ゲーマー兄妹はVRMMORPGを始めたそうです。 作:EDFストーム1
今回はとうとう戦いが始まりますよ〜
それでは第七話ですどうぞ!
俺達はテトの力(ハッキングとかじゃないよな?)のお陰でなんとかβ版のソードアートオンライン 通称SAOに参加出来た。
「えーとなになに...この町は始まりの町って言うのか。」
ログインした最初のエリアの名は始まりの町。
このアインクラットの中でも一番大きい町らしい。
「白〜テト〜イマニティ国民探...?」
二人がいる方を振り向くと全く知らないような人とテトがいた。
「あ〜とテト、この隣にいる美人さんはだれなのかな?」
そう、この隣にいる人、凄いスタイルがいいのだ!!
こんな年頃なんだ、至福ではあるが...
「にぃ・・・どうしたの・・・白だよ?」
と美人さんがこんな事を言っている。
「いや〜何言ってるんですか〜白はここまで背も高くないしそんなに胸もありませよ〜」
そう、白と比べてもその姿は全く別人同然であったのだ。
「空さん何言ってるんですか?ここゲームの中ですよ?
アバタの姿に決まってるじゃないですか♪」
はっ!そうだった。ここはゲームの中だった。
確かにアカウントは「 」sub01と書かれている。
確かに間違いなくしろだ、だが...
「じゃ、じゃあ何でお前は現実世界のまんまなんだよ!!」
そうだ!お前なんも変わってないぞ!
「だからゲームの中でならマスターアカウントクラスの力があるっていいましたよ?
その力を利用して姿、形をそのまんまのアバターを作ったのさ♪」
うん、神様には常識は通用しないようだ。
つい、あの異世界に呼ばれた時のように姿も変わらないと思ってた。
「やっぱり・・・現実の白・・・スタイル・・・悪いの?」
白が半泣き状態の顔になってこっちを向いた!!
「そ、そんなことはないぞ!兄ちゃんは現実世界のお前の方が好きだしあっちの方が可愛いぞ!」
なんとか泣かせないようにする空。
「でも・・・さっきの目・・・・興奮してた・・・にぃ・・・嘘つき」
ヤバい!!このままだと白が泣いてしまう!! テト助け舟だせ!!
そうテトの方を見ると口笛を吹きながら視線をそらした。
も、もう駄目だ!! こうなればもうあれをやるしか...
「どうもすみませんでしたーーーー!!!」
スライディングをした後に完璧なポーズの土下座をして叫んだ!
「だって11歳じゃん!兄ちゃんだってお年頃じゃん!性欲だって性欲だって性欲だってあるじゃん!
しかも妹じゃん!あんなにスタイル良かったら兄ちゃんだってそりゃ欲がでちゃうじゃん!
白なんかにしかも手だせないしうわぁあぁっぁっぁーーー」
とステフの時と同じようなことをいって必死に謝る空なのであった。
〜同時刻:始まりの町中心部〜
さっそく当選したSAOをやってログインして見たのだがやっぱり凄いな。
現実と仮想空間の区別がつかないくらいだ。
これを作った茅場はやっぱ天才だ、など考えつつ町中を歩いていた。
だがそんな大通りで妙に人が集まっている。
なにかと思い覗きにいってみるとあのプレイヤーがいた。
「 」。
参加すれば確実にそのゲームの頂点に君臨するアカウントを持つ最強のゲーマーが...
それ自体も問題なのだが問題はその後ろにいる男である。
その者のアカウントは ♠♥♦♣
「 」達が復活した数日後にオンラインで話題になり始めたプレイヤーである。
トランプやらジョーカーやら第2の「 」やらいろいろな名前で呼ばれたゲーマーだ。
だが何故ここまで有名になったのか?
それはあの「 」並の強さでここ最近の「 」達が行っている行動と同じようなことをしているのである。
そんな中、誰かが「 」に勝負を挑んでいた。
あのアカウントは...キバ...何だろう?遠すぎて見えないな...
決闘が始まったようだな、あれは初撃決着モードってやつか?
一発で終わるなら確か運が良ければ勝てるかもな。
だが「 」はそこまで甘くなかった。
開始4秒くらい?ですぐブザーがなった。
よく見えなかったがどうせ「 」の瞬殺で終わったのだろう。
勝負に挑んだキバなんとかさんは走って逃げてってるし。
「大人なのに恥ずかしいな、ありゃ...まぁ相手が「 」じゃしょうがないか」
「 」とほぼ同じステータスの状態で挑むなんて無茶にもほどがある。
だけど逆に時間が経てばあの最強ゲーマーはみるみるレベルを上げて
誰も追いつけないようなステータスになっている可能性が高い。
ならまだ差が開いてない今がチャンスなのでは?という考えにたどり着く。
その点ではキバなんとかさんは賢かったのかも知れないが実力が微妙だったな。
俺も色々なゲームをやって来た。
だが「 」の試合動画を見て正直鳥肌がたった。
あのプレイヤーに勝ってみたい、あの最強の座を奪ってみたい。
そんな野心が生まれたのかわからないがここを逃す手は無い。
そして俺は人ごみの中に飛び込んでいった。
あの最強のプレイヤーに挑む為に.....
白に散々謝って約1時間。
やっと白が機嫌を戻したのでとりあえず情報収集だ。
町で一番大きな通りに出る。
だが出た瞬間まわりの空気だどよめき始めた。
何故かは大体想像が出来る、このアカウントだろう。
だが後ろのテトのアカウント♠♥♦♣にもまわりの目線がいっている。
きっと住人探しをしてるときに俺らみたいについでで周りのプレイヤーを
倒しまくっていたのだろう。
まわりのプレイヤー達はどんどん顔色が悪くなっていた。
数多の応募者から選ばれた1000人にのみプレイが許されたβ版に参加出来た。
しかも製品版を貰える事が確定している。
あの「 」も参加してくるかわからないが確率が確率である。
さすがにβ版には入れないだろうとよんでいた。
だが製品版には確実に参戦してくるだろうとは予測していた。
あの「 」だ、ありとあらゆるジャンルのゲームを制覇して来た者だ。
この新しいVRMMORPGというジャンルに手を出さないはずが無い。
だから今のうちにレベルが引き継がれないとはいえ経験をつめるのは非常にありがたいと皆思っていた。
だが目の前にいるあれはなんだ。
あの「 」は見事抽選を通過しβ版にいるではないか!?
しかも後ろにいる男は最近ネットで噂されているプレイヤー ♠♥♦♣もいる。
あいつも「 」の仲間だったのか!?などまわりでかなり騒がれている。
そんな中で一人が「 」に決闘を申し込んでいた。
まわりのプレイヤーの目線が一気にあの二人に注目する。
挑戦者の名前はキバオウ。 なんだか頭がモヤットボールみたいだ...
なんだかぐちぐちいっているのは多分どこかのゲームでぼこぼこにされて
その恨みをはらしたいのだろう。
だがlvは4とはどほどにはこのゲームの操作方法はわかっているようだ。
対して挑まれる側は当然「 」。
あの最強と唱われた伝説のゲーマーである。
だがこれは新しいジャンルのゲームだ。
開始してからまだ一時間弱、その短時間でこのゲームの操作方法を完璧にしているのかは分からないがレベルは1のままだ。
きっとさっきログインしたのだろうと観客たちは思っているが、実は妹に一時間近く土下座していたとは誰も知らない。
そんな中「 」は決闘の申し込みを受けつけた。
そしてカウントダウンの数字が表示される。
決闘方法は初撃決着モード。
一発当てれば終わりというシンプルな方法だ。
「 」とキバオウが睨み合っているなかカウントが減っていく。
3
2
1
ついに決闘が始まった。
だが始まったと同時にすぐキバオウは吹き飛ばされた。
キバオウは確かに「 」めがけて攻撃した。
だが「 」はあっさりそれを避け逆にカウンタ―でキバオウを吹き飛ばしたのである。
WIN 「 」という文字が浮かび上がり決闘は終わった。
キバオウはどこかへ走りながらログアウトして去っていった。
観客は唖然としてた。
このVRMMORPGは文字通りRPGのようにステータスが存在する。
キバオウはlv4ではあるがステータスは「 」よりは十分上である。
それをたった数秒でなぎ払うとは想定してなかった。
昔に「 」に挑んだことがある者は当然だなといっていたが「 」は数年間消息をたていたので最近ゲームを始めたプレイヤーはそこまで「 」について知らなかった。
だからこそ都市伝説だったのかもしれない。
だが目の前の「 」は正真正銘の最強プレイヤーである。
そんな中、1人の少年が「 」の前に立ち決闘を申し込んでいる。
アカウント名はキリト、全身の装備が黒多めの優男顔だ。
「なぁ、あんたが数年前最強といわれたゲーマーなのか?」
そんなことをキリトは聞いた。
しかし「 」は基本ゲーム内では無言である。
なにも答えないまま決闘を受け付けた。
キリトは何も答えなかった「 」にちょっとムッとしながらも剣を構える。
開始までのカウントがすこしずつ減っていきついに開始のブザーがなり
この先、黒の剣士と噂されるプレイヤー キリト。
伝説と唱われた伝説のプレイヤー「 」。
この両者の剣がぶつかり合いついに戦いの火蓋が切って落とされた。
キリト君との決闘が始まった!!
散々のばしたのでそろそろたたかわせてもいいかな〜と思いいつもの大体倍の文字数です。
強引に入れ込みました!
なんだかキバなんとかも戦ってたけど気にしない!
え?キバなんとかはβやってない?それはあとでのおたのしみww
それでは次回またお会いしましょう!