休んでいた間に大量の小説を読み漁っていたので少しは読みやすくなってると良いなぁ……。
それにしても最強のミュウツー来ましたね。
皆さんはどうでした?
ヴィオ視点
~ベイクタウン~
正直ここまできついとは思わなかった……ジムの順番を飛ばしているから当然と言えば当然なのでしょうけどね。
リップさんのポケモン達は単純に隙が少ない。
それに加えてリップさん本人かポケモンなのかはどっちとも言えないけど確実にこっちの行動を読みとって動いてる気配がある。
特にサーナイトなんかはそのような傾向が強かった。
とりあえずクエスパトラは速さと特殊面での火力の高さが厄介ね。
「ダルシム!『ズームネック』で脚を薙ぎはらって!」
「ギギッ!!」
私は腕を薙ぎ払うような仕草をしながら途中で指を一瞬上にあげるようにダルシムへと指示する。
「そんなバレバレの指示じゃ当たらないわよ!」
「クエッ!!」
「かかった!」
「クエッ!?」
ダルシムはわたしの私の意図を汲み取ってクエスパトラがジャンプで避けた瞬間に動きを止めた。
「空中なら避けられないわよね!!ダルシム!!」
「ギギャァァァァァアアアアアア!!!」
「クエッ!?クエスパッ!?クェェェェェェェエエエエエ!?!?」
ダルシムはそのまま首を上に鞭のようにしならせながら頭突きをする。
クエスパトラは鳥ポケモンではあるけど形としてはエミューなんかに近いから飛行能力は皆無であり、空中で攻撃を避けられるようなポケモンはかなり少ない!
案の定クエスパトラはダルシムのズームネックを避けきる事は出来ずに直撃して吹き飛ばされる。
「クエスパトラちゃん!」
「ク……クエ……ガクッ」
「…………戦闘不能ね、ここまでたった一匹で追い詰められるなんてね。
貴女……とってもゴイスーじゃない!
テンションアゲアゲになっちゃうわ!!
行くわよ!!フラージェスちゃん!!!」
「フラェェェェエエエエエエ!!!」
「うっげ!?」
私は思わずかなり引いてしまう。
正直一番想定したくない最悪の相手だった。
フラージェス……伝説、準伝説、幻のポケモンを除いたこの世界における全ポケモン(パルデアは知らないけど)の中でも二番目に『D』……つまりは『とくぼう』が高いポケモン。(まぁ一番はやっぱりツボツボだけどあれは色々と規格外だからパス。)
その種族値は脅威の154と600族の中でも異常なとくぼうを持っているヌメルゴンすらも上回る数値であり、伝説のポケモンであるホウオウやルギアと全く同じ数値である。
しかも金銀伝説と名高いルギアとホウオウは『とくぼう』が最も高いポケモンであり、それと同じ数値を持つフラージェスを相手にするという事は特殊攻撃面ではこの二匹と戦わされているような物だ。
いやまぁ厳密にはHPとか夢特性込みならルギアやホウオウのがもっと固いのだけどね。
「ダルシム……行ける?」
「ギ……ギギッ!!」
ダルシムは若干苦しそうにはしているけど力強く頷いた。
これはダルシムは倒されるのを想定して動くしかないわね。
「ふふっ、その反応……この子の最大の強みを知ってるみたいね?」
「本気で洒落にならないくらいには特殊系の殴り合いで強いのは知ってますよ。」
「大正解!フラージェスちゃん!お色直しよ!新しい自分に生まれ変わって!!テラスタル!!」
リップさんがテラスタルオーブを取り出して大気中からテラスタルエネルギー吸収させる。
エネルギーが溜まりきったテラスタルオーブをフラージェスへと投げる事でフラージェスは全身を水晶に包み込み、内側から水晶を破って新しい姿になって現れる。
全身がテラスタルの水晶によって覆われたフラージェスは頭部に巨大な紫色の一つ目を模したような不気味な冠を付けて現れた。
「フラァァァジェ!!!!!」
「リップのマジック・マキアージュ!
毛穴の奥まで染み込ませてあげる!!
フラージェスちゃん!!『サイコキネシス』!!」
「ジェス!!」
「ダルシム!!『テレポートアタック』避けながら攻撃!!」
「ギギァ!!ギギッ!?」
「ダルシム!?」
ダルシムは確かに『テレポートアタック』を用いて『サイコキネシス』フラージェスの背後を突いたけど『サイコキネシス』から抜け出したはずなのにダルシムは空中でその動きを止められていた。
読まれた!?……いえ、これは!!空間その物に『サイコキネシス』をかけてる!?
「フラァァァジェ!!!!!」
「ギ!?ギギギッ!ギギャァァァァァアアアア!?!?」
「ダルシム!」
ダルシムはフラージェスの『サイコキネシス』で柱に叩きつけられてしまい、仰向けになってぐったりしていた。
その頭部(一瞬尻尾と間違えた)を見てみると目を回しており、気絶していることが分かる。
「お疲れ様ダルシム……ゆっくり休んで頂戴。」
私はダルシムをボールへと戻して次のポケモンをどうするかで悩む。
多分今の手持ちだとまともに先制出来なければきついと思う……あの子も強力な先制技を複数持ってるけど若干条件が……待てよ?
「…………賭けにはなるけどかなり刺さるんじゃないかしら?」
私は少し考えてからそう判断して最近育てた新しいポケモンのボールを取り出す。
「お願い!エクスレッグ!!」
「エクスッ!!」
「ちょ!?流石にそれはバイヤー過ぎるわ!?」
明らかにリップさんが焦った、やっぱりこれが最適解だったのね。
私が繰り出したエクスレッグは頭部には謎の"白いハチマキ"を巻いており、ある一つの技に完全に特化させた運用となっていた。
「エクスレッグ!!『であいがしら』!!」
「レッッッ!!!」
「フラッ!?」
エクスレッグのタイプ一致の最強クラスの先制技によりリップさんのフラージェスが大きく吹き飛ばされていったのだった。
ライズ「かなり久々だな……つかお前はミュウツーどうしたんだよ?」
マグロ「ソロだとほぼ不可能なの分かりきってるから土日にでもやろうかなと……」
ライズ「…………運営相当殺る気出してきてるよなぁ。」