未来と古来と異界のポケモン   作:クロマ・グロ

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すんません……また寝落ちです。

っていうかここ最近毎日寝落ちしてます……疲れてるのかな?


少年と双子とX四天王(青電主)

 

 

ヴィオ視点

 

 

~テーブルシティ『中央広場』~

 

 

 

「ガムート、お疲れ様。」

 

ネモは気絶したガムートをボールへと戻して次のボールを構え始める。

 

「ふふふっ!まだまだこれからだよ!

いっけぇ!ライゼクス!」

「ライザァァァァァァァアアアアアアア!!!!」

 

ネモは今度はライゼクス……しかも最初から既に電荷状態になっていて全身が黄緑色に光っている。

 

というか最初からって時点でもうどうみても青電主ですありがとうございました。

 

「ヴィオ、あいつの事は分かるか?」

「ええ、最初から電荷状態……あの緑色の光を放っている状態になっているわ。

通常の個体は電荷状態になるまでにある程度時間を必要とするわ。

でもあの個体は常に全身が電荷していると見たわ……おそらくだけどガムートと同じく二つ名を持つ個体……『青電主ライゼクス』よ。」

「『青電主』……?」

 

まぁガムートと比べると字面からはちょっと想像しにくいわよね。

 

たださっきのガムートが本来モンハン世界には無かった古龍のような天候の変化を起こしてるって事はライゼクスも……。

 

「いっくよー!ライゼクス!『特性発動』!」

「ライザァァァァァァァアアアアアアアアアアア!!!!」

 

ネモの合図を聞いたライゼクスが咆哮を上げると全身から稲妻が迸り地面へと吸われていく。

 

すると黄緑色のエレキフィールドのようなエリアが生成されていった。

 

「っ!『エレキフィールド』!?」

「いや、明らかに色や地面から放たれる電気量がおかしい!!」

「…………嫌な予感しかしないのよね。」

 

ライゼクスは二つ名の個体として生まれると電気を生成する器官が過剰発達して常に全身に纏わせて消費しているくらいだ。

 

この世界に来た影響てライゼクスにもまた古龍クラスの特性が付与されていても不思議じゃない。

 

私は青電主の事に関する記憶をいくつか掘り出していくとあることに気がついてバッグから『じしゃく』を取り出した。

 

すると地面へと凄い勢いで引き寄せられているのが分かる。

 

通りで若干バッグが重く感じたわけね。

 

「レティ!このフィールドにはかなり強力な電磁力が放たれてるわ!ボルンガの鎧が下に引き寄せられて動きにくくなってるかもだから気をつけて!」

「うぇ!?わ、分かった!」

「流石ヴィオ、『パルスフィールド』の事も一発でバレちゃったか。」

 

バルs……げふんげふん、『パルスフィールド』……なるほどね、やっぱり『エレキフィールド』とは別物な訳ね。

 

そうなると他のX二つ名四天王も同じような特性を持っている可能性が高いわね。

 

「ボルンガ!『どろあそび』!」

「ボルァァァァァァアアアアア♪」

 

レティの指示でボルンガは地面に泥を産み出してその泥に身体を擦り付けて鎧のように更に身に纏う。

 

「ライゼクス!『ドラゴンダイブ』!」

「ライザァァァァァァァアアアアアアア!!!!!」

 

流石にその隙を簡単に見逃してくれるほどネモは甘くない。

ライゼクスは一瞬急上昇してからドラゴンエネルギーを纏いながら突撃してくる。

 

「ボルンガ!『アイアンヘッド』!『もろはのずつき』!」

「ボルァァア……ッ!?」

 

ボルンガが『アイアンヘッド』の為に額にはがねエネルギーを溜めると何故かボルンガの頭が一気に地面に引き寄せられて貼り付けにされる。

 

というかボルンガに電気がまとわりついて明らかに怯んでおり、誰がどうみても『まひ』状態に陥っていた。 

 

「ボルンガ!?」

「隙ありだよ!!」

「ライザァァァァァァァアアアアアアア!!!!!」

 

ライゼクスの『ドラゴンダイブ』はそのままボルンガに引き寄せられるように急加速を引き起こし、ボルンガへと直撃していく。

 

ボルンガは鎧の影響もあって物理的な攻撃にはかなり強い方とはいえ流石のこの攻撃はかなりきついのでは無いだろうか?

 

「ボルッ!?ボルァッ!?ァァァァアア!?」

 

ボルンガは大きく吹き飛ばされて地面を転がっていく。

 

それにしてもさっきの『ドラゴンダイブ』……明らかにおかしかった。

若干電気も纏っていたように見えたけど私がおかしいと感じたのはそこじゃない。

 

「…………あのポケモン……自分が産み出した電気で生成した電磁力を自在に操るのか。

ボルンガの鎧は全部磁力に反応する金属製……これはすこぶる相性が悪いな。」

「ええ、それにさっきの『まひ』もじめんタイプを持っているボルンガに与えられた辺りでんきタイプじゃないとかなり危険でしょうね。」

「ボルンガ!」

「させないよ!もう一度『ドラゴンダイブ』!」

「ライザァァァァァァァアアアアアアア!!!!!」

「ボルッ……!ァァァァァァアアアア!?!?!?」

 

レティはボルンガに避けるよう合図を出すけど麻痺しているボルンガは動きが著しく鈍くなっていて、軽く痙攣を起こしていた事から動けなくなる現象……通称麻痺バグをひいてしまっていたようだった。

 

「ボルァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアア!?!?!?」

 

そのまま『ドラゴンダイブ』はボルンガへと明らかにおかしい引き寄せられるような動きで直撃していき、ボルンガは戦闘不能になってしまった。

 

 

二匹目が無傷の状態でこっちが1匹枚数差をつけられてしまったわね……これは結構不味いかもしれないわね。

 

 

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