未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年と双子と似ているアナザー★

 

 

ヴィオ視点

 

 

~フリッジタウン~

 

「パンチラインは段違い!

負けてもアタイはSO FINE!」

 

結局最後までライムさんはラップを挟んできたなぁ……。

 

それにしても遠心力による『ドラゴンテール』の威力向上が思ってたより数倍強かったわね……もっとゲームとかにはない技のアレンジのレパートリーを増やすべきね。

 

それに後半はともかく前半でのライムさんの判断力と的確な指示には驚かされたわね……もしポケモンの能力が同じくらいだったら勝てたかどうかかなり怪しいかも知れないわね。

 

「さて、時間も押してることだしこっちが回復終わり次第二人のチャレンジ受けてやるよ!」

 

ライムさんは控えで待っていたライズとレティに向かってそう答えながらかなり手慣れた様子で治療を施していく。

 

確かここのジムリーダーもチャレンジャーを試す役割もあって本気の場合は別のポケモンを用意してるって聞いてるけど……もし本気のポケモン相手だと正直アナザーポケモン出しても勝てるか五分五分な気がする。

 

ダブルバトルはどうしても経験を詰む事が比較的難しいバトル……。

 

何よりシングルに比べて兎に角複雑な状況に陥りやすいからこそ純粋に人気が少ないというのもあった。

 

…………アナザーポケモンまでダブルとか言わないわよね?

 

 

 

_________________________________________________

 

 

ライムさんのポケモン達の治療が終わってライズ達との勝負になってを二回程繰り返してようやく私達のジムチャレンジが終わる。

 

ライズはアグナコトルとザボアザギルのコンビネーションで一気に蹂躙、レティはレティで相方のポケモンに『てだすけ』を使わせてボルボロスで蹂躙とまともな勝負になったのは私だけだった。

 

なんか若干悔しいわね。

 

「HAHAHA!!良いねぇ!

アンタらの魂ビンビン感じたよ!

アタイを唸らせるとは気骨がある!

フンッ!ジムバッジ持っていきな!」

 

そうして私達はライムさんからゴーストバッジを貰って記念に一枚撮影をしておく。

 

「さてと、本当ならアタイのライブを特等席で聴ける権利もついでにと言いたいんだが……話は聞いてるよ?こいつとやりあいたいんだろ?」

 

そういってライムさんは懐から凄まじい威圧感を放つダークボールを取り出した。

やっぱり例のごとく持ってるのね……。

 

「アタイのアナザー!オマエのアナザー!

どっちが強いか白黒OK?」

「白黒OK!勝つのは私!

アナザー扱い誰にも負けない!」

 

私はライムさんのラップに対して恥ずかしくはあったけどラップで返答する。

 

「やたらと今日はやる気があるな。」

「というよりヴィオ姉の場合さっさと暖かい所に戻ってぬくぬくしたいのが本音じゃないかなぁ。

ヴィオ姉って毎回変な時にしかやる気を出さない所あるし。」

「ちょっと!?」

 

流石に失礼だと思うのだけど!?

私だってたまには……たま……には……。

 

私は今までの自分の行いを振り替えって気付いた。

 

「…………そういえばいつもそんな感じだったわね。」

 

ぶっちゃけ否定出来るような事なにもやってなかったわね私……。

少しは自分を省みるべきかしら……。

 

「とりあえずアタイのこいつとやり合うのはヴィオって事で良いのかい?」

「ええ、アナザーにはアナザーです。

アナザーポケモンの扱いはライズの方が一枚上手でしょうけどアナザーポケモンの知識は私の方が上手ですからね。」

「ほう、ならこいつの正体当ててみな!」

 

そういってライムさんはダークボールを放り投げて中に入っているアナザーポケモンをくりだした。

 

「ラドバァァァァァァアアアア!!!!」

 

そのポケモンは全身をセキタンザンのようなコールタールによって全身を包まれており、そのコールタールには全身を覆い尽くす程のとんでもない量の骨がまとわりついており、かなり大型のポケモンの物と思われる巨大な角を持った頭蓋骨の一部を両足に張り付けていた。

 

そしてそのフォルムは……。

 

「まるで……シュニンみたい。」

 

レティがそう呟くのも無理はない。

なぜならこのポケモンは……。

 

「獣竜種 竜盤目 獣脚亜目 鎚竜下目 バルキン科……骨槌竜……『ラドバルキン』……!

言っちゃえばうちのシュニン……『ウラガンキン』の先祖に当たる種類よ。」

 

そう言って私はシュニンをボールから出した。

 

「ンガァァァァァァアアアアア!!!ンガ?」

 

シュニンは出てきたと同時に顎を地面へと叩きつける。

目の前にいるラドバルキンを見つめると首を傾げてお互いに見つめ合う。

 

ガンガンッ!ガンガンッ!

 

ラドバルキンとシュニンは交互に顎を地面へと叩きつけてまるで挨拶をしているように見える。

 

そして二匹揃って私の方へと向く。

 

正直こっちみんなと言いたいけど割と可愛いので許す。

 

「それじゃアタイのラドバルキンとあんたのウラガンキン?でバトルといこうじゃないか!近い種類のアナザーポケモン同士どっちが強いのか!」

「ええ!言っておきますがうちのシュニンは堅いですよ!」

 

 




マグロ「アナザーポケモンの紹介になります。」

ラドバルキン(ほねのよろい)
ゴースト・じめんタイプ
アナザーポケモン

特性:???????


?????(ゴースト 変化)
???????(じめん 物理)
???????(じめん 物理)
????????(ゴースト 物理)
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