ゲーマー兄妹はVRMMORPGを始めたそうです。   作:EDFストーム1

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ノーゲーム・ノーライフとソードアートオンラインのクロスです。
これが初作品ですので文章力は死んでる可能性がありますが生暖かい目で見守ってください。


そして伝説は始まった。
プロローグ


世界は混沌で。

 

理不尽で。

 

不条理で。

 

意味などありはしない。

 

それに気づいた者、認めたくない者の切なる願いから生まれる願望。

 

世界が少しでも面白くあればと思う願望。

 

それが、「都市伝説」。

 

 

 

 

以前僕が書いた都市伝説はある兄妹達が始まりだった。

 

あまりにもゲームが上手すぎた者の元には、ある日、メールが届くという。

 

メールの本文には、謎めいた言葉と、あるゲームへの「URL」だけがある。

 

そのゲームをクリアすると——この世界から消えるという。

 

そして—―

 

 

 

異世界へと誘われるという、そんな「都市伝説」。

 

 

 

しかしその兄妹は僕の想像を超える凄まじいものだった。

 

こちらの世界に来て僅か数日でエルキア国の王と女王になった。

 

数日後フリューゲルを手に入れ、エルブンガルドの間者とエルフを味方につけた。

 

 

次は東部連合を手に入れ、アバントヘイム、オーシェンドをも手に入れた。

兄妹は瞬く間に数々の種族達を手に入れて行った。

 

 

そして彼らは僕の前までとうとうやって来た。

 

 

 

兄妹と16の種達は唯一神に挑んだ。

 

理力と知力と才力と資力の限りを尽くし

知恵の塔を築きあげ、自らの知力を証明し、唯一神さえをも打ち破り唯一神の座さえ手に入れたのだ。

 

 

 

 

そんな兄と妹の新たなる伝説。

 

 

ーーでは僕はそれをまた今度も手伝ってみよう。

 

ーー差し当たって様式美としてこう今度も書き始めてみよう。

 

 

 

 

ーー「こんな噂を聞いたことがあるだろうかー」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エルキア国、王城内。

 

 

「はぁ、国の内政をほっぽり出したあの二人はどこにいったのかしら...」

 

この娘の名前はステファニー・ドーラ通称ステフ。

 

先代国王の孫娘であり、現在の国王&女王の空と白が内政をすっぽこかしているので毎回ステフが

内政を行っているのである。

 

 

今日もいづなさんの家でゲームをやりに行ってるに違いないと思いながらも、山積みになった書類に頭を悩ませるのであった...

 

 

「それにしてもこん朝早くから遊びに行くだなんてあの二人にしては珍しいですわね。

 それとも徹夜しているから関係ないのかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を醒すと見覚えのある部屋にいた。

 

部屋には23インチワイド、パソコンディスプレイ、8つ。

 

山積みになっている積みゲー。

 

徹夜のときに食べていたカップ麺。

 

数年前、あるメールが来て突然、異世界に呼ばれる前にいたあの場所。

 

まわりとの関係を断ち、ネトゲにのみ時間を費やしていたあの部屋。

 

世界が狭いと感じていたあの部屋だ。

 

そして横には自分の半身ともいえる妹の白がそこにいた。

 

 

「おい白、起きろ!!」

突然起きたら目の前が数年前に過ごしたあの部屋にいることにとても慌てたがとりあえず白を起こす。

 

「・・・ん・・・ぅう・・・にぃ・・・・おは・・よう」

 

白はうとうとしながらだが何とか起きた。

だが今の状態がわかったらしく白はうとうとしていた目を大きく見開いていた。

 

「白、俺達は昨日確かに王城にあった俺達の部屋で寝ていたはずだよな?」

 

空は声を震わせながら聞いた。

 

白は小さく頷くも俺と同じように今の状態がわからないようだ...

 

 

昨日はいづなを王城に呼んで一日中ゲームをした後、明日はいずなの家に遊びに行くと言って

いづなが帰っていった後は自分達の部屋で白と一緒に寝ていたはずである。

 

その後、沈黙が数分間続いた。

 

 

その沈黙から最初に言葉を言ったのは白だった。

 

 

「にぃ・・・いままでの・・・エルキアやステフ達は・・・夢・・だったの?」

 

白は目の前が暗くなる寸前のような輝きを失った状態の目で空に聞いた。

 

自分でもあれが夢だったなんて信じられない...

 

なら何故俺達はこの部屋にまたいるんだ?

起きるなら王城にあったあの部屋で起きるはずだ...

と、考えているとポケットから僅かだが白い光が出ている事に気がつく。

 

空は慌ててポケットにあるものを確認してみる。

ポケットの中にあったものを見ると空はあることに確信をもち白の目にはまた輝きが戻っていた。

 

ポケットに入っていたものは数年前あの異世界にたどり着きステフと出会い

国王の座を掛けてクラミーと戦い、エルフの魔法をも打ち破り人類の可能性を見せつけたあの後

 

国民の前で弱者として生き弱者らしく戦いそして弱者らしく強者を倒すと誓い、全世界に宣戦布告を宣言したあの時。

 

 

唯一神に挑む為に16の種族に託されたあの駒の一つ。

 

全権代理者にのみ与えられる種の全て。

 

そう、ポケットの中にあったものは輝きが減っているがどんな宝石よりも輝いて

あの世界があったと確信にいたる物。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イマニティの種の駒。 白のキングだった。

 

 

 

 

 

 

 

 




こんにちは、ストーム1です。
書いてみると全く文章かけないものですね〜(^^:)
他の作者さんどうやってあんな長文書けるのかきいてみたいものですww
夏休みに入れば更新速度は上がるとおもわれますがまだ学校があるので更新速度は微妙かも...
国語が欠点な作者ですがどうか宜しくお願いします。

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