とりあえず「世界一ピュアなキス」を「世界一ピュアなファーストキス」にしようか   作:ショタモア

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ひっさしぶりに、Switch FF10起動!
ムービースキップ出来ない仕様だったのね~。しないけどw

メチャ楽しい!
メチャシーモアストーカー!

なんで、こっちの彼は善行基本!
善モアさん目指そうか。


とりあえず、最初は髪型から

 

気がついたら身体がうまく動かせないわ、声もおぎゃあおぎゃあ! しか言えないわ、ほんと性質の悪い夢、悪夢の真っ只中だった。

 

 

「おぎゃあおぎゃあおぎゃあ!!(なんだこれ!?? はぁ!?? おれ、どーなってんの!?)」

 

 

それでもどうにかしたくて頑張ってみたけど、全ては無意味。一向に覚める気配は無い。

 

正確な時間はわからないけど、かなりの時間、騒いで騒いで全力でやってたら今度は誰かに抱きかかえられてたんだ。

 

 

「大丈夫、大丈夫よ。……あなたは強いこ。大丈夫だから」

 

 

目に入ってきたのは、物凄い美人。思わず赤面しそうで顔も見れない~って思ってるのに、うまく自分の身体操作出来ない。

大泣きがピタリと止まったのを確認すると、美人さんはニコリと笑って、額に口づけ。

 

 

「ほんと、今日も元気ね……シーモア」

 

 

微笑みを向けてくれる。

悪夢かと思ってたのに、その微笑み1つで天国気分にさせてもらえるこの美人さんは誰だろう?

----キスされちゃったよ! キャーだよ!

 

 

 

「大丈夫か?」

「はい大丈夫です。ジスカル様」

 

 

魅入ってたら、今度は青髪の男が視界に入ってきた。

厳つい顔で、睨まれたらチビっちゃいそうな強面。

それと、一言特徴をいうとしたら。

 

 

『ヘンな頭』

 

 

だよ。

角? 触手??

どうやったら、あんなヘアースタイル出来るのか、と。

ハードワックスとか使っても結構難しいんじゃないかな?

髪型整えるの、時間がいくらあっても足りない気がする。

 

すると、美人さんからおっさんに抱かれた。

チェンジを要求したい。

 

 

「この子はいずれグアドとヒトをより深く結ぶ架け橋となるだろう」

 

 

なんだか、ラ◎オンキ◎グみたいに、高い高いしたかと思えば、今度は日の光? か何かがタイミングを見計らったかのように身体を包み込んできた。

スゲー演出だな~……って妙に感心してた。

 

 

「そして、ゆくゆくはこのスピラを照らす光となるであろう」

 

 

よーし、そろそろ茶番は終わりにしようか。

さっきから聞いてたらめちゃくちゃな単語が次から次へと矢継ぎ早に入ってきて、現実逃避したくなってきた。

いや、そもそも現実じゃないか、ここは。

 

 

「……その為にも、グアド内部を変革しなければならんな。……エボンの教えを広め、等しく1つと成るために」

「……私も、その一翼となりとうございます。どのような険しき道であろうと、この子……シーモアと共に最後まで」

「我が子、シーモアよ……」

 

 

もうお腹いっぱいだよ!!

 

【スピラ】に【グアド】ときて、【エボン】だの、挙げ句の果てにはシリーズ内でも【屈指のストーカー悪役】な奴の名前連呼すんなや!

 

 

「オッギャアアアアア」

 

 

逃避したくて、でも動けなくて、夢からいつまでたっても覚めないから全力で、哭いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体は動かせず、声も出せないけど、頭は考えることは出来るし、割りと冷静にもなれたから整理する事にした。

 

 

「ううう、あう、あうう」

 

 

信じられない出来事が眼前に広がってるけど、これは夢でも悪夢でもないらしい。現実みたいだ。

決死のカクゴ(笑)で腕動かす事ができたと思えば、思いっきりベビーベッドの縁に当てて異常に痛かった。

 

美人さんが慌てて光を腕に当ててくれたから良かったものの……悪夢どころか地獄の苦痛だったよ。

 

奇しくも、その時また情報を1つ仕入れる事が出来たんだけどね。

痛みを取ってくれた魔法みたいな力……マジで魔法だった。

 

【ケアルガ】

 

だってよ。

いやいや、ガだよガ! いきなりガ使うんですか!?

 

過保護か!!と思ったけど、物凄く痛かったので、感謝しかないです、ハイ。

 

 

【スピラ、グアド、エボン、ジスカル、ケアルガ】

 

 

ここまで、並べられたらわからん訳がない。

なんなら、感覚的にはついさっきまでやってたんだから。

 

漸く闇召喚獣ゼンブやっつけて、その親玉もやっつけて感無量だったよ。

 

エンディングで何回も泣いたよ涙ボロボロだったよ。

あの泉のシーンは永久保存だよ。

 

あ、殺意の波動にも目覚めかけたよ。

どっかのヘンな髪型のストーカーのせいで。

 

 

【しつっこい】

 

 

物凄く心底同意したし。

 

 

【今だ!異界に送っちまえ!】

 

 

同感同感。

何回復活してきたら気が済む?

もう良いわ!

と言うか、そんな簡単に光る虫に出来るンならあのシーンの寸前で送れば良かったのに……。

 

唇拭いても上書き出来ても無かったことにはできないんだからね!?

 

 

「あう、あう」

 

 

兎に角、これは現実。

何故か、スピラに迷い込んでしまったようだ。

それも転生……憑依か?

 

名前口に出したくない奴の身体ン中に入っちゃったんだ。

 

 

 

「おっっ、ぎゃああああああ!!」

 

 

 

気を抜いたらまた泣いてて、傍の美人さんにあやされた。

そのお顔見たらピタリと止めてしまうものだから、もうずっと抱いてくれてるよ。

 

ほんと、これ以上ない至福……。

マザコン疑惑あったけど、これは仕方ないと思う。

 

でもアレは納得出来ないな。

 

 

この人に拒まれて、【それもよかろう】なんて言えないわ。

 

 

「今は沢山泣いて、沢山食べて育ちなさい。……そしてジスカル様、お父様のように強く、逞しく育つのよ。……あなたなら、シーモアならそれが出来るわ」

 

 

腕の中でさ囁いてくれる天使、女神の声。

 

 

断言できる。

強さも逞しさも、100%貴女の遺伝子です。

間違っても母子を島流しにする(予定)のあのヘンな髪型おっさんじゃありません。

 

 

 

何はともあれ、今後の方針を考える事としよう。

この世界はスピラ……「世界一ピュアな~」でお馴染みのFINAL FANTASY X

 

そんでもって、致死率が尋常じゃない世界。

 

そんな世界にワケわからず、きてしまったからには……

 

 

 

 

 

 

 

取り合えずあのヘアースタイルだけはゼッタイに止める事としようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

美人な母の胸の中に埋まりながら決意を新たに頑張ろう。

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