藤原佐為が生きていた時代の物語   作:こうやあおい

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第二十二話:庚申の夜の過ごしかた

 昇殿の間を許される──すなわち殿上人であること。

 

 ここから地下人(ただびと)となる恐怖は恐らく公卿には分かるまい。

 やっとの思いで掴み取ったその地位にしがみつきたいと願うのは世の摂理に他ならないだろう。

 

 

 じき秋の除目がやってくる。

 この除目は京官の任命ゆえに京外へ飛ばされる心配はない。昇進を期待すれど降格ということもないと言っていい。むしろ昇殿の許されぬ諸大夫など今回こそはと密かに思っているだろう。

 

 しかし、加階を約束されながらも地下に逆戻りという特異な官職が一つあった。

 それは──。

 

 

「この筆記を承香殿御書所へ!」

「内侍所からの伝書はまだか!?」

 

 今日は朝から騒がしい。と、出仕したばかりの佐為は早朝から忙しなく働く省内の官人たちを見てごくりと喉を鳴らした。

 

「佐為殿!!! この書物を兄上のところへ持っていってくれ!」

 

 むろん人ごとでなく、出仕して早々に源の侍従(博雅の弟)に言いつけられた佐為は書物を抱え侍従所を出た。

 博雅の公の詰所は職曹司──左近衛府の西隣の殿舎だ。

 とはいえ、朝から博雅が出仕していることなど恐らくあるまい。()()()()()

 職曹司に詰める中宮職は中宮──現在内裏にいるのは皇太后──含め後宮事務の一切を取り仕切る機関だ。“長秋卿”たる博雅を筆頭に女嬬などの下級女官も属しており、たまにこの殿舎を春宮や妃たちが方違えなどの所用に使うこともある。

 

博雅三位(はくがのさんみ)はおられるか?」

 

 殿舎の入り口で雑任に声をかけると、ぎくりと肩を揺らした彼は申し訳なさそうに言った。

 

「それが、長秋卿はまだ……」

 

 やはり、と佐為は肩を落とす。

 とりあえず四等官の誰かに渡すよう言って佐為は職曹司を出た。

 

 今日は庚申待(こうしんまち)

 六十日に一度巡ってくる庚申の日である。

 この日の夜に眠れば身体に宿る三尸虫(さんしちゅう)が抜け出して天帝に悪事を告げ、寿命を縮めてしまうがゆえに眠ってはならない。という唐の風習が伝わり、今では内裏でも行事化している「眠らない夜」だ。

 その心は単に庚申待を理由に夜通し遊び倒したいという側面も否めない。が、宮中のみなが例外なく起きて過ごすのだから、後宮それぞれの殿舎でも詩歌や歌合わせ、碁などに興じるわけで、そのぶん準備も大掛かりとなり職曹司が多忙なのも道理だろう。

 

 肝心の博雅は御遊とあらばおおよその場合は出仕してくるのだが、いかんせん気まぐれな彼の行動は読めない。

 楽と酒という最高の呼び水を持ってしても己の気分が最優先。源博雅とはそういう人なのだ。

 

 佐為自身は夜通し碁が打てる夜でもあり庚申待は嫌いではなかった。

 

 が。夜に備えるせいかいつも以上に公卿方の出仕率が悪く遅刻率の高い日でもあり、書類関係が滞りがちで真面目な役人は朝からピリピリする日でもある。

 

 などと関係各所を行き来しつつそろそろ出仕時間も終わりという頃、佐為は紫宸殿の前の桜の木のそばを歩いていた。

 

「佐為さま……!」

 

 すると木の影に隠れていたらしき下女から呼び止められ、足を止める。

 

「お文が参っております」

 

 言って下女は佐為に文を握らせ去っていき、佐為は目を瞬かせつつとりあえず懐に仕舞う。

 文をもらうこと自体はさして珍しくもないが、誰だろう? 近くの殿舎の(きざはし)に腰を下ろし文を取り出して目を通してみる。

 女文字だが見覚えがあるようなないような筆跡で、内容は恨み言のようだ。

 はっきりとは覚えていないが、戯れにでも逢った誰かだろうか。今の下女にも見覚えがないし……、頭を捻らせるも思う。返事を書いた頃にはあの下女もまた姿を見せるだろう、と。

 博雅のような極端な例を除けば、こういうことも貴族の義務である。

 

 昔は栞が和歌(うた)を好んでいないことを残念にも思っていたが、いま思えば幸運であった。

 栞の前でわざわざ恋文の返事を書くような無粋な真似などしたことはないが、仮に書いていても興味さえ示さないのだから大事には至らないだろう。こちらの貰う文や返す文にまで気を揉んでいたら身が持たないはずだ。

 それに、栞は気分を害するかもしれないが……、あまりに熱心に望まれると少しばかりはその想いに応える慈悲を見せるのが人の道という気がするのだ。仮に囲碁であれば、対局を望む相手にずっとつれなくするのは慈悲がないというもの。

 それでもこちらから気に入って通った相手はそう多くはないのだから、見逃してはくれぬものか……と言い訳じみたことを浮かべている時点で栞のことが気に咎めているのか。と、佐為は自嘲した。

 

 栞は昔から自分が屋敷を空ける日は浮かない顔をしていた。

 宿直の夜など、こちらの想像以上に気を揉んでいたのだろう。

 だが──と佐為は己の知る宿直の実態を思い浮かべた。

 宿直の夜に宿直所から一歩も出ない人間など広い内裏を探し回っても博雅くらいのものだろう。まして彼は中宮職という後宮に堂々と出入り出来る身でありながら()()だ。人選が非常に厳しいことで知られる中宮職の長。仕える人(中宮)の縁者が選ばれることが多く、博雅は適任なのだろうが、それ以前に博雅ならば後宮に好きに出入りさせても間違いは起こらないという信頼の証だろうと思う。

 裏腹に、その博雅が宿直の夜は宿直所から夜通し楽の音が響いてくるため他の人間はこれ幸いと遊び歩いているのが常なのだが。

 

 だから博雅が例外で、あの人を基準にするのは間違いなのだ。とまで言う気はないが──、と佐為は苦しげに眉を寄せる。

 一晩中泣き明かして目を腫らしていた栞を思い出すたびに胸が痛む。

 あの日以来、公務で定められた宿直以外で夜に屋敷を空けた事はなく、その宿直でも博雅を倣って大人しく宿直所に引きこもっている。

 栞からは自分に分からないようにさえしてくれればいいと暗に言われたが、また嘆かれるのは……と佐為は目を伏せた。

 栞に恨まれるのは敵わない。

 もう二度とあのような真似は──。

 あのような…………。

 

「……」

 

 せめて栞が嫡子を懐妊するまではすまい。

 と、佐為は心内で誓いつつ思った。先日に博雅が言っていたことは真理なのかもしれないと。

 

『栞ではなく我が子に碁を教え、共に打つがよい。すれば……そなたにもきっと分かる』

 

 自身の子を鍛え、共に最善の一手を追求し合える相手となれば。

 だが、それでも。

 神の一手を極めるのは自分以外には──。

 

 

「佐為の侍従!」

 

 

 いたいた、とふいに声をかけられ佐為はびくりと肩をしならせた。

 見ると、黒の袍を着た殿方がこちらに歩いてきている。蔵人頭であり右近の中将だ。

 

頭中将(とうのちゅうじょう)殿……」

「探していたのだよ。今宵の庚申待のことだが……」

 

 眼前までやってきた彼はそう切り出し、書類の不備でもあったのかと佐為は身構える。珍しく佐為と目線を合わせられる背の高い男だ。

 しかし意外にも彼は上機嫌そうにこんなことを言った。

 

主上(おかみ)が今宵は弘徽殿(こきでん)にて管弦を催すとお決めになられた。そなたには私と番碁をせよというお召しだ」

「は──!?」

 

 いまなんと? と佐為は声を出しそうになり慌てて笏で口元を押さえた。

 つまり今上は今宵の庚申待を弘徽殿で過ごすため、そこで催される囲碁勝負で頭中将と打てということだろう。

 碁が打てることは嬉しいが、佐為は少々戸惑った。事前に召される予定がなかったため、今日は帰ると栞に伝えていたからだ。

 

「恐れながら、主上(おかみ)が私をお召しなのでしょうか?」

「いや、私が上奏した」

「なぜ……!? 碁の上手であれば蔵人所には他におりましょうに」

 

 佐為はあえてその人物──菅原顕忠──の名は出さずに言った。しかし彼はあっけらかんと笑う。

 

「弘徽殿に上げるのに、()()よりそなたの方を優先せぬ道理はあるまい?」

 

 派手やかな面持ちの眼前の男は妙に艶っぽく笑った。

 彼は確か弘徽殿の女御の身内だ。帝が他ならぬ弘徽殿で宴を催すとあらば一家の栄え。上機嫌の理由はそれだろう。

 しかし、と佐為はまっすぐ頭中将を見やった。

 

「今宵は生憎と先約がありまして……」

「なに、四条へ帰られると申すか?」

 

 頭中将は取り出した笏でぱちんと手を打ち、佐為は押し黙る。

 その沈黙を是と取ったのだろう。彼はからかうように目線を流した。

 

「遊び歩きもせずの()()な夫ぶりは称賛に値するが、内裏(ここ)でのそなたはそうでもあるまいに……、心変わりかな?」

 

 くくく、と喉の奥で笑われて佐為は柳眉を寄せた。見透かしているとでも言いたげだが、図星なだけにタチが悪い。面倒な人に捕まったものだと内心毒づいていると、頭中将は笏で佐為の左頬に触れてズイと顔を覗き込める距離にまで詰めてきた。

 

「そなたの美貌で弘徽殿を飾ろうと言うのだ、不足はあるまい? あの六位の一﨟なぞより、よほど女御も喜ばれる。この美しさを北の方ばかりに独占させるのも罪というものだよ」

「お褒めに預かり光栄ですが、それではなおのことあなたと並んではお株を奪うことになりかねませんが」

 

 負けじと真っ直ぐ目を見て言い返すと、ははは、と彼は肩を揺らした。

 

「構うまいよ。私とて醜いものより美しいものを眺めている方がよいのだ」

 

 ともかく、と頭中将は笏を収めた。

 

「午の刻には弘徽殿へ参られよ」

「午の刻とは……。中将殿、夕刻には参上いたしますゆえ私は一時退出したいのですが」

「何故だ?」

「妻に今宵のことを伝えねばなりませんし、朝餉も四条でと……」

「四条へは使いを走らせればよいではないか。朝餉は我が家が弘徽殿で振る舞おうぞ。女房たちもそなたの世話なら我先にと競い合うであろうよ」

「中将殿──ッ!」

 

 しかし頭中将は聞き入れる様子もなく、そう言い残して踵を返した。

 しばし呆気に取られたのち、佐為は大きくため息を吐いた。

 

 ああいうのが出世する公達というものなのだろうか。強引もあそこまで行けば特技と呼べるのかもしれない。

 きっと彼に目をつけられた女官女房は逃げる術もなく彼の手に堕ちてしまうのだろう。──これだから宮中は、と頭を抱えつつもう一度ため息を吐く。

 

 いずれにせよ今上のお召しでは断ることも難しいだろう。

 今宵の庚申待は一晩中栞と打ち明かす約束をしたというのに、と佐為は四条の方角を見やった。

 公務に準じたものなのだから、栞も理解するだろうが。あまりに急なことで良からぬ勘ぐりをされても──。

 

「栞……」

 

 呟いた声が自身でも驚くほどに切なげで佐為ははっとした。

 なぜだろうか。今朝に別れたばかりだというのに、帰れぬと決まった途端に無性に逢いたい衝動にかられてしまう。

 

 明日になれば逢えるというのに、そなたが恋しい──。

 

 などという心情を和歌(うた)にしたためても栞には通じず女房に回し読みされるのが関の山だろうから、ここは大人しく文を書いて届けさせよう。と、もう一度ため息を吐いてから佐為は懐から和紙を取り出した。

 

 

 ──弘徽殿。

 

 佐為自身は定期的に後宮の全ての殿舎を囲碁指導の名目で回っているため勝手知ったる場所である。

 日が暮れるまでは弘徽殿付きの女房たちと碁を打ったり和歌(うた)を詠み交わしたり、請われれば笛など吹いて過ごした。

 さすがに華やかで時が経つのは早く、夜が更ければいよいよ今上のお出ましである。

 

主上(おかみ)がお渡りになります」

 

 廂に用意された座についていた佐為の目に、清涼殿の渡殿から歩いてくる今上の姿が見えた。

 灯籠の明かりに照らされる控えの女官女房たちの衣装が鮮やかで目にも美しい。

 

「中将からそなたと番碁で打ちたいと言われてね。今宵の庚申待の良い余興となろうぞ」

 

 今上は御座に腰を下ろしそのように言って佐為は丁寧に頭を下げた。

 五番勝負で負ければ罰杯。勝てば女御から録が出るという。

 楽の上手に笛や筝などを弾かせ──呼ばれたのか博雅も来ている──対局の様子を女房たちに詠ませるという趣旨らしい。

 頭中将は佐為に六子ないしは五子置きだ。──勝って禄を持ち帰れば、公務であった良い証拠となるだろう。絶対に勝たねば、と佐為は目線を鋭くした。

 

 

「頭中将の若さまもお美しい公達ですが、佐為の君はそれにも増して涼しげというか」

「年々と男らしくますます美しくおなりで……、(そち)大臣(おとど)が戻られたらきっとすぐにご昇進なさるわね」

「近ごろはご公務が済めばすぐ四条に飛んで帰られるし……北の方がほんとうに羨ましい」

「登華殿にいらしていた四条の三位(さんみ)御方(おんかた)さまをお見初めになって、ご身分も顧みず熱心に求愛なさったそうだもの。御方(おんかた)さまも藤の中納言さまからのご求婚を断って佐為の君をお選びになったそうだから……」

「素敵ねえ……」

 

 

 御簾のうちで女房たちが口々に佐為を褒めつつ、事実か否かも定かではないうわさを囁き合った。

 その声は今の佐為には届かず、美しく響いてくる楽の音も聞き流して盤面を睨む。

 

 

 そうして夜も明ける頃となり、宴もお開きとなったわけである。が、みなこのまま公務である。

 中には公務に出ずに帰るものもいるだろうが、佐為はそうもいかない。

 特に今回の庚申待では御遊の中心にいたこともあり、その詳細を公文書にするよう“長秋卿”──なお本人は帰宅した──から依頼され、草案に目を通して修正を繰り返し書き上げる頃には公務終了の時間となっていた。

 

 大内裏を出て牛車に揺られる四条への道すがら、佐為はついうとうとしてしまう。

 昨夜、栞はなにをしていただろうか?

 自分が不在ならば栞にとっては庚申待も非合理なものであろうから、常と変わらず寝ていたかもしれない。

 寂しい思いをさせただろうか──。

 

「ただいま」

 

 そんなことを考えながら四条の屋敷に戻れば、栞は妻戸から廂まで出てきて出迎えてくれた。

 

「おかえりなさい」

 

 うっすら目の下に隈ができている。起きていたのだと悟って佐為は肩を竦めた。

 

「朝寝もせずに起きていたんですか」

 

 そうして両手で栞の頬を包めば、栞は笑って頷いた。

 

「一緒に朝餉を頂こうと思って。あなたこそ庚申待明けのご公務でお疲れでしょう?」

「疲れはしましたが……得たものもありますよ」

 

 言って佐為は庚申待の『証拠』とも言える番碁の録の話をしつつ着替えようと母屋へと向かった。

 

「頭中将と五番勝負ですか……」

「ええ。……栞は中将殿をご存知ですか?」

「はい。叙爵なさった頃から存じてますが……」

「で、では言葉を交わしたことは……!?」

「ありますよ」

 

 なにを藪から棒にと言いたげな栞とは裏腹に、佐為は着替えの最中だというのに思わず栞を見やった。

 

「まさか文などもらったわけではないですよね?」

「中将は右兵衛佐や右少将を歴任してらして、ご存知のように私の父は左大将でしたので、節会の際の勝負事ではほぼ負けなしの左方のために私が舞を舞うことも多くて……、それでなんやかんや言われたことはありますね。裳着もまだの頃の話ですが」

「なんだ、子供の頃のことですか……」

「ええ、裳着のあとは顔を合わせる機会もほとんどなく……。中将がどうかなさったの?」

「え!? い、いえ……」

 

 なんでもない。と取り繕って着替える佐為に栞は首を捻ったものの、さして気にする様子もなく佐為の持ち帰った禄の方に目を移して興味深く見ている。

 そのうちに、あ、と禄の中に豪奢な檜扇を見つけたらしき栞に佐為も口元を緩めた。

 

「弘徽殿の女御さまから賜りました」

「碁の負態(まけわざ)ですものね……。次に桂を訪ねた時におばあさまにお聞かせして差し上げないと」

 

 碁の負態(まけわざ)は扇──という暗黙の了解は斎宮を務めた栞の祖母が「梅壺の内親王(ひめみこ)」と呼ばれていた頃からの習わしだ。未だその雅な伝統が続いていることを祖母に話して聞かせようなどと話しつつ、佐為の着替えが済むと二人は朝餉をとった。

 

 そうして弘徽殿の女御からの録である絹などを仕舞う指示を終え、さすがに二人とも何をする気力もなく褥の上に横になる。

 

 

 佐為は腕に栞を抱いて彼女の髪を撫でながら囁いた。

 

「昨夜は寂しかった……?」

「そりゃ……寂しかったです。急に内裏から文が届いて驚きましたもの」

「帰宅したいと粘ったんですけどねえ」

 

 苦笑いを溢しつつ、佐為は栞の頬にそっと口付けを落とす。

 

「次の庚申待こそどこにも行きませんから」

「そんなことおっしゃって……また召されるかもしれないのに」

主上(おかみ)からのお召しではどうしようもありませんが……、次は必ずそなたと夜を明かしますよ」

 

 耳元に口を寄せれば、栞が小さく笑った気配が伝った。

 互いに互いの体温を心地よく感じつつゆっくりと目を瞑る。

 

 その何気ない口約束が永遠に果たせなくなるとは知らないままに、二人は温かな微睡みにしばし身を任せた。

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