ゲーマー兄妹はVRMMORPGを始めたそうです。   作:EDFストーム1

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今回はいろいろな解説?みたいな回です。
ぐだぐだな感じですが生暖かい目で読んでください...


それでは第4話ですどうぞ


これからの方針を決めよう。

「ちょっと待てテト!!分からないってお前!!」

 

とんでもなく驚いた表情で空と白は騒いでいた。

驚くんのも当然だ。

唯一の希望だったテトですらこの事件がわからないときた。

 

 

 

 

「あーなんでこんな事になったかはわかんないけどどうやってこの世界に来れたのかは知ってるよ?」

 

空、白「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

「そ...」

 

 

 

 

「そ?」

 

 

 

 

「それを早く言えーーーー!!!!」

 

「うわぁ!」

あまりの声の大きさにテトもビックリした。

 

「にぃ・・・近所の人に・・・迷惑」

さすがに白もあの大声にはビックリして止めに入った。

 

「大丈夫だ妹よ、ご近所さんはみんな引っ越したか知らんが誰もいなかった」

いつの間に!?と白が思いながらもようやく空も落ち着き始めた。

 

「ふぅー...で、原因はなんなんだテト?」

「あぁ、そうだったね。」

そういいながらテトが語りだした。

 

「まず、ことの始まりは君達が寝た辺の時間帯の...確か夜中の5時くらいだったかな?

 君達に負けたし僕は君達に唯一神の座を渡すはずだったけどどこかの兄妹が「面倒だしいらない」とか

いっちゃったせいでそのまま駒の上でごろごろしてたんだけど突然何者かがあの世界に干渉してきてね。

 流石に僕もビックリしたよ。まさかあの世界を破壊しちゃうくらいの膨大な量のなにかが干渉してきたんだ♪」

と、楽しそうに喋るテト。

 

「おい....それじゃあ...ディスボードはどうなったんだ?」

「ステフ・・・いづなたんは・・・無事なの?」

 

2人はおそるおそる聞いてみた。

 

 

「何とかがんばったんだけどあの量の情報には太刀打ちできなくてね.... ディスボードは消滅しちゃった...」

 

 

突然の発言に目の前が真っ暗になりそうな空と白。

 

 

「でもディスボードにいた人達は大丈夫だよ〜♪

 僕だって神様だしね、ディスボードが崩壊する前にディスボードにいる全ての住人をこっちの

 世界に転移させたんだ。 君達がディスボードに来た時の逆の状態かな?」

 

 

淡々と話して行くテト。

とりあえず皆が無事であると知り大きく息を吐く。

だが空には1つ気になった発言があった。

 

「なぁテト、ディスボードの住人全員呼んだってどこにいるんだ?

 突然こんな町中どかに出たら危ねえんじゃないのか?」

 

 東部連合などは技術が発展してるから対応できそうだが見た目がアウトだ。

 てか見た目でアウトってイマニティー以外全員アウトだ。

 

「そこは心配ないよ、流石に君達の時みたいに突然こっちの世界に呼んだりしないさ♪

 呼んだには呼んだけど僕は現実空間に呼んだとは一言も言ってないよ?」

 

その発言で何か白が思いついたようだ。

 

「現実空間じゃない・・・仮想世界・・・もしかしてゲーム・・・の中?」

 

その答えにテトは笑う。

 

 

「あはは、正解だよ〜 さすが白だね。そう僕が住人を連れ込んだのは仮想世界。

 すなわちゲームの世界さ。 どう驚いた?」

 子供がプレゼントを貰ったかのように笑うテト。

 

 

空も白も正直言葉が思いつかない。

世界が壊れたから全員を違う場所に移動させるとは...さすがは神様なだけはある。

 

「あはは、驚いて貰えたみたいだね♪でもディスボードを作り直すのは時間が掛かりそうだけど...」

ちょっと面倒くさそうにテトが言う。

 

 だが空は今の言葉を見過ごさなかった。

 

「ん?ちょっと待て?今何て言った?」

 

「ん?驚いて貰えたみたいだね♪って言ったよ」

笑いながらテトが言い返した。

 

「違う!!その後だ!!」

 

「ディスボードを作り直すのは時間が掛かりそうだけど...の方?」

 

そう、それだ。この唯一神は世界をもう一回作り直せると言ったのだ。

 

「ならなんでディスボードの住人全てを移動させるなどしたんだ?」

 

その疑問をテトに聞いてみた。

 

 

 

「え!そ、それはだね...えっと...」

何かを言うのをためらうかのようにごまかそうとするテト。

 

「テト・・・言わないと・・・ご飯抜き」

白、テトはペットじゃないんだぞ?まぁ、その作戦は悪くないか。

 

 

「それ僕なんだか犬ような扱いされてません?」

僅かながら反論しているテト。

 

「そうだぞ〜テト、ここは俺達の家だ。このままじゃ何も食えなくて飢え死にするぞ〜」

俺も白に加勢してテトを追いつめて行く。

 

そうなのだいくらあちらの唯一神だったとしてもこちらの世界では神ではないのだ。

 

 

「わかった、わかったからご飯抜きは勘弁してくださいよ!!」

とうとうテトは折れて話す事にした。

 

 

「実は世界に住んでる全ての人を転移させるのに少々無理しちゃいましたもう力がほとんど

残ってないんですよ、簡単にいうとイマニティとほとんど変わりないね♪」

 

「でも時間がたてば作れるんだろう?どうやってその状態で作るんだ?」

「時間がたてば少しずつ力は戻るから大丈夫なんだけど問題はそこじゃなくて...」

 

 

後半あたりから口を濁らせるテト。

 

 

「本当はこっちが問題でして、住人をゲームの世界にとばしたはいいんですがどのゲームに飛ばしたかわからなくなっちゃいました...いや〜ほんと参っちゃいますよ♪

転移させたまではよかったんですがいろいろな回線がごちゃごちゃあったせいでいろいろな回線に

皆、流されてっちゃいまして...この世界には精霊回路もないので魔法も使えませんから僕は運が良かったですよ〜♪」

 

 

あはは、こっちもそろそろ怒っちゃうぞ〜テト。

とてもにこやかな笑顔で二人に見つめられたテトは体が震えていた。

 

 

 

 

〜1時間後〜

 

 

ちょっとテトとO☆HA☆NA☆SHIして夜9時が経過していた。

 

「流石に腹減ってきたな〜、よしテト、コンビ二でなんか買って来てくれ」

 

「テト・・・お使い・・・宜しく」

 

 

「え〜なんで僕が...!?」

 

背後ではまたとてもにこやかな笑顔でこちらを見ていた。

 

 

「わ、わかりました...お金下さい。何か買ってきますよ...」

テトに5000円札を渡しテトは食料を調達しに行った。

 

 

 

 

「しっかし面倒なことになってきたなー妹よ」

「でも皆・・・どこのゲームに・・・流されたんだろう」

 

 

そうなのだゲームといっても途方にくれるほどの量がある。

回線に流されたということはオンラインゲームである事は確かだ。

だがそれでも数は多い。

その数多あるゲームからディスボードに住んでいた住人全てをさがすだなんて...

 

 

「だが、回線が多いゲームになら流される人数も多いはずだ。

 人気なゲームとかなら回線やそのサーバーの容量も多い。

 そんなゲームを片っ端から探すしかないか。」

 

 

 

テト曰く「転移してゲームの中にいる住人たちはは君達に合わない限りNPCのような行動を

させるように魔法を掛けといたから周りからはなんとかごまかしてあるから、見つけたら

種の駒に触れさせてあげれば君達のハードディスクに勝手に移動されようにしたから♪

あと僕みたいにこの世界に呼んだりNPCからプレイヤーにする事も出来るからね」

 

だそうだ。

 

 

 

そういいながらパソコンの電源を入れてユーザー数が多いゲームを探し始めた。

そして先日発売されたナーブギアをネットで購入しつつ俺と白は住人達を探す作業を始めた。

 

余談話だがこの住人探しのせいで数々のプレイヤーがおまけ感覚で倒されて行き

ネットゲームで「 」の被害者があり得ないほど増えていた。

被害者曰く「NPCと話してるかと思ったら突然NPCが消えてこっちをみたかとおもった

次の瞬間にはもうやられていた」とのこと。

 

 

 

 

そんなことをしている内にテトも買い出しから帰って来たので晩飯を食べるのであった。

 

 




なんだか今回は書きづらかったです...(^^:)
読み返すと白が全然喋ってない!? あれれ?
あと1、2話でSAOに入るはずなんでやっとクロスっぽくなってきそうです!!

それではまた次回でお会いしましょう。

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