【主要人物】
パッセリヴァル
人間(厩務員)→競走馬→ウマ娘と変遷を辿った数奇な人。本作の主人公ウマ娘。
一般家庭の出身。体質が弱く、特別なトレーニングメニューでないと調教もままならない。
デビューさえ危ぶまれていたが、水ノ上トレーナーの努力もあってデビューすることができた。
(ウマ娘:現世)
体格がよく走るのに向いていると思ったら身体が弱かった。
そのため工夫せざるを得ず、能力を発揮しきれずにいた。シンボリルドルフには完全に劣っていると思っているが、互角以上の能力はある。自身の思い込みと限界を出せないため勝ちきれなかった。
才能はあるが全力を発揮するともれなく故障発生する。諸刃の剣。
最初期は適当に賞金を稼げればいいと考えていたが、負け続けたため考えを改めた。誰よりもシンボリルドルフに勝ちたいと思うウマ娘。
JCで限界を超える力を発揮したことが原因で故障。その後も気合でウイニングライブを踊りきったが、それで症状が悪化した。通常であれば競争能力中止の予後不良レベルであるが、どんなに辛くてもリハビリをしてのターフに戻ることをトレーナーに誓った。
ファン=ガラの悪いものという認識があり、穏やかなファンには過剰なファンサービスをしがち。
スリーサイズ:87/53/83
身長:173cm 体重:増減を繰り返しベストな位置に落ち着く。
容姿:髪・瞳ともにボトルグリーン(暗い緑色)長さは肩に掛かる程度でまとまっているが、そのまま自然に任せている。中性的な顔立ちで、一部の方々にクリーンヒットする。
勝負服:青みがかった金属光沢の有る騎士甲冑のようなデザイン。肌の露出は一切なく、首元まで顔を覗き全身覆われている。武器の類は持っていないが、両手に大型のガントレットを装備している。
(厩務員時代:前前世)
一般家庭の出身で騎手を目指して努力をしたが、騎手学校を卒業することができず厩務員の道を目指すことになった。
なかなか勝てる馬に巡り会えなかったが、〇〇〇〇〇〇のライバル馬を扱う機会に恵まれた。皐月ダービー菊花すべての対象レースに出走したが、掲示板にさえ入れなかった。
その後管理馬は故障引退し、乗馬となった。それ以降G1へ出場できる管理馬には恵まれなかった。
事故で亡くなったが、本人にその記憶はない。
(競走馬時代:前世)
父〇〇〇〇〇〇を持つオリジナル牡馬。古典的な血統から、一部の熱狂的なファンが付いた。
零細牧場で生まれ、幼少期多くの馬と過ごす機会がなかった。人間の意識もあり馬社会に馴染むことができず、最後まで馬社会に馴染めなかった。体質の弱さと馬世界に馴染めず幼少期に苦労したため成長が遅れた。デビューは2歳12月で、そこから2戦勝ち上がって〇〇〇〇〇〇〇〇〇とのライバル対決となった。
クラシックレース3戦全てにおいて2着敗戦を喫したが、有馬記念にて先着。G1馬となる。
レース後骨折が発生し休養。始動はぶっつけでの秋の天皇賞でライバル不在のまま快勝。G1 2勝目を手にする。
間隔を開けて有馬記念で再度〇〇〇〇〇〇〇〇〇と再戦する。
ゴール前叩き合いの大接戦の末制するが、ゴール直後故障発生。予後不良となりそのまま殺処分された。一部のファンからは貴重な血統が途絶えたと猛批判が巻き起こった。
生涯成績9戦6勝。G1を3勝。勝鞍:有馬記念(連覇) 天皇賞秋 繁殖成績:なし。
(固有)
競争馬時代からかけ離れたことによる弊害が発生し、かつての競走馬時代とは異なる領域を発生させることになった。
元々のライバルの幻影に引き摺られるように発生するため、発動条件がわかってない。本人は領域を展開させている自覚さえない。
パッセリヴァルのチームトレーナー。三十二歳。十年目の脂が乗ったトレーナー。見た目が若く、20代前半にも見られるため決してウマ娘と並んでも見劣りしない容姿の持ち主(容姿バグ)
性別:女性
特徴:鳶色の髪・瞳。痩せ型。セミロングの髪をゆるくサイドで結んでいる。
身長:155cm 体重・スリーサイズは秘密。
チーム名:コルンバ。鳩を意味する。
立ち位置:中堅トレーナー。重賞には何度も掲示板に入れるが、現役の中では重賞ウマ娘はいない。勝ち上がり率は高い。
パッセリヴァルの第一被害者。能力があるのに活かしきれず、その現実を直視しつつ決して文句を言わず最的確を目指して頑張るそのひたむきな姿に脳を焼かれた。
私のパッセリヴァルが一番だと思っている。チームトレーナーだが、このチームに逸材が来たことを誰よりも驚き、喜んでいた。それを他のチーム員に悟られたのを知っていて、険悪化した雰囲気をなんとかしようともがいていた過去がある。
駿川たづなとは友人同士。飲みに繰り出し夜通し飲み明かし朝帰りとなることが度々発生する仲。
【能力】※全トレーナー中の評価
調教能力:いまいち。良くて中の下で、下から数えたほうが早い。
体調管理:抜きん出て一番。追随を許さない。故障発生率が著しく低く、殆どのレースを無事に走りきらせることができる。この能力のお陰で中央でやっていけている。
人心掌握:うまい。が時々ぽかをしてほころびが生じる。
【総評】
完成されたウマ娘向けのトレーナー。ただそういったウマ娘は上位トレーナー・チームに持っていかれるため今まではその能力が発揮されることがなく、チームとして浮上できずに下位に沈んでいた。
ジャパンカップに際しては自身の進退を覚悟して懐に辞表を忍ばせて観戦していた。だめだった場合蓄えもあることから、田舎に引っ越して故障したパッセリヴァルを引き取ってカフェでもやろうと計画を立てていた。他のチーム員の移籍先まで具体的に検討済み。
管理能力の高さから、うまいこと有力ウマ娘の穴を開けることができる。チーム所属のウマ娘は意外にも勝ち上がり率が高いことを評価されていて、トレーナーの中では”突出したものはないけれどうまくやっている部類”に入る。
同僚からは全く老けないためウマ娘因子が入っているのではないかとあらぬ疑いを向けられている。よく帽子をかぶっているため、”実はウマ娘だろ”という掛け声で帽子が脱がされるまでがワンセットとなっている。
身体能力は通常の女性並(桐生院葵のようなバグ的能力はない)
非常に情熱を秘めているが、心の奥底に隠しながら日々を送っている。
故障発生させるぐらいならば無事に最下位でレースを走り切るほうがいいとさえ考えている、中央のトレーナーの中では異端。
【競走バライバル勢】
シンボリルドルフ
パッセリヴァルと一緒に走った同期。
初対戦は皐月賞。三冠レースは術で一緒に走っていたが余り印象に残っていなかった。抜け出すタイミングを察知するのに優れた、ペースメーカーに使うのにちょうどいい相手だなと言う印象。
ジャパンカップで一緒に走った際、実力を発揮できずに全力ではしれなかったことを強く悔いている。もう一度万全のパッセリヴァルと疾走りたいと強く願いながらトゥインクルシリーズを走っている。
寒門どころか一般家庭の出身で体質に大きな問題を抱えながら自信に勝利しその成果を世間に知らしめたパッセリヴァルに大きな尊敬とライバル心を抱いた。
ミスターシービー
余り気にしていなかったが、ジャパンカップでの自身の持ち味となる追込での敗戦を受けて一気に関心が高まった。
また勝負の機会を望んでおり、復帰のためであるならば協力するのもやぶさかではないと思っている。
追込のタイプは自身とは違っているが、”時代遅れ”とさえ言われた戦法で勝利してみせたそのあり方を好んでいる。
カツラギエース
言葉にはしなかったが、同じ寒門とくくられる同士でジャパンカップで対戦できることを楽しみにしていた。
ジャパンカップは自身とは戦法が全く違う走りできたが、自身と同じく状況に応じて戦法を選択できる起用なウマ娘と評している。
ジャパンカップでの自身の戦略を自力でねじ伏せ、怪我を押し通してウイニングライブを強行して魅せたその根性を誰より評価している
また対戦の機会があると信じており、その機会を心待ちにしている
【チームコンルバ】
クロズビー
チームコンルバのリーダー。ねーなど少し子供っぽい口調が目立つ。
責任感があり、みんなを導かないといけない重圧からなかなかレースで結果が出せていなかった。
生意気を言っていたパッセリヴァルに当初は反発していたが、後々裏付けられた成績と発言の裏の思いを受け取り和解に至った。
短距離ウマ娘よりも速いペースで追い上げが可能なのはどう考えても理不尽だと練習だとよくぼやいている。
適正距離1000mー1600m
ブロウミーン
マイルを主戦とするが中距離も走れる。
リーダーとチーム員の仲を取り持つ苦労人。男っぽい口癖が特徴。
元々天才ウマ娘という肩書で入学してきた。腰に持病を抱えており充分にトレーニングを積むことができず、常に体調を気にしながらのレース運びが必要とされ結果に結び付けられていなかった。
そういう点からパッセリヴァルの特異性と強さに気がついていた。コンルバの中で一番早くパッセリヴァルと和解した。
適正距離1600m-2200m
プランナーカナ
ムードメーカー。騒ぐ態度からは想像し難いが、細かい気配りが得意。
割と癖のない走り方で様々な距離に適応できるが、肝心のスピード不足に悩まされ勝つのであればと長距離転向した。
コンル場の中ではダートも走れる貴重なウマ娘である。
その場によって口調が変わるが基本丁寧語口調。
適正距離1400m-3400m
ロムアルド
同期ウマ娘。適当にサボっていたパッセリヴァルを当初しょうもないやつと見下していた。
模擬レースをしたところ簡単にちぎられ先輩たちにも食い下がった姿を見て敵意を抱いた。
チームの中では最後まで抵抗しており、仲良くなるのが一番遅かった。
スキンシップ過剰でよく嫌がられているのを知りながらもアタックを仕掛けていく。
知らない人間にはつっけんどんな態度を取るが、一度懐に入ると凄まじいアタックを仕掛けてくる。チーム員には邪険に扱われている。
【関係者】
駿川たづな
水ノ上美心と友人同士。度々飲みに行く仲。美心が飲み癖が非常に悪いと思っているが、外から見るとあまり変わらない。
怪我を発生させない、重症化させないでトレーニングメニューを組み卒業まで持ち込んでいるウマ娘を多く育てている美心を非常に好意的に見ており、時折肩入れするところを学園長に指摘されている。
乙名史悦子
以前から異常に怪我率の低い水ノ上美心を注目していたが、目立った成績を残していなかったために独占インタビューなどできずに悶々としていた(編集長に上申しては却下されていた)
JCの件で水ノ上美心が注目されたためこの機会に接点を作るべく静寂の中飛び込んでいったが、結果退場となった。
本人としては水ノ上美心の人物像が聞いていたものと相違がなかったということでストップ高で株が上がった。
学園長
秋川やよいではない。※区別のため学園長表記。
JCの件で問題をややこしくした水ノ上美心に対して思うところがあるが、担当のために紛争する姿を前にして強く出られなかった。
水ノ上美心とパッセリヴァルの心意気は認めつつも扱いづらさには手を焼いている
駿川たづなの言葉があったためURAと協力して会見を計画したが、これっきりにしてほしいと思っている
基本的には事を荒立てなくないことなけれ主義
URA理事長
今回の件で栄光と大きな問題が同時に転がってきて胃腸がやられた人。結構繊細。
問題を大きくしないために問題を隠蔽したい考えがあり、パッセリヴァルの考えを改めるようメールと直筆の手紙を差し出した。
手間を掛けたのに無視され(一応メールの返信はあった)言うことを聞かずに折れなかった水ノ上美心に内心ブチギレた人。
最終的には学園側や他の理事たちが賛同したため折れざるを得なかったが、今回の一件を結構根に持っている。
【その他】
松内博章
高級焼肉店のオーナー。
寒門の追込ウマ娘好きというニッチな方向に突き進んでしまったため推しウマ娘がなかなか出てこなかった。
G1レースで活躍したミスターシービーやジャパンカップでスローペース怒涛の追込を魅せたパッセリヴァルに脳を焼かれた人。
ちなみにミスターシービーのサインは自宅に飾ってある。
〇〇〇〇〇〇
本編に出てこない主人公の管理馬時代のライバル
〇〇〇〇〇〇○
本編に出てこない主人公の競走馬時代のライバル
彼に多数の影響を受けており、固有能力がおかしくなった原因の一つ