Persona 5 Scramble -Eleventh Member-   作:週末ラテ少年

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どうやら双葉ヒロインのオリ主SSはなかったらしい

…俄然描く気湧いちゃうなぁ!?
あ、早速オリジナル展開(?)入れてます


Ep.1 Amusement Park Drowning in Lust
#2 Strange World


-7月25日(火)-

「おっ!翼じゃねーか!」

 

 

「竜司さん!早いな…」

 

 

「そりゃ、キャンプの準備だろ?

ワクワクするに決まってんだろ!」

 

 

「ふふ。まぁ、確かにそうか…」

 

 

 駅前広場にて竜司さんと合流。

 

 

「えーっと、確か705の近くに店はあるんだっけか?」

 

 

「ちょ、蓮さんがまだだって…」

 

 

「わーってるって。

…おっ、ウワサをすればってやつか?」

 

 

「二人とも、早いな。」

 

 

「竜司さんと同じこと言ってる…」

 

 

「蓮が来たなら、早く行こうぜ。

つかマジ、今年の夏暑すぎ…早く店ん中入って涼もーぜ…」

 

 

「…左に同じく。

えーっと、たしか僕たちはバーベキューセット担当だったかな?

EMMA、昨日言ってた場所に道案内お願い。」

 

 

『分かりました。目的地までのガイドを開始します。』

 

 

「すげー…そんな聞き方で分かるんか…

なら、さっさと買い出し済ませて、明日からの作戦立てようぜ!」

 

 

 EMMAに頼めばピロンと音が鳴り、地図アプリにルートが表示された。

 今すぐ行こうとしたその時。

 

 

キャー!アリスー!

 

アリス最高ー!

 

 

「ん?何だろ。」

 

 

 ちょっとした疑問を口にしたとき。ピロンとスマホから鳴った。

 

 

『イベントサジェスチョンです。

渋谷705前で、柊アリスのイベントが開催されています。』

 

 

「あ? んだ、サジェスチョンって…

つかアリスってマジかよ!」

 

 

「アリス…?」

 

 

『柊アリスは、日本のファッションモデル、アーティスト。

キュートなルックスと、色彩豊かで独創的な世界観で人気を博し、様々な分野で活躍中。

ポップカルチャーの発信者として、若者を中心に絶大な支持を集めています。』

 

 

()()()()()、ねぇ…」

 

 

偽物の人気の癖によく言うよ。

 

 

「ニャア。

(ほう、芸能人ってやつか。そんなに人気なのか?)」

 

 

「あの騒ぎ見りゃわかんだろ。

生アリスかー、テンション上がるわ。」

 

 

「…あのくらいの騒ぎ、通れるかな。

EMMA、別ルートはない?」

 

 

『検索を開始しま「いやいや、ここは一旦見てから行こうぜ!な、蓮?」

 

 

「賛成だ。俺も興味がある。」

 

 

「お、やっぱお前も?それなら、今から行こうぜ!」

 

 

「ちょ、僕の意見は…って、待ってよー!」

 

 

 

 ◇

 

 

 

 なんとか追いつき、渋谷705前に到着。

 群衆の会話を聞いたところ、どうやらアリスがプロデュースしたブランドショップのオープニングセレモニーが行われているらしい。

 ちなみに僕は蓮さんの背後に隠れる形で立っている。

 

 

「みんなありがとー!

じゃあ、今回は特別に、先着100人のみんなへ、特別な招待カードをプレゼントしちゃう!

不思議の国をもっと楽しめる魔法のカードだよ☆

喜んでくれたら嬉しいな♪」

 

 

 …魔法のカード?

 そんな思考をよそに、アリスはステージを降りてカードを配っている。

 

 …って、こっち来てる!

 

 

「君、眼鏡似合ってるねー。

ふふっ、ゴメンなさい。楽しんでね☆

あ、後ろにいる君もどうかな?」

 

 

 招待カードの中には「ワンダーランド」の文字が。トモダチキーワードか。

 

 

「あぁ、遠慮しておきますよ。

それ、トモダチ申請のためのキーワードでしょう?僕が柊アリスさんとトモダチになるのは流石に…」

 

 

「いいのいいの!はい。」

 

 

 …結局、押し切られて貰っちゃったな。

 まぁ、申請しなければただの紙切れか。

 

 

「白いウサギは不思議の国への案内人。

みんな、遊びに来てねー♪」

 

 

 その言葉が最後だったらしく、セレモニーは終了した。

 

 

 

 ◇

 

 

 

「ニャー…

(やれやれ…スゲえヒトだかりだったな…)」

 

 

「いやー、よかったぜ生アリス…

やっぱ超カワイかったわ…」

 

 

「服がエキセントリックだったな。」

 

 

「わかってねえなあ。それがほかの芸能人と違っていいじゃねーか!」

 

 

「ニャー!

(ワガハイはアン殿一筋だからな、興味ないぜ。)」

 

 

「へいへい、そうでした…

…つか、なんで翼は招待カード貰うの遠慮したん?あのアリスだぜ?」

 

 

「いや僕、実はアリスちょっと苦手で…

アンチではないけど。」

 

 

「ニャ。

(そうなのか。ならリュージ、これで気は済んだか?

さっさとキャンプの買い出しに行くぞ。)」

 

 

「わーってるって!

…そういや、蓮と翼はカード貰ってたよな。アレって何だったんだ?」

 

 

「ニャフフ!

(ニャフフ、リュージはスルーされてたからな。)」

 

 

「うっせぇ!

しょーがねーだろ、あんだけ人いたら。」

 

 

「このカード、多分トモダチキーワードの紙だ。

『EMMAのトモダチキーワードです。みんなとトモダチになってね!』ってあるし。」

 

 

「EMMAのトモダチキーワード?」

 

 

「あそっか、竜司さんは昨日入れたから知らないのか。

…トモダチキーワードってのは、トモダチ申請をする時のキーワードだね。

昨日、トモダチ申請したでしょ?

人によっては申請にキーワードが要るように設定してて、それに必要なのがトモダチキーワードってこと。

まぁ、アリスみたいな有名人は、殆どキーワードを設定してるね。」

 

 

「うお、良いじゃん!蓮、やってみろよ!」

 

 

「ああ。」

 

 

「ちょっ、アリスのキーワードは止めーーー」

 

 

 時既に遅し。

 気づいたらもうキーワードを入力しておりーーー

 

 

『キーワードが入力されました。ナビゲーションを開始します。』

 

 

 …え、()()()()()()()()()()ってどういう事?

 

 

 

 ◇■◇■

 

 

 

「んん…一体何が…ってここどこぉ!?」

 

 

 視界が揺らいだと思ったら、立っていたのはスクランブル交差点のど真ん中。

 見回すと、ビル街はそのままだが、空は紫色に染まっていた。

 そして、渋谷705は奇妙な姿に。

 

 極めつけは、謎の服に身を包み、仮面をした二人の男、あとマスコット的な何かだろう。

 

 

「あと誰ぇ!?」

 

 

「ん…?何か変な…ってその格好!?」

 

 

「オマエもだ。見てみろよ…」

 

 

 …喋ったぁ!?

 

 

「うおっ!?マジか!」

 

 

「…どうやら、ここはイセカイって事になるな。」

 

 

「…イセカイ?」

 

 

「そうだ!ツバサは知らないんだったな。

だが、どこから話せばいいものか…」

 

 

「なぁ、あれって705にいたヤツじゃねぇか?」

 

 

「確かに、見覚えが…」

 

 

 疑問に思っていると、彼らの真上にある巨大スクリーンが灯った。

 そこには、ピンクの髪をした謎の人物が。

 

 

『ねえ皆…私のこと、好き?』

 

 

「う、うん!」

 

 

「そ・れ・な・ら…」

 

 

皆のネガイ、私にちょうだい?

 

 

 と同時に現れる白い仮面をした警備員。

 彼らは逃げることができず、胸に手を突っ込まれて宝石のようなものを取り出された。

 もちろん、警備員らはこちらに向かってきている。

 

 

「ど、どうなってんだよ…!」

 

 

「僕あんな風にされたくないよ!?」

 

 

「…考えてる暇はないようだぜ!

突破するぞ!ジョーカー!スカル!」

 

 

「あぁ!」

 

 

「クソ、やりゃいいんだろやりゃ!

相手んなってやるよ!」

 

 

「油断するなよオマエら!

久しぶりの戦闘なんだからな。

まずば身体を慣らしながら、カンを取り戻していくんだ!」

 

 

「誰に言ってんだ?

切り込み隊長ナメんなよ!」

 

 

「その意気だスカル!

ツバサはワガハイが守るから安心しろ!」

 

 

「ちょっ、これどういう状況?

僕はどうすれば…?」

 

 

「アイツら…『シャドウ』はワガハイたちだけしか相手できん!

ワガハイたちが何とかするからツバサは自分の身を守るんだ!」

 

 

「…了解!」

 

 

 彼らだけでしか相手できないという無力感を感じながらも、目の前の二頭身に守られて動く。

 

 

「つか、この服んなるだけじゃなくてフツーにペルソナも使えんのな…

シャドウはウジャウジャいやがるし、何なんだよここ!」

 

 

「ペルソナ…?服が変わる…?」

 

 

「それは後で話す!すまないが今は無理だ!」

 

 

 3人(2人と1体?)は各々の武器を持って応戦しており、増援が来てはいたものの、数は減っていった。

 

 

「うっし、片付いたな!

俺らにケンカ売るとか、100万年はえーんだよ!」

 

 

 だが。

 

 

「む…?3人とも、気をつけろ!」

 

 

「ハァ!?また増えやがった!」

 

 

「これじゃキリがないな…

ここは撤退だ!」

 

 

「あ、あそこ!敵が少ないから安全かも!」

 

 

「でかしたぞツバサ!逃げるぞ!

一気に突っ走れ!」

 

 

 大量の敵からひたすら走る。

 逃げ込んだ先は路地裏であり、うまく巻けたようだった。

 

 

「つーか…

マジで何なんだよ、ここ…」

 

 

「異世界、だろうな。」

 

 

「………ここは、アリスの『パレス』かもしれない。」

 

 

「パレスって…

アレはもう出来ないんじゃないのかよ?

大体、イセカイナビだって俺らのスマホから消えちまって…!」

 

 

「ワガハイにもわからん…

だが、それ以上に説明のしようがない。

モニターに映ったアリスも見ただろ。アレはどう見てもシャドウだ。

ここはアリスのパレスで、ワガハイたちはそこに迷い込んじまった…

それが最も合理的だ。」

 

 

「クソ、とにかくヤベえことに変わりねえってことかよ…

翼は大丈夫か?」

 

 

「ええ、まぁ…

てかあなた達は…?」

 

 

「俺が竜司だ。ロングコートのやつが蓮で、コイツがモルガナだ。」

 

 

「え、この喋ってるちっちゃいのがあの…?」

 

 

 疑問に思えたのでとりあえず頭を撫でて顎をかいてみる。

 

 

「ギニャッ!?

…ニャ〜♪」

 

 

「…うん、猫だ。」

 

 

「突然なんだよ!?

あと、ワガハイは猫じゃねーよ!」

 

 

「でも蓮さんの鞄にいたときは黒猫だよね?」

 

 

「うっ、それは…だな…

あと、レンじゃなくて『ジョーカー』な。」

 

 

「ジョーカー…?トランプ?」

 

 

「コードネームだよ。

異世界で本名で呼び合うのは不利だからな。

ちなみに、ワガハイは『モナ』、リュージは『スカル』な。」

 

 

「了解。ジョーカー、スカル、モナ…うん、覚えた。

あと、他にも聞きたいことはあるんだけど…」

 

 

 

 ◇

 

 

 

「この世界で敵対してるのがシャドウで、シャドウに対抗できるのがペルソナで…

……うう、しばらく時間経ったけど、まだ思考が追いつかない…」

 

 

 3人が情報集めと言って去った後、僕は残ってそのまま考え込んでいた。

 そりゃ、さっき言ってた「ペルソナ」の力が無いからか当然か。

 

 …と、その時。

 

 

「おい!そこに誰かいるのか!?」

 

 

「…やっべ、見つかった!」

 

 

「あいつ、ネガイを奪われてないぞ!

追えー!」

 

 

 なんと警備員シャドウに見つかり、追われることに。

 なんとか生き延びなければ…!

 

 

 

 ◇

 

 

 

 走った。

 ひたすら走った。

 地下に降り、水路を横目に走り抜き。

 コンクリートがやけに目立つ空間を行き。

 気づけば、シャドウは巻けていた。

 

 

「ハァ…ハァ…

でも、ここ何処だ…?」

 

 

 もう、必死すぎてどうやって来たのかすら覚えていない。

 見回すと、ところどころにゴミの山ができていて。

 どうやら、地下の廃棄場に辿り着いたようだった。

 

 

「運良く逃げられたのはいいけど、ジョーカーたちがここに来てくれるかどうか、かな…

さすがに廃棄場まで来たとは想像し難いだろうし。」

 

 

 奥に道がないか探しに立ち上がる。

 ゴミの臭いにやられながらも歩いていると、真っ黒でとても大きい箱があった。

 何だろうか。とりあえず、開けられないか調べてみよう。

 何か入ってるかもだし。

 そう思って箱に手を触れた途端、突然箱の様子が変わってーーー

 

 

 

REBOOTING

SOPHIA Ver1.37

 

STARTING NEURAL NETWORK…

LANGUAGE…OK

MOTOR…OK

SENSORY…OK

VISUAL…OK

 

MEMORY…NONE

MEMORY SYSTEM INITIALIZIMG…

 

ALL SYSTEMS…OK

 

 

 

What would you like me to become?

 

 

To Be Continued…




モルガナってかわいいよね

そしてオリジナル展開①、ソフィアの起動はオリ主になってます
基本的に原作沿いですが、こんな形でちょくちょく入れられたらなと。
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