ラスボスはお母さん 作:ラスボスはゴッドウソップ
「マ~~~マ、ママ!おやおや~誰かと思えば、うちの息子達に随分と世話焼いてくれた小娘じゃないか。こんな所でどうしたんだい?」
い、いえ違いますよ(デジャブ)
貴方の言う小娘ってあれでしょ?6歳ぐらいのツルペタキューティレディのことでしょう?
私は、ほら。ボンキュボンだから。ウタちゃんと同じかそれ以上のボインを持つ16歳だから。
「騙そうたってそうはいかないよ。お前さんが体を自在に変幻させられるってのは調べがついてんだ」
咄嗟にシラを切ろうとしたが、鎌をかけている様子はなく確信を持ってビッグマムは言い放つ。
えぇ……なんで?訳が分からない。
私が16歳に肉体を固定したのってゾウからだよね?何でビッグマムが知ってるん……そういや、フランぺボコる時に男になってたわ。
男になると身体能力上がるし頑丈になるから、何よりルフィ以外麦わらの一味がいないからって滅茶苦茶好き勝手にやってたわ。
途中テンション上がって、巨人並みに大きくなったり、腕伸ばして「セルセルのぉ~
……すいません。どうかお命だけは。
「マァ、マ~ママ!心配しなくともお前の命は取りはしねぇよ!まぁお前があの後で麦わらの傘下に加わったて言うんなら話は別だけどな」
あ、なら大丈夫です。
死んでも入らないんで。
「そうかい、そうかい!そりゃ良かった。おれも娘の恩人を手に掛けるのは忍びねぇって嘆いてたんだ。フランペとスムージーも感謝していたよ。まさか自分達が覇気もつかえねぇガキの一人にやられるほどザコだって気付かしてくれたことをよ!」
へぇ~そうなんですね。
まぁ二人ともう一回やりあったら、フランペはともかくスムージーさんには勝てないと思うので、あんまり根を詰めすぎないように伝えて下さい。
それじゃあ私は行くところがあるので。
「まぁ待ちな」
いや、お構いなく。急いでるんで。
「ここに居るってことは、カイドウの傘下に入ろうとしに来たのか、それともその首を狙っているのかの二つだろう。もし後者なら同盟関係という立場上、お前を殺さなくちゃいけねぇが、もし前者なら…………おれがカイドウの野郎に口を利かせてそれなりの地位に付かせてやってもいいぜ」
まさか私が討ち入りに参加しているとは夢にも思わないマムはそんなことを言い出した。
……なしてビックマム海賊団の人達からの好感度こんなに高いん?
理由の分からない善意ほど後が怖い物はない。
私、貴方の国で考えなしに暴れ回ったテロリストですよ。ブリュレの顔の傷治した功績ってそんなに高いの?それともなに?私が悪魔の実を複製出来るってことを知って利用するつもりとか?裏があるやつパターン?
兎に角……何か怖いんでいいです。
「それによぉ、
……は?
「何だ?お前、俺の部下になりてぇのか?」
マムに言われて振り替えったらあら不思議……酒壷ひっさげたカイドウが目の前に……………よし、プランAではなるべく私はカイドウ戦には加わらずに、回復要員に回ろうと考えていたが私の有用性をアピールして、部下になり信頼を得たあとで裏切るプランBに作戦を変更しよう(この間0.01秒)
「ギャハハハハハ!!!」
では早速、そこの
「ギャハハ……あれ?」
どや。覚醒後なら一瞬で治せるんですよ。
「……おいおい、俺ァ、今幻覚を見ていやがるのか?」
いえ、幻覚じゃないです。私の能力です。四肢欠損や老いが致命的なデバフになるこの世界で、恐らく唯一失くなった四肢を生やせたり、細胞を若返らせて全盛期の肉体を取り戻させたり出来るスーパーな私の能力なんです。
酒も煙草もやりません。安月給でも構いません。肉弾戦もやろうと思えば、やってみせます。
だからどうか私を百獣海賊団に置いて下さい!!!
「そうか。なら飛び六胞の席を一つ開けるからそこに入れ」
「おい待て!そこまで有能とはおれも聞いてねえ!」
やった飛び級出世だ(飛び六胞なだけに)……と浮かれると、マムが待ったをかけた。
「最初に目をつけたのはおれだよ!便利そうな能力だとは思っていたが、まさかここまで使えるとは思ってもいなかった……小娘、いいやルタ!私の所に来るならお前を養女にして四将聖に加えてやってもいい!だから私の元に来い!」
「何言ってやがる!こいつは俺のとこに入りに来たんだ!」
「なら譲れ!」「譲るかバカ野郎!」
と、大剣と金棒を取り出して激しく打ち合い出す両者。
やめて!私の為に争わないで!(建前)
……このまま共倒れしてくれねぇかな(本音)
「お前はおれに一生の恩があるだろうが!」
「それとこれとは別だ!――おい小娘!お前の実力次第なら大幹部の席だって用意してやる!だからこんなババアに寝返ろうなんて考えるじゃねぇぞ!」
……えっマジで?
大幹部ルタちゃんルートきた?
キングやクイーン、ジャックと肩を並べて麦わらの一味と敵対しちゃう?
クイーンと一緒に歌って踊れたら楽しそうだな……。
「っっ!なら、ルタを定期的にこっちに寄越しな!」
「一年に一回だ!」
「ふざけんな!三日に一回にしろ!」
「ダメだ!半年に一回!」
「一ヶ月に一回!」
「……まぁいいだろう」
て、あら?もう終わっちゃったんですか。
じゃあ好感度稼ぎの為に二人のダメージを回復させますね~。ちょっとピリッとするけど覇気でガードしないで下さいねー。
あとマムはついでに若返りを……すると麦わら一同が詰み兼ねないので若返りは今度しますね……。
「ウォロロロロロ!!!今日は最高の日になりそうだな!」
「マ~マ、ママ!もう老いたこの体じゃあ子供を産むのもあと二、三回で限界だと思っていたが、どうやらまだまだ家族が増えそうだね……そういや、ルタ。お前さん、男にもなれるんだよね?」
性自認は女!性自認は女!性自認は女!
「おい、止めねぇか。ガキにする話じゃねぇ」
「ふ、冗談だよ」
あっ危ねぇ……危うくウタちゃんに孫が出来るとこだった。
そんなことになったら……考えるだけでも恐ろしい。
しかし……流石は息子のLGBTにも理解あるパパさんですわ。死生観が狂ってるわりにそういう配慮は行き届いてる。
「じゃあ早速、新しい部下の誕生を祝ってやるとしよう………先ずはお前の同格となる飛び六胞の連中と顔を合わせるとするか」
ひょいっと、私をつまみ上げて肩に乗せるカイドウ。
「私は化粧直ししてから行くとするよ」
マムは乱れた髪と衣装を直してから行くとその場に残った。
今さらだけど、皆に説明どうしようか。
油断してる今セルセルで細胞破壊を……しきる前に覇気ガードされて潰されそうだな。
何かな……やっちまった感がある。大人しくしてれば良かったかも。
「と言うわけだ。ページワン、お前には"降りる"か"死ぬ"かここで選んで貰う」
「えぇぇ!!!!?」
いや、これはこれでかき乱す事は出来てるから役に立ってるのか?