未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子とみんなのトラウマ★

 

 

ヴィオ視点

 

 

~カラフシティ~

 

 

 

勝負が付いたわね……

 

「ウオッ!ウオーッ!活きが良すぎるトレーナー……いや、博士だい!」

 

倒されたハイダイさんは清々しそうな笑顔を浮かべてライズの勝利を称えていた

 

ただ一方のライズは……

 

「んんーー!?!?!?んーー!!!」

「んぐっ♪んぐっ♪んぐっ♪んぐっ♪」

 

ザボアザギルに飲まれかけていた

 

「ラ……ライズ君ーーーー!?!?!?」

「さっさと取り出すわよ!?」

 

私達は流石にこれ以上は不味いと感じていたのてライズをザボアザギルの口から引っ張り出す為にバトルコートへと駆け出してライズの脚を引っ張りだそうとしていた

 

幸いザボアザギルは甘噛みなのか牙を引っ込めているので力ずくで引きずり出すだけで済んだ

 

「すまん……助かった」

「ザバァ……」

 

ライズを口から引きずり出されたザボアザギルは残念そうにしていたけど流石に丸呑みされたら出られるか分からないのよ……

 

「ウオーッ!ライズ君は相変わらずポケモン達と仲が良いんだな」

「なんというかちょいちょい餌として見られてるんじゃないかと思うことがありますがね」

「それだけ懐かれているということだい!微笑ましいんだい!」

「だと良いんですがね……」

「さて、ライズ君

君は確かアナザーポケモンについて調べているんだったんだい?ならちょうどさっき釣り上げて捕まえたもう一匹のアナザーポケモンが居るんだい!戦ってみるかい?」

「え?あの後もう一匹出たんですか?……ってか釣り上げた!?」

「マリナードタウンでの競りが終わったらたまに釣りをしてるんだがこの間たまたま釣り上げたんだい

見たことがないポケモンだったから捕まえてみたらアナザーポケモンだったんだい」

「なんつうミラクル……」

 

この人の運はほんとどうなってるんだろうか……というかモンハン世界のモンスターってどいつもこいつもとんでもない大きさしてるからハンターでもない人間が釣り上げられるような大きさじゃないはずなのだけれど……

 

「ねぇヴィオ姉……アナザーポケモンってそんな簡単に釣り上げられる物なの?」

「…………私がゲームとしてやっていた頃は操作していた主人公なら軽々と釣り上げるけどどうあがいても普通の人間が釣り上げられるような大きさじゃないわよ……ってか竿が持たないわよ」

 

そしてハイダイさんは先程までに見せていたような力強い表情となって一つのボールを構える

 

「このポケモンはかなりの強さをしてるんだい

それでも挑む覚悟があるんだい?」

「えぇ……お願いします!」

「やっぱりライズ君は活きがいいんだい!

さぁよってらっしゃい見てらっしゃい!

この世界にはいないポケモンで〆といくんだい!」

「ザボアザギル、今回はニャンターに譲ってくれるか?」

「ザボァ?……ザブ」

「ありがとう……ボールに入らずそこで見ていて良いぞ」

「ザバァ♪」

 

ザボアザギルは嬉しそうにしながらボールのようにまるまるとした体をずりずりと引きずって私達のいるところまで来てライズを応援する

 

「なんかやたらとおとなしいわねこのザボアザギル……やっぱりこの世界に来てから大きく生態が変わっているのかしら……」

「プニプニで可愛い!!」

「ザバァ?」

 

そしていつの間にかレティはザボアザギルに抱きついてそのお腹のプニプニとした感触を楽しんでいた

 

そこまで可愛いかしら?……まぁ愛嬌はある方だとは思うけれど

 

「出てきてくれ!ニャンター!!」

「呼ばれて飛び出てにゃにゃにゃにゃーん!!」

 

ライズがボールを投げてニャンターを繰り出すとハイダイさんもボールを投げる

そこから現れたのは……

 

「んなぁ!?!?」

 

全体的なフォルムとしては飛竜のそれに近い、だけどその翼はヒレとなっており、その脚にも水掻きがあるために水に適応したポケモンだと良く分かる

背鰭も尻尾から頭にかけて立派なものが生えており、かなり水中に特化していることが分かるそのフォルムに私はとてつもない嫌悪感を抱く……なぜなら

 

「さあさぁ水に住む魚とドラゴン二つの性質を持つポケモン!

ガノトトスの出陣だい!!」

 

それは……全ハンターにとっての悪夢……

 

「ギョァァァァァァァァァァァァアアアアア!!!!!」

 

理不尽の頂点に君臨するアタリハンテイ力学の支配者……

異空間タックルの使い手であるガノトトスだったのだから……

 

「ライズ!全力で叩き潰しなさい!!手を抜くんじゃないわよ!?」

 

正直心境的には悲鳴を上げたいレベルではあるけどここはグッと我慢して私はライズにそう叫ぶ

 

「うわぁ!?びっくりした!?いきなりどうしたのヴィオ姉!?」

「ザボァ?」

 

隣でライズの応援をしていたレティとザボアザギルがびっくりしたのか私の方を向いて私を心配していた

 

「ごめんなさい……ガノトトスだけはどうしてもトラウマなの……」

「そ……そうなの?あんまり無理しないでね?」

「ザブ、ザボァァア……」

「ありがとう……もう大丈夫よ」

 

心配したのかザボアザギルが私に寄り添ってくれた

 

あ……お腹がひんやりしてプニプニで気持ちいい……これは寝れるわね




マグロ「ガノトトスの能力をちょこっとだけ公開~」

ガノトトス
アナザーポケモン
みず・ドラゴンタイプ

特性
『すいすい』
『てきおうりょく』
夢特性
『???????????』

わざ
『???????』(ノーマル)
『?????????』(ドラゴン)
『????????』(みず)
『???????』(でんき)

種族値

H80
A130
B90
C100
D60
S140

周囲の空間が歪んでいる
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