未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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すんません寝落ちしました


少年と双子と怪獣大戦争

 

 

レティ視点

 

 

~スター団かくとう組チーム・カーフアジト内部~

 

 

 

……ッ!!

 

オストガロア程じゃないとはいえとんでもない威圧感……!

 

隣にいるヴィオ姉も若干青い顔してる辺りやっぱり相当強いアナザーポケモンなんだと思う。

 

「ヴィオ姉、あのネルギガンテって一体どんなポケモンなの?」

「向こうの世界に存在する新大陸って呼ばれてる新しく発見された大陸にのみ存在が確認されている謎の多い古龍種よ。

古龍種なのもあるから多分タイプにドラゴンは入ってると思うわ。」

「古龍ってことはオストガロアと同じ?」

「えぇ、実際オストガロアとは全く違う種だけど分類としては同じよ。

そもそも古龍っていうのは生態系から逸脱した存在……ネルギガンテも例外ではないわ。

ネルギガンテの逸脱した点……それは古龍種のみを狙って喰らう古龍ってことよ。」

「え?古龍種のみを?」

「ええ、その為か兎に角戦闘に特化したような能力になってて凄まじい再生能力を素で備えてる化け物よ。

あの傷だらけの身体……特徴を見るに特殊個体の方じゃなさそうだけど最低でも歴戦の個体と見て間違いないわ。」

 

歴戦……それだけの数の戦いをオストガロアみたいな強大なポケモン達と繰り広げたんだ……。

 

大丈夫だよね……ライズ君……。

 

「やるぞ……ネクロム!!」

「シ……シ……シカリッ!」

 

ライズ君のネクロズマの額にある万華鏡のような柄の三角の模様から銀色の光が放たれ始める。

 

模様はどんどんせり上がっていって長めの三角柱がネクロムの額から引き抜かれていった。

 

すると白銀の光がネクロムの全身から放たれて姿が見えなくなる。

 

「なっなんなの~!?」

「『ウルトラバースト』よ。

ライズのZリングに付けられたウルトラネクロZっていう特殊なZクリスタルの力でネクロズマが本来の姿を取り戻すのよ。」

 

どんどん光の勢いは弱くなっていってなんとかその姿が少しずつ見えてくる。。

 

身体は関節の部分が無く、腕が反転して脚になっている。

全身を覆っていた紺色の結晶の身体は白銀の輝きを放っていて、2対4枚の大きな翼を持っていた。

その頭部はまるでドラゴンポケモンのような形状になっていてさっき引き抜かれた三角柱の両端が目になっている。

 

「キレイ……。」

 

白銀の輝きを放つネクロムはまるで太陽のようにも月の光を放つようにも見える。

完全に姿が見えるようになってからはオーラ(・・・)のような物を纏っていてとてもキレイな光を放っている。

 

「ん?んんん??」

「どうしたの?ヴィオ姉?」

 

ヴィオ姉がオーラを纏ったネクロムを見てからスッゴく顔を青くしていってる。

一体どうしたんだろう?

 

「ね……ねぇレティ……あのネクロム……どうみてもオーラを纏ってるわよね……。」

「え?確かになんかオーラっぽいの纏ってるけどそれがどうしたの?」

「…………アレ纏ってるってことは多分……全能力が一段階上がってるわ。」

「へ!?」

 

私は思わずすぐにスマホロトムを取り出してスキャン機能をネクロムに向けた。

すると確かにこうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさの全てが一段階上がってるのが確認出来た。

ついでにタイプも変化していてエスパー・ゴーストタイプだったのにエスパー・ドラゴンタイプになっていた。

 

「ネクロム!『フォトンゲイザー』!!」

「クロロロロッ!!!」

「ネルギガンテ!『めつじんけん』!!」

「グロロロロロッ!!!」

 

ネクロムの全身からさっきまでとは桁違いの量のレーザーが発射されてネルギガンテへと向かっていく。

ネルギガンテの巨体も相まって次々と当たって全身に生えたトゲがどんどん折れていくけどそれを気にすること無くネルギガンテは進んでネクロムへとその拳を叩きつける。

 

だけどネクロムは殆どダメージが入ってないみたいだった。

 

「っ!ねぇヴィオ姉!ネルギガンテのトゲがもう生え変わってるんだけどどういうこと!?」

「さっき言った再生能力よ。

ネルギガンテは古龍としての動く災害みたいな能力こそ無いけどあの異常な再生力のせいでとんでもないタフネスを持ってるの。

しかもあのトゲは時間が立つにつれてどんどん黒く変色して硬化して最終的にそれを周囲に飛ばしたりもしてくるわ。

ネルギガンテにとって武器でもあり防具でもあるのよ。」

 

そっか……ネルギガンテは存在そのものが災いみたいなポケモンなんだ……。

 

あれ?なんかそんな感じのポケモン達がこの地方にも居るってレホール先生から聞いたことがあるような?

 

「ネルギガンテ!!破棘滅尽旋・天(はきょくめつじんせん・てん)!!」

「グロロロロロァァァアアアアッ!!!」

「ネクロム!!『シャドーレイ』!!」

「シカリノッ!!!」

 

ネルギガンテが拳を大きく振り上げてから地面を翼の棘で抉りながらネクロムへと向かって突進していく。

ネクロムは全身の光を一点に集中させてネルギガンテを迎え撃つべくレーザーを放つ。

 

レーザーはネルギガンテにぶつかってはいるけど棘が砕けては生え変わってを繰り返していて傷もすぐに再生してる。

 

ネルギガンテがネクロムへと接近すると角を振り上げて全身の棘をネクロムへと飛ばしてぶつけてきた。

 

周囲に飛び散った棘が地面に深く刺さって軽くクレーターを作っているあたり凄まじい威力なのがわかる。

 

だけどネクロムには殆どダメージが入ってなかった。

 

 

 

 

 

 

なにこれ……まるで伝説のポケモン同士の戦いに見えてきた。

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