RPG版アークナイツ 勲章『悪魔狩り』獲得RTA 作:ウルッパリをどつき隊
誤字、脱字報告、感想お待ちしてナス!
最近調子乗ってる魔族共に身の程を教えるRTA はーじまーるよー。
今回は大人気スマホゲーム『アークナイツ』RPG版をプレイしていきます。
このゲーム自体は今まで散々話題になったので知っている人も多いと思いますが、名前だけしか知らないという人のために説明いたしますと、
あの『アークナイツ』の世界を、自身が作成したキャラで文字通り自由に生きることができるゲームです。
最新のAIが創り出すシナリオ数はまさに無限大!
ロドスやレユニオンの一員として戦ったり、田舎で悠々自適にスローライフを送ったり、四皇会戦でガリアを勝利させることや、シーボーンとして地上を同胞で埋め尽くすことも可能です。
その自由度からRPG市場を越えゲーム業界自体に大きな衝撃を与えたことは皆さんも覚えていると思います。
今RTAでは、このゲームのRPG版限定勲章【悪魔狩り】を獲得することを目的に走っていきます。
この勲章はRPG版において追加された亡国系*1勲章の中でも難しい方と称され、
・戦場でサルカズの敵を累計2000匹撃破
・サルカズからの恐怖度が100以上
・王庭からの評価が−100以下
を満たすことで手に入ります。簡単に言えば、戦場で大暴れしてサルカズからめっちゃ憎まれて恐れられる*2ことで手に入るといった感じですね。
これらの条件を効率よく満たすには、サルカズの王位継承戦争に介入して無双するのが1番効率が良いので、戦争開始から2、3年を目安に参戦できるように操作キャラを作っていきましょう。
それではキャラクリの解説から
名前、性別、外見、種族、出身を決められます。
性別はタイムにほぼ影響(ないです)好きに決めて、どうぞ。
私は男を選択しました。当たり前だよなあ。
外見はランダムにします。凝り出すと止まらないからね、しょうがないね。
名前もランダム、低確率で原作のキャラと関係を得るので祈りましょう。
種族は重要です。特定の地域で優遇されたり、特殊なイベントが発生したり、何より育ちやすいステータス、スキルに違いがあります。
おすすめは龍とヴイーヴルですね。この2つは面倒なイベントが少ない割に能力のボーナスが大きいです。今回は龍を選びました。
出身も受けられる教育や訓練の質、幼少期の生存率に差が出るので、適当に選んではいけません。私はほとんど龍門を選びますね。
次は初期ステータスとアーツの設定です。与えられたポイント内で、自由に能力とアーツを設定できるのですが…使えるポイントが少ないって、それ1番言われてるから。さらにこの時の振ったポイントはこれからの成長率にも影響するので、悩む方も多いと思います。
先駆者様は、【物理強度】に全振りした上でアーツも自己回復に特化させる脳筋ぶりでしたが、私はアーツは電撃を選択し、残りを【戦闘技術】に注ぎ込みます。
これでキャラクリも終わりです。これからはいい親と肉体を手に入れる為に、延々とリセマラをする地獄が始まります。それでは、
操作できるようになったらステータスの確認をします、あまりにも低すぎたらリセです。
【氏名】アルフレッド・スワイヤー
【性別】男
【戦闘経験】無し
【出身地】龍門
【誕生日】8月13日
【種族】龍
名前をランダムにした場合、このように原作のキャラと血縁関係がある他に、とんでもないキラキラネームを付けられることがあるのですが…今回はありませんでしたね。いやーよかった(建前)面白くねーなぁ(本音)
アルフレッドは長いのでアルにしましょう(強制)抵抗しても無駄アル。諦めて省略されるアル
しかし、スワイヤーですか…種族が異なるので、親戚くらいでしょうか。多少支援の質は落ちますが十分大当たりでしょう。親ガチャは成功ですね。
次は能力を見てみましょう。
【物理強度】普通
【戦場機動】普通
【生理的耐性】標準
【戦術立案】普通
【戦闘技術】標準
【アーツ適正】普通
これマジ?年齢に比べて戦闘力が高すぎるだろ… 神引きですよこれ!
信じられるか?こいつまだ訓練受けたことないんだぜ… これは期待の新人だぁ(歓喜)子供ガチャ、大成功です。やったぜ。
ガチャが大成功に終わったところで、まずは親のところに移動しましょう。なぁに、世話役っぽい人に「パパがどんな所で仕事をしているかみたい」とでも言えばすぐに連れて行ってくれます。
車で仕事場まで移動している間に、これからの予定についてお話しします。
このゲームの成長は具体的に「幼年期」「少年期」「青年期」「老年期」の四つに大きく分けることができます。
「少年期」では、体が大きく成長するため、【物理強度】が上昇しやすく、【戦闘技術】の伸びも良いです。
「青年期」は、【生理的耐性】と、【戦術立案】、そして【アーツ適正】が大きく伸びます。
「老年期」は、伸びやすい能力はなくむしろ落ちていきますが、物事を教える時、弟子の成長率に大きなボーナスがつきます。
そしてこれから始まる「幼年期」…基本的に能力は伸びませんが、英才教育を施すことで、どれか一つの能力を大きく伸ばすことができ、「幼年期」が終わった後でも、成長にボーナスが入るようになります。
最初の目標は、【戦闘技術】を上げるために、できるだけ早く師匠を見つけることです。しかも、ただの師匠ではなく、弟子の成長にボーナスが入る老年期の師匠を見つける必要があります。
もちろん子供の足では普通の師匠を見つけること自体難しいですし、優良物件見つけるのは不可能に近いです。「ふざけんな!」と思ったそこの皆さんに朗報です。
この師匠探し、99%成功する方法があります。
親にお願いしましょう。
無理なことがあったら親に手伝ってもらえばいいんです。馬鹿正直に探し回るなんて非効率すぎます。
せっかく龍門有数の大富豪の家に生まれたんです。これを利用しない手はありません。使えるものはなんでも使ってのRTA走者です。
そんなことを話しているうちに、やたらどでかいビルに到着しました。このビルの中でお父さんは仕事をしているようですね。
パパの仕事場を見るという目標が達成したので、このままだと家に帰されてしまいます。それでは、親に頼み事ができません。もう一手打ちましょう。
「パパのかっこいい所みたい!いい子にしてるから!ね!ね!いいでしょ!」
世話役の方が、どこかに連絡していますね、子供の純粋なお願いを断るのは難しいようで、こうすれば十中八九うまくいきます。もちろん今回も成功!仕事部屋まで連れて行ってくれるようです。ちょろい(確信)エレベーターで向かうみたいですね。眺めを楽しみましょう
はえ〜すっごい眺め、やっぱ龍門は先進的、はっきりわかんだね。
エレベーターから降りたらやたら豪華な空間が目の前に広がりました。この先にパパがいるってマジ?すごい高そうな絨毯とかありますよここ。父は偉大って、それ1番言われてるから。
世話役に連れられて、これまた豪華そうなトビラン前まで来ました。普段ならここで仕事をしているみたいですが…もう一人誰かいますね。まあ私が来ても問題ないと判断されたってことは、大丈夫なんでしょう。いざ鎌倉(突入)
「おお、本当に来おった! ほーれ、おじいちゃんだぞ〜」
あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
「部屋に入ったと思ったら、でっかい虎に抱き抱えられ、頬擦りされていた」
な… 何を言っているのか…(以下略)
とまあ、冗談は置いといて、この服を着たでっかい二足歩行の虎について説明しよう!
この男の名は、アダムス・スワイヤー
スワイヤー(オペレーター)の祖父であり、ヴィクトリアの貴族でもある人物です。ストーリーでも名前だけは出ていましたね(8章参照)
原作では老いぼれ呼ばわりされていましたが、今はチェルノボーグ事変の20年以上前、超ピンピンしていて、孫に頬擦りしまくってます。
「可愛いの〜 それにしてもなんでこんなとこに来たんじゃ?」
お爺ちゃんに会いたかったから!(大嘘)
「祖父思いのいい子じゃな〜」
頬擦りがより激しくなりました。可哀想に…ん?
ちょっと待ってください、これはもしかして…もしかするかもしれませんよ
8章で表舞台に出なかったことを考えるに、アダムス氏の実力が今が全盛期でしょう。そして、ウェイ長官達とタルシコ野郎を追い払ったことからも龍門の裏にも精通しているに違いありません。
…師匠探しの件、お爺ちゃんに任せましょう。 お父さんに任せるよりも、絶対うまくいく筈。
善は急げです。早速お願いして見ましょう。
お爺ちゃーん
「なんじゃ〜?」
俺強くなりたい〜 剣で
「いいぞ〜 すぐに用意するからな〜」
この様子じゃ本当にすぐに探してくれますね。やったぜ。
目標も終わったので軽く仕事の様子を見学したら帰りましょう。
師匠が来るのを待っている間は暇なので、少しでも運動して体を鍛えていましょう。
あっそうだ(唐突)今RTAでは、武器は刀と拳法にアーツを組み合わせて戦っていきます。
槍や鞭で一生チクチクしていてはタイムに影響が出ますし、大縋や弓のヘッショで一撃を狙い続けるのは私には無理です。
よって、圧倒的な技術によるゴリ押しが1番早いと判断しました。刀と拳はアーツと相性いいですしね。ハンバーガーとポテトみたいなもんです。
朝起きて、素振りして、昼飯食って素振りして、昼寝して素振りして、晩飯食って寝るという暮らしを繰り返すこと数日。
今日、師匠が来ると連絡が来ました。
さて、親ガチャ、子供ガチャに並びこのゲーム序盤の三大ガチャと呼ばれる要素の一つ、師匠ガチャの時間がやってきました。
たとえ我々プレイヤーがどれだけ戦闘に詳しくても操作するキャラがポンコツでは活躍できません。
では強いキャラを作るにはどうするか、1番効果があるのはちゃんとした師匠を見つけることです。
経験、技量共に豊富で更に老年期を迎えた師匠に師事することができれば序盤のやることの7割が終わります。
そして、この師匠ガチャ、家の力次第では何回でも引き直すことができます。
いい師匠を手に入れるには、家の力が必要。
師の教えをフル活用するには、強い体が必須。
…結局世の中ガチャガチャだらけなんすねぇ(悲哀)
まあいいや、できるだけ早く修行したいので、最初の数回で当たりを引きたいですね。
そろそろ、一人目の師匠の登場です、強いのが来ることを祈りましょう。果たして私の要求を満たすことができるのか。
それでは、ご覧ください。
「ほお…お主がアダムスの…」
なんだこの爺さん!? 目つきやばいし古傷まみれだし超ムキムキなんですけど(恐怖)
マジの強者ですねクォレハ。師匠ガチャも大当たりですね。いいゾ〜コレ。
「師を探しておるようじゃな」
「儂の修練は厳しいぞ」
「ついて行けなかった時は」
「死んでもらうぞ」
「それでも良いか?」
あ、いいっすよ(快諾)
最悪死ぬレベルの修行…興奮してきたな。
そのくらい激しいとタイム的にもお得でしょう。
「…本当に良いのか」
当たり前だよなぁ
「その眼…面白い」
「よかろう、我が覇道の剣と拳…お主に授けてやる。」
やったぜ、
というわけで凄い強い師匠が手に入ったので、修行が本格的に始まります。
わかってた事ですがこの師匠、クソ厳しいです。初っ端から親元を離され師匠の家に連れて来られました。…【生理的耐性】が高いから大丈夫ですけど普通の子供がこんなことされたら泣きますよ。
まあこいつは強いから大丈夫でしょ(適当)そこらの新兵と同じ戦闘力を持つ子供に一般の常識を求めてはいけない(戒め)
最近は体を鍛えるという名目で重りをつけて走らされ、走り疲れた後は庭に刺された木の棒を木刀で叩きまくっているようですね。子供にこんな修行をさせる師もヤバイですし、それについていける弟子も弟子でヤバイです。なんなんだこいつら(驚愕)
でもめっちゃ経験値入ってるし、ヨシ!
修行も大丈夫そうですし、今回はここまでです。
ご視聴ありがとうございました。
◆◇◆
炎国 龍門
「334! 335! 336! 337!」
閑静な住宅街の中でも一際大きな屋敷の庭で、元気な掛け声が響く。
普段ならば庭の木に留まる鳥の囀りが聞こえ、庭を眺める人々の心を癒しているが、少年の声と木の棒から出る鈍い音を聞き、どこかへ行ってしまった。
そんな庭で木刀を振る少年を眺める老人が、縁側に一人。
「…」
少年から師匠と呼ばれるその者は、朝からただ静かに少年を見つめ続けていた
時折、隣に置いた器から茶を飲む以外は、眉一つ動かさずに、ずっと。
「667! 668! 669! 670!」
薄暗い内から重りと共に家の周りを駆け、周りの家のものが目覚め始めたあとは休む間もなく素振りを始める、子供には明らかに過酷な修行。
されど、この少年にはこれぐらいがちょうどいいと彼は考えている。
「721! 722! 723! 724!」
その正しさは、棒が叩かれるたびに出す、鈍く、腹の奥底に響く音が証明しているだろう。
「一振り一振りに確かな重みを込めろ」と言う師の教えを少年は守り続けている。
そんな少年の姿を見守りながら、思考の海に沈む。
思い出すのは、数ヶ月前。
「儂の孫を鍛えてくれ!」などと叫ぶ古くからの友の熱烈な誘いを流すことに限界を感じ、1度だけ訪れてみることにした…子供ごとき、多少威圧すればすぐに諦めるだろうと安易に考えた時のことだった。
友の言った通り、少年には才能があるように見えた。しかし、それを鍛えるのは己でなくてもできる。そう思い、予定通り威圧した時。
「本当に、儂の弟子になりたいのか?」
「はい!」
彼は見た。
自身の問いかけに、満面の笑みとともに、元気よく返事をした少年。
その眼は、まさしく龍のそれであった。
強さを求め、覇の道を駆け抜けんとする眼
昔の己と同等…いや、それ以上の才を隠した眼であった。
そのとき、身体が、心が、魂が、熱を取り戻すのを感じた。
知りたくなった。
この若き龍が、どのような道を歩むのか、歴史に、何と記されるのか。
それからの行動は、面白いほど早かった。
自分のところで修行をしないかと聞き、少年は二つ返事で受け入れ、二人で少年の親を説得し、週末には必ず帰ることを約束させられたが、説得に成功し、少年は彼の元で日々の大半を修行に費やすこととなった。
少年を屋敷に招いた後は、親の目がないのをいいことに異常な度合いの鍛錬をさせているが、少年は文句ひとつ言わずこなし、今に至る。
ここまでの数ヶ月で、彼は確信した。
『この少年こそ、我が技を受け継ぐのにふさわしい』
戦場で刀を握った頃から磨き上げたこの技、炎国を襲った厄災を、彼の大戦を、共に生き抜いた至高の秘技。
この少年なら全て受け継ぎ、更なる高みへと至ってくれるだろう。
そのことを考えるだけで、笑いが止まらなくなりそうになる。
「995! 996!」
…どうやらかなりの時間を思考に費やしていたらしい。もう周りも十分明るくなっている。
「997! 998! 999! 1000!」
「そこまで」
「はい!」
「食事だ、こい」
「わかりました!師匠!」
激しい鍛錬を続けていた少年の目は、今も輝いている。
その目を見て彼は一層笑みを深めた。
面白かったら幸いです。