【健康美容】年齢不詳のアドバイザーさんは今日も誰かの悩みを聞く【教えましょう】   作:紅蓮 蒼華

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参:二重マブタに俺はなる!

 

「見覚えあるぞここ」

 

『いらっしゃいませ、私は…ってなんでまた来たんですか』

 

※第一話の苺鼻の少年です

 

「なんでってまた拉致られたからでは?それはそうと毎晩夢にアドバイザーさんの巨峰が出てくるんですけどどうしてくれるんですか、揉ませてください」

 

『近づかないでください』

 

「おっと身体がめっちゃ重くなった」

 

『貴方に対する重力のみを五十倍にしました。なんで人の形を崩さないんですか』

 

「アドバイザーさん貴方試合設定どうしたんですか」

 

『変質者に見せる慈愛などありませんが』

 

※仰る通り

 

「変質者とは失礼な、露出狂や出会い厨とかと違って服装を見てるだけでも興奮するだけですよ」

 

『犯罪者予備軍ですか?』

 

※仰る通り

 

「それにしても何もないですよねここ、真っ白すぎません?」

 

『そうですか?仕事部屋の様な部屋なので別段気にしたことがないんですが』

 

「でもほら、なにか装飾品があったりするだけでここに来る人の心持ちは変わりやすかったりしませんか」

 

『それもそうですね、では、これなんかどうでしょうか』

 

「指パッチンで部屋が変わった…てなんで拷問器具だらけなんですか」

 

『趣味ですが』

 

「慈愛の塊と言ってたあの時のアドバイザーさんを一回殴った方が良いのでは?」

 

※仰る通り

 

『でもほら、あなたってドMの気質があるそうなので、これされたらどうなんだろうなって興奮しませんか?』

 

「命に別状なければ興奮するってマゾですよね」

 

『違うんですか?』

 

「違うと思いたい」

 

『でもほら、貴方の言ってた最近のラノベにはアイアンメイデンやら爪剥ぎやら、色んな拷問器具が登場してるので、好きなのかなと』

 

「アイアンメイデンって実際使用されてたのか謎のやつじゃなかったっけ」

 

※諸説ありますが、有名な話ですと《血の伯爵夫人》の異名を持つ、吸血鬼の起源とも言われたエリザベート バートリが発明したとか、異能バトルが好きな方は、最近アニメ化もあって知名度を上げる【終末のワルキューレ】の作者さまが手掛けている【魔女大戦】で知ってるかな?

 

「まぁ、見てる分には好きですけど、受けたくないですよ」

 

『嫌よ嫌よも?』

 

「好きのうちじゃないんですね」

 

『そのまま好きって言ってくれれば早速苦悩のナシを使おうとしたのに』

 

※苦悩のナシは持ち手部分のネジを回すと、ナシに模した本体部分が花の様に開いていきます。

 これによって肛門や口、女性器といった穴を内部から拡張して破壊します。中にはトゲなどがあった物も 

 存在するとか。携帯しやすく、拷問者からは愛用されていたとか

 

「いや、ここまで詳しく説明されても」

 

※それな

 

「まぁ、アドバイザーさんが拷問器具を実践してみたいのは良くわかりました。アドバイザーって何だっけ」

 

『まぁいいでしょう、今夜は寝かせませんから』

 

「言われてみたいセリフTOP3にあるヤツだけど意味絶対違う」

 

『ナニを連想したんでしょうか』

 

「その発言に悪意を感じる…ていうかそもそもこれを見て心安らいだり出来ませんよ。落ち着くっていうのはこういうものです」

 

『勝手にこの部屋の管理者権限利用しないでください。しかも竹内○真の裸体ポスターだらけじゃないですか』

 

「いやですか?」

 

『最高です』

 

※ごめんなさい

 

『では、そろそろお仕事の方に行きましょうか』

 

「あ、やるんですね」

 

『今回はちゃんと聞きたい事はありますよね?』

 

「ええ、実は僕、二重マブタが欲しくて」

 

『苺鼻はどうしたんですか』

 

「保湿さえ気にすれば問題ないのでは」

 

『まぁ究極はそうかもですね』

 

「それで、整形かなって思ったんですけど、高いじゃないですか、病気で困ってるわけでもないのに大金使うのに気が引けちゃって」

 

『了解しました。では、二重マブタに対するアドバイスを始めましょう』

 

「おー」

 

『二重マブタといっても、末広型二重、幅の広い平行型二重、幅の狭い平行型二重の3種類に大きく分類されているそうです』

 

「又聞きですか」

 

『二重マブタに困ったことがないので、毎朝二重ノリをつけてる上司めがみさまから色々聞いたのを紹介します』

 

「絶対女神さまのその様子に失笑してませんか?」

 

『よくお分かりで』

 

「慈愛って知っていますか?」

 

『では、あとはどうぞご自分でお調べになってください。数多あるサイトや書籍で調べ尽くして結局ほとんど無駄に終わるのが目に見えますが』

 

「わぁいアドバイザーさんって実は地母神だったり?」

 

『お世辞にしてはギリギリ及第点としましょう』

 

「ちなみにオススメの二重は?」

 

『末広型ですね。日本人に最も似合うとされている二重の形なのですが、

目頭近くの二重のラインが蒙古ひだの中に収まり、目尻に向かうにつれて二重の幅が広くなる点が特徴です。ナチュラルで好印象を与えられますよ』

 

「蒙古ひだって?」

 

『上まぶたの内側から目頭にかけて覆いかぶさっている皮膚ですね。東洋人モンゴロイドに多く見られるのが名前の由来ですね』

 

「ほぉほぉ」

 

「脱線しますが、蒙古ひだのメリットとしては、

 

優しい印象の目元

目頭の皮膚が分厚いのでクマが出来づらい

目にしわやたるみが出来にくい

 

といいことの様に思えますが、蒙古襞のデメリットはもちろんあり、

 

目と目の間が離れて見える

目が小さく見える

平行型の二重になりにくい

 

となっています。今回は二重マブタが欲しい話なので蒙古ひだについて説明が欲しければ誰かがアンケートをくださることを期待して』

 

「アンケートやってるんですね」

 

『中々集まらないので自ら探さないといけないと上司が嘆いていました』

 

「手伝おうとは思わないので?」

 

『苦しんでる上司の顔って唆るんですよね』

 

「犬畜生かなんかですか」

 

『さて、つづきですね、他に二種類の二重マブタがありましたが、場合によっては切開といった手術が必要なこともあるので、特段なんでもいいから二重にしたい人は末広型でいいかと』

 

※ 幅の広い平行型二重、幅の狭い平行型二重にも違った良いところがあるので、どれがいいか真剣に考える場合は医師と相談しましょう

 

「了解です」

 

『因みにですが、手術といっても幅広く種類があるので、考えてる方は医師に相談したほうが分かりやすそうですね』

 

「個人的には手術に頼りたくないです」

 

『との事なので、セルフでできる二重術をご紹介』

 

「わぁい」

 

『といっても、本当の二重マブタを手に入れるのは至難なので、できれば数万〜の貯金をして手術がはやいですよ。では、セルフでできる二重術は、

 

・二重矯正糸やつまようじ、ヘアピンなどで可能な限り二重の癖付けを行う

 

・アイプチやアイテープを用い二重にしておく

 

・夜はナイトアイボーデなどの二重の癖付け剤を使う

 

・ダイエットしたり、マッサージしたり脂肪を減らして瞼をできるだけ薄くする

 

・目をぱちぱち、強くまばたきするなど眼輪筋を鍛える

 

この五つに絞りましょう。一応結構な種類があるので絞らせてもらいます。』

 

「了解です」

 

『ある程度の金銭は許容範囲であれば、ナイトアイボーデがオススメかと』

 

「なにそれ」

 

『ナイトアイボーテは、寝る前に塗ることで理想の二重を目指せる夜用二重美容液です。なぜオススメかというと、睡眠時は成長ホルモンが分泌されることによって修復機能が働くので、二重癖が元に戻るからですね。

ナイトアイボーデを利用すれば、二重マブタまでの道のりが大幅に時短されます』

 

「なるほど〜」

 

『もちろんそれだけに留まらず、目の周囲の筋肉をほぐしたりするのも大切ですよ。目の周りの皮下脂肪が分厚い事で二重になれないのもありますからね』

 

「めっっちゃいいじゃないですか」

 

『ですが、やりすぎはマブタの皮膚が伸びてしまい逆に狭まる事もあるので、そこも気にしましょう』

 

「そういう意味でも、手術なんですね」

 

『そういう事です』

 

「ちなみに、マッサージとかで気をつけないといけないことは?」

 

『もちろん肌を傷つけない事です。マブタを切れば二重になると勘違いしてカッターで切りつけたりする人もいますが、切ればいいだけなら手術入りません。ちゃんとした専門技術があるのです。他にも目をこすると二重になる人もいますが、こすると茶クマができる原因に繋がるので、基本は無闇に触らない事です。ほぐす様に、優しくやるとしても遣り過ぎてしまえば本末転倒なので注意』

 

「自分で切るって思い切ったことしますね」

 

『その結果凸した傷痕で二重によりなりにくかったりします。最悪失明の可能性があるので、絶対にしないでください』

 

「拷問好きのアドバイザーさんが言ってるので、絶対にしません」

 

『ちょっと違いませんかねそれ』

 

「他に注意点はありますか?」

 

『うーん、特にないですかね、強いて言うなら、眉元の筋肉を無闇に上げ下げしたりしてるとデコのシワができるくらい?』

 

「重要じゃないですか」

 

『前髪で隠せるから問題なし』

 

「応急処置ですらない、、、て、終わりのエフェクトが」

 

『言い忘れるところでしたが、数日数十日でできるのはかなり難しいです。出来たら儲け物ぐらいに考えて、長期的に取り組んでください』

 

「何事も首を長くして待たないとですね。今回もありがとうございます。」

 

『いえいえ、これもお仕事ですので』

 

「なにかお礼ができるといいんですがね…そうだ、女性のダイナマイトなマシュマロってマッサージされるとより大きくなるそうなので、やってあげましょう」

 

『とある極東の国にある拷問の文献を読んで思いついたものがあるので、被験者になってもらいましょう』

 

「え(ガチャ)」

 

『大丈夫、時間は数十分延長したので思い切り感じれますよ。良かったですね』

 

「ま……股ね?」

 

 

 

 

ガチャゴンッ




最後まで読んでいただきありがとうございました。

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今回ちょろっと話した【魔女大戦】【終末のワルキューレ】、愛読してる方も是非
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