未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

103 / 300
少年と双子とチリ

 

 

 

ライズ視点

 

 

~カラフシティ~

 

 

 

 

俺達はとりあえずハイダイさんに挑むためにカラフシティのジムに来ていた……のだが

 

「あれ?ハッサク先生」

「あ、こんにちわー」

「おや、貴方達は……先日はトップを手伝っていただきありがとうございました」

「いえ、あれは俺達にも関係があるやつなんでそこまで気にしないでください」

「そうですか……ならば感謝の気持ちだけでも良いので受け取っておいてください

実際手伝って貰わねばかなり厳しい状況だったと聞いておりますので」

「分かりました、何か判明したらまたこちらから連絡を入れておきます」

「お願いします、アナザーポケモン関係は貴方達が一番詳しいですから」

 

ジム施設の周辺を見てみると大量の書類が臨時に設置されたと思われる折り畳み式のデスクに積まれている

 

おそらくここを一時的に使ってハブルポッカ対策の本部にしていたのだろう

 

すると向こうから背の高いかなりボーイッシュな女性がやってくる

 

「おーい、ハッサクー?こっちは終わったでー」

「おや、チリさん

ちょうどよかった、今ジムに挑戦する為にライズさん達がやってきていますよ」

「おお!自分らがライズの仲間のレティ嬢ちゃんとヴィオ嬢ちゃんか!噂になっとるでーポケモンも戦法もめっちゃエグいらしいやん」

「お二人とも、彼女の名前はチリ

私と同じ四天王を勤めております」

「うぇー!?四天王!?」

「まさか二人目にここで合うなんてね

というかライズの人脈ほんとにどうなってるのかしら……」

 

正直その辺りは俺にも良く分からん……気がついたら巻き込まれて勝手に人脈広がってるし

 

「まいど!チリちゃんやでー

美人さんやけど怖がらんといてな

ライズもおひさやなー、元気しとったか?」

「えぇ、毎度の如く大怪我してますよ」

「怖っ!?冗談にしてもそれが実際に起きてるから割と怖いんよ!?

え?今は大丈夫なんか!?」

「えぇ、今は問題ないですよ」

「はぁ……まったく心臓に悪いねんて

そんで?そちらの嬢ちゃん達のどっちと付き合ってるや?

チリちゃんに教えてーな」

 

ったくこの人は……

 

「付き合ってもいませんしそういう目で見てませんっての

だいたい俺がそんなのに興味ある人間だと思ってるんですか?」

「なんやつまらん……

けどそんなもん実際にどうなるかなんて自分にも分からんもんやでー」

「つまらんて……はぁ、まぁいいですよ」

 

なんか背後から変な視線を感じると思ったら後ろにはむくれているレティと冷ややかな目でこちらを見ているヴィオがいた

 

「むぅ…………」

「…………」

 

どうしたんだよ……

 

するとチリさんがゲスい笑みを浮かべて二人を見ていた

 

「ほっほーう

まぁええわ、元気そうでなによりや

それより見たこともないじめんタイプのポケモンばっかやったんやろ?どうなんや?どうなんや?」

「相変わらずじめんタイプのポケモンの話しになると目がないですね……

とりあえず強さは割と桁違いでしたよ

まぁ秘伝スパイスの力でバカみたいに力が増幅されてた上に獰猛化でさらに強化されてたんで元の強さとはだいぶかけはなれてたでしょうけど」

「ほーん、秘伝スパイスねー……ライズからの情報で聞いとったがホンマにそんなパワーがあるんか?」

「少なくとも元のサイズの10倍以上でかくなる時点で異常ですよ」

「まぁ確かにそうやな……

こっちでも少しその辺調べてみるわ

なんかあったら連絡いれとくわ」

「ええ、助かります」

 

チリさんは仕事が速いのもあり、俺としても色々とお世話になっている

 

ただその分彼女の事はナンジャモ並みには理解しており、今後ろの二人に対してチリさんが目を輝かせている理由が簡単に予想できた

 

「なぁなぁ!自分ら見たこともないじめんポケモン捕まえたんやって!?どんなポケモンや!見せてーな!」

「はぁ……相変わらずですねチリさん」

「アホゥ!じめんタイプ使いが未知のじめんタイプと聞いてワクワクせずにおられるわけないやろが!!」

 

そう、この人はじめんタイプのポケモンが兎に角好きでどのポケモンでもじめんタイプのポケモンを見かけたらとりあえずすぐに近寄るレベルには好きなのだ

 

「ラ……ライズ?」

「これがその人のデフォルトだ

その内慣れる、ってか俺は慣れた」

「あぁ……そう」

 

ヴィオ達は若干引き気味ではあったがチリさんにテツノワダチ、イダイナキバ、ボルボロスを見せる

 

「うっひゃーーー!?!?なんやなんや!?この二匹はまるでドンファンみたいな姿しとるやん!?

こっちはこの牙がごっつカッコええやん!?

この子は顔がモニターなんか!?これは斬新なポケモンやなぁ!

んでこっちがアナザーポケモンのじめんタイプやな!泥と鉄の鎧なんてロマンの塊やわぁ!!」

 

「ウ……ウィルσ(^_^;)?」

「ファァァンド……」

「ボル……」

 

なんか三匹とも引いてるな……

 

「ん?………んな!?」

 

するとチリさんがヴィオの方をじっくりと見てから固まり崩れ落ちる

 

「か……勝てへん……これは勝てへん……

ライズと同い年くらいの子がこれやったら……チリちゃんのは……チリちゃんのはぁ……!」

 

 

あぁ……

 

 

 

 

いつもの発作のようなものだな……俺は慣れた……慣れるしか……無かったよ……

 




マグロ「この作品のチリちゃんはこんな感じです」

日課
牛乳を飲む、マッサージ、じめんタイプを愛でる、じめんタイプをhshsする

他の人からの印象
仕事の出来る美人さん、ボーイッシュな美人さん、おっぱいの無いイケメン、永遠の0、越えられない壁(二重の意味)、プレートじゃねぇか!?

チリ「ふざけんなや!?ぶち殺すぞこのボケが!?なんや!?おっぱいの無いイケメンって!?それただの男やん!?」
マグロ「あっちょ!?そんな殴らないで!?ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。