今回のネモはゲームと比べて編成が全て変わっている上に強さがイカれたレベルの強化を受けております。
どうぞお楽しみに
ヴィオ視点
~テーブルシティ『中央広場』~
チャンピオンの証であるリボンを受け取った私はトップの言っていた口振りに若干の嫌な予感を感じながらリーグ施設を出る。
すると案の定ネモが出入口のすぐ目の前で待ち伏せしており、ぶっちゃけだいぶホラーでしかなかった。。
ネモの用件はと言うとようやくチャンピオンランクまで上がった私……いや、私とレティ、ライズの三人と本気のバトルをしたいとの事だった。
まさか私達三人と同時にやりたいと言い出すのは予想外だったけど正直な所私としては断る理由も無かったから承諾してライズとレティの二人と一旦合流する事にしたんだけど……ここでオモダカさんがある提案をしてきた。
『戦うのであれば貴女方にはもっとふさわしい場所があるのでは?』
結果として私とネモが必死に悩んだ末に出てきた答えこそが今私達がここにいる『テーブルシティ』なわけだ。
どうもオモダカさんや他の皆が色々と噂を広めてくれてたみたいで中央広場には沢山の観客が集まりつつあった。
良く見るとナンジャモも配信の準備をしながら待機してる。
「もうすぐだよ……。」
すでにネモは中央でボールを持ちながらウズウズした様子で待機している。
私はさっき合流したばかりのレティとライズと一緒にネモのいる場所へと進んでいく。
私達がネモのいる場所へ進むにつれて周囲がざわついてくる。
「来たね、三人共。
……チャンピオンレベルの実力者同士のポケモン勝負。
噂を聞きつけて皆も集まってるみたい。」
「大方噂を流したのはオモダカさんとかナンジャモ辺りだろうからな……流石に噂が広まるのか早い。」
「あっははは!確かにあの二人ならおかしくないね!」
ライズの言葉にネモが面白そうに笑い始める。
でも流石にこの人数の観客は今までのジム戦以上だったのもあってちょっと緊張……緊張……あれ?しないわね。
なんだかんだで色々ありすぎたのかしら……こんな状況でもリラックスしている自分がいるのに私は内心驚いていた。
「ここにいる全員!みーんなの前で……わたしが一番楽しみなんだよ!」
「だろうな……。」
「見ただけで分かるしね。」
「戦闘狂だもの。」
「え!?え!?そんな私戦闘狂に見える!?」
「「「当然。」」」
むしろ目と目が合ったらポケモンバトルとかいうのをこの地方で実践しているのはネモくらいだと思うわ。
「まぁ何でもいいや……ともかく、舞台は整った!
わたしの本気の力と……実った君達の力。
どっちが強いのか勝負しよっ!」
「「「望むところ!」」」
今回のバトルはネモが私達三人と戦いたいと言っていた為にかなり変則的なルールにしている。
流石に三連戦は時間がかかりすぎてしまうんじゃないかと危惧していたらオモダカさんがあるルールを提案してくれた。
ネモはフルパーティーで普通にバトルになるけど私達三人は2匹ずつのポケモンを選択する。
今回はバトル中の交代無しの勝ち抜き戦で私、レティ、ライズの順にポケモンを戦わせていく。
テラスタルは私達三人の中から一人だけとの事だったのでこっちは最後の砦であるライズに任せておき、私達はそれに備えて出来るだけネモのポケモン達を消耗させる。
もしくはライズの出番が来る前に倒しきるのが目的といった所ね。
「レティ、頑張りなさいね。」
「ネモも全力だ、気を付けろよ?」
「うん!」
まずは私達の中からレティが最初にトレーナーの待機場所に移動してボールを起動する。
「ずっとずーっと待ってたの!
最高の勝負……始めるよ!」
ネモはそうものすごく好戦的な目をしながら満面の笑みでボールを構えている。
「うん!私達も全力で相手するよ!」
「よーし!燃えてきたぞー!
じゃあ最初は君からだ!いっくよー!『ガムート』!!」
…………ゑ?
「パォォォォォォオオオオン!!!!」
「っ!!!!なんてプレッシャー……またとんでもないの捕まえたねネモ。
よーし!いくよ!レギィ!」
「レギァァァァァァアアアアアア!!!!!」
…………あの、そのガムートなんかやたらとバカデカイんですけど。
というか雪が鎧のように纏わりついててめっちゃ他の個体よりも白いんだけど……。
「…………よりにもよって銀嶺……二つ名個体って……。」
「ヴィオ、あいつに関しても知ってるのか?」
「えぇとりあえず言えることは……レティのレギィとはすこぶる相性が悪い上にめちゃくちゃ耐久が高いポケモンということね。」
正直な所先方でネモがいきなりこんなレベルのポケモンを出してきた辺り私はなにかすごく嫌な予感がしてきた。
…………まさかね?
ガムート(ぎんれいのすがた)
こおり・じめんタイプ
アナザーポケモン
H:200
A:130
B:100
C:70
D:70
S:30
特性:『????』