未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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すんませんまた執筆途中で寝落ちしました(ヽ´ω`)


少年と双子と必殺級の一撃

 

 

レティ視点

 

~ナッペ山~

 

 

「確かに言うだけのことあるけど踏み外せばすぐに奈落だよ。

勝負と雪山は似てるんだ……あっという間に姿を変える!

テラスタル!!」

 

来た!

 

グルーシャさんは懐からテラスタルオーブを取り出してエネルギーを溜め、チルタリスへと投げた。

 

チルタリスの全身がテラスタルの結晶によって包まれ、それが砕けると中からは全身が結晶化して頭部には巨大な雪の結晶のような形の冠が乗っていた。

やっぱりこおりテラスタル!

 

「いつだって絶望は隣り合わせ。

……震えながら眠って!チルタリス『れいとうビーム』!!」

「チルルルルッ!!!」

 

いきなり仕掛けてきた!

流石にテラスタルの力も合わさってるとなるとタイプ相性で有利でもあんまり受けたくない!

 

「グレンアルマ!『かえんほうしゃ』!!」

「アルマァ!!!」

 

グレンアルマはまた肩のアーマーを腕にスライドさせて両手を組み合わせて砲台へと変形させる。

腕からは『ラスターカノン』を超える勢いで炎が噴射される。

 

グレンアルマの『かえんほうしゃ』とチルタリスの『れいとうビーム』がぶつかり合い、若干『かえんほうしゃ』の方が押されてきている。

 

「このままじゃ不味い……!グレンアルマ!避けて!」

「ッ!!アルマッ!!」

 

グレンアルマはアーマーを元に戻して、すぐに横に避けていく。

 

「逃がさないよ。

チルタリス、『ぼうふう』!」

「チールルルルル!!!」

「グレンアルマ!『めいそう』!」

「アルマッ!!グッ!?」

 

タイプ一致での『ぼうふう』ともなると流石にかなり痛いけど『めいそう』で『とくぼう』を強化すれば無理やり耐えれる!

 

「アルッ!?アッ……アルマッ!?」

 

グレンアルマは『ぼうふう』を耐えきったけど様子がおかしい。

めいそう込みで受けたからダメージはそんなに大きくないはずなのにフラついている。

 

まさか……!?

 

「『こんらん』!?」

「どうやら運が無かったみたいだね。

チルタリス!『れいとうビーム』!」

「チルッタァ!」

「グレンアルマ!無差別でも良いから『かえんほうしゃ』!!」

「アッ……アルッ?……アルマ?」

 

だけどグレンアルマは『こんらん』によって訳も分からずに自分を攻撃してしまった。

更に『れいとうビーム』の直撃を受けて足元を凍らされて回避も困難にされてしまう。

 

『めいそう』があるから耐えられるけどこれ以上は!?

 

「トドメだ『りゅうのはどう』。」

「チィィィィルァァァァアアアア!!!」

 

チルタリスから龍の形をしたドラゴンエネルギーの波動が口から放たれる。

龍はうねりながらグレンアルマの元へと向かっていく。

 

「グレンアルマ!!!」

 

グレンアルマはまだ『こんらん』の影響が強いのかこちらが指示を出していないのにアーマーをスライドさせて砲台を作る。

 

すると頭部の炎が消え去り、全身の炎が腕の砲台へと集中していく。

 

「アッ…….アッ……アルマァァァァァァァァアアアア!!」

 

そして砲台から炎を圧縮したような凄まじい熱を発する砲台が放たれた。

 

砲弾は『りゅうのはどう』の胴体部分を何度も貫通してチルタリスへと向かっていく。

だけど『りゅうのはどう』もこちらのグレンアルマへと向かっていきお互いに技が直撃する。

 

「チルゥゥゥゥウウウウウ!?!?」

「アルマァァァァァァァァアアアア!?!?」

「チルタリス!?」

「グレンアルマ!?」

 

私はすぐにスマホロトムでグレンアルマの能力をスキャンする。

 

すると『かえんほうしゃ』の部分が『アーマーキャノン』という技に変化しようとしていた。

 

ただ無茶して使ったからか完全に覚えられてはいないようだ。

 

グレンアルマは『アーマーキャノン』を放った姿勢のままじっとしており、こちらからは気絶してるのかが良く分からない。

 

対するチルタリスは墜落こそしたけどテラスタルは解除されてない。

 

「危なかった……グレンアルマ戦闘不能だね。」

 

グルーシャさんがそう言うとグレンアルマはその姿勢のまま膝だけ曲がって後ろへと倒れていく。

 

どうやら立ったままだったのは足元が凍っていたからのようだ。

 

「お疲れ様……グレンアルマ。」

 

私はグレンアルマをボールへと戻していく。

 

「いくよ!ハッサム!」

「サムッ!!」

 

私は三匹目にハッサムを繰り出す。

この子はヴィオ姉から貰ったストライクが進化したポケモンだ。

進化できるようにメタルコートを持たせていたらしい。

 

特性はテクニシャン……そして持ち物は『こだわりハチマキ』になっている。

 

「チルタリス……いける?」

「チルッ!」

「わかった……チルタリス!『れいとうビーム』」

「ハッサム!『バレットパンチ』!!」

「ハッサム!!」

「チルッt……チルァ!?」

「なっ!?」

 

ハッサムは凄まじい加速でチルタリスへと向かっていき、『れいとうビーム』を放とうとしていたチルタリスをそのハサミ一つで吹き飛ばして中断させる。

 

そして吹き飛ばされたチルタリスは落下防止用の網に強く打ち付けられて身体がめり込んでおり、そのまますぐにテラスタルが解除された。

 

「…………あれ?」

 

ヴィ……ヴィオ姉……何がどうしたらこうなるの!?

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