3歳馬になったがかなり賞金が不味いらしい。具体的に言うとクラシック王道路線を走ることができないかもしれないと言う話を厩務員がぼやいているのを聞いた。
えっ
体が出来るのはまだだと思っていたけどそこまでかかりそうなのか…なんとかして賞金を積まなければという焦りが実感と共に自分にも伝わって来た。トレーニングの強度も上がっているのが実感する事ができ、より一層体のケアを意識するようにした。
ローテーション的にはキツくなるけれどクラシック参戦は
ゆきやなぎ賞→毎日杯→皐月賞と段階を踏むそうだ。
最近の競馬ではダービーを勝つために必要な府中適正が確かめられつつも、距離や時期的に皐月賞の叩きとしてもかなり優秀な共同通信杯が使われがちである。
不思議でならないのはどうして毎日杯を使うのかと言うところだ。
まあ…条件戦を挟まないときつい自分の成長力を恨むべきか。阪神から中山と競馬場の輸送も経験できるのでいい機会だろう、そう思うことにした。
風の噂によれば自分が新馬戦で引き離した馬はもう勝ち上がっており、内容の良さからクラシックも期待されているようだ。
新馬戦だけ謎のパフォーマンスを発揮する馬はこの世に五万といる。
テイエムオペラオーを千切った馬…アーモンドアイを千切った馬…
無敗というのが珍しいのは新馬戦の難しさも大きいというのはよくある話だ。
新馬戦だけの馬、そのうちの一頭にならないように頑張ろう。
毎日杯も阪神2000なら走り方はそこまで変える必要はない。弥生賞で中山の走り心地を確かめておきたかったが、ここまで大事にされてるならすスクーリング*1もさせて貰えるだろう。
また、ゆきやなぎ賞等の条件戦は勝ちきれなかった馬が集まるとはいえ、2流の集まりというわけでは無い。むしろ、次のステップに行くために他の陣営も死ぬほど勝ちたいだろう。ここで勝てれば青葉賞→ダービーと2400mのレースも続けてできるし僅かではあるがダービー獲得という夢も見えてくる。
誰が言ったかダービーはホースマンにとっての区切り。皆がダービーを目指し、栄光と屈辱を手にする。
どれだけ実力が抜けていたとしても、皆が死ぬ気で取りに来る。
正直、メンタルが持つ気がしない。
過去の三冠馬たちはこれを通過点としか言わないほどの鮮烈なレースを幾つも走っている。2歳を超え、3歳になりクラシック参戦の話を聞くだけでも正直胸が裂けそうだ。
自分の夢の為
背負った夢の為
負けられない、負けたく無い理由は大きくなるにつれて、不安も育つ。
自分は…あの舞台で…最高の走りをすることが出来るだろうか。
ベストパフォーマンスが出せるだろうか。
終わることのない自問自答で最近少し寝不足だ。