ライズ視点
~カラフシティ~
結論から言うと俺達はネモに割と余裕を持って勝てた
いやまぁネモのポケモン達がどういう特訓をしてるのかよく分からないレベルでネモのポケモンの動きは凄まじかったんだが……
「うーん!!みんなすっごい実ってる!!私ももっと頑張って育てなきゃ!!」
にしてもネモはほんと挫けないな……
ヴィオの『あくび』と『ねがいごと』による突破不可能なレベルでのコンボ
レティの『シューティングスター』等での継続ダメージ+先発で出していたガケガニのステルスロックでの削り
俺のザボアザギルによる『たくわえる』3回での耐久勝ち
割と心折れる気がするんだが……
それにやはり使っていて思うがアナザーポケモンは比較的能力が特化している気がする
「今度ヴィオに聞いてみるか……」
俺がそう呟くとネモがヌッとこちらへと寄ってくる
こええっての
「なになに?バトルの作戦の話?」
「何でもないっての……」
「そっかー、残念だなぁ……それでそれで!次はどこのジム挑むの?」
「そんな目を輝かせないでくれ……とりあえず次の目的地は……いい加減アオキさんを避けては進めないな……チャンプルジムを目指そう」
「チャンプルタウン……宝食堂のご飯が凄く美味しいらしいのよねぇ……」
「ヴィオ姉はぶれないなぁ……」
「お!いいねいいねぇ!応援してるよ!」
「いやな予感がするんだが……」
「ナンノコトカナー……それじゃ!私は先に行くねー!!」
そう言い残してネモは凄まじい勢いで去っていった
「……これ絶対育てながら先回りする気だな」
「だと思う……どうする?」
「……とりあえず最低限チャンプルタウンのそらとぶタクシーだけでも登録しておかないかしら?」
「そうだな……付いたら一回どこかで休憩入れておくか」
そして俺達は次の目的地であるチャンプルタウンに向かう前にハイダイさんに軽く挨拶してから向かうことにした
……究極のワカメ料理は伊達では無かったな
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とりあえずガーグァ、ミライドン、コライドンを走らせ続けてチャンプルタウンが目前になったあたりでヴィオの電話が鳴る
『ゴ○~ウ♪ゴ○~ウ♪ゴ○~ウ♪ゴ○~ウ♪イ・ノ・○・シ・ラ♪fooo!』
何故か聞いてて色々とアウトなんじゃないだろうかという気がしてくる曲なんだがヴィオにしては割とまとも……なのか?
「あら?ママからだわ」
「え?ほんと?」
「俺は席を外していた方がいいか?」
するとヴィオが少し考える素振りをしてから答える
「うーん、一応一緒に旅をしてるのライズをママにも紹介したいし席は外さなくて大丈夫よ」
「確かに!ママにあんまりちゃんとライズ君を紹介してなかったよね」
「ならいいけど」
そしてヴィオはスマホロトムをテレビ通話モードで起動する
「もしもし?ママ?」
『もしもーし?ヴィオにレティも元気にしてたかしら?
それにそこの貴方は二人が良く話しているライズ君ね
この子達の母親のアオイです、二人が迷惑をかけてないかしら?』
「よろしくお願いしますアオイさん
二人と一緒に旅をさせてもらってますがむしろ俺の方がずっと助けられてますよ」
『ふふ、そんなに固くならなくても大丈夫よ』
「ライズってば珍しく緊張してるのかしら?」
「ふふっ、ライズ君の意外な弱点見っけ」
「うるさいわ!?ってすみません取り乱しました」
『ふふふ、二人ととっても仲が良いのね』
ったくヴィオにレティめ……
さすがに二人の親相手なら若干緊張くらいするっての
「それにしてもママったらどうしたの?いつもなら私から連絡入れるのに」
『確かにそうだけどいつも夜に電話をしてくるでしょ?
だから貴女達の新しい家族の子達とかライズ君って子の話を実際に会って話を聞いてみたかったのよ』
「そういうことね、まぁちょうどよかったのかしら?」
「確かに私たちもライズ君の事をママにも紹介したかったし!」
するとアオイさんがニヤニヤとした笑みを浮かべてこちらを見つめる
あれ?この感じすげぇいやな予感が……
『うふふ……それでライズ君にずっと聞いてみたかったことがあるのよ』
「はい?なんでしょう?」
『…………どっちが本命なのかしら?』
「ちょっと!?」
「ママ!?」
「え?えーっと?話が見えないんですが?」
『あら?意外と鈍いのかしら?それともまだそういう感じじゃないのかしら?』
「ちょちょちょちょっとママったらなな何を聞こうとしてるのよ!?」
『あら?ヴィオがそんなに慌ててるのも珍しいわねもしかして……』
「「ちょっと!?」」
あの二人が大慌てで止めるほどイジられてる
だが俺はこんな微笑ましい光景を見ていると思わず笑みが浮かんでくる
「くくくく……」
「ちょっと!?何を笑ってるのよ!?」
「そそそそーだよライズ君!?」
「いや、悪い悪い……だいぶ仲が良くて微笑ましいなと思ってな……」
「……ライズ君?」
『ふふ、まぁ聞きたいことは聞けなかったけどまた連絡するわ
その時になったら他の子達のことも教えて頂戴ね
それじゃあ頑張りなさいよ?』
そういってアオイさんは通話を切っていった
「「ぜー……ぜー……ぜー……」」
二人はやたらと慌てて否定したり誤魔化したりしてたせいかかなり疲れている様子が見て分かる
俺には少し……羨ましく思えてしまった
マグロ「そろそろ本格的にヒロイン達をライズに絡ませようかと思ってます」
ライズ「お前な……」
マグロ「やはり書いててライズが女難に会うのが楽しくなってきた」
ライズ「……やれ、ギギネブラ」
マグロ「あっ!?ちょ!?まっ!?飲み込んじゃらめぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」