未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

115 / 300
少年と双子とチャンプルジム

 

 

レティ視点

 

 

~チャンプルタウン~

 

 

 

私達はアオキさんからの連絡を受けてジム施設で受付を済ませる

 

ただ途中でネモに背後を取られててかなりヒヤッとしたけどネモはまだポケモンを育てたいとの事で割とすぐに別れていった

 

「「「ほっ……」」」

 

さすがにこれからジム戦だというのに余計に集中力を使いたくなかったから割と本気で助かった

 

「はい、受付完了しました

宝食堂にて裏メニューの注文をしてくださればバトルフィールドが出てくるのでそちらへ向かってください」

 

ジムの受付さんの指示に従って宝食堂に向かうと……

 

「おや?ライズ君じゃないか!久しぶりだね~

今日はこんなべっぴんさん二人も連れ込んでデートかい?」

 

えっ!?ちょ!?デデデデ、デートなんて……

 

だけどライズ君は店員さんのそんな話題に対して平然となんでもないかのように答える

 

「茶化さないでくださいよ

今回は飯食いに来た訳じゃなくてジム戦ですね」

「あちゃー、ジムテストの課題がこれの時に来ちゃったかぁ……」

「そうですね……来ちゃったんでそのままいろいろ無視してこっち来ました」

「ってことはそこまで強くなったのかい

あー、一応アオキさんから聞いてはいると思うけど注文だけはちゃんとやっておくれよ?」

「分かってますよ

さて、二人とも入るとしよ……どうしたんだ?」

「「別にー」」

 

むぅ……さすがにそんななんでもないように返されるとちょっとやだ……

 

「らっしゃっせー!ってライズ君!久しぶりじゃないか!さて用件は分かってるよ、ご注文は?」

「焼おにぎり2人前火加減強火のだいもんじで付け合わせにレモンで」

 

するとライズ君はかなり慣れたような感じでスラスラと裏メニューを答えていく

 

なんとなくそうかな?って感じはしてたけどやっぱり常連だよねライズ君……

 

注文を聞いた店員さんが店に響き渡るような大声でさっきの注文を復唱する

 

「焼きおにぎり 二人前 強火:だいもんじ レモン添えー!!!!」

 

声を聞いた厨房の料理人さんがそれを更にもう一度復唱する

 

「あいよー!やきおに2!だいもん レモぞえー!!」

 

すると宝食堂全体が大きく揺れはじめて畳のある大きな食事スペースがどんどん稼働していく

 

お客様達は地下へと潜っていきその上にはかなり分厚いバトルフィールドがせりあがって行き、すぐに戦える状態になった

 

「うぇぇぇえええ!?!?さっきの人たちは!?」

「あぁ、あの人達なら地下のモニターでバトルを観戦してるよ」

「ねぇ……もしかしてライズの家の異常な数のからくりって……」

「おう、これを見て思い付いたやつだ

さて、アオキさーん!ってまた食べてるんかい……」

 

そうライズ君が向こうの厨房付近のカウンターテーブルへと向かって呆れる

 

私達もそっちに見てみると皿がいくつも重なっているのであれ?っと思ってよく見るとそこの席に座っていたのは……

 

「すみませんね、少々手続きに時間をかけてしまいました」

 

アオキさんだった……あれ!?さっきもとんでもない量のご飯食べてなかった!?

 

「アオキさんが遅れそうになるのって毎回それが原因ですよね……」

「そうですね……直したいとは思ってますがこればかりはどうしても……

さて、雑談ばかりしていても上司に怒られてしまいますので早速始めましょうか

まずはどなたから?」

「あ、私からお願いします!」

 

元々誰からやるかは話がついていたので私がすぐに手をあげる

 

「分かりました、スカーレットさんは私と共にこちらへ」

 

私とアオキさんはそうしてバトルフィールドへと上がっていく

 

ライズ君が本気で警戒する程の人だ

これは一筋縄では行かないかもしれない……

 

「それでは改めましてお世話になりますアオキです

よろしくお願いいたします」

「胸を借りさせて貰います!」

 

アオキさんは鞄を下ろしてからネクタイを強く締め、ジムリーダー特有の威圧感を出しながらボールを構える

 

「……?威圧感がやたらと強い……

油断せずにいくよ!ボルンガ!」

「ボルァァアアア!!!」

「まずは様子見させていただきます、ネッコアラ!」

「zzzZZZZZ ……」

「寝てる!?」

 

ネッコアラ……確かライズ君の故郷のアローラ地方が主な生息域になってるポケモンで常に寝てるんだっけ?

 

か……かわいい

 

「ボル……(´・ω・)」

「あぁ、ごめんねボルンガ!

とりあえずさっそくいくよ!『アイアンヘッド』」

「ボルァァァァァァァアアアア!!!」

 

ボルンガは頭の鎧部分にはがねタイプのエネルギーを集中させて更に硬くすしてネッコアラに突撃していく

 

「ネッコアラ、横に寝返りをうって『あくび』」

「こぁぁあ~」

「嘘っ!?」

「ボルァッ!?ボル……」

 

ネッコアラは横に軽く寝返りをうつだけでボルンガの『アイアンヘッド』をほんとに最初の動きだけで回避して『あくび』を直撃させてきた

 

「ボルンガ!『ぶちかまs……」

「ネッコアラ、『ふいうち』をお願いいたします」

「こあっ」

「ボロァ!?」

「ボルンガ!?」

 

ボルンガは攻撃に移る前にかなりの威力の『ふいうち』をモロに直撃してしまう

 

「ライズ君が警戒しまくってた理由がわかった……この人……桁違いにバトルが上手い……」

 

 

 




ライズ「…………あのネッコアラに余裕でアナザーポケモン5匹全滅させられたとか言えねぇ……」
マグロ「●REC」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。