仮面ライダーになった男は戦いたくない   作:岩鋼玄武

50 / 60
お待たせしました。


開戦、ソコヴィアの戦い

side御影暁

 

今回の大規模作戦は詳しくは聞けなかったけど玄が発案したことらしく、なんでも世界を滅ぼそうとするロボット軍団がいてそれをアベンジャーズが拡散前に破壊のために捜査していたけれど、その中心地がヨーロッパで何の関係もない住民がたくさんいる場所だそうで、そのロボット軍団と戦いながら住民の避難を行わないといけないらしい。

 

まあ日本で闇の手の連中との戦いと似たようなものだが、唯一言葉が通じないため住民との意思疎通ができないので、SPIRITS内の英語が話せる隊員が必ず一人は振り分けられることになった。

 

まあ交渉部はいつも通りで、教官殿が別の隊に臨時編入される代わりに日高さんという細川◯樹似のおっさんと、福士◯汰似の流星とえらく仲が良い見た目ヤンキーの高校教師とかいうやつが臨時編入してきたことぐらいだった。

 

玄が設置したオーロラから避難所に次々と現地住民らしき人たちが現れているのを横目に、俺達の隊もオーロラをくぐると、行列になった人々の周りから次々にロボット軍団が現れはじめているところだった。

 

「よっしゃ!皆さん行きましょう!」

 

「ハイハイ、暁が仕切らない。

この隊の指揮は私が担当だから。

各自変身してロボットの破壊と住民の避難をするわよ!」

 

耀子さんに頭を小突かれツッコミを入れられると、俺は笑いながら紫色の剣を背中から引き抜いて地面に突き刺してメカニカルな本を開く。

 

 

 ジャアクドラゴン

 

 かつて世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった1体の神獣だった…

 

「変…身!」

 

 ジャアクリード…

 闇黒剣月闇!

 Get go under conquer than get keen!(月光!暗黒!斬撃!)ジャアクドラゴン!

 月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!

 

「俺の名は、仮面ライダーカリバー!

お前達に引導を渡す者だ!

…(へへっ!決まったぜ!)」

 

「…はぁ。調子に乗ってるとまた狭間さんに怒られそうね。」

 

「狭間君と同じ年齢に見えないぐらい若々しいなあ青年君は。

じゃあ、俺達も行きますか。」

 

「そうね。」

 

 

 玄武神話

 

  かつて四聖獣の一角を担う強靭な鎧の神獣がいた…

 

 

 昆虫大百科

 

 この薄命の群が舞う幻想の一節…

 

 

「「変身!」」

 

 

 玄武神話!

 一刀両断!ブッた斬れ!

 ドゴ!ドゴ!土豪剣激土~!

 激土重版!絶対装甲の大剣が北方より大いなる一撃を叩き込む!

 

 

 狼煙開戦!

 FLYING! SMOG! STING! STEAM!

 昆虫CHU!大百科!

  揺蕩う切っ先!

 

「仮面ライダーバスター。行くぜ。」

 

「仮面ライダーサーベラ。参ります。」

 

 

俺と同じ系統の仮面ライダーのおっさんは左手を敬礼みたいな動作をして言うし、耀子さんは相変わらず姫騎士感のある佇まいだ。

 

すると、流星と元ヤンがそれぞれベルトを腰に装置した。

 

「へへっ!行くぜ流星!」

 

「ああ!弦太朗。」

 

 

 THREE! TWO! ONE!

 

 Meteor Ready?

 

「「変身!」」

 

「宇宙キター!

仮面ライダーフォーゼ!まとめてタイマン張らせてもらうぜ!」

 

「仮面ライダーメテオ。

お前達の運命(さだめ)は、俺が決める。」

 

元ヤンは宇宙服っぽい白い仮面ライダーになって、流星も決め台詞を決めていた。

 

「編入された如月弦太朗は主に住民の救助を最優先にして。

あなたの仮面ライダーはそういうことが多様にできると聞いているわ。」

 

「わかったぜ!」

 

「残りは彼を援護しつつ、敵の排除!

急なチームアップだけど、連携を重視するように!特に暁!」

 

「俺っすか!?

り、了解っす。」

 

「アハハハ!あんた面白いな!

仮面ライダーはみんな俺のダチだからな!

よろしくな!」

 

「…んだよ。元ヤンみたいななりでコミュ力お化けかよ。

玄も変なやつをスカウトしたもんだな。

…まあいい。よろしくな。」

 

俺達はそれぞれの敵の排除と住民の救助に向かって行くのだった。

 

 

 

side凰蓮・ピエール・アルフォンゾ

 

 

今回の任務、東ヨーロッパにある小国ソコヴィアで、ウルトロンというロボットの殲滅と住民の避難を行わなければならないということだけれど、ワテクシの担当はSPIRITS隊員の黒影トルーパーに変身できる人員4人を部下にして、住民の避難誘導が主な仕事になったわ。

 

最初はワテクシの変身したブラーボの姿に驚いて警戒されていたけれど、どこからともなく現れたロボット軍団の姿を見た住民達を守るように戦ったことで、今では言うことを聞いてくれているわ。

 

 

 ドリアンスカッシュ!

 

 

「坊や達!住民達の避難誘導を最優先に行いなさい!

ロボット軍団は倒せる範囲でかまわないわよ!」

 

「「「了解!」」」

 

 

日本語と英語を使い分けながら戦わないといけないのは大変だけど、今のところは大丈夫みたいね。

 

「教官殿!?危ない!」

 

ワテクシの死角から攻撃を仕掛けようとしたロボットに気づかなかったことを周りの坊やの声に気づくも、構えが間に合わずに吹き飛ばされるかと思ったその時、そのロボットの中心から別の腕が生え、そのロボットは機能を停止した。

 

ロボットを二つに裂きながら現れた男性には見覚えがあって

 

「…ウィンターソルジャー?」

 

「その呼び方は好きじゃない。

今の俺はヒドラとは何の関係もないただのバッキー・バーンズだ。」

 

「そう。悪かったわね。

助けてくれて感謝するわ。

今は味方なのかしら?」

 

「お前達がスティーブの味方なら少なくとも敵対はしない。

が、俺を攻撃すればその時点でお前達は敵だ。」

 

「助けてもらった借りがあるのに、攻撃するほどお馬鹿さんじゃないわよ!

坊や達!この金属の腕の人は味方よ!

彼の邪魔はしないようにしなさい!」

 

「「「了解!」」」

 

「統率の取れたいい部隊だな。

俺はスティーブのところに行かないといけないからそこまでなら協力してやる。」

 

「あら?日本語もわかるのかしら?

よろしくお願いするわ。」

 

ワテクシ達の部隊は強力な助っ人を入れての行動をはじめながら戦いに入っていく。

 

 

side五代雄介

 

「変身!」

 

「変身!」

 

 ヘンゼルナッツとグレーテル!

 剣でいくぜ!ノーノー!銃でGOGO!

 BANGBANG!音銃剣錫音!

 錫音楽章!甘い魅惑の銃剣がおかしなリズムでビートを斬り刻む!

 

「へ~!それが一条さんが変身した姿なんですね。

すごくカッコいいです!」

 

「ああ。ありがとう。

狭間君から、この姿はスラッシュという名前の仮面ライダーだと教わった。

この本型のアイテムを使えば、クウガのように形態変化も可能だ。

基本的には剣と銃を使い分けながら戦う事になるから五代はいつものように戦ってくれてかまわない。

俺がお前を援護しつつ戦うからな。」

 

「はい!よろしくお願いします。」

 

スティーブさんの作戦で、まずはスタークさん、アイアンマンにウルトロンを注目させて新しく仲間になった体を得たJ.A.R.V.I.S.、ヴィジョンがウルトロンをネットワーク上から遮断する。

そしてアベンジャーズとSPIRITSで、ロボット軍団と戦うつもりだった。

 

なので時間稼ぎの間にSPIRITSとアベンジャーズの残りのメンバーがソコヴィアの住民達の避難を優先させるということだったけれど、どうやらウルトロンも時間稼ぎをしていたらしくて、次々にロボット軍団が現れはじめていた。

 

そして一条さんと一緒にロボットと戦っていると、突然地面が揺れ出して、徐々に森を含んだ市街地の一部と共に地面が宙に浮きはじめていた。

 

「五代!ロボットとの戦闘は後だ。まずは住民達の避難を優先させるぞ!」

 

「わかりました!

超変身!」

 

俺は青の金のクウガになって、落ち行く住民の人達に向かってジャンプして救助し、一条さんは落ちかけていた車を引き上げて、車内の人を助けてくれていた。

 

どんどんと離れて行く地面から落ちて行く人達を助けて行くと、クウガのジャンプでも届くかわからないまでに浮上して行くので、一条さんを抱えて慌てて浮上する地面に向かってジャンプして行く。

 

なんとか、地面に飛び乗るとまだ避難中の人々がいて、SPIRITSの人達がロボット軍団と戦っていたので俺達もそこに加わって戦いだした。

 

『見えるか?

この美しさが…自然の摂理だ。

登りきれば後は落ちるのみ。

アベンジャーズよ、これは隕石だ。私の剣だ。

お前達の過ちの重さで地球は砕ける。

私をネットワークから切り離しても、私の子ども達を破壊してもそれは無意味だ。

この世界が滅びた時残るのは…金属だけだ。』

 

ウルトロンの演説が周囲に響きながら、地面が宙に浮き上がったことで、狭間さんが呼び出したオーロラゲートがなくなってしまったので、なんとかしなければいけないと思いながら戦っているとスティーブさんからの通信がインカムを通して聞こえる。

 

『ハザマのゲートはこっちに開けないのか!?』

 

『残った市街地の崩れた場所の救助に時間がかかっています!

そちらはなんとか時間を稼いでください!』

 

狭間さんは最近になってオーロラゲートのいろんな使い方ができるようになったらしいんだけれど、それでも住民達の数が多いので苦戦しているみたいだ。

 

すると、多数のロボットが空を飛んで来て空からビームや突撃攻撃を仕掛けてきた。

俺や、一条さんなんかは対処していたけど、何人かの隊員たちは住民を庇って飛ばされていた。

 

『まず街を安全に下ろす手立てを考えろ。

スターク以外の全員は奴らと戦え。

やられたらやりかえせ。

殺されても…戦い続けろ!』

 

スティーブさんの声にSPIRITSの人達の英語が理解できる人から声が上がり、それが隊員たちに伝わってその声が広がっていった。

 

「一条さん。」

 

「ああ。行こうか五代。」

 

変身していて見えないけれど、俺と一条さんの顔は笑っていると思えるような声色だった。

 

 




5分の4ほど書いていたところで過って消してしまい、ノリと勢いで書いているので、一気に書く気力がなくなってしまっていました。

ネトフリで、ストレンジャーシングスとアンブレラアカデミーを一気見してなんとか気力が復活しました。

今後は不定期になると思いますので見捨てないでくれると嬉しいです。

感想待ってま~す
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。