Q.で、いつリーナさんはラスボスになるの?
A.俺に質問するな。(アクセル感)
「わぁー!おひめさまみたいー!」
「ひぅ...!」
怖がっているのか、ぬいぐるみを抱き締める少女は顔を隠す。
「おなまえは!?わたし、まこと!」
「ほ、ほっといてください...。」
「そのクマさん、かわいーね!」
「...ともだち、です...。」
「ともだち!わたしも、ともだちになりたい!」
「え...。」
「まこと!おなまえは?」
「...リーゼ、です...。」
ふわふわの洋服を着て、お姫さまみたいに可愛い子。
りーちゃんの第一印象。
私たちはこの時から友達になった。
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それからはお互いの家に遊びに行ったり、公園で遊んだり。
すごく子どもではあったけど、私たちは親友だったと思う。
「みてみてりーちゃん!まどーし!」
幼い私が持った雑誌にはまだ子どもの頃のフェイトさんと、高町なのはさんの写真があって。
「おとーさんからきいたの!みんなをまもってるんだって!こどもなのに!」
「まもってる...まーちゃんみたい、です。」
りーちゃんは何の力もない私にそう言って。
「そうかなー...でも、かっこいいなぁ!わたしもまどーし、なりたいなぁ!」
フェイトさんたちに憧れたのは、この時からかもしれない。
「...まどうしになっても、わたしをまもってくれますか?」
「うん!まもるよ!りーちゃんはぜったいのぜったい!」
そんなある意味無責任な言葉に、りーちゃんは嬉しそうに言ったんだ。
「やくそく、です。」
「うん、やくそく!」
私が守れてない約束、1つ目。
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ずっと一緒にいられると思ってたのに。
別れは突然に、ってやつだ。
お父さんの転勤で私は引っ越すことになった。
「そんな...ずっといっしょっていったのに...!」
「ごめんね...。」
話をした途端、りーちゃんは泣き崩れて。
「いやです...まーちゃん、ひとりにしないで...!」
「わたしも、はなれたくないよ...。
でも...だいじょぶ!また、あえるよ!やくそくしよっ!」
「やく、そく...。」
私はまた、守れてない約束を作ってしまった。
それ以来、私はりーちゃんに会えていない。
手紙を送っても返って来なくて。
りーちゃんも引っ越したって話を聞いたのは数年経った後だった。
子どもの時にはよくある話だし、1つの思い出と言えば大したことないんだと思う。
りーちゃんだって、引っ越しの話をしなかったのは私のことどうでもよくなったからだろうし。
そう思えば良かった。
だけど私は、心のどこかでまだ。
りーちゃんは私のこと忘れてない、忘れて欲しくないって思ってた。
だから一度死んだ時、りーちゃんのことを思い浮かべたんだと思う。
それくらい大事な子だったんだ。
昔住んでた家に近いこの学園なら、もしかしたらりーちゃんも。なんて思ったけど、
そう上手くはいかないよね。
...それでもやっぱり。
もう一度会いたいな。
閑話『星の思い出』
ひらがな多めは読むの大変ですね。
シンフォギアライブなんですけど、何で不死鳥のフランメなしだったんですかね?(厄介ヲタク)