後で書き直すかもしれません。
虚圏
現世と尸魂界のはざまにある空間で数多くの虚やその進化系である破面達が潜む場所だ。
白い砂漠のような場所で、石英のような木がまばらに生えている以外は何もない。
常に夜で、現世や尸魂界に比べて大気中の霊子濃度がかなり高いため小さな虚なら呼吸をするだけで充分な栄養を得られるほどだ。
呼吸だけでは流石に無理だったが、試しに集中して霊子を集めたら滅却師でも生きていけそうだった。
「それが可能なのは霊子の扱いに長けた貴方くらいです。完聖体になれば私でも可能ですが。」
「ああそうそう。知っていると思いますが、我々滅却師は虚に耐性がありません。虚の霊力を浴びれば魂魄すら消滅しますから間違って吸ったり、虚どもの攻撃を受けるのも要注意です。」
実際任務で戦力になりそうな破面たちを捕縛する際、聖兵は1名攻撃を受けて即死した。
多少傷がついても虚の霊力が流れ込まなきゃいいのだがソイツは胴体を派手に串刺しされ
遺体すら残らず身体が崩れた。
「キルゲ先生。でも例外とかいないんですか?滅却師は全員耐性がないので?」
俺現世で一人で生きてた頃はゴミ漁って食ったり、襲ってくる虚も普通にぶっ殺して霊子に変換して吸ってたんだけど・・・平気だったな。
見えざる帝国の滅却師特有の体質とかなんだろうか?
「まあ私と貴方のように陛下から聖文字を与えられた滅却師は耐性を得ているのか、よほど大量に取り込まない限り問題ないでしょうし・・・そういえば現世の滅却師である石田雨竜は何度も破面相手に傷を負っても即死とかしなかったですねえ。。」
その石田何某は知らないが、やっぱり現世出身の滅却師は大丈夫そうだな。
ヨシ!
「そういえば貴方も現世にいたころはよく虚に襲われていたそうですが・・・大丈夫でしたか?」
「ああ。俺もよく虚に怪我させられてたけど全然大丈夫でしたよ!あんまり腹減ったときは遺体を霊子に変えて吸ったりもしましたけど今もピンピンしてますし!」
「はははそうですか。ジュダス君はタフですねえ。でも霊子とはいえ虚を食べていたと聞けば他の人はヒキますからね、あまり他言しない方が良いでしょう。」
「そうですか?まあ好き好んでいうことでもないんで言わないですけど・・・。」
(滅却師は例外なく全員虚の霊圧に対して耐性を有しない。それは聖文字を得たとしても耐性得てもまったく影響なしなどありえない。やはり陛下のおっしゃる通りジュダス君は石田雨竜と同様に何か
多くの破面を連行しながら話していると、キャンプに到着した。
途中捕らえた破面や虚を救出するために襲撃があったが、特に問題なく対処できた。
ただ、なまじ破面の外見が人間に近いだけあってやりにくい。
完全に俺ら侵略者な上に奴隷商人みたいなもんだもんな。
「並べ並べ!!」
「壁を背にして立つんだ!」
「早くしろォ!!オメーラの穴を2つ3つ増やしてやってもいいんだぞォ!!」
聖兵たちが虚・破面たちを追い立て壁際に整列させる。
これから選抜を始めるのだ。
「ハイハ――イ!静粛に――!!
これより、’’生きるか!?死ぬか!?虚・破面混合大センバツ大会’’を開催いたしまぁす!!」
「今の説明で分からない人はこんな風にぃ!こんな風に...こんな風にぃ...死んでもらいまあす!!」
キルゲ先生が言葉と共に槍をふるいドンドン虚・破面たちを刺殺していく。
う~ん質が悪い。
特に工夫もない攻撃を避けることも出来ず刺されていく。
せめて避けるとかもしくは防ぐとかないのか。
冗談抜きでヒラ聖兵のほうがマシな動きできるぞ?
十刃だっけ?
捕らえて陛下に送ったハリベルは凄く強かった。
彼らクラスはやはり珍しいのかな?
お!キルゲ先生の槍を避けて剣を!
「藍染様の側近ロリ・アイヴァーン!」
「同じくメノリ・マリア!」
「なるほど」
・・・なんか藍染とかいう死神界のバグの側近とか言ってる二人の女破面。
だけど速攻キルケ先生にボコボコにされた。
ええ・・・。キルゲ先生は男女関係なく殴るね。
まあ俺も戦場なら老若男女気にせず殴るけど。
あーまた3人ほど破面の女性が現れた。
先ほどの二人に比べると全然強そうだ。
聖兵たちがなにも出せずに倒されていくので、守ろうとするが・・・
「やめなさい。この程度の相手に殺される程度ではこれからの死神たちとの戦でも生き残れない。これも
キルゲ先生が真剣な口調で俺を諫める。
思うところがないといえば嘘だが今更か。
実際コチラに回された聖兵たちは質が悪いし練度もマチマチ。
選別は破面だけではない、ということか・・・・。
「分かりました。」
ある程度すると聖兵たちがほぼ全滅した。
流石に情けなさ過ぎる。
先ほどまで虚や破面に高圧的にしていたのに・・・もう少しこう・・・ガッツを見せてほしい。
せめてと思い、哀れな聖兵たちの遺体を霊子に分解し取り込む。
俺の一部として故郷の戻ってもらいたい。
キルゲ先生が砂上を歩き、破面3人娘に近づく。
どうやらキルゲ先生のお眼鏡に掛かったらしくスカウトするらしい。
「降伏しなさい。」
・・・煽ってる?
あーハリベルの部下なんだな。
そりゃ降伏なんてしないだろうから心折るつもりだな。
おっ!?
デカい霊圧が近づいてくる!
キルゲ先生は・・・3人娘を倒しているがまだ気づいてないな。
「キルゲ先生!」
ショートカットの破面を矢で吹き飛ばしたキルゲ先生に声をかける。
「どうしましたか?」
「なんかデカい霊圧が近づいてきましたよ!どうしますか?」
「ふむ。目的が来ましたかね?」
「目的?」
「いえなんでも。おそらく私の予想通りの人物なら彼女らよりよほど強大な相手です。注意してください。」
「了解しました。」
少しすると死神が一人やってきた。
オレンジの髪に巨大な片刃の刃を背負っている。
いや何故か少女の姿をした破面も背負ってるな。
顔は精悍な面構えでイケメンだ、爆撃(The Explode)してえな・・・。
どうもキルゲ先生はあの死神の事を知っているようで話しかけている。
「貴男の事は知ってますよ。
「は?」
※参考資料 コミック65巻 p153のジジ
「最優先で対処すべき“特記戦力”としてねえ!」
What?
あの女にモテそうなイケメン死神がクロサキイチゴ?
俺のカワイイ系元気っ娘爆乳JKは?
ヒロインのイチゴちゃんは?
アレが主人公?
可愛い女の子としょうがなく(ノリノリで)仲良くして生き残ろうとした俺の計画は?
―――——終わりだ。
俺は自分の勘違いを全て悟り、
天を仰ぎ涙を流すが、二人は俺を放置して激しく戦闘し始める。
「おい!?お前の仲間突然泣き出したぞ!?何なんだアイツ!?」
「・・・さてねえ。まあ発作のようなモノでしょう。とりあえず教えておいて差し上げましょう。この姿の正しき名は
キルゲ先生が完聖体になった。
やはり主人公は強い。
まだまだ余裕がありそうだし、なによりも先生の霊子吸収の影響を受けていない。
それは霊圧そのものが干渉できないほど安定し強大ということだ。
おや?
黒崎一護の仲間か?
褐色の巨漢にユニークな形状の破面、胡散臭さの擬人化のようなゲタ帽子に・・・カワイイ系清楚爆乳JK!?
そっか・・・俺分かっちゃったよ・・・彼女がヒロインで一護君とイチャイチャなんだな?
今も心配そうに一護君を心配そうに見てるし、間違いない。
「は?」
※2回目
世界が不平等過ぎない?
俺の周りには見てくれは良くて怖い女か幼女体型で良い女しかいないのに、主人公には俺の好きなモノ全部乗せとか。
落ち着け。
此処で切れて一護に襲い掛かったら好感度が稼げない。
憎悪と怒りしかないけど深呼吸して落ち着くのだ。
だが困った。
俺の目的は「俺自身とリルトットちゃんの生存」が第一目標だ。
しかし可能ならば世話になっているキルゲ先生も生き残ってほしい。
その為には程々のところで手を抜いて倒されてフィードアウトしてほしい。
だけどキルゲ先生はバンビーズと違って陛下ガチ勢だから絶対無理だろうなあ。
第一目標を達成するなら、最悪敵対するかもしれないキルゲ先生には此処で一護にやられた方が都合が良い。
俺は悩む。
頭では放っておくのが一番と分かっているのだが、やはり情というものが判断の邪魔をする。キルゲ先生は恩師なのだ。
「先生破面たちが何か化け物を作り出しましたよ。俺が対処しますか?」
「ん~?結構です。私一人でどうにでもなるでしょ「オオオオォォォォ!!」う!?」
キルゲ先生が虚?に殴られた。
眼にもともらぬ速さで凄まじい膂力だ。
先生ボコボコにされているけど静血装で防御している。
だがノーダメージとはいかないようで凄い怪力だ。
どうする。
どうする?
未だに俺自身ですら“見えざる帝国”が敗北するなんて信じられない現状、俺自身の手で仲間を殺すのは悪手。
かといって積極的に手を貸せば未来が変わるとも言えず、その際は死神たちからの恨みを多く買うから原作通りになれば生存率が著しく下がる。
どうする?
正直陛下が戦争仕掛ける時点で恨みとか誤差じゃない?
いやでも・・・。
「」
俺は結論が出ないまま
とりあえずキルゲ先生を助けようと化け物へ弾丸を放つ。
「む。」
なんか腕がアルター能力者みたいな巨漢に防がれた。
「お前が俺の相手か。」
答えの無い難題にイライラしてるんだ。
悪いが八つ当たりさせてもらうぞ?
俺の前立つお前が悪い。
キルゲ先生
陛下ガチ勢だから見殺すしかなくない?
ジュダス君と陛下なら陛下優先だろうし。
かといってジュダス君平然とキルゲ先生殺すかと言われると・・・
う~ん。
リルトットちゃんガチ勢ならいけるか?