ボタン視点
~アカデミー校庭~
もう最後の一匹……ライズのポケモンはニャンターは眠ってるから大丈夫、アグナコトルは大きく消耗させられている。
そうなるとやっぱり最後の一匹……ビワ姉との戦いの時にチーム・カーフを蹂躙したネクロムってポケモンさえ突破出来れば……。
「いくよ!ニンフィア!!」
「フィィイア!!!」
私は最後の一匹……私の手持ちの中で一番の実力を持ったニンフィアをくりだした。
今のニンフィアはたまたま私が見つけたウルトラホールから流れてきた鎧を持たせた事で他のブイブイ達と同じく大きくフォルムを変えていた。
唯一ニンフィアに持たせた鎧はあのニャンター用のサイズじゃなく人間の大人が着用するような鎧……というか和服に近いものだった。
サイズがサイズだから一部をニンフィアに持たせたんだけどたったそれだけでもフォルムが変化した事からこの鎧の元になったアナザーポケモンは余程力が強いんだろうなぁ……。
ニンフィアの姿はまるで色違いのように美しい青紫と純白の毛に鱗、アグナコトルのような形の魚と爬虫類を合わせたような尻尾に顔や背中にある美しいヒレが生えている。
反面脚の爪が大きく発達してとても鋭く大きくなっている。
だけどこれにニンフィアのリボンが合わさってもとから可愛かったニンフィアがさらに可愛くなった。
ただ……今のニンフィアのタイプはフェアリー・ほのおタイプになってて正直見た目詐欺も良いところだと思う。
「まるで狐のような特徴にアグナコトルのような発達の仕方をした魚竜種の特徴……単純に見ればフェアリー・みずといった所だが……断定するには速そうだな。」
やっぱりライズは見抜いてくるか。
「ニャンター、ゆっくり休んでてくれ。」
ライズはニャンターをボールに戻して腰についてるボール用のホルスターに戻す。
あれ?良くみたらホルスターのボールは6つ……そのうちの一つがガーグァなのは知ってるけどネクロムってポケモンのボールは一体何処に……。
「まさかここまで追い詰められるとは思わなかった。
お互いに実質最後の一匹同士……俺はまだ二匹残ってるが状況的にこいつが突破された時点でアウトだ。
全力でぶつかるから覚悟しておけ!」
そう言ってライズは服の内側からネックレスを取り出してその中央の飾りの一部を外すと一気にサイズがモンスターボールと同じように大きくなった。
まさかあれがモンスターボールの一種だったなんて……。
見たことがないタイプだ……少なくともこの地方やガラル地方じゃ全く流通してないんじゃないかな?
「いくぞ……ネクロム!」
「クロロロロロロロロロロロロッ!!!!!」
ライズがボールを投げるとまるでウルトラホールのようなエフェクトと共に赤く光る発光体と紺色の結晶のような身体を持ったポケモン……ネクロムが現れた。
直接目の前で相対してみると良く分かる。
凄まじい威圧感……今までに出会ったどのポケモンよりも桁違いのオーラを感じる。
一体このポケモンはなんなのだろう……伝説のポケモンと言われても納得出来そうだ。
「いくぞ……ウルトラバースト!!」
「クロロロロロロロロマッ!!!!!!!」
ライズの腕輪に付けられたクリスタルが光り輝くと同時にネクロムの姿が大きく変化していく。
紺色の結晶体が白銀に染まり発光体も白銀へと色を変えてフォルムがドラゴンのような姿へと変わっていった。
もし本当にドラゴンタイプならこちらが有利だけどあのポケモンの強さは十分過ぎるほど見せられている。
「いくよ、ニンフィア!!テラスタル!!」
私は懐からテラスタルオーブを取り出して力を込める。
「フィァァァアア!!!!」
ニンフィアの姿がテラスタル結晶に覆われて頭にハートの形をした冠を被ってピンク色の結晶に身を包まれたニンフィア……フェアリーテラスへと変化した。
するとライズも懐からテラスタルオーブを取り出し始めた。
やっぱりライズもテラスタルをしてくるか……。
「光輝け!!テラスタル!!」
ライズが投げたオーブによるネクロムの全身がクリスタルに覆われ、内側から破り紫色の大きな瞳のような飾りをした冠を頭に乗せているネクロムが現れた。
不味いなぁ……エスパータイプに変化した事でドラゴンタイプが消えてエスパータイプのみになった以上こちらで弱点を突くのは難しくなった。
…………あそこまで強化されたとなるとこっちも様子見なんて言ってられない。
「ニンフィア!『
「フィィィィア!!フィァァァァァァアアアアア!!!!」
ニンフィアが炎を纏った泡を大量に出しながら爆発してして青白い炎を吹き出しながらフォルムを変化させる。
「いくよ!ライズ!!」