伝説のポケモン大豪邸!   作:くるみもち

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タイトルふざけてる←


6 WAKU☆WAKUピクニックでDOKI☆DOKIハプニング!?~全編~

ピクニックの話をしてから一週間。

そう、今日はピクニック当日!

 

「ふわぁ……」

 

気怠い身体を無理やり起こしてん~と伸びをする。

今は朝5時。普段ならまだ寝てるか夜更かしで逆にまだ起きてるかのどちらかだ。

僕たちが住んでいる場所は田舎でバスの本数が少ないから遠出するにはこれくらい早く起きなければいけない。

ベッドから立ち上がり、カーテンを開け、軽く朝日を浴びる。うん、予報通り晴れで良かった!

昨日のうちに準備していた服を着て、寝癖のついた髪を直す。

身だしなみが整ったところでようやく下へ降りる。リビングに入ると既にみんな起きていて、タブンネとルカリオは料理をしてくれていた。

 

「みんなおはよ~。思った以上に早起きだね」

「ああ、おはよう、レイ。昨日はよく眠れたか?」

 

窓を開けて風邪を浴びていたウインディがこちらに振り向く。

僕はまだ眠い目をこすりながら正直に答える。

 

「まあ、眠れたかなー……。だいたい3時間くらい?」

「3時間って……また夜更かししたな?あれだけするなと言ったのに……」

 

ウインディは呆れたかのようにため息をつく。

 

「ま、ピクニック中に寝たりなんかしないから安心して!さあ、朝ご飯食べよ!」

 

タイミングよくルカリオたちが朝食を運んできたため、強引に話をまとめた。

ウインディも「せっかくのピクニックだしあんまり怒るのも良くないか」とこれ以上何も言ってこなかった。

僕たちは速やかに朝食を食べ終え、予定通り6時に家を出ることが出来たのだった。

 

 

 

「ウォーグル、お疲れ様!」

「ああ、どういたしまして」

 

待ち合わせのバス停に待ち合わせ時間である6時半より少し早めに到着する。

やはりというべきか、まだその場には誰もいなかった。

 

「もうちょっと家でのんびりしても良かったかな」

「いや、早く着いた方が良いに越したことはないだろ。ここでゆっくり待とうぜ」

 

鳥ゆえに朝は強いのか、涼しい顔でそう言う。

鳥って朝早いもんねー。夜通しでゲームとかしてるとだいたい日の出くらいには鳥ポケモンの鳴き声が聞こえてくるし。

そんなことを考えながら待っていると海斗と奏が一緒にやってきた。

 

「わりぃ!待った?」

「大丈夫だよ。まだ待ち合わせ時間前だしね」

「良かったですぅ。私、今日が楽しみで夜眠れなくてちょっと寝坊しちゃいましてぇ……」

「あはは、よくあるー。僕も今日寝坊しそうで危うかったよ」

「お前は別の理由でそうなったんだろ……」

 

ウォーグルにジト目で見られるがスルーしておいた。

バスが来るまで僕たちはいつも通り雑談していた(さっそくニンフィアがウォーグルにアピールしたり、それを見る奏が妄想したり……)。

 

「お、バスが来たみたいだな」

 

ゼブライカが道路の奥を見ながらそう言う。ゼブライカの言うとおり、一本のバスがこちらに向かってきていた。

ウォーグルはひとまずニンフィアから離れられるとほっとしていた。

ポケモンたちをボールの中に戻してバスに乗る準備をする。

 

「よーし、じゃあ、いざ行かん、『秋月高原』へ!」

「「おおー!」」

 

 

 

「よし、着いた!」

バスや電車などの交通機関を多く起用し、2時間かけてたどり着いた秋月家の私有地、秋月高原。

移動の最中は……みんな朝早くて寝ちゃってたから特に言う事はないね!

 

「相変わらずここは気持ちいいなー!クラスメイトとサッカーしたいぜ!」

「そうですねぇ。私も日ごろの思想で腐った脳が癒えていく気がしますぅ」

「自分についてけっこう理解していたんだな……カナデ」

 

奏の発言に苦笑いするオンバーン。

海斗たちは去年の夏休みにも避暑地としてここに訪れたことがある。

 

「去年と同じでここは貸切だから自由に使ってね」

「よーし、じゃあバトルしよー!」

 

僕がそう言うなりダイケンキが予想通りの発言をする。ダイケンキは周りをきょろきょろと見渡す。

 

「そうだなー……。じゃあ、ウォーグルと戦おう!」

「え、俺?」

「そう!普段はレイと一緒に学校に行ったりしてあんまりバトルする機会少ないし。いい?」

「いいぜ。俺の学校で鍛えあげた戦法、見せてやるよ!」

「どーんとこーい!」

 

気持ちの良い場所で機嫌が良いのかなかなか乗り気なウォーグル。隣でゼブライカがボソッと「いつも負けてばかりだけどな……」と苦笑気味に言っていたが、今のウォーグルの耳には入ってなかった。

 

「では、俺は観戦させていただきますね」

「私もですぅ。むふふ……普段見ない組み合わせ……これは楽しみですねぇ♪」

「カナデは煩悩を治癒するんじゃなかったのか……?あ、俺も見てますね」

「私も見てますよぉ、ウォーグルさんだけを……うふ♪」

 

ダイケンキとウォーグルの周りには、グラエナ、奏、オンバーン、ニンフィアが集まっていた。

くれぐれも大きな怪我だけはしないように、と伝えて僕はダイケンキ達の場を離れた。

次に僕が目をとめたのは海斗とゼブライカ。さらにはウインディも一緒にいた。

 

「なあ、ゼブライカ!今日はこの草原を駆け巡ろうぜ!レッツ乗馬!」

「乗馬って、普段からカイトは乗馬してるようなものだろう?」

「そうだけど、やっぱ地元でするのとは一味違うと思うんだよな。もちろん、地元の田舎も良い空気だけどさ!」

「まあ、いいけど。そうだ、ウインディも一緒にどうだ?」

「ああ、同行させてもらうよ。……あ、レイも一緒にどうかな?」

 

ウインディがこちらに気づき、近寄ってくる。僕も同行したかったけど、他にしたいことがあったため、断ることにした。

 

「ううん、ごめんね。やっぱりここに来たらアレをしたくて……」

「ああ、アレか。本当に好きだな、レイは。まあ、気が向いたら来てくれよな」

「うん。そうするよ」

 

僕はいったんウインディたちと、別れを告げる。

そして、僕はルカリオ、タブンネの元へ行く。

 

「さあ、ルカリオ、タブンネ!秋月高原恒例のアレをやるよ!」

「またアレをやるんだね……。去年は最下位で終わっちゃったけど、今年は負けないよ!」

「ふふ、どうかしらねぇルカリオ。今年も私が優勝しちゃうかもよぉ?」

「残念タブンネ、ルカリオ。今年はダークホース零くんがトップを取らせてもらうよ!さあ、いざ……」

「「ゴルフ大会!」」

 

 

 

こうして、超アマチュアメンバーによるゴルフ大会が始まった。もはやポケモンとか関係なくなってるけどあんまり気にしないことにしよ!

僕たちは高原の小屋にあるゴルフセットを準備してまさに始めようとするところだった。

 

「じゃあ、まずはボクからいくよ。すぅ……」

 

1番手は去年最下位だったルカリオから。目を閉じて風の動きを読み取る。

 

「っ!今!」

 

ルカリオは目を見開き鮮やかなゴルフスイングを決めた……刹那!

――ビュウウウウウウ!!

運悪く強風が突如起こり、ルカリオのボールを襲う!

そして……。

 

「ああー!ボクのボールがあさっての方向にぃいいいい!!」

 

見事なスイングだっただけにボールはみるみる遠くに飛んでいく。

それを見て落胆するルカリオ。

 

「あちゃー。あれは残念だね」

「うう……ボクの一球がぁ……」

「うふふ、気を取り直して。それより、ボールを探しにいかなくちゃねぇ」

「そうだね。ルカリオ一人で行かせるのもあれだから一緒に探そうか」

「うん、ごめんね……」

 

こうして僕たちは、ゴルフ大会から一転、ボール探し大会となったのだった。

 

僕たちはルカリオが飛ばしたボールの方向へと歩いていく。その方向は運が悪く木々が立ち並ぶ方向であり、なかなか探すのには骨が折れそうだった。

しばらく歩き進んでいくと突然ルカリオとタブンネが足を止める。

 

「どうしたの?ボール見つかった?」

「ううん、そうじゃない。なんだか、不思議な力を感じるというか……」

「不思議な力?」

 

ルカリオは周りの波動を読み取る力を持っている。しかし、ここで発動するというのはどういう事なのだろうか?

 

「そうねぇ……。なんだか、森のポケモンたちが騒いでいる気がするわ」

 

高い聴力を誇るタブンネも何かを感じ取ったようだ。

 

「ねぇ、ちょっと言ってみてもいいかな?」

「うん、いいよ。時間はまだまだあるし。それに、なんだか気になるしね」

 

僕たちはボールが飛んだ方向から少しそれた方へ進む。

このあたりには野生のポケモンも多く住んでいる。

いつもはみんな仲良く暮らしているが……。

 

「確かになんか、みんな落ち着きがないね……」

 

さすがの僕も違和感を感じる。

みんな気に隠れたり、慌ただしく飛んだりしている。

 

「あ、こっち!」

 

ルカリオは何か見つけたのか、一人先に進んでいく。

僕たちもあとをつけていくが、ルカリオはすぐに立ち止まった。

 

「ねぇ、レイ……。見て?」

 

ルカリオは突然深刻そうな声色を出す。

僕もルカリオと同じ方向へ向けて……。

 

「え、なに、このポケモン……」

 

その場には見たことのないポケモンが傷だらけで倒れていた。




ピクニック後編を早く書かねば!!
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