【カオ転三次】マイナー地方神と契約した男の話   作:れべっか

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余話74 コアメダル開発

【ガイア連合】の【スケベ部】が開発した新魔道具、バトルファッカーとフェチメダル*1

当然ながら、スケベ部所属である馬ニキも興味を持った。

 

「性癖の闇鍋、面白いコンセプトじゃないか。ふーむ……」

 

彼がフェチメダルのリリース初期ラインナップ*2を見ているうちに、ふと閃くものがあった。

 

「神秘学的にマナ・オド理論はいけるんじゃないか? 人体の内部に存在するオドと外気に遍在するマナ、マナを吸収してオドに変換し、オドを消費して魔法を使うという理論はメジャーなものだし。マナをオドにする際の変換効率を改善するフェチメダルは普通に有用だな」

「それがスケベ部とどう繋がるのですか?」

「それはもちろん、外気に触れる肌面積が広いほど吸収率が上がるというヤツさ。脱げば脱ぐほど強くなる! Wizardryの裸ニンジャという前例もある、これはいけるぞ!」

「フェチメダル『ヌーディスト』とでも名づけましょうか、確かにスケベ部に相応しい」

「よし、さっそくプレゼンしてくる」

 

【トラポート】で山梨までひとっ飛び、意気揚々とスケベ部ボスであるミナミィネキへと話をしに行った馬ニキであるが、そう簡単に話が通るわけもない。

 

「平田さん、そのアイデアは悪くありませんが…… まだ概念的に足りないものがあります」

「ええっ?! そ、それは何でしょう!」

「話は変わりますが、あの(・・)ガ●ナックスが制作した『バトルスキンパニック』*3というゲームはご存じ? 脱げば脱ぐほど強くなるというキャッチフレーズの、平たく言えば脱衣ゲーなんですが」

「ガイ●ックス? ナ●ィアとかエヴァン●リオンとかを制作した?」

「そうです。あのゲーム、実はターン制のカードバトル形式なんです」

「つまり、こう言いたいのですね?! ホビー部カードバトルチームと、ガイアアニメーションにも話を通して巻き込めと!」

 

興奮して大声を出す馬ニキに対し、ミナミィネキはにっこり微笑むだけで言質を渡さない。

しかし彼女から黙認とはいえ認可が得られたので、馬ニキはやる気倍増だ。

 

「じゃあちょっと今から挨拶回りしてきます、あっ、手土産なしでは流石に失礼か。うーん……」

 

 

フェチメダル『ヌーディスト』

脱げば脱ぐほど強くなるのキャッチフレーズ通り、肌を晒す表面積が大きくなるほど回復力アップ。

なお、脱ぐたびに恥ゲージが溜まっていき、恥ゲージが一定ラインを超えると一定時間行動不能になるので注意が必要(バトルスキンパニック要素)。

恥ゲージが溜まらなくなるフェチメダル『露出狂』などとコンボになる。

安易に脱がないフェチメダル『チラリズム』などには相性悪い。

*1
終末を約束された世界で心のままに生きていく「111:偶には阿呆な事もするよね、スケベ部だもの」

*2
『ケモ耳』や『髪』など適応範囲の広い性癖から、『金毛の狐耳』や『泣き黒子』の様なピンポイントな性癖まで多種多様

*3
1990年発売

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