ラスボスはお母さん 作:ラスボスはゴッドウソップ
「見~つけた!」
あ、良かった……意外と元気そう。
「もうっ、ルタったら。6年間もお母さんに内緒で何しにいってたの?私、とっても心配したんだよ!」
はは。案の定目の色にハイライトがねえや。
でもこれは予想通り。
「でも良かった。ルタに怪我とかなくて。もしルタが怪我してたらお母さん……どうにかなってたかも」
実はドフラミンゴVSルフィ戦に巻き込まれて……と言うか覇気を使い果たしてしまったルフィを5分間守る為に、41歳とドンパチやりあうことになり、死に目の致命傷とか負ったんだけど、セルセルの能力で治しといて良かったと思うこの頃。
一歩二歩と歩み寄ってくるウタちゃんに臆して下がると、何故か背後に壁が出現して、あっという間に抱きしめられた。
「ごめんね。ずっと一人にして……もうこれからは放さないから」
さて、こんな感じだが一先ずは最悪の事態を避けられたようで結果オーライか?
ウタちゃんならもっとヤバい状態になっているんだろうと思っていたが、よくよく考えて見れば思春期真っ盛りの当時15歳が子持ちという特大地雷を抱えていた前と心身ともに大人となった今とでは精神的余裕も違うんだろう。
ちょっとヤンでるようだけど、これぐらいなら全然リカバリー出来る……て、医者でもないのに何言ってんだ私は。
「ごめんなさい。直ぐに帰ります」
兎に角、ここは変に角を立てずに大人しく帰るのが最善と見た。
「えっ?帰るってどこに?」
「何処も何も……エレジアに」
「ふふ、そっか。でも大丈夫だよ」
―だってこの世界はもう、閉じないから―
そう満面の笑みを浮かべてネズキノコを取り出したウタちゃん。
……無理心中とは恐れ入ったぜ(白目)
「んぉ?起きたか。急に寝てしまったからビックリしたぞ」
……はい。ネズキノコを無毒化していて正解でした。
前回に引き続き、センゴクさんの膝上ですね。
いや~うん。私はやはり存在してはいけない生物でしたわ。これからどうしましょうか……取り敢えずうっかりウタワールドに取り込まれないように鼓膜を潰しときますか。
「ッゥ!?バカな真似は止めなさい!」
ちょっと、やめ。
「この子からナイフを取り上げろ!」
も、もう!ぅ、うるさい!こうでもしないと気がすまないんだよ!!!
「……ガープには面倒なことになるから来させないつもりだったが、こいつは直ぐに呼んだほうがいいね」
あーあー!もう終わりだ、世界の破滅だ!
どうにでもなぁれ!
―
んっ?
―シャンブルズ―
「お前、麦わら屋のガキだろ?」
もう私のライフポイントは0だ。許してくれ。