未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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すみません、寝落ちしたらスマホの充電切れてデータが多少飛んでしまいだいぶ投稿が遅れました。


紫の少女と無双

ヴィオ視点

 

~ポケモンリーグ会場内部~

 

 

「ナッハッハ!それにしてもやるやん!やっぱ自分おもろいわ!さぁチリちゃん最後の一匹や!気張るでドオー!」「ドォォォオオオ!!」

 

最後の一匹はドオーか……今までの傾向が傾向だから最後のテラスタル枠は別のタイプのポケモンかと思ってたけど完全な統一だったわね。

 

「いてこましたる!ドオー!隆起せえ!」

 

チリさんかテラスタルオーブを取り出してドオーへと投げてテラスタルする。

テラスタルはやっぱりじめんタイプ、つまり一致技の威力がさらに上昇する!

 

「ヤルキモノ!距離を詰めなさい!」

「ウキャ!」

「足元気ィつけや!ちぃと揺れるからなぁ!

ドオー!『じしん』!」

「ドッォォォオオオオオ!!!!」

 

ドオーが一度二本足で立ち上がってから地面へと倒れかかると凄まじい揺れがこの部屋を襲う。

なんか部屋の外からかなりの悲鳴が聞こえる気がするけど気にしたら負けね。

 

それにしてもなんて威力!?地震慣れしている元日本人の私でも立てないレベルの揺れだわ。

 

するとヤルキモノのいる地点で大きな爆発が起きてヤルキモノが大きなダメージを受けているのが見える。

 

見た感じ急所に当たったっぽいわね。

でもその程度であれば!

 

「ヤルキモノ!!『じごくづき』ィィィィイイイイイ!!!!!」

「ウッキャァァァァアアアア!!!」 

「んなっ!?」

「ドっ!?」

 

急所に重い一撃を受けたヤルキモノだけど軽々と耐えて見せてそのままドオーへと向かっていく。

 

確かに急所に当たった時の一撃はかなり重く、どれだけ積み技を詰んでいても意味がない。

 

だけど『しんかのきせき』はバフによる能力上昇ではないから急所のダメージすら軽減する!

 

「ドッ!?」

「ドオー!?」

 

カウンターのように放たれたヤルキモノの『じごくづき』はドオーへと突き刺さり、ドオーをこの部屋の壁まで吹き飛ばしていく。

 

壁にぶつかり、めり込んだドオーはそのまま倒れてクリスタルの体が砕け散り元の姿へと戻っていく。

戦闘不能ね。

 

「ドオー戦闘不能……良く頑張ったで……。

自分やるなぁ!」

 

チリさんはそう拍手しながら言うけどかなり悔しそうにしており、視線は明後日の方を向いている。

 

「あー、ズルいズルい。

こんなんかなわんやん。」

「すみません、ほぼ詰ませるような形のポケモン使ってしまって。

ただ私も今回はかなり本気で来てたので。」

「謝らんでええよ、ただチリさんかがまだまだやったってだけの話やし。

まぁあそこまで行けば負けたこっちがスカッとするほど気持ちええストレート負けなんやもん。

実技テストを突破出来るトレーナーはほんの一握りなんやけどヴィオなら問題ないやろうな。」

 

正直戦法が戦法だから若干申し訳なさがあるわね……。

 

「四天王二人目はもっと強いからきばるんやで。

おーい!次出番やでー!」

 

するとチリさんは背後にある扉へと振り向き、大きな声で呼び掛ける。

 

「はーい!」

 

すると扉から出てきたのはポピーちゃんだった。

そういえば彼女も四天王って言ってたけどマジだったのね……。

どう考えても歴代最年少間違いないでしょうね……。

 

「チリちゃん負けちゃったんですー!?」

「せやねん~ごっつ強かったわぁ。横で見学しとるからチリちゃんの仇取ったってね。」

「わかりましたの!

折角の二次試験ですけどおねーちゃんはここでバイバイ……ポピーのポケモンちゃんみーんなカッチカチですので!

やわーいこうげきなんてへっちゃらもへもへなんですの。」

 

ポピーちゃんのその顔には余裕の表情を浮かべており、明らかに強者の余裕であることがすぐ分かる。

とはいえこちらもガチで勝ちに来てる。

そう簡単にやられてたまるもんですか。

 

 

「おいでなさーいな!ポピーのおともだち!」

「パオォォォオオオン!!」

 

っ!?ダイオウドウ!?見た目に反してホントにゴッツイの出してきたわね!?

はがねタイプメインならこっちはこの子よ!

 

「行くわよ!ピカ様!」

「ピッカァ!」

 

私はここでピカチュウを出す。

もちろんライチュウに進化させてないのはわざとであり、道具に関してもしっかりと『でんきだま』を持たせている。

 

ピカチュウは『でんきだま』を持つことによりこうげき、とくこうが二倍になり、どちらも種族値的には100を越える化物へと変化する。

 

しかしそれはあまり知られてないようでチリさんからは困惑、ポピーちゃんからは余裕の表情が見て取れた。

 

「やっちゃえダイオウちゃん!パオーンとふんづけあそばせー!」

「パオォォォオオオン!!!」

「ピカ様、行けるわね?」

「ピかピッカァ!」

 

そしてここで私はライズ達にも秘密にして特訓させていたある技を指示する。

 

「ピカ様!『ばちばちアクセル』!!」

「ピーカピカ!!」

「パォォォオオオオ!?!?」

「ダッ……ダイオウちゃん!?」

「なんや今の動き!?」

 

ピカ様はまるで瞬間移動したかのような動きでダイオウドウへと突撃してダイオウドウを大きく後退させる。

 

この技は『しんそく』が確定急所技になったような仕様の技であり、たとえダイオウドウでも受ければ大ダメージとなる。

 

さぁピカ様!叩き潰すわよ!

 

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