未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子と進化した仲間達★

 

 

レティ視点

 

~ベイクタウン~

 

 

「ドスアピポスちゃん戦闘不能ね……三人共勝負に負けて美しさでも引き分けだなんて……。」

 

リップさんはアグナコトルの一撃で柱まで吹き飛ばされたドスアピポスを見てそう答える。

 

それにあの土壇場で進化したアグナコトル……確かにすっごいきれいだったなぁ……キレイなものに慣れてるはずのリップさんが思わず美しいって言うのも分かるかも。

 

「あなた達イイ……!すっごく……うん!最高……!

いずれビッグになる前にリップが囲っちゃおっかな?」

 

するとテンションが凄い上がった様子のリップさんがそう言いながら私たちに抱きついて来た。

リップさんさすがにモデルなだけあってすっごく良い香りがする……どんな香水を使ってるんだろう?

 

少しすると私達二人を離してリップさんはライズ君のところに……って!?

 

「ちょっ!?」

「それはダメ!!!」

 

すると私達二人の方に振り向いたリップさんがすっごく不穏な笑みを浮かべてこちらを見てくる。

まって……なんか変な事考えてないよね!?

 

「あら~?ヴィオちゃんにレティちゃんってばやきもち?

ライズちゃんったら色男になったじゃない♪」

「「まって!?そんなのじゃないですから!?」」

「あんまり二人をからかわないでくださいよ……。」

 

私達二人は慌てて否定するけど……これ平気だよね?変な勘違いされてないよね!?

でもライズ君……全く動じた様子が無いのはちょっと……イヤだなぁ。

 

「あらぁ?でも二人はまんざらでも無さそうだけど?

まぁライズちゃんって前から割と鈍感だし今後どうなるか楽しみにさせて貰いましょうかね。

あ、そういえば三人ってジムが終わったら記念撮影してるんだったかしら?」

「確かに記念写真は毎回取ってますけど鈍感って何ですか鈍感って……。」

「確かにライズは鈍感よね。」

「あはは……ごめん、私も否定出来ないや。」

「レティまで!?」

 

うん……確かにライズ君ってすっごく鈍感だよね……。

 

「ふふ、まぁまぁ良いじゃないの。

さて、折角のリップとの記念撮影だもの、ここはヨガなポーズでもいかがかしら?」

「ヨガのポーズですか?」

「ん?ヨガ?」

「な……なんで二人して私を見るのかしら?」

 

私とライズ君は思わず二人同時にヴィオ姉へと顔を向ける。

うん、まぁ私達でヨガと言ったらやっぱりヴィオ姉しか居ないよね。

 

「そういえばヴィオちゃん、ジムテストの時のエクササイズもすっごく上手だったってキハダちゃんが褒めてたわよ。

ふふ、これは期待しても良さそうね。」

「ある程度は知ってますけどマニアックなやつとかは勘弁してくださいね?」

 

私達はとりあえずヨガのポーズを皆で取りながら記念写真を撮ることになったんだけど……このポーズ結構きつい……ヴィオ姉やダルシムにライズ君良く出来るなぁ……。

 

 

_________________________________________________

 

 

記念撮影が終わった後、リップさんは次の仕事があるらしくてすぐにそらとぶタクシーに乗ってどこかへと去って行っちゃった。

一応ジムバトルが終わった後に技マシン貰ったりはしてるから全体的に見れば今までのジムでの流れとそんなに変わらないんだけどやっぱり人気モデルの人って大変なんだなぁ。

 

リップさんとのバトルが終わった後、私達は新しく進化したアグナコトルとダルシムの二匹が進化前とどんな風に変化したかとかを調べる為に久々にピクニックをしていた。

 

「やっぱりダルシムは基本的にギギネブラの特殊個体なだけあってライズのギギネブラにかなり似てる部分があるわね。」

「なる程な……確かに骨格が同じってのもあるが外見での見た目が色以外に完全に一致してる辺り主に変化してるのは体内なのかも知れないな。」

「あ、アグナコトルの纏ってる氷結構速く溶けてるよ。」

「ん?ほんとだ……そうなるとアグナコトル自体はあまり体温を自分で調節しにくいのか?」

 

やっぱりこうしてじっくりとアナザーポケモン達の特徴を見ていると分かるんだけどこの世界のポケモン達と比べるとすっごく限定的な環境に特化してるポケモンが多いんだよね。

 

「アグナコトルってもしかして自分の住んでる環境に凄く頼ったポケモンなのかな?」

「あ、レティそれ正解よ。

アグナコトルの原種は火山地帯を生息地にしていて溶岩を泳いで体に纏うことで身を守る鎧としても武器としても使ってるのよ。

対するライズのアグナコトルと同じ亜種は豪雪地帯とかの洞窟なんかを根城にしてるんだけど、雪だけじゃなくて溶けた雪を凍らせた氷まで纏うから原種よりも硬いのよ。

とはいえ時間が経つと溶岩が冷えてより硬くなる原種と比べて亜種は時間が経つに連れて溶けちゃうからどっこいどっこいなのだけどね。」

 

私はアグナコトルのお世話をしながら見るけど……。

 

「コッ?」

 

首を傾げてて可愛いけどこの子がそんなに強いなんて……。

 

私はこの子の頭を撫でてあげると目を細めて甘えて来てる。

可愛いなぁ。

 

 

「あ、次はナッペ山向かうけどジムをスルーしてそのままスター団いくぞ?」

「「へ!?」」

 

まって!?そんな大事な事あっさり言わないで!?




マグロ「アグナコトルの能力いきますよ~」

アグナコトル(とうかりゅうの姿)
アナザーポケモン
こおり・ドラゴンタイプ

特性
『グラシスアーマー』(夢特性)
・出てきた最初のターンのみ物理攻撃のダメージを受けない
・3ターン目になると氷が溶けて『ぼうぎょ』が半分になり、『とくぼう』が1.5倍になる。
・天候がゆきげしきだと氷が溶けない。
通常特性
・『アイスボディ』
・『シェルアーマー』


・『フリーズバースト』
こおり 特殊 威力100 命中95
みずタイプの攻撃としても扱う。
相手をかなしばり状態にする。

・『ダイヤモンドアッパー』
こおり 物理 威力90 命中100 
相手の壁技を破壊する。
ステータス変化の影響を受けない。

・『ドリルライナー』
・『ゆきげしき』

種族値

H:80
A:90
B:160
C:105
D:80
S:85
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