皇帝から三冠を奪ってみる   作:光らないタイプのモルモット

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月1目指してたはずが2ヶ月以上経ってたので初投稿。

いつもの如くふざけ回。次はちゃんとダービー書くから許してくれたまへ。しかもとりあえずで書き始めるから山も谷もオチもなくだらだら書いててすごい長くなった。書いてる間は楽しいんだけどね、時間がね。あと読み返すと違和感あって消したりするし。眠気で頭回んない時に書くのよくないね……

今回なんかフジゲノムの因子継承したのかなんなのか、頭ドーベルになってるとこある気がするから注意。まぁ特に問題ないレベルだと思うけど、一応ね。

あ、時系列は細かく考えてないけど、Aだけ夏合宿(という名の帰省)より前、他はそれ以降のどっか。あと、後半の雑メモは流し見でよし。次回ルドルフ書くかもしれないからある程度設定書いとくかってなっただけだし、普通に変わる可能性あるし。



ABCの可愛さを伝えたい+雑メモ

 

 Aの話。

 

 夜、トレーナー室に向かっていた。明日提出のプリントを忘れていた事に気付いたからだ。トレーニングが終わった後、記入してから置き忘れたんだろう。

 

「やっぱり明日の朝でも良かったわ、地味に遠くて面倒ね。……明るい? 消し忘れかしら?」

 

 トレーナー室には明かりが点いていた。夜とはいえそこまで遅い時間でもなく、ところどころ光っていたのは見えており仕事って大変ね……くらいに思っていたがまさかトレーナー室が明るいとは。

 

「もう、ちゃんと電気は消さないと……トレーナー? こんな時間まで何やってるの?」

 

「ん? なんだAか。どうした? 忘れ物か?」

 

「そ、プリントを忘れてたの。やっぱりあった、これよ。それで、トレーナーは何してたのよ?」

 

「何って言われても、普通に仕事だが?」

 

「トレーナーに仕事なんてあったの?」

 

「あるわ。なんだと思ってんだ」

 

「担当以外に何かあるの? いつも遊んでるじゃない」

 

 トレーニングの時間以外で真面目なことありましたっけ? 

 

「遊んでるけど。別にお前らだけ見てればいい訳じゃないからな? トレーナーにも色々あるし。つか担当関連の書類結構多いからな? 普段は午前中とかに終わらせてるから暇なだけだぞ?」

 

「まさか、そんな……トレーナーに仕事なんて出来るの?」

 

「おう表出ろその喧嘩買ってやるよ」

 

「ごめんなさい驚きでつい本音が。百歩譲って仕事があるとして、なんでこんな時間までやってるのよ? すぐ終わるんじゃないの?」

 

「基本はそうなんだけどな。んー、あー……まぁいいか。来週シービーのレースあるだろ? だからシービーの調子とか気分をいい感じに上げとく必要があるよな? そうなると構い倒すのが1番だし、それ用に時間作る必要があるからな。今の内にやる事全部終わらせてんだよ」

 

「えっ……あんたってちゃんとトレーナーだったのね……」

 

「ぶっ飛ばすぞ。最初からお前ら優先ってのは言ってるとはいえ、レースで本調子じゃなくて負けるのは困るからな。最高の状態で送り出すのはトレーナーとして最低限の義務だろ」

 

 それが義務なの結構キツくない? せめて責任とかにしないか? 

 

「初めてトレーナーを尊敬出来る気がしたわ」

 

「気がするだけかよ。つか忘れ物取りに来ただけならさっさと帰って寝ろ」

 

「んー……せっかくだし仕事してるとこ見てるわ。珍しい光景で面白いから」

 

「人の仕事を面白がるなよ。門限はどうした」

 

「ちゃんと寮長には説明してるわ。少しくらい大丈夫でしょ」

 

「怒られても知らんぞ」

 

「早く終わらせてくれればいいのよ」

 

「はぁ……まあいい、どうせ後少しだったしな。なんか飲むならお茶か水にしとけよ」

 

「はーい」

 

 冷蔵庫から取り出してちびちびとお茶を飲みながら、珍しく真剣な顔で仕事をしているトレーナーを眺めるA。よくよく考えたらトレーニング中も真剣な時あるなぁと思いつつ、まじまじと顔を見る事は中々ないので色々考えてしまう。やっぱ顔は整ってるよねとか悩む時上を向くのは癖なのかなとか、黙ってれば悪くないのにとか。

 

 何分経ったか、Aがついこのトレーナーは普通にアリなんじゃ……? と血迷った思考をしてしまっていやいやいやそんな訳ないしとぶんぶんと首を振って、それを悟られない様に口を開いた。

 

「まだ終わらないの?」

 

「すぐ飽きてんじゃねぇか、犬でもまだ待てるぞ。後はここをこうして、これはこう書けば……うし、これでいいな。ほら、帰るぞ。起き上がれ」

 

「待ちくたびれたわ」

 

 ん〜っと伸びをするA。いや座ってただけでしょ。

 

「勝手に見てたのはお前だろ」

 

「それはそれ、これはこれ」

 

「理不尽過ぎるだろ。今度は忘れてねぇな?」

 

「ちゃんと持ってるわ。流石にそこまでマヌケじゃないわよ」

 

「ならいい。割と暗いなー、お腹空いたしさっさと帰るか」

 

「夕食食べてないの?」

 

「食堂までいくのが手間だからな。昨日のうちにちゃんと食材買ってたし。いつも通り適当に作って食べるぞ」

 

「ふーん」

 

「興味ねぇなら聞くなよ」

 

「興味ないわね」

 

「なんだてめえ。今日の夕食なんだったんだ?」

 

「興味あるの?」

 

「ない」

 

「じゃあ聞かないでくれる? なんかの焼き魚となんかのサラダよ」

 

「なんかってなんだよ」

 

「知らないわ、オシャレそうなやつよ」

 

「なんだそれ」

 

「普通に美味しかったわ」

 

「美味しかったならいいか」

 

 うーん、脳死の会話。空気ゆるゆるやんけなんでいつも喧嘩(笑)してんだこいつら。

 

「いいのよ。……なんでついてくるの?」

 

「あ? まー暗いし一応な。どうせ近いし変わんねえよ」

 

「そう。あ、寮長だわ。……怒ってるわね」

 

「俺帰るから」

 

 ガシッ「逃がさないわよ?」

 

「なんでだよ俺無関係だろ勝手に怒られてろ」

 

「あなたの担当なんだから堕ちる時は一緒よ」

 

「ふざけんな巻き込んでんじゃねぇ」

 

 ウマ娘に人間が勝てる訳ないだろ無駄な抵抗はよせ。

 

「あ、こっちに気付いたわね。近づいてきてるわ」

 

「こんなところにいられるか! 俺は帰らせてもらう!」

 

「どこへ行こうというのかね」

 

「エートコナシと徳井トレーナーだね。騒がしいのは迷惑になるからやめてくれるかな?」

 

 なお寮長はオリキャラである。まぁ時系列的にね、仕方ないね。てかどっちの寮にしようかな……。

 

「「はい、ごめんなさい」」

 

「うん、謝れて偉いね。それで、エートコナシ? 忘れ物を取りにいっただけにしては、随分時間がかかった様だけど?」

 

「いや、そのぉ……トレーナーと色々話してて……」

 

「俺は帰らせようとむぐぐ」

 

「徳井トレーナーと仲良いのは良い事だけど、時間は考えようね。心配になるから」

 

「気を付けます……」

 

「なんで俺まで」

 

「徳井トレーナーも、送るのは偉いですけどまだ子どもなんですから自分の事も考えてくださいね?」

 

「いくら寮長でも言っていいことと悪いことがあるよ? 俺は子どもじゃないし立派な大人だからね?」

 

 立派な大人(笑)。まぁいうても未成年だし子どもかな……未成年だよな? 年齢が……うん、ABCがシニア級の時二十歳になるか? ほなまだまだ子どもか。

 

「私とほぼ歳変わらないでしょう。ほら、エートコナシは寮に帰ってて。私は徳井トレーナーを送ってくるから」

 

「いやだから、俺は大人だって。それにすぐそこなんだから必要ないし、寮長も帰っていいから」

 

「小さなお子様は大人しく送られてなさいよ」

 

「なんだと」

 

「はいはい騒がないで、エートコナシも煽らないの。徳井トレーナーも大人なら受け流してください」

 

「むう」

 

「じゃ、また明日ねトレーナー。早く帰って寝ないと背も伸びないわよ? あ、もう伸びないか」

 

「エートコナシ?」

 

「明日に備えて寝るのでもう部屋に戻りますねおやすなさい!」

 

「全く、あの子も子どもっぽいところあるんだね。徳井トレーナー、行こうか」

 

「寮長も俺から見ればまだ子どもなんだから、別に送らなくていいんだけど」

 

「じゃあ、子どものわがままって事で送らせてもらおうかな」

 

 この寮長大人過ぎる……高校生の姿かこれが……? 

 

「それなら仕方ないか。寮長もまだ子どもだし、わがままも言うよな」

 

「ふふっ、そうだね。でも、わがままなんて徳井トレーナーくらいにしか言わないよ?」

 

 なんだろう魔性すぎる……。普通のトレーナーは大人だから必要ないだけなのに、この言い方が出来るのか……。

 

「おいおい、自分のトレーナーくらいには言った方がいいんじゃないか? 佐藤さんでしょ?」

 

 トレーナーなんて沢山いるからね、そのうちいっぱいオリキャラ書こうね……いややっぱいいやオリキャラ増えすぎると覚えるのめんどいし何より考えるのがちょっと……キャラ設定考え始めると無駄な部分ばっか止まんなくなるからね……。え、今回の佐藤トレーナー? 普通に多い苗字ならトレーナーにもいるだろって適当に付けましたがなにか? 

 

「うん。でも、トレーナーさんの前だとカッコつけたいから。中々わがままを言う機会はないかな」

 

「そうなの? 寮長可愛いし、俺がトレーナーならわがまま言われたいけどなー」

 

 流れる様に口説くなボケ。

 

「あのねトレーナーさん。いつもそういう事を言ってるから夜道に気を付けてねって言ってるんだよ?」

 

「え、何怖い俺変な事言った?」

 

「全くもう、会長も困ってたよ? 何人か被害者が出てるって」

 

「冤罪だ! 俺は何もやってない!」

 

「犯人はいつもそう言うんだよ」

 

「くっ、俺の計画は完璧だったはず。どこでバレたんだ」

 

「そうやって無計画にふざけ始めるところかな」

 

 ぐはぁっ、その言葉は俺に効く。

 

「柔軟な対応と言ってくれ。というか何の話だったんだ?」

 

「自覚が無い方がまだマシだから知らなくていい事だよ。あ、もう着いたね」

 

「やっぱ近いし、わざわざ来なくても良かったんだぞ? 一応トレーナー寮にも警備員さんいるし」

 

「まあまあ、私が徳井トレーナーと話したかったって事で。もう遅いし、あまり夜更かしはしない様にね?」

 

「寮長こそ、寝不足は肌の天敵って言うからな。せっかく綺麗な肌なんだから荒れたら勿体ないだろ?」

 

「あのね、一応言っておくけど、徳井トレーナーはもっと自覚を持つべきだよ」

 

「自覚ね自覚。分かってる分かってる。送ってくれてありがとな、気を付けて戻れよ? なんなら送ってやろうか?」

 

「やっぱり無駄だよね、知ってた。気持ちは嬉しいけど無限ループだからねそれ。あと、今度からは担当の子をあまり拘束しない様にね?」

 

「あ、もうそれ俺のせいになったの。善処するよ」

 

 手を振って見えなくなるまで見送る。寮長という責任ある立場だとなんだかんだで会長経由で交流がたまにあるので割と気安い関係なのだろう。たぶん。

 

 ところで、Aの話を書くはずだったのにどうして途中から1ミリも設定のない突然出てきた寮長との絡みを書いていたんですか? 何一つとしてどんなキャラなのか分からないのにスラスラと書いていたのは何故? その謎を解くためにはまだレベルが足りないようだ。寮長の愛称はサンです。寮長、もしくはサンさんと呼ばれて親しまれています。知らんけど。

 

 

 

 Bの話。

 

 たまたまトレーナー室で2人っきりのBとトレーナー。ソファで溶けている人とソファでだらけている人がいますね。

 

「今日のトレーニングなんですかー」

 

「今日はトレーニング休みだぞー」

 

「あれ、そうでしたっけー」

 

「強い雨降ったしメニュー変更しようとしたんだが、どうにも消耗と効果が見合ってなさそうな感じでなー。室内は埋まってたし、下手なトレーニングするならいっそ休んだ方がマシだからなー」

 

「あー確かに連絡来てた気がしますねー」

 

「トレーナー室きたの快適だからじゃなくて普通にトレーニングあると思ってたからかよーバカだなー」

 

「バカって言う方がバカなんですよー」

 

「なんだとー? そんな体勢のお前なんかけちょんけちょんに出来るんだからなー、言葉はよく選べよー」

 

「はー? トレーナーこそそんな状態で勝てる気なんですかー? マウント取って一発KOですよー」

 

「なんだとこのやろー」

 

「やる気ですか上等ですかかってきてくださいよー」

 

「「…………」」

 

「めんどいしいーか」

 

「そーですね」

 

 何がしたかったんですか? 

 

「今日はどうにもやる気が出ないなー」

 

「私もー。天気とか関係あるんですかねー?」

 

「知らねー。ただ暇なんだよなー」

 

「トレーニングないならやる事ないですねー。どーしよーかなー」

 

「帰ればー?」

 

「このソファと私の相思相愛を引き裂く様であればどんな手を使ってでも抵抗します」

 

「気に入り過ぎだろ……あー、暇つぶしたいけど動きたくねー」

 

「寝たらどうですー?」

 

「今眠くないしなー。んー、そうだなー、お前の胸でも揉んでやろうかー? でかくしてやろー」

 

 いくら小さいからって言っていいことと悪い事があるんですよ! それにBはAよりはまだマシ……なんでもない。

 

「はいセクハラーぶん殴りますよ? 最近はセクハラ少ないと思って油断したらこれですよホントもー」

 

「簡単に殴ろうとするなよー。お前らの反応が悪いからなー、特にCとCB。揉むなら揉めと堂々とするし、キスなんか抵抗どころかあっちから近づいてくるし……あいつら頭おかしいだろー」

 

「どう考えても頭おかしいのはトレーナーですけどねー。まぁでも、それだけ好かれてるって思えばいいじゃないですかー。不満でもー?」

 

「罰になんねーだろー。手軽に出来る罰ゲームなんだけどなー」

 

「…………一応聞いときますけど、今までにやった事あります?」

 

「子どもの時かー? キスはした事あるぞー。ほっぺとかおでこに。皆顔赤くしたり語彙力死んだり挙動不審になったりしてたからよっぽど悔しかったんだろーなー。大体はゲームで負けた時の罰だったはずだしー」

 

 これもトレ母の仕業か、おのれ許さんぞ。

 

「……そうですかー、可哀想に。流石に口にはしないですよねー」

 

「そこまでやったら流石にイジメだろー? それともなんだ、お前まさか俺のファーストキッスを狙ってるのかー? せめてダービーとってから出直せー」

 

 なお知らないだけでファーストでは無いものとする。そう、それはロリカフェとの事故……否、お友達による事件。お友達のちょっとしたイタズラが、まさかマウストゥーマウスになるとは……睡眠中の出来事なので知らなくとも仕方がないのです。まあでもファーストキスなんて本人の自認が大事だし問題ないよね! 

 

「ありえないです自意識過剰やめてくださーい」

 

「はー? 俺のキスが受け入れられないってのかー?」

 

「なんだこいつ。自分で罰ゲームって言ってたじゃないですかー」

 

「そうだな。ふむ、じゃあダービー負けたらキスしてやろう」

 

「死んでも負けられなくなりましたねー、元々負ける気ないんでいいんですけど。じゃあ私が勝ったら何してくれるんですかー?」

 

「む、そうだなー……くっ、仕方ない。その時は俺のファーストキスを捧げてやろう」

 

「何も変わってないんですけどー。ゴミを押し付けないでください」

 

「冗談だろーが強い言葉を使うなよ泣くぞ?」

 

「勝手に泣いててください。んー、でも欲しい物思い付かないんですよねー。強いて言うならダービーで勝つ事なので、その時には叶ってますし」

 

「金か? 金なのか? この卑しんぼめ!」

 

「黙ってくださいその口塞ぎますよ?」

 

「口で?」

 

「靴で」

 

「蹄鉄付きだと歯が折れるぞ」

 

「いいんじゃないですか?」

 

「よくねえよ。ま、勝った時の事は勝ってからだな。勝ち目薄いし」

 

「そうですねー、って何しれっと貶してるんですか。今の流れはその為にもっと頑張ろうって話でしょ」

 

「事実を言っただけだろ。悲しい事に勝ち目は薄いんだ、そう、お前の胸くらい」

 

「なら割とありますね。ところでそろそろ殴りますよ?」

 

「暴力に訴えるとはウマ娘としてどうなんだ? まあ殴れるものなら殴ってみろ、俺はみっともなく泣いてやる。お前の胸でな」

 

「余りにもみじめな脅しですね。そうなったら窒息させるだけですけど」

 

「ふっ、窒息出来るほどねえだろ」

 

「はい堪忍袋の緒が切れましたー温厚な私を怒らせるとは流石ですねー」

 

「ふーん、それで何が出来るというんだね?」

 

 ようやく起き上がったBはアホの元へ行き、未だ寝っ転がるバカを持ち上げ、困惑するボケを無視してソファと変態の隙間に入り、そして落とす。つまりBの上にトレーナーが覆い被さる状態である。

 

 そしてパシャ、とスマホで写真を撮り。

 

「これをたづなさんに見せます」

 

「話し合いをしようじゃないか」

 

 全面降伏わろた。たぶんいつもの事だし……ってスルーされると思いますよ? 

 

 なんやかんやあって、勢いでやったはいいもののあまりの密着度合いに耐え切れなくなったBが許す形で収まった。想像してみてほしい、上に人が乗っていて、そいつが頭を少し横にずらして肩に顎を置いている状態を。場合にもよるが、首元に息がかかり、あるいは頬同士がくっつく。いくら普段から距離が近く、まぁ別に抱きつくくらいなら……と思っているBでも流石に耐え切れなかった様だ。敗因は羞恥心があるかどうかの差。多分Cだったら嬉々として離さないだろうね。

 

 ……何故こいつは担当の上に乗っている事に対して一切の躊躇なく脱力してるんだ? いやまぁウマ娘にとって人1人程度の重さはなんでもないけども。

 

 

 Bの話ボツバージョン。理由はあまりにもセクハラが酷い気がしたから。なお書き直した後も酷かった模様。じゃあもういいか。

 消してなかったのは書いてる間はノリノリで楽しかったから。後半は何書いてるのか分かんなくなったし冷静になると頭悪すぎて自分を疑ったけど。深夜テンションはなんて恐ろしい……。最初の方は同じなのでスキップ。

 

「かかってきてくださいよー」

 

「「…………」」

 

 動く気もやる気も何も無くて草。じゃあなんで言い合いしてんだ……? あ、イチャイチャか。

 

「お前が来いよ」

 

「トレーナーこそビビってるんですか?」

 

「んなわけないだろお前に有利な状況でやってやるって言ってんだよ」

 

「トレーナー如きが何を言ってるんですかー、どうせ負けるんですから少しくらい抵抗する気概はないんですか?」

 

「「…………」」

 

「こうなったら仕方ねえ、じゃんけんで負けた方が上だ。異論はないな?」

 

「ないです、さっさと決めましょうか」

 

「「最初はグー、じゃんけん」」

 

「パー」「チョキ」

 

「私の勝ちですね、負け犬はさっさと動いてくださいよ」

 

「ふん、その舐め腐った態度後悔しないといいなぁ?」

 

 ……なんでそんな無気力な状態で遊んでんの? もういっそ2人で寝てろよ。

 

「仕方ない。お前のその余裕ぶった表情をすぐに変えてやろう、泣いて謝らせてやるよ」

 

「はいはい御託はいいのでいつでもどーぞ。分かりきった勝負なんて早く終わらせましょう」

 

 のそり、と起き上がったトレーナー。何をするでもなく溶けたままのBに近づいていく。

 

 未だにうつ伏せの状態で、余裕をかましているBの腰元あたり、尻尾の下くらいに勢いよく座る。

 

「もう謝っても許さん! その余裕いつまで残っているかな! くらえ!」

 

 ガバッとBの制服を下のシャツごと限界まで上げる。素肌の背中と下着が露わになるがその程度の些事を気にするトレーナーではない。

 

「はあっ!? ちょっと何してるんですか変態!?」

 

 溶けることをやめ慌てるBを重心を上手く利用してどうにか押さえ込み、もはや防御する物のなくなった背中や脇腹に向けて器用さを無駄に活かして襲いかかる。

 

「こーちょこちょこちょこちょ!」

 

「んっ、あはははははははちょっとんふふふふやめっ、バカはははははははははっっ!」

 

 はーっはーっ、とレースを走った後かの様に息も絶え絶え、顔も紅潮しているB。……これセーフ? トレーナー的にはアウト? それはそう。

 

「どうだ負けを認める気になったか!」

 

「ふーっ、そんな訳っ、トレーナーやめて変態にでも転職したんですかぁっ?」

 

「貴様ァ、まだ言うか! ならばよい、おかわりをくれてやろう!」

 

「そう何度も好きにさせると思いましたかっ!?」

 

「何ぃっ!?」

 

 これまでのトレーニングの成果を活かし、柔軟な肉体をフル活用して全力で体を反らし、足でトレーナーの体を挟む。とはいえ無理な体勢なので掴んだトレーナーごと足を下ろし、ごふぅっとトレーナーの頭はソファに直撃。硬いタイプのソファだったら致命傷ですよ? 

 

 拘束されたトレーナーは手や足こそ動かせるもののガッチリと挟まれた体を起こす事は出来ず、BはBで足で挟んだトレーナーが上に乗っているため起き上がれないという奇妙な硬直状態に。

 

「……はぁ、仕方ない。この手は使いたくなかったんだが」

 

「この状態で何する気ですか、結構この体勢キツイんですけど。もう引き分けでいいので服直させてください」

 

「まだ勝負は終わっていない!」

 

 体を拘束しているBの足、靴下を脱がし始めるトレーナー、もとい変態。

 

「ちょっと待ってくださいバカですかバカですよね」

 

 何をするのかと足に力がこもってミチミチと音が聞こえそうな程に締め付けるが、その程度で止まるのならバカとは呼ばれまい。

 

「素足に我がくすぐりを食らって生きて帰った者はいない! いや待って痛いし息苦しいかも……」

 

 ぬおお、と不自由な状態で無理して動いていたせいで手元が狂って脱がした靴下を手放してしまう。そしてその行き先は不運にもトレーナーの顔の上に。

 

「うわくっさ」

 

「ぶっころしてやる!!!!」

 

「ゴホッゴホッ、いや待て話を」

 

「お前を殺して私も死ぬぅ!!!」

 

「キャラ崩壊してるぞ!」

 

 怒りで我を忘れたBは、普段無意識に行っている日常生活に支障が出ないための力の制御を外し、ウマ娘本来の能力でトレーナーの下から抜け出し、逆にトレーナーを押し倒す形になった。

 

 死にたくないトレーナーも抵抗をするように、どうにか両手で組み合う。が、力で完全に劣っている以上手を塞ぐ以上の効果はない。

 

「私臭くないし! 普通だし! むしろいい匂いだから!?」

 

「落ち着け、俺が悪かったからとにかく落ち着け、さもないと死者が出るぞ」

 

「匂ってよ! 頭でも脇でも胸でもさあ! ほら! ほら!」

 

「よーし分かった、そーっと、そーっとだぞ、頭を近づけてみろ。そして手の力も抜いてくれ、折れそうだ」

 

 ぐりぐりと顔に押し付けるように頭を向ける。頭を擦り付けてるし耳もバタバタ動いているので情報量がすごい。

 

「すんすん、うん、いい匂いだな。手入れしてるのが伝わってくるぞ」

 

「ほら! それに足も臭くないし! もう1回嗅げば分かるから!!」

 

「まあ待て、靴下ってのはどうしても蒸れたりするし」

 

 その時、扉が開いた。

 

「ねえ、ミケここに来てな……い…………ごめんなさい」

 

「違う!! 違うよエーちゃん!!! 待って! 説明させて!!」

 

 息は荒く顔は紅く染まり服装の乱れたBがトレーナーを押し倒している構図。こいつらうまぴょいしたんだ!! 

 

 

 

 Cの話。

 

 トレーナーが目を覚ますと、目の前にCがいた。

 

 とりあえずんんぅーっと伸びをして、顔を洗いに行く。可愛いと眺めてくるCは無視。ルーティーンは崩さない。

 

 顔を洗いうがいをしてタオルで拭いてから、ずっと着いてきていたCに向かってようやく言葉を放つ。

 

「なんで?」

 

「トレーナーさんと一緒にいたいからですよ〜?」

 

「そうか。カナも朝ご飯食べるよな?」

 

「はい」

 

 こいつの担当はもれなく全員合鍵を持っている。最初にCBが自分家の鍵と交換で持っていき、それを見たCが欲しいと言い、じゃあとBも貰う事にし、ついでにAにも配られた。なお、トレーナー寮では担当には合鍵を渡す事を許されている。理由は言うまでもないかもしれないが、昔、体調不良のトレーナーのお見舞いにきたウマ娘が勢い余ってドアをぶち抜いたからである。それ以降、担当には合鍵を渡していい事になったしドアは分厚くなった。とはいえ、余程親密にならない限り渡しているトレーナーは少ないが。

 

「あー、今肉しかねえな。まー普通に焼けばいいか?」

 

「焼くのは私がやるので〜他の準備をしてください〜」

 

「んー、じゃあ味噌汁でも作るかなぁ」

 

「火は危ないので私がやります〜」

 

「えー、じゃあ何するかなー」

 

「包丁なんて絶対ダメですよ〜?」

 

「やる事ねーよー。皿でも用意しとくかぁ」

 

「お願いしますね〜」

 

 やけに過保護なCを不思議に思いつつ、別にいいかと大人しく従う。

 

 手慣れた様子で料理するCを、やる事も無いのでボーッと眺めるだけの時間。見られていると気合いが入るのかより一層真剣にこなしていく。

 

 特にこれといって問題が起きることも無く、普通に朝食が出来上がった。声を揃えていただきますと言い、食べる。

 

「うん、うまいな」

 

「ありがとうございます〜」

 

「後で昼と夜の分買いに行くかー」

 

「そうですね〜トレーナーさんの健康のためにもバランスのいい食事を作らないと〜」

 

「お前は俺の母親なのか?」

 

「似た様なものでしょう〜?」

 

「んー、まぁそうか。意気投合してたしな」

 

「連絡もとってますよ〜」

 

「それは知らなかったんだが? 俺もよく連絡取ってるけどそんな素振りなかったぞ?」

 

 その連絡の際に必ずちゃんとした食事をしているか確認されるので、毎週日曜日だけ手抜きじゃない料理をしている。それを知っているCBが高確率で現れる(別にそれとは関係なしに現れる)ので多めに食材を買うが、現れなかった場合、余った分はやよいちゃんやたづなさん、黒沼トレ等にお裾分けしている。過去、カレーを長時間かけて作った時には匂いが漏れ、その日のトレーナー寮では夕食ないし夜食にカレーを食べる人がめちゃくちゃ多かったとかなんとか……。

 

「トレーナーさんの情報共有してるだけなので〜」

 

「それならいいか。いやいいのか? 変な事言ってないよな?」

 

「トレーナーさんの言葉とか〜あと写真とか送ってるだけですよ〜」

 

「まぁいいけど。楽しいのかそれ?」

 

「楽しいですよ〜」

 

「そういうもんか」

 

 だらだらと喋りながら食べ終わり、片付けと洗い物も済ませてゆっくりとする。

 

 座ったCの上にトレーナーが座り、抱き締められるのを甘んじて受け入れる。ここですよ〜? という圧力に屈したのでもはや抵抗などしていない。

 

 だらーんと体重を預けながら、今日は何するかなーと考えていると、珍しくCから提案があった。

 

「今日は家でゆっくりしませんか〜? 食材は後で私が買ってくるので〜」

 

「それなら普通に俺もついていった方がいいだろ」

 

「それは、そうですけど〜……じゃあ、私から離れないでくださいね?」

 

「どうせお前離れないじゃん」

 

「絶対ですよー?」

 

「分かったって。んじゃ今日は何すっかなー、ゲームでもするかー?」

 

「そうですね〜」

 

 そうして始まるのは1人用ゲーム。Cは(トレーナーを)見てる方が好きだから人数合わせ以外でやる事が少ないのですねぇ。もはや一緒にいるだけで満足しているまである。

 

「んあー、これもうちょっとレベル上げないと無理か〜? いけなくも無さそうなんだよなぁ。まぁいいや、そろそろ買い物行くかー」

 

「はーい」

 

「いや準備するから離して? 着替えるからさー」

 

「仕方ないですね〜」

 

「なんでわがままを聞いてあげてるみたいな感じなの……? まーいいけど」

 

 タンスを開けて適当に上から服を取る。おしゃれ? そこにないならないですね……。

 

「知ってたけど普通に見てくるよな。いやーんえっち」

 

「別に今ここで襲ってもいいんですよ〜?」

 

「もーお前らすぐそうやって俺をクビにさせようとするのやめなー? 誰も幸せにならんぞ〜?」

 

「私はトレーナーさんと一緒なら幸せですよ〜」

 

「そうかー。でもまぁもうちょっと考えようなー? っていう」

 

 珍しくトレーナーがまともだ……いやこれ基準が狂ってるだけか……? 

 

「トレーナーさんさえいればどんな状況でも関係ないので〜」

 

「はいはい、俺もカナが好きだよ〜っと。うし、行くかぁ」

 

「心がこもってないのでもう一度〜」

 

「好き好き大好き〜」

 

「その証明は〜?」

 

 にこにこしながら何かを待つように手を広げて立っている。ハグ待ちですね、はい。

 

「仕方ねえなぁ。とぉっ」

 

 勢いをつけてジャンピング突撃。ぐわしっと首元に腕を回す様に飛びつく。まさかこれは、伝説のだいしゅきホールド……! 

 

 その体勢のまま、流れる様に頬にキスをする。

 

「これでいいか?」

 

「ふふ〜はい〜。普段からもっとしてくれてもいいんですよ〜?」

 

「いやこれ気合いを入れる必要あるし。てかこれで喜ぶ理由が俺には分からん。ちょっと楽しいけど」

 

 我にも分からん。

 

「お母さんも喜ぶと思いますよ〜?」

 

「確かに似た様な事してたな。ただの遊びだと思ってたけど」

 

「あとシービー先輩とか〜」

 

「いや、シービーは飛びついて来る側じゃないか? まぁたまには俺から突っ込んでみてもいいかもな」

 

 喜んで受け入れるだろうけど、普通にそのまま離さない未来が見えるよ? またトレセンでの評判バグるけど大丈夫そ? まぁ気にしてないか。

 

「買い物に行きますよ〜」

 

「まて、このままは流石にまずい。ご近所さんの噂の的になってたづなさんに説教される未来が見える。ただでさえシービーが変な事するせいで俺は目立ってるんだぞ」

 

 変な事してるのシービーじゃないと思うんですよね(名推理)。

 

「今更ですよ〜」

 

「それもそうか。いや動きづらいだろ、1回下ろせ、手繋いでやるから」

 

「仕方ないですね〜」

 

「腕組むのか。別に何でもいいが」

 

 家から出ても過保護は続く。いつもは流れる様に車道側を歩くトレーナーを無理矢理歩道側に寄せたり、自転車がくれば大袈裟に距離を取ったり、横断歩道が青になってからもよく確認してから渡るため、普段よりもペースはゆっくりとなる。

 

 一緒にいるだけでいいと思っているタイプの2人なので、話が弾むというよりはまったりとした雑談をしながら歩く。

 

 明日の分もと多めに、種類も豊富になる様に選ぶ。特に献立を考えるでもなく、なんとなく何かは作れるだろと良さげなやつはどんどん買う。どうせ明日の気分なんて分からないし、余り物で適当に作っても美味しいし、と脳死の買い物。トレーナーの給料もあり、そこそこどころじゃなく担当に費やしてはいるがお金に困っている訳でもなく、かといって特に高級志向もないのでただ普通に躊躇のない買い物をしている。そんな生活を一度はしてみたいね……。

 

 当然の事ながら、買い物中も腕組みは継続されている。離れる事が許されたのは会計の時と袋に入れる時だけだった。

 

 突然シービーが来ても明日まで足りるくらいには買い、荷物は多いがそれでも腕組みはやめないのでウマ娘じゃなかったら普通に無理だろというレベルで片手でかなりの量を持っている。野菜が多いので結構な重さのはずだがバランスを崩す事もなく普通に歩く光景は、アンバランスにも思えるがよく見られる光景である。ウマ娘がトレーニング以外で重いと感じることは珍しい。感情が重い子は珍しくないが。

 

 買い物を終え気分よく、しかし荷物の分機敏に動く事が難しくなったので行きよりも注意しながらの帰り道。本当なら車が突っ込んできて……というような展開も起こりそうだが、トレーナーを傷付けるつもりかとキレたCが片足で止める姿しか思い浮かばないし流石にそれだと足が無傷か怪しいのでそんな展開にはならない。キレたウマ娘なら突っ込んでくる普通車くらいなら蹴り飛ばせるんじゃないか……? 火事場のバ鹿力ってあれでしょ? 火が燃え移らない速度で動けるし鉄筋コンクリートもぶち抜けるんでしょ? いけるいける。

 

 何も起こらずに平和に平凡に帰ることに成功。気を張っていたCも流石に部屋に入れば一安心。手洗いうがいも欠かさないし、冷蔵庫に入れる物はテキパキと入れるし、抱きついてるし。

 

 昼ご飯は、なぜか輝いて見えた刺身。流石にCも魚は捌けない(トレーナーは一応最低限ならやれるが、今日は包丁を禁止されている)ので普通に刺身用のブロックのやつ。私はブリが好きです、お前は? 

 

「もう食べますか〜?」

 

「ん、そうだな。時間的にも丁度いいし、軽く歩いていい感じにお腹も空いたしな」

 

「準備しますね〜」

 

 大根の千切りを多めに作って刺身のつまとサラダの両方をこなしつつ、他の野菜もいくつか切る。そしてメインの刺身を均等になる様に綺麗に切り、端っこだけ不揃いになったので証拠隠滅のため口に入れる。当然バレるが口移しで黙らせる……なんてすることもなく、普通に謝りながらあしらう。後は朝の残りの米と味噌汁があるので準備完了。

 

「うむ、中々綺麗な刺身だな。つまみ食いは許されないが」

 

「せっかくなら見た目も綺麗な方がいいですよね〜」

 

「まあ気持ちは分からなくもないが。形と大きさがバラバラでもそれはそれでいいけどな。まあ料理する側の特権として今回は特別に許そう」

 

 いただきますと言って食べ始める。醤油にわさびを溶かして、つまも一緒に掴んでバクリ。美味すぎる……と言いながらご飯も進む。冷たい刺身と温かいご飯の相性はまあ人によるが、トレーナーは米好きなので割とどんな物でもご飯と食べる。というか、それを気にするのは多分Aだけ。うーん、と納得いってない顔で食べてる気がする。まあ美味しいけど……ってやっぱり納得いってなさそう。いや偏見だけど。だがしかし、オリキャラにとって作者の偏見とは真実なのである。なんかごめん。お詫びに皐月賞勝たせてあげるね……。

 

「やはり輝いて見えた俺の目は正しかったな」

 

「何でも美味しいって言ってますよね〜?」

 

「そんな事はないぞ。美味しい物しか美味しいとは言わないからな。俺ほどの正直者も中々いないだろう」

 

「う〜ん、確かにトレーナーさんは素直ですね〜。私の事どう思ってますか〜?」

 

「好き好き大好き〜」

 

「抱きますよ〜?」

 

「お前それ脅しとして最強過ぎるからな? そのチートカード俺も欲しい」

 

「使ってもいいですよ〜」

 

「使える相手いねえよ」

 

「え〜? いつもしてるじゃないですか〜」

 

「お前絶対意味分かって言ってるだろ。俺は知ってるぞ。これで俺が抱くぞとか言ったらお前はどうする?」

 

 Aはは? って端的に拒否するし、Bは頭おかしいんですか? あ、いつもか。みたいに煽るし、CBはトレーナーのせいだよね? って襲ってくるぞ。最後だけなんかおかしいな? 

 

「とりあえず脱がせます〜」

 

「だろうな……いや俺をかよ」

 

「私はただ、トレーナーさんを想ってるだけですよ〜?」

 

「それとこれとは話が別だからな? そもそも中学生が下ネタを使うな」

 

「最近は学生もおませさんですよ〜。トレセンだとレースとトレーニングが中心なのであまりないですが〜、私はトレーナーさんが1番なので〜」

 

「その流れで言われてもなんか微妙なんだが。つか知ってるし。お前俺の事好きすぎだろ」

 

「好きですけど〜? 愛してますよ〜?」

 

「無敵か? エーとかミケならもっと良い反応するんだけどな」

 

「エーちゃんは素直じゃないので〜ミケちゃんは楽しんでるからですよ〜」

 

「うーん、まあいいけど。何の話してたんだっけ?」

 

「私とトレーナーさんが相思相愛って話ですよ〜?」

 

「それは結論だろ? ご飯が美味しいって話から何がどうなってそうなったんだ……?」

 

 どうしてだろうね……? 何が起きたのか分かんないや……。

 

「私の愛が伝わったんですね〜」

 

「そうかな……そうかも……。いやだが、愛の大きさという話なら俺も負けてないぞ。俺はウマ娘が大好きだからな」

 

「でも私はトレーナーさんのためなら死ねますよ〜?」

 

 それはあくまで表現として使う言葉な訳で、本気で言うのやめな? 

 

「いや死ぬなよ生きろ。それで言うなら別に俺だってお前らのために死ねるし?」

 

 まぁ目の前のウマ娘の命と自分の命なら前者を優先しますよね、即答で。多分中央トレーナーの2〜3割はそれが出来る狂人だと思う。さらにその内の1割くらいはウマ娘の幸せの為に命を賭せる。つまりアプリトレは異端なのですよ。

 

「たとえ冗談でも二度とそんな事言わないでくださいね?」

 

「えっ、はい。え、理不尽じゃね? それならお前も言うなよ? 俺のためにも生きろよ?」

 

「私はずっとトレーナーさんのために生きてますよ〜?」

 

「あ、そう。そういえば、最初からそうだったから普通に受け入れてたけど、距離感バグってるよな?」

 

「運命、ですね〜」

 

「そういうもんか。まあ俺もなんとなくカナは他人の気がしないし一緒だと安心するからな、なんかあるんだろ」

 

 それだけで流せるのお前だけだが? 理由になってる様で説明不足だが? でも書くにはちょっと文字数やばいことになりそうだから説明はしないね。いつか書くから……。

 

 ともあれゆるーく(?)話しながら食べ終わり、ごちそうさまして片付けやら洗い物も済ませ、また午前と同じ様な体勢で同じ様にゲームを始める。

 

 途中でなんか眠くなってきたな、少し寝るか〜とトレーナーはCを枕にし、Cはトレーナーを抱き枕にするというウィンウィンの関係で軽い昼寝。安心しきった無防備な寝顔は、AかBがいればつい写真を撮っていたと思うくらい絵になる姉弟である。いや他人だわ。

 

 正直既に長いしこの辺で終わってもいいんだけどせっかくなので風呂と就寝くらいは。

 

 夕食もさらっと済ませて、後は風呂入ってのんびりして寝るだけ。ここまでほぼずっと密着しているCが当然離れるわけもなく。

 

「風呂は……うん、そりゃ一緒に入るよな。着替えもどっかに仕舞ってただろ」

 

 何を当たり前の事を? と首を傾げるCは既に準備万端。トレーナーを洗う気まんまんです。

 

「早いな。いや俺の着替え先に取らせて? 別に逃げないし、ちゃんと洗ってやるから」

 

「もう、遅いですよ〜」

 

「カナが早すぎるだけだろ、いつ取ってきた。あれ、パジャマどこだ?」

 

「洗濯しましたよね〜?」

 

「そうか、じゃあこれでいいか」

 

 着替えを持って脱衣所へ。この2人に今更羞恥心も躊躇もある訳がなく、普通に脱いで普通に風呂場に。

 

 さっと手を浴槽に突っ込んで一応温度確認。丁度いい温度。

 

 一応椅子増やした方がいいか……? と思いつつでも邪魔になるかな〜と結局買ってないので1つしかない椅子にまずはトレーナーが座る。シャワーが温かいのを確認して、目をつぶってCに頭を差し出す。

 

 まるで子供にするかのように髪を洗ってあげるC。その手つきは優しく、しかし程よく力も込めた心地よい愛のある技。髪を流したら次は体も……とは流石にならず、今度はCが洗われる番。

 

 位置を交代してトレーナーが洗う。耳に泡が入らないよう注意しつつ、手際よく洗い残しの無いように丁寧に洗う。痒いところないですかーとか返答を分かってる上で聞いちゃうし、なんなら鼻歌も歌っちゃう。流す時にも細心の注意を払って、そして完璧にこなしてちょっと自慢げにする。ウマ娘の髪を洗うなんて母とカフェで慣れてるから失敗することの方が珍しいが。

 

 体は普通に自分で洗う。トレーナーが石鹸派なので石鹸を泡立てて。まぁ背中は洗いっこするんだけど。柔軟性的に手は普通に届くんだけど、やっぱ力は入りづらいからね。なんならCは全身洗ってもらおうとするし全身洗おうとするんだけどね、トレーナーはNOと言える男なので。いくらウマ娘に甘いとはいえ、3回に1回くらいはちゃんと自分で洗わせますとも。流石にそこまで甘やかしませんよ。

 

 しっかりと泡を流した事を確認して、湯船に浸かる。普通にCの上にトレーナーが座る形で。もはや定位置なのでね、疑問などないのだよ。

 

 ふあ〜と気持ちよさそうに湯に溶け、のぼせない様に早めにあがる。

 

 頭拭いて体拭いて、体はポカポカだし最低限下着だけ着けてからCの髪と尻尾のドライヤーを始める。脱衣所の端っこによけてあった椅子に座らせて、ドライヤーの風から適切な距離を保ちながら乾かす。しっかりと乾いたら、今度はブラッシング。髪を梳かれているCは、それはそれは幸福そうではありませんか。尻尾も綺麗にされて、ぶんぶんと試し振りをしてご機嫌。まぁトレーナーといる限りずっとご機嫌なんだけど。

 

 風呂を済ませ、だらーんと全力で寛ぎ、気づけばもう寝る時間。当然Cが来客用布団なんて出す訳もなく、トレーナーと同衾することは確定しています。

 

 歯磨きをして、トレーナーのスイッチはオフ。眠気に負けそうな感じでCにくっついて寝室へ。

 

 布団に横になって、おやすみなさいと言ってから、そういえば、と。

 

「なんか今日変だったな……?」

 

 遅くない? ヤドンの親戚かな? 

 

「それは……夢を見たんです。とても怖い夢を」

 

「そう……今日はいい夢だといいね……」

 

 いい夢になる様に、と軽く抱きついて。すぐに寝息を立て始めたトレーナーを愛おしむ様に、大切に優しく撫でながら。

 

「今も、とてもいい夢が見られてますよ。おやすみなさい」

 

 そっとキスを落とし、安心した顔で眠りについた。

 

 次の日の朝。目を覚ますと。

 

(んぅ、ん……? なんか、動けない……?)

 

 不思議に思ったトレーナーが目を開けるとそこには抱きついているCが。あぁ、いたなと回らない頭で思い出し、起こさない様にそっと抜け出そうとして、それにしても動けない? と顔だけ動かして後ろを見ると。

 

 なぜかそこにはCBがいた。挟まれていればそりゃ動けないはずだ。しかも、2人ともすやすや寝ている。

 

(まぁ、いいか……)

 

 起こす訳にもいかないし、惰眠を貪るのは休日の特権だから、とそこまで考えてたかは別として二度寝を選択。揃って昼前まで爆睡をかました。

 

 

 

 ついでにCBの話。

 

 フェブラリーSで起きた事をまとめると。

 

 ダートウマ娘「三冠とったからって調子乗ってるんじゃない? 大人しく芝のレース走った方がいいと思うけど?」

 

 レース後

 

 ダートウマ娘「三冠ウマ娘には勝てなかったよ……でも次は負けないから! 覚えてろ!」

 

 大体こんな感じ。ついでに言うと、菊花賞で失敗した領域も今回は条件を満たして使ってるので今後誰かが使える様になるかもしれない。なお、久しぶりの三冠ウマ娘で本人が思っている以上に圧倒的人気のあるCBが何故かダートを走っているのでダートへの注目度が上がっている。未来のウマドルは少し楽になる……かもしれない。

 

 

 雨の日。あまりの天気の悪さに買い物に行くのをやめたトレーナーがだらだらしていると来客が。

 

「ただいまー」

 

「おうおかえり。で、なんでこの大雨の中ウチ来てんの? てかびしょびしょじゃん、タオル持ってくるからそこで待ってろ」

 

「はーい」

 

 プールにでも突き落とされたの? ってくらい濡れているCBが立っていた。それもそのはず、なんと傘を所持していない。

 

「ほら、とりあえず顔だけでも拭いとけ。んでシャワー浴びろ、風邪ひくぞ」

 

 洗面所までの道のりにタオルを敷いて廊下の被害を防ぎ、その上を大人しく歩いていく。洗面所というか脱衣所というか、ともかく多少濡らしても問題はなくなったので警戒を解く。

 

「まぁとりあえず体冷える前にシャワーだな。風呂も今入れ始めたから、ゆっくり温まってろ」

 

「別に問題ないよ? 今までも体調崩した事ないし」

 

「それはそれこれはこれ。大人しく従ってろ」

 

「はーい。…………!」

 

 完全に何かを思いついた顔。

 

「じゃあ俺着替え持ってくるからさっさと入っとけよぉ!?」

 

 ミスターシービーのとびかかる! トレーナーは不意をつかれてよけられない! びしょびしょの状態になった。

 

「あははっ、トレーナーも濡れちゃったね。風邪ひくかもしれないし、一緒にお風呂、入ろっか?」

 

「なんなのお前。てかめっちゃ身体冷たいぞ、大丈夫か?」

 

「心配ならトレーナーが温かくしてくれる?」

 

「シチュエーションによっては可愛いセリフなのにな。仕方ない、おらさっさと脱げ」

 

「いや〜、トレーナーに脱がされる〜」

 

「ふざけてる余裕あるし元気なのは分かるが、それはそれとしてバカでも風邪はひくからな。ほらバンザイしろバンザーイ」

 

「……もっといい反応を期待してたんだけど? ほら、自慢の可愛い担当の裸だよ? 何か感想ないの?」

 

 自分で裸とか言うのやめな? まぁこのアホに一切その気がないので問題ないと思うけどさぁ……。

 

「あー? 確かにいい身体してるよな。筋肉のバランス天才的だし、柔軟性、耐久性も優れてる。体格も恵まれてる方だろ。走る事に関して最高の肉体と言ってもいいんじゃないか?」

 

 ペタペタと触りながら解説。そこに羞恥心はあるんかぁ? 少なくともCB側には少しはあるんですけどね……。

 

「……うん、そうだね。トレーナーだしね。分かってたけど、やっぱりダメかぁ……」

 

「何がダメなんだ? 誇れよ、素晴らしい肉体だろ? 顔も良くて身体も良いなんて贅沢なやつだねぇ、バグか何か?」

 

「はいはい。アタシの事が好きなのは分かったから、早く入ろ。風邪ひくよ」

 

「お前が言うか」

 

 当然の様に2人でお風呂。流石のCBも恥じらいは存在したが、何も気にしてなさそうなアホを見ているとバカらしくなって普段通りに。

 

 まぁおおよそCの時と変わんないけど、強いて言うなら浴槽にお湯が溜まりきってなくて、溜まるまでずっと浸かっていた分少し長く入ってたくらいかな? 芯までしっかり温まった様子。

 

 風呂から上がって拭き終わってから、着替えがない事に気付く。

 

「あー、取ってくるわ。まだ髪とか尻尾濡れてんだから、大人しく待ってろよ? 適当でいいよな?」

 

「うん。あ、勝負下着でもいいよ?」

 

「レースでもないのに何の勝負する気だ? まぁいい、目に付いたやつ適当に持ってくる」

 

「……トレーナーとの勝負はアタシの負けかな、流石に一度も照れないとは思わなかった。うーん、魅力的とは思われてるはずなんだけどな〜」

 

 まぁ、うん。相手が悪かったと諦めよう。こいつは攻略法はあるけどそれ以外で落ちないタイプだから。

 

「ういー持ってきたぞ〜」

 

 自分は着替えてから持ってきたトレーナー。まぁ裸族じゃないし、普通に着るよな。

 

「ありがと。トレーナーはこれが好きなんだ?」

 

「色はやっぱ上下揃えた方がいいだろ?」

 

「……そうだね。それでこれは? どういうつもり?」

 

 指すのは明らかに新品未使用のTシャツ。CBの上着として用意されている。

 

「ふっふっふー、お前がよく俺の服着るから少し補充しようと思って買ってたやつだ。丁度いいタイミングだったな」

 

「は?」

 

「えっなにこわい」

 

「脱いで。早く」

 

「情緒不安定か?」

 

 困惑しつつも言う通りにするのは好きだからなのか、圧に屈したのか……。

 

「全くもう、トレーナーは全然分かってないね」

 

 着替えたばかりのトレーナーから奪い取ったシャツを着るCB。

 

「俺のパジャマが〜。後でまた取ってくるか……」

 

 パジャマにしているのは着古した、ややくたびれた服である。部屋着兼パジャマとして有効活用されている。そしてそれがCBの部屋着としてさらに有効活用されている。つまりはまぁ、CBの機嫌は直った。新品のシャツは次の外出まで封印された。是非もなし。

 

 そしてまぁ、ドライヤーだの諸々をいつも通り済ませた訳だが。重大な事実を思い出す。

 

「夕飯ないんだよな。雨で買い物にも行けないし、昼に全部使い切ったし。どうせ1人だから久々にカップ麺でも食べようかとしてたんだった」

 

「えー」

 

「ないもんは仕方ないだろ。急な雨だし、ここまで酷くなると思わなかったしな。つか止む気配ないな、泊まるよな?」

 

「晴れても泊まるよ。カップ麺なんて買ってたんだ? ずっと自炊してるイメージあるけど」

 

「別に嫌いではないぞ、普段は食べないだけで。というか、お前のコラボのやつだぞ? パッケージのイラスト飾ってるの。お前がいらないって言ったのをせっかくだから俺が貰ったやつ」

 

「そんな事もあった様な気がしないでもないね。はあ、仕方ないか〜」

 

「そーそー、仕方ない。ま、たまにはいいだろ。それに、よく言うだろ? 何を食べるかより誰と食べるかって。俺と一緒なら美味しく感じるだろ」

 

「え? 誰を食べるかって?」

 

「難聴系になって混ぜるな、そして近づくな。俺は美味しくないぞ」

 

 いやでもお前いっつもカモが鍋背負って他の具材も持って下処理済ませてる状態みたいなもんだし、ウマ娘に理性が存在しなかったら美味しく頂かれると思うよ……。

 

「そんなの食べてみないと分からないでしょ? 何事も挑戦だよ」

 

「なんなの? 空腹で頭おかしくなったの?」

 

「もう、冗談だよ冗談。せっかくならもっとムードを大切にしたいし、ね?」

 

「ね? じゃないが。俺を食おうとするな」

 

「あ、勘違いしないでね? アタシが食べようとしてるのは性的にだから」

 

 カニバルカーニバル開演はしないと。されたら困るよ? いやどっちにしろ困るよ? 

 

「明言すんな。場合によってはお前には雨の中帰ってもらうことになるぞ」

 

「今日は、帰りたくないな……」

 

「いつも帰んねぇだろ。俺が貞操の危機だと感じたら容赦なく帰らせるからな、行動には注意しろ」

 

「アタシがそんな事するように見える?」

 

 原作ならないんだろうけど、ここのCBだいぶとち狂ってるからな……ないとは言いきれない。

 

「じゃあ俺が許可だしても襲わないと誓えるか?」

 

「それは合意の上じゃん」

 

 許可あるじゃん。

 

「確かに。例えが悪かった。じゃあ俺がめちゃくちゃ無防備で誘ってるとしか思えない状況でも何もしないと誓えるか?」

 

「誓えるけど。トレーナーっていつもそんな感じだよね」

 

 まあ、トレーナーに対して抱いてるのが明確に分類出来ないタイプの複雑な好意だからってのもあるけど。純粋な好き!(挨拶)とか、(性的に)好き! とかならとっくの昔に押し倒されてますね、はい。いやむしろ、単純ではないからこそ大きくなったのか……? 

 

「そんな訳ないだろ。母から完璧だと太鼓判を押されてるからな。ここまでのコミュ力を持ったやつは中々いないぞ。色んな人と仲も良いし」

 

 それってどういう意味の太鼓判ですかね? というか交流あるのって、警備員の人とー、トレセンに勤務してるスタッフの方々とー、あと一部の生徒? 日頃から挨拶する人とは良好な関係ですね。トレーナーからは一部からは嫉妬とか変人扱いで避けられてる感あるけど、基本的には割と良好だね。先輩とかだとちゃんと最低限の猫被るからね。黒沼トレとかにはほぼ素が出てるけど……。

 

「今の格好を見てから言ってほしいね」

 

「別に普通だろ?」

 

 胸元ゆるっゆるのだぼだぼシャツに、ゆるっとした余裕のある半ズボン。普通のパジャマだな、ヨシ! 

 

「……そうだね。上から胸覗けるよ?」

 

「男の胸見て何が楽しいんだ?」

 

「アタシの胸見て楽しいでしょ?」

 

「参りました」

 

 綺麗なカウンターで草。でもトレーナーはCBの体が好きなだけで別に部位は関係ないんだよね。胸でっかと背たっかが同じ感覚なんだよね……でもさ、実際に黒沼トレの身体みたら絶対二度見するし、ドトウの身体みたら二度見するじゃん? やっぱ同じじゃね? 

 

「むーん、でもやっぱ服はゆったりしてる方が良くない? 着てて快適だろ?」

 

「好きなの着ればいいと思うよ。他人の評価で変える必要なんてないから」

 

「そうだよな。あれ? つまり俺はいつもお前から視姦されてるってコト!?」

 

「お望みならしてあげるけど?」

 

「いやーんまいっちんぐ。あ、話してたらお湯沸いたな。どの味食べる〜? って2択なんだけどさ」

 

「1つで足りると思う? というか本当に食べ物ないんだね」

 

「人参と米はあるぞ、おかずはなんもないが。……米炊くか? 調味料はあるし焼きおにぎりくらいなら作れるぞ?」

 

「聞く必要ある? それはそれとして、せっかくだからカップ麺も貰うね」

 

「おぅ即答。まぁカップ麺だけだと栄養的になー、食べ過ぎると少しの間食事管理する事になるからな。米だけでも微妙だが。せめてもの抵抗として人参はいっぱい食っとけ」

 

「はいはーい。あ、破けた」

 

フタが豪快に破けている。まあ、頑張れば塞げるし大した問題じゃないね。

 

「ははーん、さては慣れてないな? 食う機会ないのか?」

 

「そうかも。手早く食べたいって時はいいけど、やっぱり量が足りないからかな。ウマ娘用の大盛りもあるけど、種類少ないしそこそこの値段するからねー。個人的には、ちゃんとした食事というより間食か娯楽に近いと思うよ」

 

 だから倍の時間待てば倍美味しくなるとか思ってる娘がいるんですね。あれは特殊例? それはそう。

 

「なるほどなー、言われてみれば確かにだ。身近な物でも知らない事があるもんだねぇ」

 

「知らない事って意外と多いよね。トレーナーの事、もっと知りたいな〜?」

 

「ほほう、何でも答えてしんぜよう」

 

「スリーサイズは?」

 

「なんで? 今日はセクハラする日なの?」

 

「うん」

 

「じゃあ仕方ないか」

 

 ……オチもないしこれといったネタもないし終わり。書きたかったのはびしょ濡れの状態でトレーナーに抱き着くとこだし。だらだらと長くなるんよな。やはりキャラ崩壊タグは付けるべきか? 

 

 

 

 

 

 雑メモ。ごちゃついてる脳内設定の整理がてらいくつか適当に書く。よく忘れたり矛盾したりするから今後修正あるいは消去する可能性大。読む必要は……そこにないならないですね。

 

 一応トレーナーの名誉のために。

 書いた事ある気がするけど、トレーナーによる下ネタは下心のない純粋なるコミュニケーション方法の1つ。セクハラに関しても実際はする気ないし、ネタとしてそういったポーズは取るが欲が混ざっておらず、感覚の鋭いウマ娘からすると無害だと理解出来るのであまり不快に取られることはない。それはそれとしてトレーナーとしてどうかと思う。なお、胸がでかい、脚が太い、エロいetcを純粋な褒め言葉として使っているのでよく勘違いされている。全てトレーナーの母親ってやつが悪いんだ……!

 

 トレーナーからの下ネタ、セクハラへの対応。

 A……呆れる、バカじゃない? と普通に罵倒。嫌だからというよりはトレーナーそれでいいの? 頭大丈夫? という呆れが強い。セクハラされたらたづなさんというカードを切る。トレーナーは死ぬ。

 B……丁度いい口実にしてじゃれ……喧嘩を始める。別に嫌じゃないけど、他人には迷惑はかけないでほしい。トレーナーはちゃんと信頼した相手にしか言わないので問題ない。なおその信頼は秒で稼げるものとする。

 C……同程度で返す。楽しく会話出来ればそれでいいので内容は問わない。強すぎてトレーナーがやめる。反応が可愛いので追撃する。トレーナーは逃げる。

 CB……やっていいのはやられる覚悟があるやつだけだよね、って感じで反撃する。トレーナーが引く。

 結論、普通に会話デッキの1つ。手を変え品を変え遊んでいたが、大体いつも反応が同じで飽きたので減った。でも脳死で会話してると口に出しがち。つまりよくある事。

 

 トレーナーに対する親密度、あるいは親愛度。アプリのトレウマの育成終了時を基準として10、温泉イベ後を12とする。なお育成ウマ娘によってはもうほぼ結婚してる(してない)ので全く基準にはならないし、なんとなくだからあくまで参考程度。また、ウマ娘はレースに勝たせてくれるというだけでかなり親愛度は高くなる(と思われる)。そもそも、自分の夢を献身的に支えてくれる相手というのはウマ娘ヒトミミ問わず好意的に感じるはず。

 A……8〜9。普通にイラついたり呆れる事も多いが、なんやかんや信頼してるし別に普通にそこそこ好きではある。自分は愚痴や文句を言う癖に他人が悪く言うと不機嫌になるタイプ。皐月勝利後は稀にデレが混ざる様になった。

 B……10。信頼してる。なんだかんだ言いながら会話やじゃれあいを1番楽しんでる。批判とか見るとトレーナーに八つ当たりして、遊んでモヤモヤを忘れる。もし仮にトレーナーが真面目に告白とかしてきたら困惑しながら悩みつつも普通に受ける。もしかしなくても結構好きだなこれ。

 C……計測不能。運命。比喩でなく世界で一番大切。笑顔なら、幸せならそれでいいと思っているが、それはそれとして自分で護る方が安心出来るので大体一緒にいる。隣にいるのが自分である必要はないが、それは自分よりも幸せにしてくれると確信を持った人にしか渡せない。望むなら何でもするし、天秤は世界だろうと釣り合わない。なんだかんだと書いたが、ただ好きだからずっと一緒にいたいだけ。明確に親愛としての好き。一番狂っているが正常である。

 CB……14前後。割とかなり心酔してる。色々タイミングとかが噛み合った結果クリティカルして瞬間的にクソデカ矢印が爆誕した。時間を経ることでさらに好感度が上がり、ぐちゃぐちゃの感情が全て混ざった状態で安定したので、その好きがどの好きなのかは本人にも分かっていない。芽生えている依存心を自覚しており、だからこそ意識的に1人の時間を作っているので、ほぼ放置といっていいトレーニングにも精を出している。レース直前とかはしっかり見てくれるので結果レースは絶好調で走っている。なお、普通に家に帰ろうとしてトレーナー寮に行くことが多発しているが、トレーナーが甘やかすのがいけない。特に添い遂げるとかは考えてないが、トレーナーのいない生活が想像出来ない程度には必須となっている。念の為、人一人は余裕で養えるように貯金をしている。

 

 

 この作品でのルドルフについて軽く、じゃ無理かも。一旦仮ではあるけど一応考えてた設定。多少変わる可能性あり。

 ライオンっていうのはそうかもってなった。未来の皇帝だし、百獣のではないけど王みたいなものでしょ。王は人の心が分からない、という言葉が良く似合う。勝者は敗者の気持ちを知らない。気性の荒さを理性で抑えてるタイプ。周りから求められている姿を分かっているため常に冷静沈着に振る舞っているが、レース中はたまに隠せなくなる。無自覚であり無意識的に、上に立つ者としての教育を受けた結果どこか見下している、というと言い過ぎになるが、侮っている節がある。天才が弛まぬ努力をしているので、非常に高い能力をもつ。

 天性の才能を十分に伸ばし、存分に活かすための環境が整っており、物心ついた時には既に英才教育は始まっていた。周囲からの期待はどんどんと大きくなっていき、それに応えられるだけの能力があり、人の上に立つカリスマ性も持ち合わせていた。些細なミスこそすれ、それも成長していくにつれほとんど無くなっていく。順調に経験を重ねながら、大きな失敗や敗北を知らず、挫折した事のないままトレセンに入った。当然首席である。『全てのウマ娘の幸福』という理想を、夢ではなく目標として、自分なら可能だと信じきっている。不可能があると思わない、思春期にありがちな根拠の無い全能感に陥っており、実際に大抵の事をこなせる能力があるが故に現実に対して未だ夢を見ている。大人顔負けの風格とそれに見合った実力がありながら、しかし子どもである。まだ子どもなのだ。そう考えれば、どことなく偉そうでも可愛げがあって見えないか? 同年代からどう見えるかはお察し。

 入学後すぐの選抜レース後、トレーナーからのスカウトは多くどうするべきか悩みながらも、自身の目標に対してはどこか一歩引いたような、素敵ではあるが夢物語だ、という言葉を口に出さずとも雰囲気に感じ、その場で決めることはなかった。結局の所、トレーナーの能力には対して興味が無く、あくまでも担当トレーナーがいる、という事実が目的というのもあった。故に、比較的若手であり能力的にも並、中央トレーナーとしての能力こそあれど特筆する点のないトレーナーが選ばれたのは、ただ一点、純粋に、心の底からいい目標だと、手伝いたいとその思いからスカウトをしてきたからである。

 そうして担当が決まっても、結局は自分でトレーニングメニューを決めて行っていた。それはトレーナーを見限った、とまでは言わないが、自分で出来るから自分でやるというだけである。どういった事であろうと、自分で出来る、自分の方が上手くやれるのであれば全て自分で行うのが正しい、という考えが根底にある。傲慢だね。人を頼る事をしない、と言い切ることはないが、自分で出来ることをわざわざ人に頼む必要がないとは考えている。独りよがり。結果として、トレーナーがついても頼る事はほとんどなく、トレーニングの時間や睡眠時間が多少削られたとしても自分が正しいと信じ切っていた。トレーナーが自信をなくしていた事もあり、トレーニング中のサポートは積極的に行い、レースの対戦相手についてもデータを集めたりと献身的ではあったが、メニューや作戦は全てルドルフが考え実行していた。

 そんなこんなでルドルフは最善を尽くしたと思っていても、実際は1人で行う事には限界があり、それに加えて無自覚の慢心や油断があったからこその皐月賞の結果。初めての敗北、やり直すことの出来ない失敗。ルドルフが目指している、模範となるウマ娘であれば先ずは勝者をたたえ、悔しさは後で吐き出し、その後反省し次に活かすはずだった。実際は、真っ先に浮かぶのはなぜ、どうして負けたのか、あと少し、届くはずだった、といった疑問。その後、期待を裏切ってしまった、これでは理想が、せめて二冠は、といった今後の心配。傍から見れば呆然とした状態での自問自答を終え、そういえば、勝者への称賛を……と気付いた時には既にほとんどの出走ウマ娘が立ち去った後だった。

 ミスターシービーという久しぶりの三冠ウマ娘の人気を、影響力を知っていたからこそ、理想の為にクラシック三冠が必要だと確信し、絶対に取らなければならないと思っていた。だからこそ、負けた際のショックも大きかった。控え室に戻ってから、物に当たる事こそしなかったが気が立っており、珍しいその姿にトレーナーは声をかけるのを躊躇った。すぐに落ち着いた様子を見せたが内心はピリついていた。

 なお、皐月賞では慢心しても許されるだけの能力があったし、実際どこぞの変態がいなければ勝ってたのでそこまで責められない。Aが限界まで鍛えられてレースが想定通りに進み、領域という変数の塊があって尚、その時、最終直線で想定外の事態に気付き全力を出したルドルフと五分だった。最終的に勝負を決めたのは、目標への過程であり今後のレースも考える必要のあるルドルフと、これが夢であり最後のレースでもいいと覚悟を決めていたAの皐月賞にかける想いの差である。レース後の脚の消耗の差からもそれを感じられる。

 皐月賞以降については……トレーニングが鬼気迫るようになった、くらいの変化か。ダービーは、名誉あるダービーウマ娘は絶対にとらなくてはいけないという使命感に駆られていた。もう負けは許されない、と自分を追い込んでおり、横で心配しているトレーナーの事に気を回す余裕は持っていない。

 

 ルドルフトレーナー(名称未定)について軽く。こっちも軽くじゃ無理やんけ。流石に可哀想かな? と思いつつ考えてた。

 30代前半の男性トレーナー、トレーナーの中では若い方。ウマ娘の事を一番に考え、大切にしている。夢を叶える手伝いをしたい、支えたいという思いでトレーナーになった。中央トレーナーになれるだけの能力はあるが、逆に中央トレーナーとしては普通、あるいは最低限とも言える。とても善良で飛び抜けて優しい人である。

 今までに担当したのは2人。1人は未勝利のまま引退し、次の1人は過度な自主練による故障により休養、復帰することなく引退した。

 さて、引退が決まった時に言われた言葉は。

「勝てないまま終わるくらいなら、もっとハードなトレーニングをすれば良かった。優しさなんて必要なかった。勝てさえすれば、それで」

「私は、たとえこの脚が壊れても勝ちたかった。…………それで本当に壊して、バカみたい」

 自分が弱いから勝てなかったと思っていながら、それでも抑えきれない想いをぶつけられて。決してトレーナーを悪く思っていなくても、感謝していても、それでも、溢れ出るその心情をぶつけられるのはトレーナーしかいないから。笑顔でお別れ、なんて出来るのは極小数。本心からの感謝の言葉もあったが、より心に残るのは、刺さるのは感情のまま吐き出される責める様な、悔やむ様な、そんな苦しい言葉ばかり。いっその事もっと直接的に責め立てて、罵倒して、嫌いになって貰えれば楽になれたのかもしれない。そうすれば、自分では無理なんだ、と諦めがついて退職出来ていたのに。今にも自責の念で潰れそうになっていないのに。

 このトレーナーはとても優しい。全てのウマ娘の幸福というルドルフの理想を本気で願い、その為に全力を尽くせるくらいには。既に終わった事である、元担当の事をずっと考えているくらいには。ただし、トレーナーとして致命的なまでに甘い。ウマ娘が怪我をするかもしれないギリギリから、余裕を持たせた上でさらに二回り保険をかけるくらいのトレーニングしか組めない。どうしても、もしもを考えてしまい無理をさせられない。だからこそこれまでに担当した2人からの言葉がとても痛く、苦しく、重くのしかかり、自分に自信を持てなくなった。それでも、走れなくなったら、という万が一を考えるとハードなメニューは出来そうになく、次にスカウトするウマ娘を惰性で探しながらも退職という文字が頭によぎっていた。

 シンボリルドルフのスカウトは、半ば衝動的であり、あるいは諦める為のきっかけだったかもしれない。ただ共感し、支えたいと思ってついスカウトし、それが何故か成功してしまっただけで。

 ルドルフの能力を見て、それに合わせたトレーニングメニューを必死に考えて、それで返ってきたのはもっとハードでも問題ない、という言葉。次の日、頭を悩ませながら、ずっと離れない元担当達の言葉に折れそうな心をどうにか抑えつけて改善したメニューに対して言われたのは、メニューは今後私が考えるから必要ない、という無慈悲な宣告。それは悪意も失望もなく、ただ当然の様に自分だけで上手くやれるという上位者の言葉だった。

 折れかけていた心は砕け、しかし自分からスカウトし、支えると言ったのだから少しでも役に立とうと必死にサポート。自分にも出来ることを考え、探し、どれだけ些細な事でもトレーナーの職務を果たそうとした。ルドルフの強さならきっと自分なんて必要ないだろうと思いながら、それでもルドルフに惹かれたその時の思いを示す様に。精神的な物からか少しずつ出始めた身体の不調を誤魔化して。

 皐月賞での負けは自分のせいだと。勝利がほぼ確実視されていたのに負けたのは自分がトレーナーとしての役目を果たせていないからだ、と責任を感じていた。ルドルフが責めてくれれば少しはマシになったかもしれないが、一切自分を気にしていないのも拍車をかけた。自分は役に立てているのか、と。既に限界だった心が、もう無理だと悲鳴をあげた。それでもその優しさから、ルドルフには最後まで出来る限りの事をしてから辞めようと決意をした。それがせめてもの責務だと。

 そして、ダービーに向けて明らかに気負い過ぎているルドルフを見て、無理をしては潰れてしまう、と心配していた。どうにか休息はとってもらおうとしつつも無理強いは出来ず、結局はサポートを続ける事しか出来なかった。無理だけはしないでほしいと、自分の事を棚に上げて、ボロボロの心を取り繕って無理をして。さて、限界がくるのは精神か、肉体か。ああ、精神は既に限界だったね。

 




こんなの書く前にABCのレースを目指したきっかけを書けばいいのにね、なんなんだろうね。でもまぁABCの、というかAとBのきっかけ書いてたら余裕で1話分書けるとは思う。ただ説明多くなるし微妙かなって。まぁ今までも無駄に設定説明しまくってるし今更感はあるけど。絶対読みづらいだろうなー。前書き後書きもね、ないか短い方が読みやすいんだけどね。でもここ自由帳みたいなもんだし、何でもいいから書きたいっていうか……。高頻度で投稿してたら書く事無くなるだろうけど、こんなふざけた小説(自称)は低頻度の方がむしろ良かったり……しない……?

考えるモチベは常にあるんだけど、書くモチベと投稿するモチベがね。考えるのはいつでも出来るけど書きながら何かするのは集中出来ないし……うーむ。タキオンの薬飲むだけのモルモット短編ちょっと書きたいけどとりあえずこれ終わらせたいしなぁ。菊花賞まで書けば完結と言い張れるんだが。いくらでも元同室ちゃんの話書ける様になるんだが。とりあえずはそこをモチベにちまちまと。エタらない事だけがこの作品のいい所です。流石に急死とかしたらしらん。

次は来月中に書けるといいねぇ。真面目なの書くの苦手なのがなー、来月中に書ければ今年中に菊花まで書いて一段落狙えるんだが。CBのJBCスプリントと元同室ちゃん書いて終わりでいいんだが。多分終わらずにだらだら書いてると思うけど。まあ先の事は分かんないし、とりあえず次のダービーをなんとかしないと。考えてて一番しっくりくるのがルドルフ視点なんだけど、書ける気しねえ。アプリとかとだいぶ違うし。誰だよこんな設定にしたやつ。

ちなみになんだけど、カフェはCB以上に脳を焼き焦がされてるんだよね、やばいね。思いの丈をぶつけないのは万が一にも引かれたくない、嫌われたくないからなんだよね。自分から甘えるのすら躊躇うくらいだからね。小さい体にどれだけの想いを溜め込んでるんだろうね。何もかもトレーナーが悪いんだから責任は取らないとね。
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