フェノメノン   作:xtakashi

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第36話です。

事態が動き始めます。




第36話 展開

 

 

 

 クリスがロザライム士官学校に入学してから、あっという間に一年の月日が流れた。

 

 長期休暇を経て、始業式も終わり、いよいよクリスたちの、ロザライム士官学校二年目の年が始まろうとしている。

 

「さて、お前たちもいよいよ、高等部での生活が二年目に突入したわけだが、当然ながら、一年目の過ごし方で、同じ二年生と言っても、お前たちの中でも明確に差が出始めている。

 しっかりと鍛錬に励み、素晴らしい成績を残したものがいる一方、残念ながら、落ちこぼれてしまったものもいるだろう。とはいえ、ここロザライム士官学校では、それらはすべて自己責任だ。また、そうした競争は、今年からますます激しくなるだろう! 

 お前たちもしっかりと、そのことについては心にとどめ、上位にいるものも、落ちこぼれとならぬよう引き続き、精進し続けなければならない。また、現状は下位にいるものでも、上位に食い込めるチャンスは十分にある! 各員、歯を食いしばって、それぞれ研鑽を続けるように!」

 はい! という大きな掛け声とともに、昨年から引き続き、担当となったハリー教官の言葉を、生徒たちは聞き入れる。

 

「……さて、ここで一つお知らせだ。

 以前からアナウンスしていたが、昨年度、優秀な成績を収めた生徒を対象に、来週月曜日および火曜日で、ロザライム現役軍人との合同演習の実施を予定している。これは大変名誉なことでかつ、大きなチャンスでもある! 現役の軍人から技術を学べる貴重な機会でもあり、またその場でお前たちの実力を示めすことができれば、飛び級での階級昇格にもつながるだろう。ほかにも、お眼鏡にかなったものに対しては、現場配属の希望も優先される。……では、いまからその対象となる生徒を読み上げる!」

 そう言うと、ハリー教官は一呼吸おいて、合同演習を行う対象の生徒を読み上げた。

 

「まず……アルフレッド・フォン・ウォルコット!」

「はい」

「ケネス・ローマン・クロフォード!」

「はっ!!!」

「アイビー・セント・チェノウェス!」

「はい!」

「クリス・エバンス!」

「……はい」

 ・

 ・

 ・

 こうして、アルフレッドやクリスをはじめとする、10名のメンバーが、合同演習への参加に選抜された。多少の入れ替わりはあったものの、基本的にエクウェス祭でのランキング1位から10位がほぼ、そのまま選出された形となる(一部例外あり)。

 

 その後、各種連絡事項の伝達が終わり、一年生の入学式準備などもあるため、二年生の生徒たちは早めの解散となった。

 

 寮に戻るもの、外出に行くもの、自主練をするもの……各生徒たちはめいめい、移動し始める。

 クリスも、アルフレッドとともに、いったん寮へ戻ろうとする中、生徒の一人が話しかけてきた。

 

「いや~~クリス氏。ご機嫌麗しゅう! 新学期早々、こうして私と、顔を合わせることができたことは、そなたにとっても、うれしいことだろう! 昨年は、()()()()そなたに敗北を期しましたが……まあ、今年度すぐに、そなたへのリベンジを果たすつもりだ! その時を楽しみにしていてくれたまえ!!」

 

 話しかけてきた彼の名は、ケネス・ローマン・クロフォード。

 エクウェス祭でも、ランニング2位に入った実力者であるが、トーナメント決勝でクリスたちのチームと激突し、ケネス本人は、クリスと戦って、()()()()()()()()()()()()

 

「ケネス、元気していたかい?」

「お~、アルフレッド氏ではないですか!! 貴公もお元気そうで何より! なんども言っておりますが、貴公であれば私のことを気軽に、ケネちゃん、と読んでくださって構いませんぞ!! あと、いつになったら私を、貴公の開くパーティに呼んでくれるのですかな??」

「……君はあいかわらず、元気そうだな。パーティはそのうちにね。ところで、ケネスはこの後どんな予定なんだい?」

 ケネちゃん呼びについては、華麗にスルーするアルフレッド。

 

「ええ! それについてですが、来週、ついにロザライム軍人の方々との、合同演習を控えておるでしょう!? そのためには、今からしっかりと準備をしなければ、と思っておるのですよ! 失礼のないように、新しい服も仕立てねば! そうそう、髪のお手入れ、お肌も念入りにケアをしないといけませんね! それから……」

「OK、OKケネス。忙しそうだから、僕たちはこれで失礼するよ」

「ええ、ええ! それではまた!」

 

 早々に会話を切り上げると、アルフレッドはクリスを連れて、そそくさとその場を立ち去った。

 

「……しかしケネスは、2年生になっても、相変わらずユニークなやつだな。あんなんだが、アームドフレームの実力については、僕の方がちょいと上、といったところだからな。悪人、とまではいかないが、あのやかましく、厚かましいところが、あいつのよくない所だ……まったく、紳士である僕を、少しは見習ったほうがいい。それにしてもやれやれ、僕の周りは僕以外、皆、変わったやつばかりだな」

 クリスは内心、お前が言うなという気持ちになったが、わざわざそれを口に出すことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 あっという間に一週間がたち、ロザライムの現役軍人との、合同演習会の日がやってきた。

 

 今回の合同演習は、ロザライムの隣国、アルデーラとの国境沿いに位置する、マリデ基地にて行われる。アルデーラとは休戦協定を結んでいるため、アルデーラとの軍事衝突が発生する可能性は、今のところない。

 

 今回の軍事演習はあくまで、諸外国に対してロザライムの軍事的優位性を示すためのものであり、加えて、未来のロザライム軍人の卵たちに、経験を積ませるという大きな意味合いを持つ。

 今のうちから、将来有望な学生に、現役軍人との顔合わせをさせて、そして今のうちに連携なども深めておこう、ということだ。

 

 演習初日、マリデ基地より南西約350キロメートルほど離れた、ルイジマリ駐屯地に、クリスたちは集合していた。

 早速、今回の演習において、現場指揮官および責任者を務める、アンドリュー大尉より、演習の概要について説明が行われる。

 

「さて、学生諸君、今回の演習について、改めて全体概要のおさらいだ。今回、10名いる諸君たちは、すでに伝えたように、アルファ、ブラボーそれぞれのチームに、5名ずつで分かれてもらった。そして、アルファチームは明日の朝07:00、ブラボーチームは08:00に、ここルイジマリ駐屯地を出発。輸送機にてそれぞれ別ルートで、マリデ基地へ向かってもらう。

 ちなみに、我々先行部隊は本日中に、マリデ基地へ向かう予定だ。何もないとは思うが、万が一に備えて、基地の安全を確保することも、我々大人たちの役割だからな。ちなみに、明日の天候は、多少の強風、軽い磁気嵐が発生する見込みだ。そのため、諸君らの到着予想時間は、アルファチームが09:00、ブラボーチームが10:00頃を想定している。諸君らが全員合流次第、演習を開始する。ビシバシ、しごいてやるから、諸君らも覚悟しておくように!」

 アンドリュー大尉の言葉に対し、ロザライムの学生10名は、勢いよく返事を返した。

 

 

 

「いや~クリス氏!! よかったですな、私と同じチームとなれて! 頼りにしてますぞ!!」

 ブリーフィングの後、クリスと同じブラボーチームとなったケネスが、クリスに対し肩を叩きながら、馴れ馴れしく話しかけてきた。

「ああ……」

 クリスは、このケネスという同級生に対し、どうも苦手意識があった。

 グイグイくるところはアルフレッドとも似通っている。しかし、それとは別に、うまく形容しがたいが、クリスにとって、どうにもあまり深く関わりたくない、といった心境にさせるのが、このケネスという男であった。

 

「よう、ケネスにクリスも。今回は改めて、よろしく頼むぜ!」

 二人の会話に、グレンが割って入った。今回、グレンも同じくブラボーチームに所属する。

 親しみやすいこの男の登場に、クリスは内心ほっとする。

 

「初めてのチームだが、ここは協力して頑張ろうぜ」

「正直、いまだに私なんかがって、思いはあるけど、ともかく、一緒のチームになったからには、是非ともよろしく頼むわね」

 そして今回、同じくブラボーチームのメンバーであるジェイク・ホプキンス、そしてケイティ・ルービスが、話しかけてきた。

 ケイティは、エクウェス祭のバトルロワイヤルでクリスに敗れ、最終ランキングでもトップ10圏外であった。しかしその後、一年生終了時の成績や、本人の資質等を総合的に判断され、今回特別に合同演習への参加を許可されていた。

 

「クリス……今回は同じチームね。あの時、あなたと戦って、手も足も出ず敗れたことは、今でも私の脳裏に深く焼き付いているわ。今回は演習もそうだけど、あなたの近くで是非、色々と学ばせてもらいたいと思っているので、よろしくね」

 そういうと、ケイティはクリスへ握手を求めてきた。それに対して、クリスも快く応じる。

 

「さ~てさて、貴公ら!! 改めて確認だが、ブラボーチームのリーダーは、この私、ケネス・ローマン・クロフォードで問題ない、ということでよろしいかな!? まあ、当然であろうな。この私がこのチーム中で、エクウェス祭でのランキングが、最も上位であったわけだからな!」

 わっはっはっは、という笑い声とともに、ケネスが今一度、自分がリーダーであることを主張する。

 

「ああ、わかっているって。……他の皆も、特に異論はないよな?」

 グレンが、クリス、ジェイク、ケイティに話を振る。

 3人は一瞬、お互い顔を合わせたが、特に何も言うことはないので、全員グレンの言葉に首肯する。

 

「よろしい、よろしい! ……さて、特にクリス氏!! ランキングの順位はさておき、そなたが我々の中で一番の腕利きであることは、このケネスも認めるところである! 非常に悔しいことではあるがね! そのため、そなたの動きが特に、わがブラボーチームでは重要となるであろう! そのあたりはしっかりと、改めて認識をしてもらいたい! いいかね!?」

「ああ……」

 ケネスはクリスに対し、指をさしながら大声で語る。それに対して、クリスは気のない返事を返すのだった。

 

「よし、では早速だが、明日の段取りの最終確認行こなう! 貴公ら! 準備ができ次第、私の部屋まで集合せよ!」

 ケネスの号令の下、いったんブラボーチームはその場で解散となった。

 

 

 

 

 

 

 演習二日目の朝を迎えた。

 昨日のうち、アンドリュー大尉以下、現役のロザライム軍人50名が、予定通りマリデ基地へ到着。本日彼らは、現地の守備隊と共同し、先行して合同演習の準備を整える手筈となっている。

 

 アルフレッドたちがいるアルファチームは、一足先の07:00に、ブラボーチームとは別ルートにて、マリデ基地へ向けて出発した。

 予報通り、強風がふき、磁気嵐も伴っているようで、通信機器の調子が朝から今一つの状態である。

 ちなみに輸送機は、現役のロザライム軍人1名が操縦を担当している。それ以外の人員は、アルファチーム5名の、計6名が搭乗していた。

 アルファーチームの構成は、まずリーダーのアルフレッド、メンバーには、アイビー、コレット、エクウェス祭で5位だったエイポックと、そして、レノも含まれる。今のところ予定通り、マリデ基地までのルートを航行していた。

 

 予定していた工程の半分ほどを過ぎた。

 輸送機の外からは、エンジンによる音以外に、強風による機体のガタつき音が、時々響いている。

 そんな中、何やらコレットの様子がおかしい。出発してから、ほとんど口も開かず、今も青い顔をして押し黙っていた。

 

「……どうかされましたか、コレットさん?」

 そんな状態を心配したアイビーが、コレットへ話しかける。

 

「……み……妙な予感がします」

「妙な予感?」

「は、はい……上手くは言えないのですが、何やら先ほどから、ずっと、もやもやして……」

「ん? 何かあったかい?」

 リーダーのアルフレッドも、気になって会話に入ってきた。

 

「す……すみません、ちょっと、心がざわついているといいますか……いや、き……きっと気のせいだと思います!」

「……おい、てめぇ! さっきから、変なこと言ってんじゃねえぞ!」

「すみません、すみません!」

 要領を得ない発言にイラついたレノが、コレットに罵声を浴びせ、コレットは慌てて謝罪する。

 

「こら、学生たち、私語は慎め! レイノルズも、緊張しているのは分かるが、根拠のない発言は、チームを混乱させるだけだ!」

「はい……申し訳ございません」

 輸送機のパイロットを務める、軍曹からも指摘が入る。

 

 そんな折、突如として輸送機に通信が入る。

 

 ガガッ……ピー……

『……ア……ファチー……ムに告げる。さき……どから、マリデ基……と連絡がつ……ない。このまま、基地……で移動……て、状況……確認……て報告……よ。繰り返す……」

「ちっ……磁気嵐の影響か、ルイジマリ駐屯地からの通信も、とぎれとぎれだな」

 軍曹は、思わず舌打ちを打つ。

 

「どうかしましたか?」

「ああ、ルイジマリ駐屯地からの連絡だ。どうやら、マリデ基地と連絡が付かなくなったらしい。とはいえ、我々のやることは変わらない。このままマリデ基地まで向かって、状況を確認して、報告をする。それだけだ」

 アルフレッドからの質問に対し、軍曹が答える。

 

「だ、大丈夫でしょうか?」

「な~に、心配ない。この磁気嵐の影響で、一時的に通信障害が発生しているのだろう。もしくは、通信機自体が故障したか。どちらにせよ、あそこには、アンドリュー大尉もいるからな。問題ないさ」

 心配するエイポックをよそに、軍曹は楽観的な意見を述べた。

 

 

 

 

 アルファチームの輸送機が、いよいよ、マリデ基地が目視で確認できる距離まで接近した。

 ロザライム国内では、中規模程度の大きさを誇るマリデ基地。現在は、隣国アルデーラとの休戦協定のため、普段は必要最低限の守備隊のみが常駐している。

 

「ようやく見えてきましたね」

「ああ、しかしどうだろう。何か変わった様子があるかな?」

「まだ、距離があるため、よくわからんな」

 マリデ基地について、アイビー、アルフレッド、エイポックが会話をする。

 

「……う~む……」

 そうした中、軍曹が一人、うなり声を上げていた。

 

「ど、どうされたのでしょうか……?」

「いや、この距離であれば、いくら磁気嵐の影響があれど、アナログ回線であれば、通信が可能なはずなんだ。こちらから何度か呼びかけているのだが、基地側が一行に出る気配がない。これは、通信機そのものに、何かトラブルがあったと考えるべきか、それとも……?」

 コレットからの質問に、軍曹は疑問符を浮かべながら答える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 次の瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 一筋の光が、空中に走った。

 

 

 

 

 

 

 

 ズガアアアン!!! 

 大きな音ともに、輸送機へ大きな衝撃が走る! 

 途端に、輸送機内で、けたたましいアラート音が鳴り響き、機体のバランスがどんどん崩れていく。

 

「メーデー!! メーデー!! ひ……被弾した! 被弾した!!」

「うわっ!? くそっ!?」

「きゃああ!!」

「畜生!!」

「ああっ!?」

「うわああああ!!」

 

 搭乗している全員が、体のバランスを失い、必死に手すりや近くのものを掴み、体勢を整えようとする。

 見ると、輸送機の右の翼から、黒煙が上っているのが確認できる。

 

「くそったれ!! おい、学生たち、急いでアームドフレームに搭乗して、脱出の準備をしろ!!」

「了解しました! 軍曹も……」

「馬鹿野郎! 俺がここから離れたら、誰が機体制御するんだ! いいから早くしろ!!」

「で……でも!」

「でもじゃねえ!! さっさと行け! ひよっこども!」

 

 軍曹からの檄に、アルフレッド達は急いで脱出準備を行う。各員が早急に自身のアームドフレームに乗り込み、次々と降下を開始した。

 

 メンバー全員が降下したことを確認したアルフレッドが、最後に降下する。

 次の瞬間、再度大きな音がなったと同時に、輸送機全体が火だるまに包まれる。どうやら、燃料タンクに引火したようだ。

 そのまま、機体は制御を失いながら、落ち始める。

 

「……ああ……!?」

「こんなことって……!?」

 

 アルフレッド達が見守る中、見る見るうちに、輸送機は高度が下がっていく。

 そして、ついには、はるか彼方の地面へと墜落し、大きな火柱を上げた。

 

「……皆!! ぼーっとしてはだめだ! いつまた、敵の攻撃を受けるか、わからないんだぞ!!」

 アルフレッドからの言葉にハッとしたアルファチームのメンバーは、急いで周囲への警戒を強める。

 幸い、彼らが降下したのは森林地帯であったため、ひとまず彼らは自身のアームドフレームを、木々の間へと隠した。

 

「アルフレッドさん……軍曹は……?」

 警戒態勢を取りながら、アイビーはアルフレッドに問いかける。

 それに対し、アルフレッドは苦々しい顔をしながら答えた。

 

「……僕が見た限り、()()()()()()()()()()()()()()()……」

 

「そ……そんな……」

「くっ……!」

「お、俺たちを脱出させるために……」

「……くそがぁ!!」

 アルフレッドの言葉に対し、一堂、悲痛な感情が隠せない。その言葉で、()()()()()()()()()()()()()()、容易に想像がついてしまったのだ。

 

「……おい、アルフレッド。お前がこの中じゃあ、リーダーだ。とりあえず、この後の動きはどうするんだ?」

 レノからの言葉に、アルフレッドは考える。

 

「通信機は……だめか。磁気嵐の影響からか、つながらない。この後だが……とりあえず、このまま周囲を警戒しつつ、マリデ基地へ向かうしかないと思う」

「駐屯地には戻らないのですか?」

「ここからでは、あまりにも距離が離れているからな。その間に、攻撃を受ける可能性だってある。それよりも、すぐ近くのマリデ基地へ向かい、一刻も早く、今の状況を報告しなければ……」

「お、おう。アンドリュー大尉と合流できれば、俺たちとしても安心できるしな」

「……確かに、学生である私たちだけで、長時間移動するのは危険ですものね」

「けっ、まあそうだな。とりあえずそれが妥当だな」

「……」

 皆が、アルフレッドの言葉に賛成の意を示す中、コレットだけは、先ほどから青い顔をして、黙っている。

 

「コレットもそれで大丈夫か? ……ショックなのはわかるが、それでも僕たちは軍人の卵として、行動を取らなければならない」

「……は、はいすみませんでした、問題ありません」

「ボケっとしてんじゃねえぞ! 足引っ張るようなら、俺が先にてめえをぶっ殺すぞ!」

「すみません、すみません!」

「おい、レノやめろ。……とにかく、一刻も早く、ここから移動しよう」

 

 そうして、アルフレッド達は、ひとまずマリデ基地まで移動を開始することにした。

 

 





さてさて、どうなるでしょうか。
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