知らん地で送るポケモンスローライフ   作:ノリと勢い

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キハダ先生ってくさそうだよね。(唐突)











だがそこが良い。













大穴に入ったドアホが居んだってよ②

 

 

 

 

 

「着陸準備ィ!!」

 

〚ィアアァス!!〛

 

 

 

ズゥゥゥゥゥゥゥゥン…………

 

 

と、大きな音と共に草葉と砂埃が舞う。

積めたのは2回のみだったらしいが、スマホロトムのスキャン機能を見るに数ダメージしか食らってはいないらしい。

 

落下よりも強い他のポケモンの攻撃をバカスカ受け切る事も多い故に少し分かってはいたが、やはり積みをしっかりすると無事と言って相違無い程の耐久力だ。すごい。(小並感)

 

さて。ガラルではアーマーガアがタクシーをしているが某蛮族に襲われるせいでこのパルデアではイキリンコタクシーが使われている。

 

なんにせよ飛んでいるので足跡とかの道標は無いが、電話で助けを求める辺り相当深くへ潜っていったのだろう。とはいえ落ちている途中で急停止することができない重力落下ではやや精密性に欠ける。

 

こんな時、本当にひこうポケモンが欲しくなる……っていうか近くにアーマーガア飛んどるやんけェ!?!?

 

え、なんでここにアーマーガアが……

……あぁ、蛮族に住処を追われたのか。

 

うーん、捕まえたいけど……

でも地上に戻った時に大穴の中のポケモンを捕まえたとなると更に書類が増えるのでは…?

 

……っ…そう、書類はくっっそ面倒だ。

 

…てか飛ぶより落ちるほうが絶対早い。

もう飛び降りた方が早いのでは…?

 

 

「ギル、まだいけるか…?」

 

〚ギガァ………ッアァス……!〛

 

「っ…!!PP切れか……!」

 

 

 

まずい。本格的にまずい。

キズぐすりは持ってきたが、情けない事にピーピーエイドは持ってきていなかった……ッ!!

 

 

………では、どうする。考えろ俺。

想定外の事態が起きないように尽くすだけでは三流。さらにその先の策を講じているのが二流。それが通用しなくても二の手三の手を講ずるのが一流。

 

そして俺は三流だった。馬鹿かな?

 

それはそれだ。今すぐ講じれば良いだけだ。

えぇー…………スゥー…っとぉ…………

 

 

………いっそ積みまくって飛び降りるか…?

 

いや安全性に欠け過ぎだろぉ!?

……あぁ、"無謀"と"勇敢"は違うんだよなぁ〜…

 

あーでもない、こーでもない……

くっそ、んな事考えてる間に8秒も経ってやがる。

 

こうなりゃ書類なんでどうにでもなれだ…!

もうアーマーガアを捕ま……居ないんだが?

 

 

「……ギル、あそこに居た鳥ってどこいった?」

 

「ギァ〜………」

 

 

あっちに飛び立っていった、って…?

えぇ…どうすれば良いのぉ…?…泣きそう…

あっやべメンタルが崩壊してきた……

落ち着け、落ち着け、落ち着け……

なんとかなる、なんとかなるから……

 

 

 

 

 

 

 

〚グルルァアァッ!!!……ガッ!?!?〛

 

〚ィア……ガァ〜〜??

 

〚ガッ…ガブ…リァ……!!〛

 

〚……ギガ?〛

 

〚ガリァ……〛

 

〚ィア。〛

 

 

 

「…………?ど、どうしたギ……どうした?」

 

〚ギガィア。〛

 

「…そうか。ありがとう。」

 

 

俺がぶつくさ考えていて、上から先程追ってきた個体のガブリアスがさらにしつこく来ていた事に気が付かなかったので独断で黙らせたらしい。

 

……追ってきた方が悪いと思いはするが、立場を存分に分からせられたガブリアスは少し可哀想に思ってしまう。流石に回復してやろうか………

 

 

………あれ…、こいつに乗れば良いんじゃね?

 

 

まずはこいつにキズぐすりをぶっかける。

大分手荒ではあるが、この世界のキズぐすりは値が張る物ほど即効性だし効能が高い。故に前世なら馬鹿みたいなこの行動も意味がある物となる。

 

これ完全にRPGやらの回復ポーションだな?

それはそうと……

 

ギルが既に怯えさせたお陰で、そのトレーナーである俺にも畏怖の感情を抱いている可能性がある。そのため、少々心は痛いが本気で脅させて貰うとしよう。

 

 

「なぁ、ガブリアス。」

 

〚ガッ、ガブッ…?ガ…ガブリャア!!!〛

 

〚ギィ…??〛

 

〚……リ、ア…〛

 

「ちょいと頼みたい事があるんだが……

良いよなァ?

 

〚ガ…ブ……〛

 

「よしよーし、ありがとなー。」

 

 

一応不良に絡まれたりした時の追い返し方…というか威嚇の練習を俺もしておいて良かった。

つか自分の事を殺しかけた相手の保護者的な存在から、顔面掴まれながらドスの効いた声で睨まれたら誰だって怖いよな。そらそうよ。

 

 

「じゃ、乗るからな……いけるか?

あっ、ギルは流石に戻すけど大丈夫か?」

 

「……ガィア。……イアス、ギィガァ。(おい鮫 抗うなよ。)

 

〚ガッ…リア!!リア!!〛

 

「うん、ありがとう。じゃあ後でな。」

 

ガィアスギアァァス…(怪我させたら命は無いと…)ギアス(了解だ)ギア()。〛

 

 

〈シュゥゥゥゥゥ…ポンッ〉

 

 

これでガブリアスが暴れなければ勝利だ。

 

 

〚ガッ、ガブリァ…?〛

 

 

……やっぱり少し気の毒だが、調教と呼んでもいいのかも憚られる程手荒な躾は効果を成したらしい。成してもらうまで回復して繰り返すので早く済んで良かったとは思うけど……

 

多分愛護団体にバレたら書類エグいよな…

秘密にしとこ……

 

 

「さて、行くぞ。時間がない。」

 

〚ガリァ!?ガッ、ガブッ!?〛

 

「大丈夫だ。そう簡単に俺は落ちない。」

 

〚……ガブ…〛

 

「じゃ、頼んだ。【ドラゴンダイブ】!!」

 

〚…ガブ!!〛

 

 

 

アイキャンフラァァァァァァァァァァァイ!!!

 

 

……っおわっ……!

思ったよりもずっと速い!!

そりゃ重力で無理やり跳んでた速さとは比較になんてならないんだろうけどさぁ…!

 

えーっと、一層目居ない、二層目居ない………

…って何だ?変な質感のポケモンが居るな。

凶暴そうで、俺が知っているポケモンよりも一回り大きい感じのポケモンがたまに居る。

 

……全層の様子が全体的に変だな。

言葉には表せないがなんかこう…違和感がある。

 

それはそうと、もう最下層に到達しそうなんだがどうしよう。もう救出し終わってるとか無いよな?そうしたら俺にはエリアゼロ無断侵入くらいしか残らないんだが……

 

って言ったらこれだよ!今タクシーあったよ!!

 

 

「ガブリアス!止まれ!!」

 

〚ガリャ!?〛

 

「そう、偉い!俺が指さしてる方向に行けるか?とにかく速くだ!!」

 

〚ガリャッ!!〛

 

「えちょ速」

 

 

マジで一瞬だなガブリアス…!

これが素早さ種族値102か!

ジェットポケモンの名を持つだけある。

 

そして〜?

タクシーが飛び立とうとしてる横からそれを襲おうとしてるドンファンに似てる謎ポケモンに対して〜?

 

 

「ガブリアス!あの象に【ドラゴンクロー】!」

 

〚ガッ、ガブリァァァ!!!!〛

 

〚グォォォォォッ…!!〛

 

 

良し!!偉い!!!

こんな状況で思っちゃ駄目かもしれないけど正直ガブリアス使うの楽しすぎるだろ!!!

 

で、面食らった様子のタクシー運転手に簡潔に経緯の説明をせねば…というか通報したドアホってペパーお前かよ。帰ったら説教……できる感じじゃなさそうだな。相棒のー…なんだっけ。なんかこの犬ポケモンが死にかけてる。

 

キズぐすり使える…よな、これ。

ポケモンの怪我はキズぐすりで全部治る筈…

 

 

「運転手さん!!」

 

「っ!?あんちゃん、どうしてんな所に…!」

 

「助力を頼まれました生徒会長センキです!

キズぐすりを持参してきましたが使用してよろしいでしょうか!!」

 

「い、いや、キズぐすりはこの怪我に効かなかった!一時も早く地上へ連れてかねぇと…!」

 

「了解しました。行き先を塞ぐポケモンは僕が全て追い払うので続いてください!」

 

「あぁ…!了解した!!」

 

 

話が済んだのですぐに振り返り……

これガブリアスに命令すんの間に合わないな。

 

 

「おらァ!!!!」

 

 

ガブリアスの背中からジャンプし、後ろから襲いかかろうとしていた目つきが大分いやらしい感じのムウマの顔面に思い切り飛び蹴りを食らわせる。人間もやりゃあできんだよ!!

 

……おっと。今の飛び蹴りが格闘技判定を受けたのかすり抜けた。って事はこいつはゴーストタイプは確定…!っつか元々ムウマがゴーストだろが考えてから攻撃しろ俺!

 

そして今すり抜けたせいで落ちそうなのでとりあえずこのムウマに"まとわりつ"いた後に背を踏み台にし再度ガブリアスの背に乗り……おいなんで振り向いてんだよ!!

 

となるも関係なくガブリアスの頭部に手をついて一回転し背に回り込んで定位置を掴む。なんかガブリアスが『お前本当にニンゲンか…?』みたいな目線で見てくるが俺は人間だ。

 

 

「ガブリアス、こいつに【ドラゴンクロー】!」

 

〚グルルァッ…ガブッ!?〛

 

「はぁ!?こいつゴーストフェアリーかよ!?」

 

 

タイプ的にクソ強じゃねぇかァ!!!!

正直欲しいけど絶対書類面倒!嫌だ!!

 

えー…!ガブリアスが覚える中でゴーストとフェアリータイプに有効な技は確か…!!

 

「ガブ!!【メタクロ】か【シャドクロ】!」

 

〚グギャア!?〛

 

「そうだな技マシンだったよ【かみくだけ】!」

 

〚ガ、リャア!!〛

 

 

あ"ーもう霊&妖への抜群技が軒並み技マシンでしか覚えられないのキッツ!!悪竜地無でどうやってやりゃあ良いんだよ!まぁやるしかねぇんだけどさぁ!

 

 

〚ハ……バァッ……!!〛

 

 

んでもってなんでお前はそんな声が艶めかしいんだよ反応に困るだろうが!!耐久が低いのか今のだけで落ちて行ってくれてありがとうな!!!!もう来んな!!!!!

 

タクシーは…もう上行ってるな…!

生で初めて見たけど割と速いのなアレ!

 

 

「ガブ!!【とっしん】!!!」

 

〚グルルァァァァァ!!!〛

 

 

あと今更だが、この世界の"技"とは普段の行動にそのタイプのエネルギーを使って威力や速さを強化する感じなので、"ダイブ"なら下へ行くのが速くなったり、"とっしん"なら(下への移動はダイブの方が速いが)全方位への移動が速くなったりするのである!!

 

しかもギルが"じゅうりょく"を5回使っていないのにPP切れになった様に、その技にPPを多く込めることにによってダメージも影響もでかくなる。

 

故に、(まぁやりはしないが)例えばメテオビームを撃つとしたらPP全て(10回)を使えば、溜め時間が10倍になる代わりに威力も10倍になる、といった感じだ。因みにこの世界のダメージ計算ツールによるとバンギラスの破壊光線の3倍ほどの威力になるらしい。わからん。バンギ強すぎだろ。

 

あと"とっしん"は通常は反動技だが、発動中に『攻撃』にならなければ被ダメは喰らわない。しかもその勢いのまま別の技を出せば勢いも乗って威力が上がる。いつか転生した時のために覚えておいた方が良いゾ☆

 

 

"とっしん"で突き進んでタクシーを追い抜くと眼前にはおそらく【ほのおのまい】を発動しようとしているのであろうウルガモスが居る。だが……

 

蝶舞してないお前は大して脅威じゃねぇんだよ!

 

 

「やれ。2回【ドラクロ】。」

 

〚リ"ャアッ!!!〛

 

〚ガモォス…!!!〛

 

 

ついさっきも略称を用いてしまっていたが、ちゃんと通じるみたいだ。略称も普通に認識できてるのかな。

 

…あっ!さっきいつの間にか居なくなってたアーマーガアの群衆じゃねぇか!!なんでこんな時だけお前らから寄ってくるんだよ遅ぇんだよ!!

 

67如きが素早さ種族値102を倒そうだァ!?

抜 か し お る

 

 

「全員【かみくだ】け!!!」

 

〚ガブリャァァァァァ!!!〛

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

「……………」

 

「………………」

 

「うぅ……っ…マフィティフぅ……っうぅ…」

 

 

くっそ気まずい……

とりあえず大穴から出て最寄りのポケセンへ直行した訳なのだが、タクシーの運転手と泣き崩れてるペパーと共に居るわけで滅茶苦茶気まずい。

 

 

「……あんちゃん、助けに来てくれてありがとうな。あんちゃんが来てくれてなかったら間に合わなかったかも…いや、俺も死んでいたかもしれねぇ。この恩は忘れねぇよ。」

 

「……過ぎた事ですし、もう大丈夫ですよ。」

 

「…そうか?なら、その言葉に甘えさせてもらうが……本当に、ありがとうな。」

 

「………ああ……はい。」

 

 

いやぁ……話しかけて貰えたのは嬉しいんですけども…ね、業務連絡以外で大人と話した事が無くて…ね、ほんとね、すみませんね……ほんと…

 

 

「ペパーさん、マフィティフくんにはできるだけの事はしましたが──────」

 

「──────ぁぁ…ぁぁぁぁ……

ごめんっ……!!ごめんよマフィティフ…!」

 

 

怪我したというマフィティフは一応生きてるらしいとはいえ後遺症がすさまじいらしく、ポケセンのカウンターでシリアスな空気が流れているが…正直無駄なお助けに来た他人である俺からするとどうにも居心地が悪いのだ。

 

……もう帰っていいかな………

でも最後まで見届けとかないとメインストーリーかなんかに絶対出てきそうなこのイベントスルーする事になるんだよな……

 

すると原作の手がかりがいよいよなぁ…

いや主人公組は見つけたは見つけたけども…

 

あと髪の毛がSwitchのJoy-Conみたいな食べたら体に悪そうな色してるボタンとかいう眼鏡女子は見つけたが………あいつ………

……スター団とやらのボスでは?(名推理)

 

ずっと引きこもってるし…というか良く考えてみたらスター団の面々にスマホロトムを通して話してた人物と声同じだし間違い無いと思うんだが…というか絶対メインキャラだろ。

 

良し!分かった!

この地方では、スター団の皆やペパーの鬱要素を全て解消しながら自らの出不精とコミュ障を解消していくというボタンを主人公にした物語だろう!生徒会長の俺が言うんだから間違い無い!!(迷推理)

 

 

……さて。現実逃避もここらへんにしてそろそろ現実に戻るか。ペパーもなんとか泣き止んだみたいだし。

 

 

「運転手さん……と、生徒会長…。

本当に……、ありがとうございました……。」

 

「……おう。次からは…気をつけてな。

じゃあな、学生達。」

 

 

…先に帰られたんだが……?

えっ…気まずっ……はよさよならしよ……

 

 

「……エリアゼロの危険性を理解した上で行ったのだと思うが……まぁ、これから気を付けてくれるのなら良い。くれぐれも、死なないようにな。」

 

 

とりあえず俺は敵キャラっぽいから強キャラ感出して帰ろっと………

 

 

 

 

 

 

うーん、今17時か…何をするにも微妙な時間だな……

 

 

 

 

部屋戻ったらとりあえず飯を〚グギャ!〛ん?

あ、さっきのガブリアス……

さっき別れた筈なのに追ってきたのか。

…………なんで土下座してんの?

 

 

〚ガブリャア…!!〛

 

 

……仲間になりたそうにこっちを見ている……

 

 

「……ちなみに、なんで仲間になりたいんだ?」

 

〚ガブリャア〜…ガブッ!!アス…!〛

 

「…要するに強さに憧れたと。」

 

 

えぇ……どうしよ……

 

…あ、そうだ(唐突)

多数決で決めれば良いのでは?

丁度うちの今のパーティ3匹だし……

 

 

「ん〜……んじゃ、多数決ならどう?」

 

〚ガブ……リャッ!〛

 

「おk。」

 

 

了承得たしみんな出すか。

出てきてくれみんな〜。

 

 

「ほいっ、と。」

 

 

〈ポポポンッ!!!〉

 

 

〚ガィア…?〛

 

〚ジオ〜ン?〛

 

〚…ニャ…?〛

 

「えー、今から多数決でこのガブリアスを仲間に入れたいか入れたくないか決めたいと思います。」

 

〚……ィアス。〛

 

〚キョジ。〛

 

〚ニ"ャ"ァ"〜?〛

 

「はい、賛成2反対1という事で仲間に入る事になりました〜。ガブリアス、挨拶してね。」

 

〚リアァァァァス!!!〛

 

〚ニ"ィ"ッ"!!〛

 

「ニャオハ、威嚇しすぎな…?」

 

 

なんかニャオハの人(?)当たりが強いが、一緒に過ごしてたらいつか仲良くなっていくだろうしそれほど気にすることでもあるまい。

 

……しっかし、ドラゴンタイプは多少種族差はあるものの、総じて気性が荒く手懐けるのは至難の業だと聞いたが……そう考えるとこいつはかなり落ち着いている。

 

俺を騙して寝首を掻こうと画策している様には見えないし、なんというかこのガブリアスは頭が悪いと言えば良いのか……まぁ、賢さが低そうだ。

 

だから裏表が無いと判断するとして……敵意が俺達に対して全くと言っていいほど無いのは、ただ力を認めた"だけ"の理由からだろうか。

 

………もしやこいつ♀なのでは?

…との気も頭を過ぎたが、そもそもガブリアスは♂しか背ビレに切れ込みが入っていない筈なのだ。

 

こいつは少し小さめとはいえしっかりと切れ込みが入っているし、体中に凄まじい数の古い傷跡が残っている。

 

これで♀というには、少なくとも今の状態では確定などできそうにもないだろう。

 

……帰ったらポケセンの人にでも判別してもらおうかな。餅は餅屋って言葉もあるし。

 

……あ、報告書書くの忘れてた。

っつか事情聴取まだじゃね?

ッッファー↑↑↑きっっっっっ…しょ!!

 

い、いや、そもそも元々はリーグ運営に掛かってきた電話だから報告書書くのもあっちだろ。

そうに決まってるさ!ははっ!……ん…?

 

 

……メール、来たな。

…………嫌な予感がする。

 

 

 

17:24 〘拝啓、センキ様〙

〘度重ねて申し訳ありませんが、今回の件での報告書の筆記へ助力を願いたいのですが〙

ピッ(スマホロトムの電源を落とす音)

 

 

 

………………うん。

 

 

 

 

「っっふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」

 

 

 

 

 

……今夜は焼肉かな。

 

 

 

 

 








あのさぁ……ハバカミちゃんの目つき……
えっちすぎませんかぁ?

ドヒドイデも同じくえっちすぎると思います。



それはそれとしてちょい本編の補足しましょうかね。普通【じゅうりょく】はフィールドを5ターンの間"じゅうりょく"状態にする技ですが、ギルは幼少期からの長き特訓のお陰で一瞬に圧縮して"じゅうりょく"を扱える様になってるので、威力…というか影響力も他のポケモンの"じゅうりょく"と比べ物にならないです。

これでPP考えずにぶっ放したら5倍になる訳でこれもう一部の準伝は敵じゃないんじゃないですかね?

ちなみにギルもセンキくんも特訓中ずっと"じゅうりょく"の発動下でやってるので重力が重くなってもどうってことないです。

あと原作の話になりますけど"じゅうりょく"発動下だと命中率が70の技でも必中になるので"かみなり""ドロポン""鼠算""ハープラ"撃ち放題です。


どうでしょうか。こんくらいで重力パの魅力伝わったかなーどうかなー。まぁ重力張る起点役でいっちゃん優秀なのはトリルも壁も張れるドータクンなんですけどね。

ギガイアスの合計種族値590にしてHP種族値に75プラスしてくれゲーフリ。
ついでに両壁とトリルと鬼火と電磁波と自己再生とド忘れと挑発とフリドラと雷とドロポンとハープラとアクセルロックと影打ちと神速とカウンターとミラコと清めの塩とメガシンカとSV入国権くれ。




クチートの強化形態ならどっちの方が欲しい?

  • ツイノアギト(コダイ)
  • テツノアギト(ミライ)
  • 順当な強化もしくはリージョン化

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