未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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すんません時間が足りないんでポケモンの情報は明日まとめて乗っけておきます。


少年とスター団との決着 その4

アカデミー校庭~

 

「行って!サンダース!!」

「サンダァァ!!」

「いけ!ギギネブラ!!」

「ネビュラッ!!」

 

お互いに一匹ずつ戦闘不能の相討ちとなり、俺達は同時にポケモンをくりだした。

 

こっちか出したのはどく・ドラゴンタイプであるギギネブラで、ボタンが出したのは何やら全身の毛が青白くなっており、前足が黄色の甲殻に覆われとても大きく発達した爪を持っている上に太く発達しており、顔の口部分も黄色の甲殻に覆われと短くも力強さは感じさせる角を持っている。

 

さらに尻尾は長く発達しており、筋肉質に見えるのにしなやかさも兼ね備えているように見えた。

 

見た目からしてでんき・かくとうタイプといったところだろうか?

だがまだ確定ではないから様子見は必要だろうな。

 

「ギギネブラ、まずは様子見だ!『どくびし!』」

「ギギギギッ!!」

 

俺は相手の動きを見るためにギギネブラに『どくびし』を指示する。

『どくびし』は交代した相手をどく状態にするだけで単体だとかなり弱いが二回目を行うことによってその強さは大きく変化する。

二回目のどくびしによる効果は交代してきた相手を猛毒状態にするという非常に強力な効果になり、一部の無効化出来るポケモンを除きほぼ全てのポケモンに連続しての戦闘時間の限界を大きく減少させることが出来る。

 

所謂俗に言う受けポケモン等のその場に居続ける事に意味があるポケモン達にとっては出すことすら難しくなるといあのは死活問題だった。

 

「っ!!サンダース!『ドラゴンクロー』!!」

「ダァァァァァァァァァス!!!!!」

 

やっばり的確に弱点突いてくるよなぁ。

 

「ギギネブラ!『ヘドロばくだん』!『みがわり』!」

「ギギギギギギッ!!!」

 

ギギネブラは尻尾の先にある口のようにも見える部位を大きく広げて地面へと張り付けて紫色のヘドロのようなもので覆われた『みがわり人形』を産んで上空に飛び上がる。

 

サンダースは『みがわり』の効果により攻撃をみがわり人形の方へと向けてしまい、それを攻撃してしまう。

 

するとみがわり人形が爆発してサンダースを大きく後退させる。

 

「『みがわり』に攻撃技をあわせて来るなんて……。」

 

これ自体の発送はヴィオから貰った者だ。

あいつは前世の記憶とやらのお陰か俺達には考え付かないような事をあっさりといくつも思い浮いていく。

 

「サンダース!『らいこうちゅう』!!」

「サンダァァァァァアアアア!!!」

 

サンダースが周囲から青白い電気を集めて玉にして発射してくる。

 

「ギギネブラ!『みがわり』!」

 

俺はギギネブラに再度みがわりを指示して『らいこうちゅう』を防ぐ。

だが二回連続の『みがわり』によってギギネブラの体力は大きく削られていたが、事前に持たせておいた道具のお陰で体力は少しずつではあるが回復している。

 

「っ!『くろいヘドロ』!」

 

流石ボタンだな……こうもあっさりと見抜くとは。

 

ヴィオの奴は何を当然な事をとでも言うかのように話してはいたがこの世界において『くろいヘドロ』のヒエラルキーはかなり低く、また効果に関しても認知度はかなり低い。

 

何故なら自分から好んで己のポケモンへ汚物を渡そうとする奴等基本おらず、若干の毒性に加えてカントーという地方でロケット団が引き起こした事件も大きく関係していた。

 

『くろいヘドロ』は意外なことにどくタイプ限定ではあるが『たべのこし』と同じ効果を持ち、それ以外のポケモンには逆の効果……つまりダメージを与える効果を持っている。

 

普通に考えればこれは欠点でしかないのだがヴィオはこの欠点すらもメリットに変える戦術を知っていた。

 

ホントにあいつの知識は研究者としてもトレーナーとしても興味深いものばかりだ。

 

「サンダース!『インファイト』!」

「ダァァァァァァァァァス!!!!」

 

サンダースが持ち前の素早さを生かしてジグザグに動いてこちらを翻弄しようとしながらギギネブラへと向かっていく。

 

「サンダァァァァァアアアア!!!」

 

サンダースがギギネブラへと向かってその前足を叩きつけようと飛びかかったのを確認してから俺は冷静に指示を出す。

 

「ギギネブラ!『ベノムイーター』!!」

「ネビュルルルルルラッ!!!」

 

ギギネブラがその首を大きくうねらせながら伸ばしてサンダースへと噛みつく。

 

「ダァァスッ!?」

「なっ!?」

 

やっぱり監視してたといっても細かい所の情報までは知らないようだ。

 

「サンダース!『10まんボルト』!!」

「ダァァァッス!!」

 

だがギギネブラにはあまり効いておらず、ギギネブラはさらに噛む顎に力を込めた。

 

「サン……ダッ……ッ!?」

 

サンダースの表情が悪くなっていく。

どうやらどく状態へとなったらしい。

 

「ダァァァァァァァァァス!!」

「っ!?!?ネビュルルラッ!!!!」

 

サンダースが最後のあがきとばかりに先程よりも威力の高い『10まんボルト』を長時間放出する。

 

ゴムのような性質を持ったギギネブラの身体があるとはいえあれだけの電力の攻撃を受け続ければ流石にあまりよくはない。

 

どんどんギギネブラの体色が紺色へと変化していき、特性の発動により火力の上がったギギネブラの攻撃によりサンダースは倒れていった。

 

ギギネブラの体力は半分以下か……きついな。

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