ゲーマー兄妹はVRMMORPGを始めたそうです。   作:EDFストーム1

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とりあえずキリト君が出るまで進めて行こうかと思います。

SAOは2022年11月4日正午に開始なのでとりあえず時間軸として2021年末あたりに帰って来たと設定しときます。
空と白の時代が結構変ってそうなので流石にいろいろ準備が必要かと思いましてww

それでは第2話どうぞ!!


ゲーマー兄妹がネトゲ界に再臨したそうです。
「 」の復活


種の駒をとりあえずパソコンの隣に置いて空と白は話し合っていた。

 

「なぁ白、この駒があるってことは」

「やっぱり・・・夢じゃ・・・無い」

 

 

この駒のおかげであの世界ディスボードは夢ではなく現実だと言う事が確認できた。

だが確認が出来たところであの世界に戻れる訳ではなく考え込む二人だった。

と、そんな時パソコンの隣において置いた種の駒から強烈な光がさした。

 

「な、なにが起こってるんだ!?」

「にぃ!?」

 

余りの輝きに俺達は目を開く事が出来ないくらいに種の駒は光輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

やっと光が収まったので目を開くとそこにはある男が倒れていた。

身長は白と同じ位でクローバーのバッチがついている帽子。

右目にはダイヤ、その目の下にはハートが左目にはスペードがある。

 

かつてある世界で唯一神と名乗り俺達を異世界に呼んだ張本人。

16の種族達とともに倒した男がそこにいた。

彼の名は”テト“盤上の世界ディスボードの唯一神であった男である。

 

 

 

 

 

 

空と白は部屋で晩ご飯を食べていた。

光が収まったかと思えば突然、目の前にテトが現れ慌てた二人だったがまったくテトが動く気配がなくとりあえず部屋の隅っこに寝かせてある。

しかし食事をするにも数年前の部屋だ。

冷蔵庫の中にあるものも全てが死んでいた。

辛うじて大丈夫そうな(十分アウトだが)消費期限が3年前のカップラーメンを食べている所だ。

 

「ステフの料理の有り難さを今改めて知ったよ。今まですまないステフ...」

など喋りあっていたことは置いておくとしよう。

 

なんとか腹に当たらず腹は満たされ、これからの事について白と話し合っているところだ。

 

「にぃ・・・これからどうするの?」

 

「そうだなー、とりあえずあの世界は確かにあったことはこいつが証明してくれたからな... まず今の日本とかの状態を確認しとこうぜ。」と空は言った。

 

空と白が盤上の世界ディスボードに行ってから約数年、それだけたっていたら当然、政治なども変わっているはずである。

そして「この世界」帰って来てきた早々徹夜して世界情勢を調べていく二人であった。

 

 

 

 

日が昇り朝がやってきた。

 

「白、今どのくらい世界情勢知らべたか〜 」

 

そう聞きながら白のほうを振り替えてみると

カロリーメイトと睨めっこしている白が、

 

「にぃも、食べる・・・? このカロリーメイトとか・・・」

「カロリーメイトなんてブルジョ...てかそのカロリーメイト食って

 平気なのか!?」

「だから・・・こうして・・・実験中」

そう言いながらカロリーメイトを開けて空に渡す。

 

「白さんや?俺で人体実験をするおつもりですか?」

「にぃがやらない・・・なら白が・・・食べる」

「白にやらせるくらいなら兄ちゃんが食べる!!」

流石に妹にこんな危険な橋を渡らすわけにはいけないという兄の本能が発揮した。

 

結果からしたらカロリーメイトは普通に食べれた。

さすがカロリーメイト。 ちゃんと非常食としての役割を果たしてくれた。

 

 

 

 

 

なんだかんだで1週間が経過しタブPCにも専門書やらいろいろな情報を保存してやっと調べる物は調べ終わった。

 

「にぃ・・・この機械・・・どう思う?」と保存しておいた画像を白が見せる。

「やっぱ白も同じか...数年後、時代はこのナーブギアってやつがゲームの主流なりそうだな」

 

空も白もやはり目についたのはこのナーブギアであった。

2019年、NERDLESの業務用機械が発売されアミューズメントセンターやリラクゼーション施設の一部に導入、大きさは冷蔵庫くらいの大きさだ。

NERDLES上で動く初のゲーム、1プレイ3000円にも関わらず全国5ヶ所の設置店で長蛇の列になったというところからしてみても爆発的なヒットになったに違いない。

空はあの東部連合とのときに使ったあのゲームみたいなものと想像していた。

 

ラブ・オア・ラベット2〜恋の弾丸あの子に届け〜

 

あのゲームをこれで出したら大変なことになりそうだと空は苦笑いした。

 

 

 

そんな中最新の記事で書いてあったナーブギア。

いかにも戦隊もののヒーローがかぶってそうなヘルメット状の機械。

自衛隊・米軍、共同でナーヴギアを利用した訓練プログラムの開発を始めて完成させたものである。

空と白達はこの「ナーブギア」がゲーム機として完成するだろうと踏んでいる。

多分このゲーム機は東部連合のときのように体力などもリアルに再現されると思い筋トレでもするかなど考えていた。

 

「それにしても全く動く気配すらないな」と、テトの方を向いて行った。

「テト・・・死んじゃってるの?」

「おいおい物騒なこというなよ妹よ、ちゃんと脈もあったし大丈夫だろう。」

 

まぁ、神様だしそう簡単にはしなないだろうけど。

 

「とりあえずテトが起きたら事情を説明してもらわないとな」

「うん・・・私たちがなんで・・・この世界に・・・戻らせたのか」

 

そう、やはりこの状態を打開するにはテトに聞いてみない事には始まらないのだ。

しかし、そのテトが全く動きそうもないのが現状である。

 

「まぁ、調べものも終わった事だしテトが起きるのを待つだけか...」

 

テトが起きるまでどうしたものか...と考えるがやはり”あれ”しかない。

 

「白〜準備はできてるか〜?」

「うん・・・大丈夫」

 

そういいながらオンラインショップのダウンロード販売で買ったゲームを起動する。

色々な設定えを書き終えた後、アカウント名入力画面に入った。

当然アカウントは決まってる。

俺達は2人で1人だ、今だろうが数年前だろうが変わらない。

 

 

アカウント名「 」。 

 

 

「さぁ、ゲームを始めよう」

 

 

嘗て都市伝説とまで噂され、ただ一度の黒星も許さず、1200対4であろうがチート、不正どんな不条理でさえ打ち破り、勝つ事が不可能とさえ言われた伝説のアカウントがついに復活した瞬間であった。

そのことは数年前からゲームをやっているプレイヤーからは尊敬の目で見ている物やあまりにも最強故にあの怪物が復活したと恐怖するものもいた。

 

そして情報は瞬く間に広がり数々の2ちゃんなどでも噂された。

 

 

 

 

 

「へぇ、「 」か...ただ一度も黒星が無い最強のゲーマーねぇ...」

 

そんな中、ある少年はその記事を見て戦ってみたいと思う者がいた。

 

 

彼の名前は桐ヶ谷和人、後に黒の剣士などさまざまな名で噂される男が

「 」に会ってみたいと思いながらその記事を閲覧していた。

 

 




最後にキリト君には「 」の存在を確認させておありました〜

書くのにも結構時間かかりますね〜 腕が痛い...

次回はテトを起こそうとおもうのでよろしくです。
それではまた次回にお会いしましょ〜う。

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