未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子と戦闘狂

 

 

ヴィオ視点

 

 

~カラフシティ~

 

 

ライズとハイダイさんとの戦いが終わった後回復の為の休憩を挟んでいつも通り私たちもハイダイさんに挑ませて貰った

 

結果から言うとバッチはなんとか手に入ったのだけど……

 

「ガノトトスやっぱり理不尽すぎないかしら?」

「何人もの人にトラウマを植え付けたって言うのも納得だよ~」

 

ライズと同じように私たちもガノトトスに挑んだは良いのだけど結果としては辛うじて勝てたって程度でたった一匹に手持ちを半壊させられてしまった

原因としては……

 

「ほぼ回避不可能ってのがキツいわね……これはライズに鍛えてもらって『まもる』と『みがわり』を上手く使えるようにしないとキツいかも……」

「うぅ……ライズ君はすごいよね……相性有利って言ってもたった一匹で勝っちゃうんだもん」

 

レティは若干落ち込んでいてレギィを使っていてあっさりと負けたのが余程答えたようね

すると観客席で応援に回っていたライズがこちらにやってきて……

 

「言っとくけど俺の場合ニャンター突破されたらザボアザギル以外は確実に負けてたぞ?」

「うぇ?本当?」

「あぁ、少なくともウロコトルは相性がとことん悪いしバサルモスも動きの遅さと弱点的にきつい

ギギネブラは進化してからドラゴンが追加されたから『あくうかんタックル』を耐えられるか怪しいな」

 

うん、まぁあの『あくうかんタックル』をドラゴンポケモンで受けようものなら悲惨な事になるでしょうね……

 

何よりレティの繰り出したレギィが何も回避出来ずに一方的に遠距離から叩き潰されたんだもの……しかも飛ばした刃鱗ごと全部破壊して吹き飛ばされたもの……遠距離主体だとまず不利ね

 

「最近はギリギリではあるけど一匹で勝てたりする事が多かったから油断し過ぎていたわね……本来はアナザーポケモンはもっと恐ろしい個体もいると言うのに……」

 

するとライズはとある提案をする

 

「今まであまり気にしてなかったが他のチャンピオン達とかのバトル中継の録画とかを見ておかないか?何か得るものがあるかもしれない」

「そうだね……それに今までの過去のバトルも見直して反省点を洗い出しておきたいね」

 

私達がバトルの実力向上について話を進めていると突如凄く嫌な予感をジム施設の入口から感じる

 

レティやライズを見てみるとライズは顔を抑えており、レティは全力で目をそらしている

 

私は恐る恐る後ろを確認すると……

 

「おーーーい!!三人ともーー!!ジムバトル見てたよーー!!」

 

とてつもないスピードで砂煙を上げながらこちらへと全力疾走してくる戦闘狂の姿があった

 

「ネモ……やたらと全力疾走だったけどどうしたの?」

「いやー、前のジムでの戦いを見た後すぐにでも勝負を挑みたかったんだけどすぐに皆どっか行っちゃったから急いで来たんだ!

ってなわけでさっそくバトルしようよ!それに映像を見て学ぶより現役のチャンピオンの私と実際に戦った方が学ぶことも多いんじゃない?」

 

聞こえてたのね……

 

「なんつう地獄耳……とはいえネモの言うとおりではあるか……二人ともどうする?」

「私は……うん、やってみたい」

「どうせ拒否権実質無いのだからやるわよ……それに確かにネモの言うとおりだもの」

 

するとネモは満面の笑みを浮かべて嬉しそうに私達の首根っこを掴む

 

「「「ぐぇ!?」」」

「やったー!いやー、バッジもついにのこり半分だし皆がどのくらい実ってるのか楽しみだなー!」

「わかった……わかったから……首が……」

「引きずるのやめて頂戴……」

「ぐぇーー……」

 

ちょっと!?レティが目を回してるわよ!?

 

 

 

 

 

 

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「ひぃ……ひぃ……ひどい目に合ったわ……」

「げっほげほっ!?……喉が」

「きゅう~」

 

結局バトルフィールドまで私達は引きずられてネモが捕食者の笑みになりながらこちらへとウキウキとした様子で向かい合う

 

「さぁさぁ!誰から誰から!」

「ふぅぅぅ……ライズ、譲って貰っても良いかしら?」

「ケホッ!……珍しくやる気出してるな」

「さすがにレティをこんな状態にされたんだもの……姉として少しは私も怒るわよ」

「そうか……とりあえず俺は少し喉を休めておくよ」

「わかったわ、ネモ!まずは私よ!」

「いいよ!さぁ!さっそく戦ろ戦ろ!!」

 

ネモは何を出そうかなぁともはや獣のような笑みを浮かべており、どう見ても捕食者の顔にしか見えない

 

どこのヒ○カよ……HUNTER○HUNTERじゃないんだから

 

「よーし!この子に決めた!!ヴィオー!準備はいい?」

「いつでも良いわよ!さっそく頼むわよ……」

「いっくよー!出てきて!ルガルガン!」

「しばき倒しなさい!テツノワダチ!!」

「ワォン!!ワフ!?」

「ウィル・ドン・ファァァァァァンド!!!( ゚皿゚)」

 

私はさっそく捕まえたばかりの『ヌシだった』テツノワダチを繰り出す

 

すると見たこともないポケモンだからかネモがさらに目を輝かせていた

 

…………選出間違ったかしら?

 

 

 




マグロ「ヴィオによって技構成等を弄られたテツノワダチの性能はいかに……」
ライズ「げほっげほっ……あいつ手加減ってもんを知らないのか?」
マグロ「ちなみにアナザーポケモンの攻撃直撃とどっちがきつい?」
ライズ「んなもんアナザーポケモンだよ……」
マグロ「それ食らいまくってるライズ相手に喉へダメージを与えられるネモって……」
ライズ「言うな……」
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