未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子と二つ名★

 

 

ヴィオ視点

 

~チャンプルタウン~

 

 

 

やだ……私の妹強くなりすぎ……!

 

「それにしてもレティ……状況をよく把握してるな」

「えぇ……あの子昔から集中した時の周囲の観察力はずば抜けていたもの……

まぁ気が抜けてる時はうっかりをよくやるのだけどね」

「…………気を抜いてる時のはお前も人の事言えないぞ」

「うぐ……」

 

地味に言い返しにくいことを……。

 

私達がそう話しているとついにアオキさんが最後のポケモンを繰り出す。

 

「上司に詰められるよりはまだまだ余裕がありますね

行ってください!ムクホーク!!」

 

「ホーーーク!!」

「ファン……!」

 

ムクホークが出てきた瞬間、若干イダイナキバが後ずさったわね……。

 

「「『いかく』ね(だな)」」

 

私達の意見は一致する……なんか若干嬉しく感じている私はもう手遅れなのかしら?

 

すると宝食堂にどんどんいろんな観戦客が雪崩れ込んでくる。

そして料理人のおばちゃんがアオキさんな渇を入れる。

 

「コラー!アオキさん!シャキッとしなさいよ!

腹ペコのお客が待ってるよ!いいとこ見せてちょうだい!」

「「「アオキさんも学生さんもどっちも頑張れー!」」」

 

アオキさんは若干嬉しそうな顔をしながら溜め息をついて屈伸を始めた。

 

「……との事です、ちょっとはサービスしますかね」

 

するとアオキさんはテラスタルオーブを取り出して力を込める。

投げられたテラスタルオーブがムクホークをクリスタルで包み込んでから砕け散り、中からダイヤモンドを象った冠を頭に付けたクリスタル化したムクホークが現れた。

 

「ホォォォオオオオク!!!!」

「負けないよ!イダイナキバ!『こうそくスピン』!!」

「ファァァァンド!!!」

「ムクホーク、受け止めなさい」

「ムクッ!ホーーク!!」

「ファン!?」

「嘘!?そんなあっさり!?っ!!そっか!『いかく』で一番高い能力が弱くなっちゃってるから補正が殆ど意味ないんだ!?」

 

そう、レティの最大の誤算はこれね。

確かにパラドックスポケモンの『こだいかっせい』や『クォークチャージ』は強いけれど調べてみたらこれは能力変化じゃない。

倍率で能力を強化する形みたいでその変化量は元の能力に左右されるけどそれを下げられれば変化量も必然的に下がってしまう。

 

「社会人お得意の技!見せてあげます!

ムクホーク!『からげんき』!!」

「ホォォォオオオオク!!!」

「ドンファァァァアアアア!?!?!?」

「イダイナキバ!!」

 

ムクホークの一撃で吹き飛ばされたイダイナキバは一撃で戦闘不能になる。

いくらタイプ二重一致とはいえ防御力の高いイダイナキバを簡単に倒すなんて……いや、ノココッチのダメージが響いたかも知れないわね……。

 

「ごめんね、ゆっくり休んでて

よーし!行くよ!レギィ!」

「レギァァァァァアアアア!!!」

 

するとレティはセルレギオスのレギィを繰り出す。

これを見る限り空中戦で決めるつもりなのだろうけど……ここそんなに広くないのよね……。

 

「行くよレギィ!テラスタル!!」

 

レティもついにレギィへとテラスタルを使う。

するとレギィは全身をクリスタルへと変化させて頭部に風船を模した冠を付けていた。

 

「レギァァァァァアアアア!!!」

 

全身の鱗を逆立たせてる辺りレギィも本気ね……。

 

「レギィ!『アクロバット』!!」

「ムクホーク!『からげんき』!!」

 

二匹の冠が輝いて渾身の一撃同士がぶつかり合う。

 

大きな爆発と同時にパキンッ!とテラスタルが解除された音が鳴り響く。

でも砂煙からはまだテラスタルの光が輝いていた。

つまりまだ片方は耐えきっている!

 

「どっちかしら……」

 

だんだん煙が晴れていくとそこに立っていたのは……鱗の剥がれまくったレギィだった!

 

「レギァァァァァアアアア!!!!」

「やったぁぁぁあああ!!!」

「これは一杯食わされました……」

 

おめでとう!レティ!

 

_________________________________________________

 

 

ポケモンを回復して私やライズとのジムバトルもやってもらったけどほんっきで強かった……ライズが後回しにする訳だわ……。

 

「さて、皆さんはアナザーポケモンとの戦いもご所望なのでしたね」

「やっぱり持ってますか」

「ええまぁ……といっても先日捕まえたばかりのじゃじゃ馬でして……誰から始めましょうか?」

「それじゃ私からお願いします」

 

私はすぐに挙手をした。

ノーマルタイプのアナザーなんて嫌な予感するもの……。

 

「珍しくヴィオがやる気だしてるな」

「ヴィオ姉頑張って~!!」

「さて、では始めましょう……」

 

私の心配が杞憂ならそんなに強くないけど心配通りならライズ達だと何も情報無しはきついと思って私はシュニンを繰り出す。

 

「ンガァァアァアアアア!!!!!」

「それでは私も行かせていただきます

行きなさい!!アオアシラ!!」

「ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」

 

そのポケモンは青という名前が付いているもののあまりにも……紅すぎた。

 

 

やっぱりぃぃぃぃいいいいい!?!?!?

 




マグロ「アナザーポケモンの紹介になります。」

アオアシラ(ベニカブトのすがた)
ノーマル・かくとうタイプ
アナザーポケモン

H:110
A:140
B:80
C:60
D:90
S:120


『??????』「かくとう」
『???????』「ノーマル」
『??????』「ノーマル」
『?????』「ノーマル」
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