未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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すんません、また寝落ちです。


紅の少女と激戦

 

 

レティ視点

 

 

~コサジの小路~

 

 

 

「ファイアローで『こだわりメガネ』とか読めねぇよ!?

つか何をどう考えたらそんな戦術出てくんだよ……。」

 

あはは……これ実は元々ヴィオ姉のアイデアなんだよなぁ……。

ヴィオ姉曰く一回やられたことがあるって聞いたけどやっぱりヴィオ姉の前世でもあまりにも初見殺し過ぎてそうそう読まれなかったらしい。

 

あとは持ち物をわざと持たせないで『アクロバット』を使わせるっていう戦術も聞いた。

 

持ち物を持たせない事にはあまりメリットは無いんだけどファイアローの特性『はやてのつばさ』は無傷の状態なら全てのひこう技が『でんこうせっか』みたいな先制技になるっていう特性なのもあって物理技だと『ブレイブバード』みたいな強力な技との相性がすこぶる悪いんだよね。

 

でも『アクロバット』は持ち物さえ持っていなければものすごい威力になるし先制でそれをノーリスクで使えるなら確かにそれもありなんだろうなぁ。

 

まぁでも正直この必中メガネ『ぼうふう』のが多分相手からしたら相当きつそうだけど。

 

ヴィオ姉曰くファイアローは物理系で強力な技を覚えやすくて逆に特殊攻撃だと若干扱いにくいような技ばかりを覚えるから物理型がメジャーなだけで能力的にはどっちに片寄らせても問題ない能力らしい。

 

まぁでもヴィオ姉はわざマシンを使っても覚えられるまともな特殊技が『ぼうふう』、『エアスラッシュ』、『かえんほうしゃ』、『ねっぷう』、『ソーラービーム』……リスク覚悟なら『オーバーヒート』、『はかいこうせん』くらいしか覚えられないのもあってタイプ補完がまともに出来ないのがなぁってぼやいてたっけ。

 

「仕方ねぇ……いくぜ!キョジオーン!」

「ォォォオオオオ!」

 

今度はキョジオーン……相性最悪だなぁ……。

しかも特性次第ではあるけど状態異常はまともに入らないし『しおづけ』はあまり受けたくはない。

それに加えて案の定キョジオーンもキョジオーンで緑色の苦そうなオーラを纏っている。

 

苦い上にしょっぱいってそれなんの罰ゲーム?

 

「ごめんファイアロー!戻って!

いくよ!カマスジョー!」

「カマッス!!」

 

私はとりあえずこの雨を無駄にしないためにカマスジョーをくりだした。

 

ただカマスジョーはみずタイプだからもし攻撃を耐えられちゃうと『しおづけ』ですごいダメージ受けちゃうんだよなぁ。

 

とはいえ今回のカマスジョーは『こだわりハチマキ』を持たせている上に雨で特性『すいすい』が発動してみずタイプの技の威力も上がっている。

 

流石に倒せる……よね?大丈夫だよね?

 

「カマスジョー!『アクアブレイク』で一気に倒しちゃって!!」

「キョジオーン!受け止めろ!」

「カマママママママ!ジョォォォォオオオオオ!!」

「ッ!?!?!?ォォォォォォォオオオオオオ!!!」

 

嘘っ!?カマスジョーの最高火力をみずタイプが弱点のキョジオーンが真正面から受けきった上に動きを止めた!?

 

「ォォオオ……ォォオオ……ォォオオ……。」

 

とはいえキョジオーンもただでは済まなかったようで尋常じゃないくらいに消耗しているのがよく分かる。

とはいえ両腕で捕まれて身動きを封じられたらカマスジョーの身体じゃ攻撃がとどかない。

 

「カ、カマスジョー!『アクアブレイク』で暴れて抜け出して!」

「やらせるか!キョジオーン『ストーンエッジ』!」

「カマッ!カマカマカマカマカマカマ!」

「ォォォォォォォオオオオオオ!!!ォォオオ!!」

「カマァァァァァァアアア!?!?!?」

 

しまった、『ストーンエッジ』は当てにくいけど身体を拘束された状態じゃ関係ないんだ……急所に当たりやすい効果も合わさってカマスジョーの急所に入ってしまったらしくカマスジョーは一撃で戦闘不能になった。

 

「カマスジョー、お疲れ様。

いくよ!ファイアロー!」

「ァァァァァアアアロ!!」

「キョジオーン!『ストーンエッg……』。」

「ファイアロー!『ぼうふう』!」

「ファイア!ァァァァァアアアロ!!」

「ォォォォォォォオオオオオオ!?!?!?」

 

ペパーの指示が届くよりも速くファイアローは行動してキョジオーンをかなり強力な竜巻に閉じ込める。

 

キョジオーンに対してひこうタイプの技は効果は今一つだけどカマスジョーがかなりの大ダメージを与えてくれていたのもあってなんとか倒しきることに成功していた。

 

キョジオーンが特殊に対してあまり耐久力が無いのと『しおづけ』を覚えさせてないっぽいのが助かった……。

 

「だぁぁ、耐えきれなかったか!?

そのファイアロー強すぎちゃんだぜ……。

いくぜスコヴィラン!」

「スコッ!!」

「ファイアロー!『ぼうふう』!」

「ァァァァァアアアロ!!」

「スコォォォォォオオオオ!?!?!?」

「雨だから避けらんねぇしやっぱ耐えきれないか!?」

 

流石にくさタイプのスコヴィラン相手なら一撃で倒すことが出来る上に先制必中の為あっさりと倒すことに成功した。

 

ただこのタイミングで『あめ』が止んでしまい、ここでファイアローの強みが使えなくなってしまった。

 

時間を稼がれちゃったか……。

 

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