ヒーロー社会の継続高校   作:島田愛里寿

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第三話 北欧へ

日本沿岸から出航した継続高校学園艦。

 

その艦上でいつも通りカンテレを弾いていた美香であったが元の実家は混乱のただなかであった。

 

「どういうことよ!」

 

「知るかよ。俺が帰って来た時にはもいなくなってたんだ。どっかで野垂れ死んでんじゃねえか?」

 

「この!」

 

「奥さん!落ち着いて!!」

 

 

美香が父親に連れて行かれたことを知った千代が警察とヒーローに訴えて捜索してようやく父親の家を見つけたもののこの数日前に美香は出て行ってしまっており、千代は彼女を探そうともせずに酒を飲んでいた元父に殴りかかろうとしていた。

 

まぁヒーローや警察に止められていたが…

 

「どこに行ったのよあの子は‥‥」

 

同時刻 オホーツク海洋上

 

「ミカ~!ミカ~!」

 

「うん?どうしたんだい、アキ?」

 

「ミカが前にいたとこに住んでたお父さんがニュースに出てて逮捕されたみたいだよ?」

 

「そうか‥‥」

 

(う~ん。もう数日待ってればよかったかな?まぁ風に流されて生きるのもまたいいものかな?)

 

ミカとしてはもう数日耐えていれば母のもとに帰れたのかな?と思っていたが、何かと自由な生活を送れたことのない彼女は後でまた会えるだろうと思い風に任せることにした。

 

「でもよかったの?妹が生まれたんでしょ?」

 

「母さんならしっかりと育ててくれるさ。私みたいなひねくれ者にならないようにね」

 

「あ、ひねくれ者の自覚あったんだ…」

 

「それはどういう意味だい?(-_-#)」

 

「……(¬_¬)」

 

アキの言葉にはさすがのミカも聞き捨てならなかったらしくしばらく追いかけっこすることになったのはしばらくの間継続高校学園艦ではお約束となった。

 

そんなこんなでも学園艦はオホーツク海を超えて北極海に入り、ロシア領海の外縁に沿うように西進。北欧へと舵を取っていた。

 

「両舷前進半速」

 

「機関両舷前進半~速!」

 

 

ガヤガヤ……ワイワイ……

 

とはいえこの巨大な艦は目立つためにロシアなどの沿岸部や上空を飛ぶ飛行機に捕捉されて話題に上がったりしてしまった。

 

『謎の超大型艦!船の上に町が!?』

 

『謎のヴィラン組織か!?』

 

 

 

「まずいね‥‥」

 

偵察班が入手してきた号外記事をみたミカは航海科に通達し、航路を流氷が多い危険海域に取らせた。

 

「ねぇミカ…。こんなところを通って大丈夫なの??」

 

「タイタニック号にはならないと思うよ?」

 

そんなこんなありつつも学園艦は北欧のフィンランド近海へと到着した。

 

 

「さて…交流できなくとも放棄された戦車博物館なんかで戦車があればいいんだけどね‥‥」




次回 戦車 BT-42

ガルパン×ヒロアカモノを三つ投稿していますが一旦一つの小説にまとめて、ルートごとにした方がいいでしょうか?

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