)し、大量のアルバムを見てうずうずして今にも飛びかかって甘やかしそうなCもいるが、仲良く昼食タイム。会話に花が咲いているが、当然ながらその花は主にトレーナーの過去と現在で彩られている。当の本人は完全に無の表情で食べ進め、時折美味しさで頬を緩ませ、また無表情に戻っている。
さて、そろそろ何故トレーナーの実家に来たのか経緯を説明しよう。時は少々遡る……。
「もうすぐ夏合宿が始まる訳だが。きっとシービーの事なので一人で行くのは「やだ」だろうな。んで、ABCが夏合宿の練習についていけるかというと、まぁ能力的には問題ないが大した意味がない。才能の問題で能力の上限が低いし、そもそも現状で伸ばし切ってるから後は成長に合わせて多少マシになるかってところだ」
「言い方ー」
「事実だろ。実際には伸びづらくなるだけで上限って訳でもないが、微々たるものだな。そしてシービーよりABCを優先する以上、夏合宿に俺も行くのはナシだ」
「あーあ、心無い言葉でアタシの心は傷つきました。慰めの言葉を要求するー」
「うるさいな揉むぞ」
「いいよ。ほら揉みなよ」
「やめろくるなバカ」
揉んだら社会的にも作品的にもアウトなのでやめて?
「……やっぱトレーナーってバカだよね」
「全面的に同意。毎回似たような反撃されるのに反射で返してるわ」
「おいそこ聞こえてるぞ。静かに聞いてるCを見習え。とにかく、普通に夏合宿に行くのはなしだ。それはそれとして夏休み期間は有効に使いたい。結論から言うと、俺の実家に帰る」
Cを見習え? Cの足の間にアホが収まってるんだが。なるほど、そこを見習えばいいのかな?
「色々飛ばしすぎで分かんないんですけど」
「勝つために必要な要素の1つのためだな。そもそも多少能力をマシにして適性で底上げ、その上で作戦が完璧にハマったとして。所詮モブ娘のお前らが、控えめに言って歴代でも上澄みの才能相手に勝てると思うのか?」
「モブ言うな。いやぁ、流石にそこまでお膳立てされれば勝てる……可能性もある……んじゃないかなぁと思いたいんですけど……」
自信皆無! ビミョーだからね、仕方ないね。
「十中八九無理だろうな。そこまでやってもまぐれに賭けるしかない。勝率があるだけマシか?」
「それは流石に私達の事舐めすぎじゃない?」
「お前がシンボリルドルフを舐めてんだよ。絶対的勝者ってのは極稀に現れるもんだ、同じ世代なのが事故みたいなもんだ。お前らの場合自分から突っ込んでたしな。まぁ1年早くてもこいつがいたが」
「照れるね」
「褒めてない、いややっぱ褒めてたわ。とにかく、こんなダートだの短距離だのにうつつを抜かしてる様なやつが三冠にリーチかけてること自体が信憑性を上げてるだろ? まぁ俺が凄腕なのもあるが」
シービーをダシにした巧妙な自分上げ……巧妙でもなんでもないな直球だわ。
「自分で言っちゃうんだ。それに面白そうって言ったのはトレーナーでしょ、共犯者だよね」
「まぁ普通にクラシックの距離を走るならこんな才能溢れるやつ担当にしてないしな。話を戻すが、シンボリルドルフに勝つにはまだ足りない、それは理解したか?」
自分から縛りプレイを望むなんてやはりアホは変態なドM……変態という縛りによってハイスペックを手に入れたのか。クソみたいな天与呪縛ですね。
「身近に実例がありますからね……」
「否定は出来ないわね。で、勿体つけてるその要素って何なのよ?」
「領域だ」
「なんですかそれ?」
「前に話した、いや話してないか? ウマソウルの不思議パワーの説明しなかったか?」
領域については話したかわかんないッピ……。
「あー記憶にあるようなないような……とりあえず不思議現象はウマソウルのせいって事しか覚えてないです」
「その現象の1つだな。簡単に言うと、レースが有利になる」
「アホっぽい説明ね」
「仕方ないだろ、そうとしか言えないからな。人によって効果が違って、単純に速度が上がる、加速しやすくなる、スタミナを回復する、はたまた相手の速度を奪ったりスタミナを削ったりと千差万別なんだよ」
「ふーん? でも、そんなに強いならもっと話題になってるはずよね?」
「GIに出るようなトップクラスのウマ娘、その中でも一握りだけが偶発的に遭遇する現象らしいからな。基本的に本人、あるいは一緒に走ったウマ娘しか感じ取れないからか、話が広まってないんだろう。そうだな、伝説や神話と呼ばれるようなウマ娘なら使いこなせるんじゃないか?」
「ああ、確かに生徒会長なら何しても不思議じゃないですね……今でも普通に走れるのバグですよね」
「おっと、年齢の話はそこまでだ。割と交流はあるが、一度冗談交じりにからかったら比喩抜きで空気が凍ったからな。笑顔が怖いという意味を痛感した出来事だった……」
「そういう意味じゃないですけど……というかバカですねホント」
「それはトレーナーが悪いわよ。怖いもの無しすぎて脳みそあるか疑うわ」
ふむ、前回のクラシック三冠ウマ娘は何年前かnん? 誰か来たようだ。うわなにをするやめ
「既に過ぎたことなのに辛辣じゃないか? ついでに言うと、流石に生徒会長辞めたいらしいぞ。現役退いてるし後継が決まったらすぐにでも辞める意思はあるってよ。肝心の後継が見つからないらしいが」
「まぁその、ね? 功績を考えると誰もその後には入れないというか……荷が重過ぎるんですよきっと」
「それでいくとこいつは実績は問題なさそうだよな。性格はともかく」
「この前トレーナーにおんぶしてもらってる時に見かけたけど、こっち見て苦い顔して帰ってたよ」
「何それ初耳。そうか、この前書記ちゃんに苦笑いされてたのはそういう事だったのか」
「何やってるんですか二人とも……」
「いやこいつが急に乗ってきただけだから俺も被害者だぞ。というか話が逸れたな。あーとにかく、領域ってのが存在する。それを使えるようになる、というかレース本番で使えれば、ある程度の勝率にはなるはずだ」
「なるほど。それで、それがトレーナーの実家と何の関係があるんですか?」
「領域を使えるやつを一人、いやあれを一人と数えていいのかは分からんが知ってるからな。とりあえず領域を経験すれば、使える様になるための取っ掛りにはなるだろ。使いこなすとまではいかなくても、一度だけでも発動、可能なら条件と効果まで調べるために夏休みは消える」
「不思議な人脈持ってますね……」
「私達が領域使えること前提で話してない? トップレベルでしか起こってないなら使えるウマ娘が限られるんじゃないの?」
「いや、おそらく全ウマ娘使える。仮説に過ぎないが、強い意思や精神世界が現実にまで影響を及ぼした結果それぞれのウマソウルに応じた効果が表れるんだろう。他者にまで影響があるタイプは、強い感受性を持つウマ娘に対してイメージを押し付けてるんじゃないか? 結局不思議パワーがウマソウル由来な以上ウマソウルさえ持っていれば、つまりウマ娘であれば誰でも使えるはずだ。トップレベルでしか起こらないのは、大舞台の方が極限状態になりやすいからじゃないか? あるいはウマソウルが昂りやすくなって条件が緩む、とか? まぁ細かいことは気にするな、とりあえずやってみてから考えろ」
「結局適当なのね……無理だったらどうするのよ」
「その時は……そうだな、能力の上限とか関係なく、ただひたすらに過酷なトレーニングをしてもらう。安心しろ、故障しない様に手厚くサポートするし限界は見極める。それに月に二日くらいは休みの日を作ってやろう」
「わあ……死にたくないんで意地でも領域使えるようになりますね」
「死にはしない、もしかしたら死ぬより苦しいかもしれないがな」
「訴えたら多分私達勝てるわよ」
「運ゲーで勝てると思ってるなら強制はしないぞ」
「悪魔だ、悪魔がいる……」
「もしかして、シービー先輩なら領域使えたりしないんですか?」
「いや、知らないかな。使えたら面白そうだけどね」
「こいつはそのうち使える様になるだろ。なんか出来たとか言ってきそうだしな」
「めっちゃ言いそうですね」
「それは信頼と捉えていいのかな? それでレースが楽しくなるなら使いたいけど」
「楽しくなるんじゃないか? 実際試さないと分からないが、仮に領域を一度体験すると感覚を掴んで使える可能性が上がるなら、お前が使いこなせば色んなウマ娘が使えるようになって挑んでくる可能性も上がるしな」
つまりダービーと菊花でルドルフが領域を使ってくる可能性があるってことでは? そこに気付かないとはやはりこいつの目は節穴……。いや、他者に干渉しないタイプなら問題ないのか。
「それは楽しみだね」
「ま、全部仮説と想像だからな。とりあえず、夏休み期間は俺の実家に帰る理由は分かったな? 場合によっては遊ぶ暇なんてないから覚悟しとけ」
「「「はーい」」」
「よくよく考えたらアタシは別に使えなくても問題ないんじゃないかな」
「おい、遊びたいからってやる気をなくすな」
「冗談だよ。楽しみだね、トレーナーの実家。どんな両親かも気になるし」
「あ、それは私も気になります。どうやったらこんな人に育つんですかね」
「悪口か? 悪口だな? ビミョーの癖に調子乗りやがって、表出ろ」
「カナちゃんから離れられるならいいですよ。ボロ雑巾みたいにした後たづなさんにセクハラされましたって言って提出します」
「C? 離すなよ? 分かってるよな? 今まで離さなかった癖に今更離れる訳ないよな?」
「はっ、腰抜けですね。女の子相手に不戦敗なんて恥ずかしくないんですか?」
「種族値AS特化の脳筋で女の子って言い張るのウケる」
「ふーん?」
「前言撤回って間に合わない感じですかね?」
「ウマ娘に囲まれてる状態でそれを口に出来る度胸は認めてあげます」
「やめろ、C離せ、おいカナ助けろ、このっ」
いつも通りなのでこの辺で終わりでいいですね。
という訳でトレーナーの実家に来たと。領域使える心当たりって一体誰でしょうね。
え? トレーナーの父親が出てない? 仕事から帰ってきたのは夕方なので出番はないです。誰も興味ないでしょ(父「解せぬ」)。
なお、客間が存在するためABCCBはそこで寝る様です。そして諸事情によりトレーナーの部屋に存在する布団はセミダブルなのでくっつけば誰かは一緒に寝られるよ、やったね! 担当と同衾だと? 判決は死刑。許されざる罪である。裁きの時を震えて待つがよい。
この日はCとCBによるサンドイッチが行われたらしい。裁くまでもなく窒息死するんじゃね? もしくは熱中症。夏に行う事では無い。
「…………暑い」
「気のせいだよ」
「…………狭い」
「気のせいですよ〜」
「…………スヤァ」
「え、この状況で寝れるんだ」
「まあ、トレーナーさんですし」
「んー、そういう問題なのかな。これもう裸見ても反応無さそうだよね」
「いい事じゃないですか。トレーナーの鑑ですね」
「それはそうなんだけど、何か負けた気がする。こんな薄着で、このデカさで、ほぼ密着だよ? 本当に男性かな?」
「はしたないですよ。女の子なんだから言葉を選びましょう」
「はーい。カナちゃんって、年下なのになんか年上感あるよね。それにトレーナーの前だとちょっと人が変わるっていうか、口調が変わる?」
「意識してる訳じゃないんですよ? むしろ、今みたいに話す方が珍しいですね。自分で言うのもあれですけど、ずっとのんびりしてるタイプだったので」
「そうだよね。トレーナーと会ってから変わったの?」
「そう、ですね。変わった、というか戻った、というか……言葉にするのが難しいですね……少し違いますが、二重人格に近いですね」
「へぇ、二重人格。珍しいね」
「二重人格という程分かれてるわけじゃないですよ。気分の問題、ですね。なんとなくの気分が二つあって、ずっとのんびりで動いていたのがたまに普通になった、みたいな? 自分でもよく分かりません」
「そっか。別に分からなくてもいいんじゃないかな。気の向くままが一番だよね」
「ふふっ、そうですね。いつもみたいにのんびりしていても、今みたいに普通よりでも、私は私です。性格が変わることもないですしね」
「そうそう。まあ、アタシもトレーナーに会ったから自由にやろうと割り切れたんだけどね。自分を抑えるのは向いてなかったよ。あのままだったらレースも辞めてたかもしれないな」
「ん、んぅぅ……」
「あらあら、うるさかったですね。よしよし」
「完全にママだ……」
「そう見えますか? 私達も遅くなる前に寝ましょう。明日からトレーニングですし」
「そうしよっか。もう少しトレーナーこっちに近づけてよ、取りすぎじゃない?」
「そうですか? きっとトレーナーさんから寄ってきたんですよ」
「くっ、まさかスタイルで負けるなんて」
たぶんそれはスタイルじゃなくて母性の差だと思うな……。
一方その頃。
「昼食があれだけ豪華だったのに、夕食も十分過ぎる量ですっごい美味しかったわね……セーブしないと帰る時には太ってそうで怖いわ」
「同感。しかも好みの味を一瞬で把握されたのか、好みドンピシャのオマケまで付けられちゃうとなんか申し訳ない気持ちになるよね」
「ホントね。しかも部屋と布団まで用意されて。トレーナーから泊まるスペースは問題ないって聞いてたけど、まさか客間があるなんて驚きだわ。一人一部屋で部屋が余ってたからって理由なの、両親見てなんか納得したわ」
「凄い両親だよねー。お母さんが親バカで苦労してるんだろうなぁって思ってたらお父さんも親バカだったとは。だからあんな風に育ったのかな?」
「それは良い意味なの? まあでも、ある意味真っ直ぐ育ったのかしら……?」
「それかなり変な方向に向かってるよね。というかこの部屋、二人だと広く使えるのは嬉しいけどちょっと寂しい気もするね」
「そうね。まさかカナと先輩が二人でトレーナーの部屋に行くとは……初日だからとは思うけれど、変な展開になってないでしょうね?」
「まさか、あのアホトレに限ってそれはないよ。私は普通にすぐ寝るに明日の朝ごはんのおかずを賭ける」
「ミケ、それは賭けにならないわ。それ以外有り得ないもの。……流石にカナも押し倒したりはしないわよね……?」
「あ……いや、大丈夫だよ、たぶん、きっと。ほら、変な心配してないで早く寝よ。いつもと環境が変わって寝付けないかもしれないし、自分達の心配しなきゃ」
「そ、そうよね。一応、明日の朝確認してみない?」
「そうしよ。どうせなら目覚まし代わりに起こしに行こっか」
果たして、次の日AとBが見たものとは。
領域使えるオトモダチって誰なんだろうなー(棒)。え、年代バグる?気にするな、時空は歪むものだ。
ちなみにアホ主くんがエロいを褒め言葉だと思ってる理由は母親の洗n、英才教育によるもの。主母「趣味(同級生にいたらピンク色の青春を謳歌出来たかもという妄想)と実益(この程度で引くような娘にはうちの子はやれない)を兼ね備えた神の一手」主父「正直どうかと思うが言葉自体に罪はない」なお父は母から言われ慣れており感覚麻痺しているものとする。
一応主と両親との幼少期エピソードも考えてはいる。書く機会ないけど。
なんか前の後書きもタキモル書いたしせっかくだからタキモル落書き。頭の中でモルモットがなぜか「一発芸やります!」って叫んだからそこから想像したやつ。
「肩を揉んで掃除をして紅茶をいれておくれよ〜」
「もう全部やったでしょおばあちゃん」
「全然研究が進まないんだよー、モルモット君が面白いことをしてくれたら調子が出るかもしれないなぁ?」
「しょうがないなぁ。モゾモゾ……フジキセキの物真似します!あまり無理をしないようにね、ポニーちゃん。君が元気でいる方が私にとっては重要なのさ」
「…………」
「もー、何か反応してよぉ」
「後ろ」
「え?」
「君からすると私の言動は面白いのかな?」
「あーえっとぉ……タキオンがそう言ってました!」
「ちょっ、トレーナー君!?私はそんなこと言ってないよ!?」
なぜかフジさんが出現したので打ち切り。てかタキオンの口調よく分かんないことに気づいた。勉強してから出直します……。