ヴィオ視点
~テーブルシティ『中央広場』~
「うん、ポケモンとの絆はレティが一番。
ポケモンの知識と頭の回転はライズが一番。
でもヴィオは強さと戦術に関してはやっぱり三人の中でも断トツだね。
ちょっと温存してる余裕無さそう!ライゼクス!」
「ライザッ!」
っ!来た!
「いくよ!『ブルーボルテージ』!!」
「ライッ!ザァァァァァァァァアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
ライゼクスの翼、尻尾、鶏冠等の蛍光緑に発光していた部位が青白い輝きを放ち始めた。
ライゼクスというモンスターの発電能力が過剰発達したことにより発生した特殊個体……このポケモンは二つ名の通り青白く発光したこの姿こそが真の姿だ。
「さぁ!もっともっと私に君達が実った姿を見せて!」
オストガロアは引き寄せこそまともに効かないけど流石にこの巨体じゃ避けるのは困難。
ならあれを使うしかないわね。
「オストガロア!背電殻を帯電させてパージ!鎌盾!」
「ッ!ロロロァッ!!」
オストガロアは即座にラギアクルスの背電殻を己の触腕による筋肉の振動を利用して発電し、帯電状態にしてから周囲にバラバラにばらまく。
そしてウラガンキンの顎殻を捨てて両方の触腕を骨の海に沈めて矛砕きダイミョウザザミの爪と鎧裂きショウグンギザミの鎌を装着する。
「まるでギルガルドみたい!面白い!
じゃあ私もいっくよーー!!!
ライゼクス!『ドラゴンダイブ』!!」
「ライザァァァァァアアアアアア!!!!!!!」
ライゼクスがドラゴンエネルギーと共に青白い雷光をも身に纏いながら突撃してくる。
恐らく受ければでんきタイプの追撃かなにかが入ってしまうだろう。
なら取れる手段としてはやっばり一択になる。
「オストガロア!『キングシールド』!!」
「オロロッ!ッッッッッ!?!?!?」
「ラッ!?ライザッ!?」
オストガロアは高度を確保してから急降下してきたライゼクスを真正面からその巨大な蟹爪で受けきる事に成功していた。
「なっ!?それってギルガルドの!?」
やっぱりこの手の専用技はそのポケモンしか使えないっていう先入観が強いみたいだから読まれにくいわね。
まぁでもこんな人目のある……というか注目されてる場所で使っちゃったから次以降は確実に警戒されそうなのよねぇ。
とはいえ『ドラゴンダイブ』が接触技なのもあって相手のこうげきを一段階下げることが出来たのは大きいわね。
「やばっ!?」
「『
「オロロロロァァァァァァアアアアア!!!!」
「ライゼクス!『ゼクスカリバー』!!!」
なっ!?5つ目の技!?フォルムチェンジで技が変更になるタイプということ!?
「ライッザァァァァァァァァアアアアアアアアア!!!!」
ライゼクスの周囲に大量の落雷と着弾地点に電磁力を発生させた放電が発生する。
複数の落雷がオストガロアにぶつかってその動きを阻害するけどその程度で完全に封じられるほどこの子は弱くない。
だけど動きが鈍っている間にライゼクスは鶏冠に先程の『ライトニングブレード』とは桁違いな程に大きさも、収束率も何もかもが大きい青白い巨剣を作り出す。
オストガロアも力任せに電磁力による引き寄せを突破して鎧裂きショウグンギザミの大鎌を振るうがそれに立ち向かうようにライゼクスの『ゼクスカリバー』がぶつかり合う。
相手の攻撃は電気だからつばぜり合いしてる時に感電しないか若干心配だったけど気刃というだけあって鎧裂きショウグンギザミの鎌にはなにかオーラのようなものが纏われており、接触部の電気エネルギーを弾いていた。
だけどこれだと埒が明かないわね……ただでさえオストガロアは動きが鈍ってるからこれ以上力を込めるのは難しそうだし。
なら別のベクトルから試してみるべきね……。
「オストガロア!鎌の付いてる左触腕のみで『ドラゴンブラスター』!!
鎌にエネルギーを纏わせて!!」
「ッ!!オルルロロァァァァァァァァァァァアアアアアアア!!!」
オストガロアは補食したモンスターのエネルギーを全て体内に溜め込んで混ぜ合わせ、龍属性エネルギーとして溜め込んでるからあれだけの高出力の攻撃を放てる。
だけどそのエネルギーをただ放出するだけじゃなく刃に纏わせ、補助に使ったのならそれは圧縮率次第で尋常じゃない威力の刃となり得る。
オストガロアが数多の竜や龍を喰らってきた象徴であるエネルギーはやがてショウグンギザミの刃を越えてライゼクスのゼクスカリバーまで
青白い雷と赤黒い雷……真逆の色を持った雷の剣同士のつばぜり合いは……。
「ライザァァァァァアアアアアア!?!?!?」
「ライゼクス!?」
赤黒い雷を纏った巨剣……オストガロアが勝利したのだった。
能力紹介
ライゼクス(青電主の姿)
アナザーポケモン
でんき・ドラゴンタイプ
(電荷) (青電荷)
H:80 H:80
A:100 A:120
B:60 B:60
C:100 C:140
D:60 D:60
S:100 S:140
特性:『せいでんしゅ』
・戦闘に出た最に一度だけ5ターンの間フィールドの状態を『パルスフィールド』へと変更する。
・『ブルーボルテージ』を使用した最にフォルムチェンジ及び種族値変化、『ライトニングブレード』を『ゼクスカリバー』へと変更
『パルスフィールド』
・生物すら引き寄せるほどの膨大な電磁力が迸るフィールド
・グランドコートによる効果延長不可
・でんき技の威力1.5倍
・『ふゆう』やひこうタイプ等の浮いているポケモンがじめんタイプの技に当たるようになる(ただし『でんじふゆう』のみ効果はない)
・回避率が常に-1段階される
・はがねタイプの技使うとでんきタイプ以外のポケモンだった場合強制的にまひ状態になる
わざ
『ドラゴンダイブ』
『ライトニングブレード』
でんき 特殊 威力80 命中95
・相手の能力変化の影響を受けない
『サンダーパルス』
でんき 特殊 威力75 命中100
・相手を打ち落とす
・はがねタイプのポケモンへの攻撃の場合必中
『ブルーボルテージ』
でんき 変化
・青電荷状態へとフォルムチェンジさせる
・3ターンの間常に『じゅうでん』状態になる
『ゼクスカリバー』
でんき 特殊 威力120 命中ー
・相手の能力変化の影響を受けない
・必中
・相手のBとDを比べて数値が低い方でダメージを計算させる