無人島シナリオ調整でステのインフレしたの今後大丈夫なんかな?まぁ楽しいからいいんだけど。スキル気にしたり根性かスタミナ抜くとギリUAいくかいかないかなんだよね。因子大事過ぎるけど因子周回面倒だしそもそも継承固有欲しいキャラ持ってないねぇ。エンジョイ勢だから仕方ないね。
途中まで、というか前半はノリと勢いで書いたから拙くてもパッションだけでも伝わってほしい。特にC視点らしき何かは雰囲気だけでも伝わればよし。脳内妄想だともっとこうかっこいいんだけど、文にするとなんか違うのはいつもの事。
後半は正直蛇足。結構書いてから書き直したりしたのに、結局要らなくね?って思っちゃった。まぁおふざけパートなので許して。
割と長いから時間ある時にでも。後書きにCの設定書くから良ければそれも見てほしいかも。
待ちに待った菊花賞ですわ〜。いつもの事ながらトライアルレースは割愛ですの、スタミナは足りていてもスピード不足で差しきられてしまいましてよ。菊花賞ではこうならないよう気をつけるように。
Cのやる気はばっちり、トレーナー分を補給中。膝の上に乗せて愛おしそうに撫で、優しく抱きしめる。かれこれ十数分、トレーナーはまぁこの程度で満足するなら……とされるがまま。このままぬいぐるみとしての生を歩もうかという所で入場のお時間です。ギリギリのギリギリまで離れませんでした。
ちなみに勝負服は左上が淡い青、右下が白のグラデーションになっている体操服。いや体操服に近いだけで体操服では無いけど。何故か開いている謎の穴はおそらく排熱用。背中側にちょっとした仕掛けがあり物を固定出来るようになっていて、トレーナーお手製トレぬいが御守り代わりに着けられている。これが人バ一体か。もしかしなくても後ろの子からしたら気になるのでは? まぁにゃーさんが許されてるし余裕か。
クラシック三冠最後となる菊花賞。気になる世間からの評価はというと、結局ルドルフが一番人気。二度負けているとはいえ共に惜敗、事前評判程の圧倒的強さではなくとも実力は確かだと認められている模様。しかも今まで不調だったのかという程に仕上がっている姿に勝ったな券買ってくるという人も。それ何の券?
じゃあなんすか、AとBはまぐれだって、実力が認められてないって言うんすか。まあ一部ではそう。ルドルフの運が悪かったな〜派閥と徳井トレーナーって凄いな〜派閥がありますがあなたはどっち? もちろんGIに出てる時点で強い事は常識だね。まぁCBのせい(おかげ)で新規レースファン増えたからね、母数が増えるとその分色んな人がいるのは仕方ないね。
そしてCは二番人気。あのトレーナーの担当だし今回も何かがあると注目されていますね。レースファンは神戸新聞杯で負けはしたもののしっかり2着、ゴール後も余裕のありそうなスタミナ自慢と知ってるし、案外普通に勝つんじゃないかって期待してる人も。
三番人気は……デンキショック。ルドルフ固有的に多分電気タイプだし攻守共にいまひとつ、なんとも言えない相性。それはともかく、前目につけてスパートで抜け出す、普通に強いタイプ。まぁ普通に強いだけだとルドルフっていう上位互換がいるせいでどうにもパッとしないという運の悪さ。私こそが主役だというその熱い闘志は実るのか。
その他、皐月やダービーでの屈辱を晴らそうとクラシック最後の冠にかける子もいれば、ルドルフと徳井トレーナー陣ばかり取り沙汰される事に対して不満のある私を見ろという子、長距離を待ち望んでいた生粋のステイヤーまで色んな子が集まっております。誰が勝つか想像もつきませんね(棒読み)。
「遅かったですねトレーナー」
「ギリギリまで一緒にいたからな。うごご、体が固まった……」
今回は第一コーナー辺りの最前に陣取っている一行。ゴールから比較的近くなおかつゲート前もそれとなーく見える位置。やはり優先するのはゴールからの近さ。どうせモニターあるしね。
「まあでも、そのおかげかすごい調子良さそうですし必要な犠牲ってやつですね。気合十分って顔してます」
「そうだな。ただ……シンボリルドルフってあそこまで闘争心むき出しだったか? 野生の獣みたいな雰囲気出してるぞ」
名家の姿か、これが? 最初で最後に周囲を気にせず自分が勝ちたいから走るんですね分かります。周囲の期待を力に変えるにはまだ精神的成熟が足りなかったんや……その割に力あり過ぎでは?
「私の時も結構圧強かったですけど、確かに今日は見違えますね。追い詰められた手負いの獣だったのが、万全になった上で獲物を狙ってる感じですね。というかこれ獲物はカナちゃんですよね? 完全に私達のせいでは?」
「ナチュラルに獣扱いすんなよ。ま、狙われるのも仕方ないな。二回してやられた訳だし三度目の正直って事だろ。お前の時にこうならなかったのは運が良かっただけだしな。見ろ、周りも全員シンボリルドルフだけじゃなくてCの事も警戒してるからな。有名税みたいなもんか?」
「それだとトレーナーの税を私達が払ってる事になりますけど。カナちゃんなら萎縮とかしなさそうだから大丈夫だと思いますけど、レースに影響しないといいですね」
「問題ないだろ。どれだけマークされようが関係ないからな」
「はー、よくもまあ、この大事な場面で博打みたいな作戦選びましたよね。心臓って鋼鉄で作りました?」
「諸々踏まえて一番勝率が高い方法を選ぶのは普通だろ。下手に作戦考えたところで、通用すると思うか?」
「……うーん、ねじ伏せられそう。困った、ちょっと勝てない……って感じです。やっぱり素質が違いますね」
「CBと真っ向勝負するようなもんだからな。同じ土俵に立った時点で勝ち目が薄くなるだけだ。無理矢理にでもこっちのペースに持ち込む、それが前提だな」
CB化け物みたいな扱いで草。いや確かにここのCBは性能もレースの実績もバケモンかもしれん。なんでダートで勝ってるんですかね……でも元のCBも大概だろ。
「なになに、アタシの話?」
「うお、Aはもういいのか?」
「落ち着かせる為に色々差し入れてたら、お手洗い行ってくるって」
「レース開始に間に合うといいが。あー、今のシンボリルドルフとCBは大体同じ扱いでいいって話だな。小細工なんか関係なく踏み潰してくるから、多少無理してでもこっちの土俵に引きずり込めっていう」
「ふーん、確かに今のあの子とのレースは楽しそうだね」
「そのうち走る機会もあるだろうな。ま、今回はCの番だが。流石にちょっとドキドキしてきたな」
「珍しいですね、どのレースでもなんだかんだ勝てるだろ、って感じで投げやりなのか信頼なのか分からない考えしてて緊張とは無縁ですよね?」
でもトライアルレース負けてますよね? 勝てると思ってるし勝つ為に作戦も考えるけど、領域隠してる状態だとシンプルにスペック不足で届かない? 目標の前に壊れる程全力で走る訳にもいかないし、優先出走権取れてるなら十分? これが才能の差か、難しいね。むしろ菊花賞用に調整してるのに中距離走れてるのが凄いという話もある。
「どう考えてもそれは信頼だろうが、そりゃ担当なんだから勝つと思ってるに決まってんだろ。ただ今回は流石にな。結局根性論になるし脚への負担も大きいからな。正直、無事に走り切ってくれればそれでいいとも思う」
「ふーん、弱気ですね。カナちゃんが知ったら、私の事信じてくれてないんですか〜? って悲しみますよ」
「下手な声真似だな、信じてなかったらこんな作戦とも言えない作戦立てねえよ。多少の無茶は仕方ないが無理まではしてほしくないからな。ただでさえ長距離は負担がでかいのに作戦が作戦だからな……俺でも不安にはなる」
もし駄目だったら人生を無駄にさせた分責任は取るって感じの覚悟決めてるのどうかと思うよ。でもそんなトレーナーだからABCは信頼してるし安心して全力で走れたんだよね……って良い人風にまとめてみたり。
「不安になるより信じて応援する方がカナちゃんの力になると思いますけどね」
「そうよ、こっちはただ信じて見てるしかないんだから応援するしかないわよ」
「早いお帰りだったなA。なーんか言った事ある様な気がするががそれはそうなんだよな。仕方ない、こうなったら全力応援アタックだ」
「誰にアタックするのよ」
「お、Cがこっち見てるしちょうどいい。いくぞ? せーの!
頑張れよーー!! カナーーー!!」
「急に爆音。それ私達に対する攻撃ですよね」
「耳が痛いわ」
「何か言った?」
「あぁ、シービー先輩の感覚が鋭敏なばかりに鼓膜が……」
「よし、すっきりした。お前ら何耳畳んでんださっさと応援するぞ」
「あなたのせいでしょこのバカ」
ゲートインの前に皆の方を見ました。少しあの子の顔が曇っていたけれど、何かを話した後にここまで鮮明に聞こえる声量で応援が届いて。声を聞くだけで、見てくれるだけで力が湧いてくる。どこかすっきりした顔で、きっと私が勝つと信じて疑っていない。守りたい、あの笑顔。
今日やる事は単純で難しく考える必要はない。不安にさせてしまった分、塗りつぶす程の勝利の喜びを。あの子の笑顔を想像すれば、どんな事だって簡単に思えてきます。
気付けばファンファーレが終わってました。危ない、可愛い表情を想像していると時間があっという間に過ぎてしまって。負けて悲しませる訳にはいかないから、集中しましょう。
軽く深呼吸。少しずつ世界がスローになる感覚。ゲートが開く瞬間駆け抜ける。この一瞬は、あの子が褒めてくれる私の自慢。
位置取りを気にする他人を無視してただ前に出る。前に、前に。横に誰も居なくなってもスピードを上げていく。どよめきが聞こえた気もするけど、あの子と友人以外は無視していいから。
1000m、レースの三分の一が過ぎた。後ろとは距離が出来たはずだけど緩める気は無い。ただ全力で走り続ける。応援が聞こえて、全身に力が漲る。
流石に疲れてきた。まだ半分。心臓がうるさい、脚が重い、無視して全力で走る。後ろは知らない、まだまだ足りない。どれだけ離そうと抜かれると思えとあの子が言ったから。先輩の走りで多少の差なんて消えると知ってるから。
上り坂、心なしか角度が急になった気がする。それでもまだ、まだいける。動く、動け、もっと速く。スタミナ切れにはまだ早い。限界まで絞り尽くして。
下り坂、落ちる様に駆け抜ける。限界が近い脚を回してギリギリで転倒はしないように、恐怖するくらいならスピードを上げろと、無理矢理にでも身体を動かす。
ああ、でも、もう無理か。練習より長く保ったのは、やっぱり応援のおかげ。それでも、下る勢いそのままに走っても、スピードが出ない。スタミナを限界まで振り絞った。だから、今。
すぅっと全身の感覚が消える。何も見えず何も無い真っ暗闇。重くても必死に動かしていた脚も、フォームを崩さない様振っていた腕も、痛い程荒い呼吸も、何も無い。存在すら分からない。五感全てを失った様な、全身を失った様な状態で、ただトクン、トクン、と鼓動だけを感じる。少しずつ間隔が広く、弱々しくなっていく鼓動と共に、思考すらも遠ざかっていく。眠るように、塗りつぶされるように、抗う事の出来ない終わりがやってくる。そうして、最後の鼓動を聞いて……。
ふっ、と感覚が戻る。瞬き程の時間も経っていない。荒い呼吸と滴り落ちる汗は元々なのか今の領域のせいなのか、そんな事も分からないままただ走る。予定通り、後は最後まで駆け抜けるだけ。
遅々として進まない脚を回して、自分の物とは思えない程言う事の聞かない身体を精神力で動かす。少しでも早く、ゴールに辿り着く為に。
最終直線。見えているのに、ゴールまでが遠い。はやく、はやく、動け、動かさないと。リードが消える音がする。足音が近付いてくる。
あぁ、これはダメかもしれない。いくら強くても初めての長距離なら、領域もあれば、と思っていたのに。
気配が分かる程に近付いていた。あと少しで追い抜かれる。ゴールはまだ、あと少しなのに、届きそうなのに。懸命に脚を動かす。限界なんてとうに超えた、レース後なんて考えてない。なのに、なんで、負けてしまう。
汗が目に染みて視界が歪む。頑張った。最善は尽くした。あの子もきっと褒めてくれる。でも、負ける。足りない。これが現実か。
でも。
あの子の顔が見える。負けると悟ったのか涙を流して、顔を歪ませながら声を張り上げて応援している。私が勝つと、勝って欲しいと願っている。
どうして私があの子を泣かせているの? 哀しませているの? 私のせいで、涙を流している。私はただ、あの子を喜ばせたいだけなのに。笑顔が見たいだけなのに。幸せでいて欲しい、それだけなのに。
今度こそ守ると誓ったはずなのに。
そうだ。私はあの子の為に生きている。幸せを見守る為に生きている。なのに何故、泣かせているのか。そんな事あってはいけない。
私が負けるから。私が弱いから。なら、勝てばいい。走ればいい。ただそれだけであの子の笑顔を取り戻せる。
身体が重いから? 痛いから? 言い訳にはならない。あの子が曇る以上の苦しみなんて存在しない。分かりきった事。
残りは精々100m程度。聞こえる足音はほぼ真横。それがどうした。
私の想いが、愛情が、他人に劣る訳が無い。肉体程度で抑えきれるはずが無い。
「っ、あ"あ"あ"あ"あ"っっ!!!」
きっと、人生で最速の瞬間。確認するまでもない。このまま、あの子のところまで。
がくんっ、と力が抜けて崩れ落ちる。急にぶれた視界に地面しか映らなくなる。
動かない。なんで、勝ったと伝えないと。涙を拭いてあげないといけないのに。抱きしめて、精一杯の感謝と愛と喜びを伝えるはずなのに。
そこでようやく自覚する。ハッハッハッと浅く満足に吸えていない呼吸、強く早く落ち着かない心臓。熱を持った身体は痺れ、脚は痛みを訴えてくる。強い倦怠感で動く気力さえ湧かない。
せめて、と顔だけでも動かす。私が勝ったはずなのに、こっちを見て焦った様な泣きそうな顔をしているのが見えた。少し疲れただけなのに大袈裟な反応に困る様な気持ちと、私の事をそれだけ想ってくれる事にちょっとだけ嬉しく思ったり。でも、そんな顔をしてほしくないから笑ってほしい。よくやったと褒めて欲しい。自分の事の様に喜んで欲しい。その為に走ったから。
そんな事を考えながら少しだけ休憩していると、気付いたらもうレースが終わっていたらしい、多分。レースに影響しないように我慢していたあの子がすぐにコースに飛び込んで駆け寄ってきたから。そこまで慌てなくてもいいのに、と思う。それでも傍に来てくれるのは嬉しい。
長距離でやるには余りにも破滅的な大逃げ。Cが丈夫だからこそいけると選んだ作戦を間違いだとは思わないが。ただ、ペースが滅茶苦茶になったレースで、Cの領域で多少は動揺してスタミナが削れたはずなのに、それでも末脚を残したシンボリルドルフが強かっただけ。想定が甘かったとしか言えないが、最善は尽くしたはず。どんどん差を縮められるCとゴールまでの距離に絶望しかける。ただ、それでも走っている姿を見て俺が信じない訳にはいかない。カナは勝つとそれだけを思って応援を続ける。もう抜かれてしまう、と思ったところで急に加速して、あっという間に半バ身程の差をつけて勝ってしまった。喜びと戸惑いで感情が迷子になって声も出なくなって、頭を整理する前に、Cが倒れた。見て分かる程の疲労、長いレース中にかかった負荷を考えると最後の走りはやばいかもしれない、と思考を巡らせる。
「カナ!」「カナちゃん!?」
今にも飛び込みそうなAとBを静止する。位置が悪くカナがゴールに近い、俺達が下手に近付くのは危ない。
「大丈夫、大丈夫なはずだ、落ち着け。レース後に疲れがくるのは経験してるだろ」
「でもっ! ……、そうですね、まだレースが終わってないですし」
Cの領域も関係してるのか例年と比べてもスタミナ切れの子が多く、なかなかレースが終わらない。
こっちを見て冷静になったのか、Bが手を掴んできた。なんだよ、その震えは。……俺か。無意識だったが今にも動きそうな足でトントンと地面を叩いていたし、思えば声も上手く出せてなかったかもしれない。心配に決まってるだろ。
「医務室、はもう連絡いってるか。待機してる医療班はちょっと距離あるな。シービー、急いで冷却用の持ってこい、あと酸素も」
レースが終わったのを確認して全力でカナの元へ。
「カナ、おいカナ! よし、聞こえてるな、返事はいらん、触るぞ」
「……ぁ、勝ち、ました、よ……?」
「あぁ、間違いなく1着だ。よくやった、流石俺の担当だ。……チッ、思ったより熱いな。仰向けにするぞ、いいな?」
ついてきたAとBに手伝わせて、衝撃を与えないように綺麗に寝かせる。
「出来る範囲でいい、少しでも息を深く吸う事を意識しろ。……心拍数は許容範囲、熱は高いし多少の擦り傷は出来てるが上半身は問題ないな。だが……」
痛まない様、脚にそっと触れる。
「断裂は……してないか。関節、腱に異常は無いな、よし。筋肉も……無事、ではないが後には残らない程度か。骨は流石にイッてるのもあるが、ヒビで済んでる箇所が多いな。これなら問題なく治る……はずだ。意識してトレーニングをしていたとはいえ、元の頑丈さが大きいなこれは」
自分でも驚く程冷静に状態を確認し、そして安堵した。間違っていなければ少なくとも命に関わる事はないし、恐らくは後遺症もないだろう。故障には間違いないが、不幸中の幸いというやつか。
色々持ってきたCBにも手伝ってもらいながら応急処置をし、医療班に現状を伝えて医務室まで一緒についていく。その段階になってようやく、レースを走ったウマ娘達が心配そうに見ていた事と、騒然としている観客の存在に気付いた。そりゃそうか、倒れて中々起き上がらないのは心配になる。実況も色々言っていた気がする。他の事を認識出来ないくらい心配してたのか、と一息つく。無傷ではなくても無事で本当に良かった。とはいえ怪我をさせた訳で、責任もってしっかり治るまで世話をしないとな。
レース場にある医務室──という名の実質的な併設病院──にて手術を終えたC。骨折(ヒビ含む)の大半は固定のみで良かったものの、一部手術が必要な箇所があった模様。レース中の故障は少なくないため最新の設備まで整っており、迅速かつ適切な処置が施された。ちなみにCは耐久力が高いので回復も早いし後遺症もないです。わーお安心。
「カナ!」「カナちゃーん!」
ぼふっとCに抱きつくAとB。ベッドで上体を起こしているCをサンドイッチ。
「どうしたんですか〜? 少し休憩しただけなのに大げさですよ〜」
「心配に決まってるでしょう! 倒れてから全然動かないんだから、不安になるわよ!」
「そうだよ! すぐにでも近くに行こうと思ったんだからね! 私よりもすごい表情と動きで心配してる誰かさんのおかげでちょっと落ち着いたけど、本当に心配したんだよ!」
「ごめんなさい。でも、そんなに心配してもらえて嬉しいですね〜」
余りにも認識の差が酷い。少し休憩というには倒れ方もその後の動きも故障のそれなんよ。まぁ故障なんだけど。全部トレーナーってやつが無理させたから悪いんだ……! とか言ってるとトレーナーが病むので止めような!
「冷静に止めてやった俺に対してなんて言い草だ」
「青ざめた顔で震えてた人に言われたら行動なんて出来ませんよ。というか、その後カナちゃんを診てる時の変わり様にビビりましたよ?」
「俺が一番Cを知ってるからな。どこが異常かなんてすぐに分かる。トレーナーとして当然だろ」
そうかな、そうかも……いやトレーナーがおかしいのか中央トレーナーの必須技能なのかにもよるけどどっちにしろおかしいよ。
「それよりC、痛みはないか? 鎮痛剤を打ったとはいえ両脚とも折れてるからな、何かあったら言えよ?」
「特には〜」
「そうか、それなら良いんだ」
「あ〜やっぱり痛むかもしれません〜」
「どこがだ!?」
「心がです〜」
「あぁ、はあ……?」
「私、勝ったんですよね〜? なのに暗い顔してますし〜」
「いやそれは、お前を怪我させてしまった訳で」
「いやも何も無いです〜。こっちに来てくださ〜い」
「あ、ああ」
「ぎゅ〜。心臓の音、聞こえますか〜? 私、こんなに元気ですよ〜? だから、笑顔でいてくれないと困っちゃいます。悲しくて悪化しちゃうかも〜?」
「……そうか、そうだな。勝ったのに辛気臭いなんて勿体ないからな。そりゃもう引くほど喜んで祝わないとな!」
良い感じにまとめてますけど、全部胸でふごふご言ってるようにしか聞こえませんねぇ。
「……いつも通りのカナね」
「そうだね。安心したかも」
「うん。元気そうで良かった」
空気を読んで傍観に徹していたCB。ちゃんと空気の読める良い子です。いい走りを見たことで走りたい欲が湧いてきても我慢出来る様になってます、成長したなぁ(後方腕組み)。いや元々結構空気読むじゃろ。
「……トレーナーさん、手が赤いですよ? どうしたんですか〜?」
「ん? あぁこれか。いや、特に何も無いし気にすんな」
余りにも熱を持ったCをそこそこの時間触ったからね、軽い火傷みたいなもんだね。運動後のホッカホカどころじゃない熱だね。これが(体温の)限界を超えるという事なのか……。
「それより脚の状態だが、とりあえず手術が必要な箇所は終わって、後は固定して安静にするだけだ。とはいえ一週間以上は入院なんだが、問題はどこの病院にするかだな」
「どこの、ですか〜?」
「ああ。もちろん可能な限り動かしたくはないし近くの病院がいいんだが、そうなると俺は残るとしても他がお見舞いに来れないだろ? とはいえ帰るとなると結構時間もかかるし負担にもなるからな。どっちがいい?」
「トレーナーさんがいればどこでもいいんですよ〜? でも、それなら皆もいる方が嬉しいですよね〜」
「そうだな。とりあえず今日はここで一泊させてもらえるから、明日帰るとするか」
「私達も一緒ですよね?」
「当たり前だろ。学園には連絡してるし一日くらい大丈夫だろ。まぁ提出物くらいはあるだろうが」
「じゃあ今日の夜ご飯何にしますか? 買ってきて食べますよね」
病は気からと言いますし。怪我を治すのにも栄養は大事だからしっかり食べた方がいいからね。だから何も間違ってないね。
「食い意地張りすぎか? 奮発するのはCが退院した時でいいだろ、適当に済ませるぞ」
「えー。美味しい物を食べるとテンション上がるじゃないですか。せっかくカナちゃんが菊花賞ウマ娘になって、しかも私達が揃うとクラシック三冠ですよ? こんな快挙ありませんし、これはもう記念日ですよ記念日。祝うしかないでしょう」
「そうよそうよ。冷静に考えると私達ってとんでもない事してるのよ? カナが勝ったお祝いは盛大にしないといけないわ」
「だから後日やろうって言ってんだろ。ここ医務室だぞ正気か三分の一CB共」
その呼び方でくすっとしたのCBだけなんすけど。本人以外からしたらその称号重いって。
「シービー先輩と比べちゃうと三分の一も無いのでやめて欲しいんですけど。医務室も今日はカナちゃん以外怪我人いないですし、許可さえ取れればいいんですよね?」
医務室責任者、まさかの快諾。やはりこんな所に勤めるのは重度のレースファンじゃったか。しっかりCの走りに心動かされた様です。いや待てよ、CBからサイン貰ってやがる、賄賂だこれ。
「許可も貰えましたしパーティーですね。色々買ってきましょう」
「好きにしろ、いい感じに買ってこい。俺はここで待ってるから」
「分かりましたー、よしエーちゃん。カナちゃんの怪我が治るくらいいっぱい美味しい物を探しに行こう!」
「任せなさい。金に糸目はつけないわ、カナを満足させるわよ」
「いや俺の金なんだが? って動き早いな。CBはどうする?」
「ちょっと走ってきてもいい? やっぱりあんな走りを見た後だとうずうずしちゃって。特に最後はすごくよかったね」
「照れますね〜」
「別にいいが、暗くなる前には戻ってこいよ? あと迷子にならないよう気をつけろよ?」
「は〜い。スマホ持ってるから大丈夫だよ。じゃあ行ってくるね」
「てら〜。んぅ、ふぁ〜、なんか一息ついて落ち着くと急に疲れがきたな。Cは大丈夫か?」
「寝てましたから〜」
「いや寝てたというか気絶からの手術の為の麻酔だからな……だがまぁ、普通に治るみたいで良かったよ。いや怪我の時点で良くはないんだが……」
「勝ったんですし、このくらいで済むなら安いですよ〜」
「いや安くはないからな。自分の体がもっと大切だと理解しろよ? もしこれで走れなくなったり、最悪の事態を考えると……」
「でも治る怪我ですから〜。それに〜もし走れなくなったとしても、それで勝ってトレーナーさんに喜んでもらえたらそれで十分ですし〜」
「レースで勝つよりお前が無事の方が嬉しいに決まってるだろ。なんでそれで喜ぶと思ってるんだよ。俺がそんなに勝ちにこだわってる様に見えるか?」
「でも勝つと嬉しいですよね〜?」
「そりゃ嬉しいが、負けても怪我するよりはマシだろ。もちろん、怪我を恐れない程強い勝利への思いは認めるが、怪我しない為のトレーニングでもあるからな。無事是名馬って言葉もあるくらいだしな。まぁ今回、そのリスクを踏まえても大丈夫と思った俺が悪い訳だが……」
まぁこれは自分がどうなってでも勝利を届けて喜んでもらいたいCと、無事に走りきってほしい、負けたらそれは俺の責任って考えのトレーナーのすれ違い通信ですね。Cのトレーナーへの想いも重いけど、トレーナーの覚悟も割と重いよね。
「む〜。でも結局治る怪我ですし〜勝ちましたよ〜? 喜んでくれますよね〜?」
「流石に手放しでは喜べないが、当然嬉しいぞ。本当にすごいと思うし誇らしいな。最後なんか何が起きたのか理解が追いつかなかったくらいだからな。まぁゴール直後に倒れて喜ぶ暇も無かったが」
「いじわるです。すっごく頑張って勝って、褒めてもらえると思ったんですよ〜? それなのに説教なんてひどいですよね〜?」
「いやそれは、まぁそうか……うーん、そうだな。怪我する程無理させた俺も悪い、自分の体を顧みないお前も悪い。反省して次に活かすのが大事だ」
「む〜」
「だがそれはそれとしてお前が菊花賞で勝ったのはもちろんめちゃくちゃとびっきり嬉しいし、とても嬉しい。当然祝う気ではいたんだが、どうしても心配と謝罪の気持ちが出てくるからな」
「だから〜気にしなくてもいいって言ってますよね〜? いい加減怒りますよ〜?」
「ああ。そうやって頑固な状態のお前に勝てる気もしないし、お祝いムードに水を差す訳にもいかないしな。だから俺はこれ以上お前の怪我に対して何も言わない。もちろん治るまでの面倒はしっかり見るし、元通り走れる様にする。それでいいな?」
「トレーナーさんが気にしないのも追加で〜。走ったのも怪我したのも私の意思なので〜負い目も責任も、感じる必要は無いんですよ〜」
「仕方ないな善処はしよう。よし、真面目な話終わり! 今日は勝ったCのお祝いだからな、ご褒美が必要だろ? 何かして欲しい事とか欲しいものとかあるか?」
「じゃあトレーナーさんの人生で〜」
躊躇のない即答。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
「残念ながらこちら不売品となっております」
「そんな〜。仕方ないので一日だけでもいいですよ〜?」
「それなら別にいいが。何かしたい事とかあるのか?」
「じゃあ今日はずっとこのままですね〜離れちゃダメ、ですよ〜?」
抵抗の暇もなく抱き寄せる早業。トレーナーでも見逃したね。
「……体勢くらいは変えてもいいよな?」
「え〜今日は私のものですし〜」
「流石にこの状態を維持するのは体が終わるぅ」
「仕方ないですね〜、私を抱き締めてカナ大好きって言ったら10秒間は動いてもいいですよ〜」
「トイレと食事はどうするんだよ」
食事はたぶんあーんしてくれると思うよ。
「それなら追加で〜、頭を撫でながら耳元で愛の囁きで20秒、ほっぺにちゅーでなんと30秒も許してあげます〜」
「意外と良心設計……なのか?」
うーん鬼畜。短すぎてなにも出来ないねぇ。
「欲張りさんですね〜。じゃあ今だけ特別サービスで〜、イチャラブあまあまえっ」
「何言う気だ!?」
一体なんだろうなー、わかんないなー。
「冗談ですよ〜。万全の時がいいですし〜」
「しないよ? しないからな?」
「冗談ですよ〜。トレーナーさんが嫌がる事はしないので〜」
「うん、いやそういう問題でもないけどな? まぁ今日くらいはお前の好きにするといい」
「え……それは許可ですか〜?」
通ると思ってなくて本当にしてもいいのかと想像して固まるの可愛いね。ほんとに可愛いか?
「いや俺の体をとかじゃないが? そんな事言うならもう一緒に風呂に入らないからな?」
これが親離れの時期……いや他人だが? まぁ担当って実質家族みたいなもんではあるか。
「え……」
「うそうそ冗談冗談泣くな泣くな。家に帰ったら洗ってやるから、な?」
「私の心は傷付きました〜。これはもう傷が癒えるまでトレーナーさんが近くで慰めてくれないと無理です〜」
「近くでというか既に密着してるだろ。なんか今日テンション高いよな、やっぱレース後だからか? まぁ勝てて俺も舞い上がってるし気持ちは分かるが」
「ふふ〜そうですか〜? でも〜ミケちゃん達が戻ってきたらもっと楽しくなりますよね〜。疲れてるなら今のうちに少し休んだらどうですか〜?」
「んー、でもCが暇だろ? あんまり疲れてないみたいだし。気分は上がってるし問題ないぞ」
「私のここ、空いてますよ〜?」
「いや空いてないが? 脚が危ないんだが?」
「いいから〜」
トレーナーを持ち上げ、無理矢理自分の上に乗せる。脚に当たりそうで怖いトレーナーは必死にCの上半身に体を寄せ、首に腕を回して抱きつく格好に。結果、お姫様抱っこのような体勢。なおこれを寝たまま、上半身の実質腕の力のみで行っている。やっぱウマ娘はパワーが違いますね……。
「危っ、危ないだろ、脚に当たって悪化したらどうするんだ」
「ちゃんと気をつけてますよ〜。それよりほら〜、眠くなってきませんか〜?」
「いや、ドキドキして目が覚めたな」
「そんな〜。じゃあ私はトレーナーさんに顔をうずめて寝るので〜皆が帰ってきたら起こしてくださいね〜」
「マイペースかよおい。いやこの状態結構危ない気がするんだが。俺動けなくない?」
「スー、スー」
「狸寝入りぃ。そっちがその気なら俺だって寝るからな、精々寝相が良い事を祈るんだな」
足をここに引っ掛けて、腕は回して……と自分の位置をどうにか固定してCに抱きついたまま寝る事にした模様。程よく高い体温の心地良さには勝てなかったか、はたまた誤魔化していた疲れが出たのかすぐにぐっすり。担当の初の怪我、やはり心労が大きかったか。
「スー、スー……チラッ。よく寝てますね〜。心配かけてごめんなさい。もっと素直に喜んで欲しかったですね〜」
ほんの少しだけ、無理をした事の反省。でもそうしないと勝てなかったし、色々言ってたけど最終的に褒めてくれたし喜んでくれたからよし。素晴らしいポジティブ思考だね。
気にならない程度に痛む脚が治るまではトレーナーの事を独占出来る事に申し訳なさと少しの嬉しさ。一緒にいられる時間が増えるだけでお釣りがくる、なんて考えるから自分を軽く見るなと怒られるのかと気付くには少々冷静さが足りない様ですね。
未だにあどけない寝顔と表せる程に幼さの残るトレーナーを眺める事で、一人でいるには広い医務室で時間を潰す。
「……でもトレーナーさんの方こそ、もっと自分を大切にしてください。私にとってトレーナーさんがどれだけ大事なのか分かってますか〜? 自分を低く見積もるのもいい加減にしてくださいね〜?」
まあうん、Cはトレーナーが自分よりも大切なだけで自分を蔑ろにしてる訳じゃないけど、トレーナーは本質的には自分に価値がないと思ってるからね……だから努力するし色んな能力を身に付けたみたいな所もあるから一概に悪いとも言えないんだけど。
Cがトレーナーの温もり……穏やかな時間を楽しんでいると、近づいてくる足音が。AとBが帰ってくるにはまだ早いですね。現れたのは我らが生徒会長。礼儀正しくノック、それにCはトレーナーを起こさない様に小さく返事。ウマ娘だから聞こえる声量ですね。
「突然すまない、っと、起こしてしまったかな?」
「大丈夫です〜。トレーナーさんに用事ですか〜?」
「いや、用があるのは君にだね。先にこれを、見舞いの品だ。間に合わせで悪いが急だったのでね、許して欲しい」
「ありがとうございます〜」
「ひとまずは元気そうでなによりだ、ウマ娘にとって故障はとても怖いものだからね。落ち着いているのは、やはりそこで寝息をたてているトレーナーのおかげかな?」
「トレーナーさんがいれば無敵なので〜」
トレーナーはスターだった……? いやでも光ってないな。つまり光るモルモット君はスター……? もしかして薬の副作用ってBGMも付く……? 光る! 鳴る! デラックスモルモット! ってコト!? これは世紀の大発見! バカなこと言ってないで本題に戻りますね……。
「ふふっ、今日の主役が言うと説得力があるな。さて、話を長引かせてトレーナーを起こしてしまうのも悪いし早速だが本題だ。そろそろ菊花賞のウイニングライブがあるのだが、カナシーサダメ、君はどうしたい?」
「確か〜入賞した人が故障等で踊れない時の選択肢があるんでしたか〜?」
なお故障者がバックダンサーの時は特にない。そもそもレース自体必ずしもフルゲートって訳でもないし、中心で踊る数人以外はそこまで重要視されないんだよね……。
トレーナーは浮かれ過ぎたか疲れ過ぎてて忘れてましたねこれ。かなり大事な事なのに……。
「ああ。基本的には本人の意向が優先される。君は一着だったから、他の子の順位を繰り上げて行うか、あるいはセンター不在で行うかになるな。トレーナーと相談するのであれば少し待つがどうする?」
「ではセンター不在でお願いします〜」
「おや、即答か。良ければ理由を聞いても?」
「エーちゃんとミケちゃんも踊ったので、センターは私達の場所ですよね〜」
「成程、センターを飾るのは勝者の特権という訳だ。勿論その意見を尊重するよ。せっかくの二人の時間を邪魔して悪かったね。無事に治る事を祈っているよ、くれぐれも安静にしている様にね?」
「はい、ありがとうございます〜」
「もし何か困った事があればいつでも頼って欲しい。生徒の助けになるのが会長の役目なのでね。といっても、君には必要無いかもしれないが」
「私にはトレーナーさんがいるので〜」
「ふふっ、信頼関係が築けている様で何よりだ。では失礼する」
「はい〜さようなら〜」
え? なんで急に便利キャラもとい会長が来たかって? ウイニングライブについて書くタイミングを逃したからだよ! トレーナーが何故か寝たからな! 勝ったCがいないライブなんだからルーザーズライブになるのかな? 負けた挙句空白のセンターを見ながら踊る敗者達の心情やいかに。まぁ負けたのが悪いですよね。その悔しさをバネに頑張ってくれ、もうCはレースには出ないけど。控えめに言って最悪では?
会長がいた理由はそもそも今を走るウマ娘達をその目で見る為に忙しい中でもGIは観戦してるからなんですよね。ついでにトレーナーと交流あるからと運営スタッフに手伝いを申し出ただけで。そんな事もあるよね。
両手一杯の袋を持って戻ってきたAとBがトレーナーの寝るには無理のある体勢に困惑するまで後数十分。程々に節度を持って大はしゃぎのパーティーが開催された。帰る時に綺麗になってれば何もしてないのと同じなんだよね(暴論)。
とりあえずCについての設定。多少説明が難しいというか曖昧な部分があるのはすまない。
シニユクサダメというウマ娘にとある転生馬ソウルが混ざった事で生き延びた。仮称としてCとカナと呼び分ける。トレーナーが呼んでるのとは関係ないです。
Cとカナは二重人格というには混ざりあってるし、かといって同一人物と呼ぶのは微妙なライン。イメージとしては、家で1人でいる時と外で他人といる時くらいの違い。面倒なので一旦二重人格扱いする。
Cの夢は健康な体で走り回る事、友人と遊ぶ事。カナの夢はあの子(現トレーナー)を幸せにする事。なのでほぼ叶ってる。両者共にやや達観気味、今生きてる事をボーナスステージ扱いしてるところがある。そのせいか年の割に大人びているところも。
Cは魂が衰弱してた事もあり快復するまで、小学校入学くらいまではカナがメインで表に出て、それ以降はCだったりカナだったり日による。というかどっちが表に出ててもどっちでもあるというか…混ざりあってるから明確に切り替わる訳でもないしなんか違うなーくらい。自覚はあるけど、カナはなんとなく察してるけどCはあんまりよく分かってない。気分的な問題かな?レベル。
AとBという友人ができ、共にクラシック路線を走る事を目指してトレセン入学の為に頑張る、という青春にCは既に超幸せ。カナの方の望みも…と思っていたらトレセン入学して運命発見。それ以降はトレーナーといるとカナの部分が強くなる感じ。というか、トレーナーと出会ってカナの自己が強くなった結果、Cとカナの曖昧な境界的なのがはっきりして本来のCとしての自己も少し出る様になって余計複雑化したというか…混ざりあって一つになったはずがそれぞれ元の形を覚えてたというか…。言葉にするとよく分かんにゃい。私はなんとなくで書いている。
お互いに影響を受け合ってるというかもはや同一人物なんだから当たり前だけど、Cもトレーナーの事大好きだし、カナもAとBと過ごす日々が楽しい。性格もマイペースで寛容、仲間想いとほぼ同じ。強いて言うならCは責任感強くてカナの方がのんびりしてる。
走ってる時はどっちでもあるって感じ。どちらがメインで走ってる訳でもなく、強いて言うなら協力してる。というかもはや合体してる。まぁ混ざってるんだしそれが本来の姿かもしれない。
レースを走る最初の理由はAとBが目指していて、一緒に走りたかったから。共通の目的が欲しかったのもある。んでそこにトレーナーに喜んでほしい、も追加された。徹頭徹尾他者依存ではあるが、喜んでほしいという自分の為とも言えるからまぁ何でもいいよね。
衰弱していくはずだったCと、走る用ではなく愛玩動物、ペットとしての馬だったカナなので、合わさってようやく一般トレセン生徒以下のウマソウル。混ざったとはいえ片方は転生馬ソウルなので史実というレールもなく、AとBにも影響して共々トレセン入学に成功した。ABCは本来トレセン入学なんて出来ない。というかCはそもそも、ね。
Cもカナも怪我や故障という史実がない(Cはそれ以前の問題ではあるが)こと、本来終わりのはずが続いたという事で筋肉の超回復みたいにウマソウルの超再生的な感じで強靭になった事で高い耐久性を誇る。
領域はCとカナの、終わり(遠回しな表現)、の経験が混ざって変形合体してやばくなったやつ。条件はスタミナの枯渇、効果は自身含む全員のスタミナ消費。2度目以降は効果が薄くなる。ただし自分以外だけ。そりゃまぁ自分の想像出来る一番をくらうんだから自分に一番効き目があるよねって。覚悟さえ決めてれば耐えれる。本当に耐えれるか?
とりあえずこんくらいかな?すんごい分かりづらいしあやふやな気がする。やっぱ言語化って無理やな…。後は、AとBとは違ってシが頭文字じゃない理由でもあるね。トレとCの前世はまあうん、いつか書きたいけど転生して無かったらBADENDの暗さなんだよね…。
今のだけで千文字超えてるんですって、書きすぎやんな。考えた設定全部書くの無理なのでは?そもそも忘れてる部分ありそうだし。まぁいいか。
育成ウマガチャはスティルだし、サポカにステゴだしで両方引かなきゃいけないのが辛いところ。スティルはなー、サポカ出た時イラストで凸ったし実装待ってたから引くしかないんよなー。なおサポカの水着シオンのイラスト良すぎて引いたばかりである。石が、石が足りねえ。まぁスティルはチケット単発で引けばいいんでね、サポカも1天で2枚とも完凸すればいいし、完璧な計算。すり抜けとかで出たけど育成してない娘のシナリオ読み&名鑑レベル上げで石回収をする時が来たのか…?時間が足りねえ。
次は〜(自分だけが)待ちに待った同室ちゃん…より先にCBのスプリントかな?領域と言い張って好き勝手した能力バトルみたいなの書きたい。オリウマ娘出しまくって好き放題する。多分。予定は未定、遅くなる気がする。まぁでも三冠は書いたし実質完結と言っても過言じゃないしいいよね。二次創作なんだからルールを守った上で楽しむ分には好きにしていいよね。だからまだ続くんだよね…自己満で自分の為に書いてるから読む人いなくても低評価くらっても書くからなこのやろー。それはそれとして一行だけでもここすきして(はあと)。