未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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少年とスター団との決着 その3★

 

 

~ボタン視点~

 

 

不味い……ブラッキーに続いてシャワーズまでやられた。

それに加えてライズのポケモンはまだ一匹も倒れてない。

 

かなり消耗はさせてるとは思うけどそれでも数の不利はかなり大きい。

 

どうにかして複数体を一気に倒さないと。

 

「いけ!ブースター!!」

「スタァァァァアアアアア!!!」

 

今のブースターは私が入手したアナザーポケモン由来の鎧を持たせた結果たてがみがカエンジシのようになり、額から後ろに流れるようにうねる強靭な角、さらにドラゴンポケモンのような翼を手に入れていた。

 

元々の鎧はこんなカエンジシっぽい要素は何処にも無かったんだけどなぁ……。

 

今のブースターのタイプはほのお・ドラゴンに変化していて特性や能力、技まで大きく変化している。

 

「その骨格は……いや、今はいい。

アグナコトル、戻れ。」

「コッ!」

 

ライズはアグナコトルをボールに戻していってヘビーボールを取り出した。

 

ってことはバサルモスだよね……不味いな。

タイプ相性的に不利だ。

 

「いくぞ!グラビモス!!」

「ヴァァァァァァアアアアア!!!!!」

 

っ!?バサルモスじゃない!?

姿がかなり似てる……いつの間に進化させてたの?

 

「グラビモス!先手必勝だ!『じしん』!」

「グラァァァァァァァァアアアアアア!!!!!」

 

不味っ!?

 

「ブースター!飛んで!」

「ブースタッ!」

 

ブースターが翼を大きく羽ばたかせてなんとか『じしん』を回避する。

流石にバサルモス……今はグラビモスだっけ?あの子の『じしん』は相当な威力なのは分かりきってたから受けたらひとたまりもない。

 

「うっ!?きゃぁ!?」

 

っ!?なんて威力!?フィールドの外にいる私ですらまともに立てない程の衝撃!?

 

「ブ、ブースター!『ふんじんばくはつ』!!」

 

ブースターが全身を一瞬燃やしてからグラビモスの周囲に粉塵をばらまいていく。

 

「グラビモス!『ふんか』だ!!」

「ヴァァァァァァァァァァァァアアアア!!!!!」

 

グラビモスが大きく盛り上がった背中から溶岩を噴き出し始めて大量の溶岩と岩を爆発により発射する。

 

「それは悪手だよ!!」

 

グラビモスの噴き出させた溶岩に反応して着火されて一気に爆発する。

 

「なっ!?グラビモス!?」

「グォァァァァァアアアアアアア!?!?!?」

 

流石にあれだけの爆発を一度に直撃すればダメージも期待できるはず!

 

「グラビモス!『がんせきふうじ』!!」

「グルォァァァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

なっ!?

 

「スタァァアアアア!?!?」

「ブースター!?」

 

嘘でしょ!ブースターの『ふんじんばくはつ』によって発生した土煙が晴れてグラビモスの状態を今見たけど軽く身体から岩がポロポロと崩れる程度でまともにダメージが入ってない!?

 

「ブースター!『ドラゴンダイブ』!!」

「ブースタァァァァァアアアア!!!」

 

ブースターがドラゴンエネルギーを纏いながら空からグラビモスへと向かっていく。

でも『がんせきふうじ』の影響を受けているからか動きがかなり鈍くなっている。

 

「グラビモス!『マグマライザー』で打ち落とせ!」

「グルォァァァァァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

グラビモスが背中、腹部、尻尾、角から凄まじい熱線が吐き出させる。

流石にあの熱線はほのおタイプに極端に強いブースターに当たったとしてもかなりのダメージを受けてしまいかねない。

 

「よし!零距離で『ばかぢから』!!」

「グラビモス!尻尾で凪払え!!」

「グォァァァァァアアアアアアア!!!!!」

 

グラビモスが全身を回転させてまるでハンマーのような尻尾をぶつけて吹き飛ばしていく。

 

「ブースター!?」

 

ブースターがグラビモスの尻尾の直撃を受けて大きく吹き飛ばされた。

 

お陰で『ばかぢから』を直撃させる前に大きく距離を取られてしまった。

 

「ブースター!一気に近づいて!」

「グラビモス!『がんせきふうじ』で動きを阻害しろ!!」

「ブースター!『ドラゴンダイブ』で薙ぎ倒して!」

「シャァァァアアアア!!!」

 

ブースターがドラゴンエネルギーを纏いながら飛行してグラビモスの攻撃を悉く粉砕しながら向かっていく。

 

やがて0距離までたどり着く。

 

今だ!

 

「ブースター!『スーパーノヴァ』!!」

「ブースタァァァァァアアアア」

 

ブースターがどんどん全身に炎を纏っていき、どんどん周囲へと赤い粉塵が傘撒き撒き散らされていく。

 

「なっ!?グラビモス!身を守りながら腹部から『マグマライザー』!!」

 

嘘っ!?自爆覚悟!?

 

一気に粉塵に着火していってブースターが吹き飛ばされていった。

 

「ブッ……ブースター!?」

 

吹き飛ばされたブースターは目を回して気絶していた。

 

だけど向こうを見てみると凄まじい音と振動をひきおこしながら倒れていった。

 

お互いに戦闘不能……!

 

ようやく一匹目……!





ブースター(テオのすがた)
ほのお・ドラゴンタイプ
ほのおポケモン

特性:えんおう
自分への接触技を使ってきた相手を確実に火傷にする
自分がほのおタイプの技を使ったターンの最後に相手のポケモンの最大HPの1/16のダメージを与える

『ふんじんばくはつ』ほのお 特殊 威力80 命中100
必ず後攻で発動する。
相手が先にほのおタイプの技を使った場合すぐに爆発して相手を怯ませる。

『スーパーノヴァ』ほのお 特殊 威力150 命中80
当たっても外しても反動で1ターン動けなくなる。
使った後は反動が切れるまでほのおタイプが無くなる

『ばかぢから』
『ドラゴンダイブ』
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